# 榎戸輝揚の研究ウェブページ [最終更新 2024-07-28] 京都大学 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 物理学第二分野 宇宙線研究室 理化学研究所 開拓研究本部 榎戸極限自然現象理研白眉研究チーム [日本語版 :jp:](https://hackmd.io/@tenoto/B1vizpKfD)/[English version :us:](https://hackmd.io/@tenoto/H16x24O2a) ![Enoto Laboratory](https://raw.githubusercontent.com/tenoto/repository/master/momotaro/image/enotolab_cislunar_science_fy2024.png?raw=true =800x449) ## :octopus: 最近の成果や話題 :::warning - 2024-11-24 :lightning: 金沢市・森町壱番町で雷雲プロジェクトのサイエンスカフェを行いました。[twitter/X](https://x.com/teru_enoto/status/1860492443478884421) - 2024-10-24 :moon: 銀河宇宙線で月の水資源を探査する MoMoTarO ミッションを物理学会で発表したM1の2人、小俣君と中山君が、[第79回年次大会(2024年) 日本物理学会学生優秀発表賞](https://jps.or.jp/activities/awards/gakusei/2024a_student_presentation_award.php)を受賞しました。 - 2024-10-24 :moon: [中性子で月の水資源を探す―エネルギーの異なる中性子を組み合わせ、水の存在量と深さを測定できる―](https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-10-23-0) を京都大学、理化学研究所、立命館大学、聖マリアンナ医科大学、JAXAからプレスリリースしました。([Kusano et al., 2024](https://doi.org/10.1016/j.pss.2024.105968)) - 2024-10-19 :moon: 京都大学の第9回市民講座「物理と宇宙」で「[オープンサイエンスで開拓する月面物理学](https://www.scphys.kyoto-u.ac.jp/news/public_lecture_data/shimin2024/shimin2024.pdf)」の公開講演を行いました。 ::: ## :cat: どんなチーム? 宇宙や地球の極限的な自然現象は、人類未踏の科学フロンティアです。榎戸は、宇宙で最強の磁石星「中性子星」をX線で観測し、天体物理学の研究を行ってきました。その測定技術を応用し、雷や雷雲という極限自然現象で生じる放射線の研究にも挑戦しています。世界的にも珍しい日本海沿岸の冬季雷を対象に多地点観測網を構築し、雷での光核反応の解明など高エネルギー大気物理学という分野を開拓します。このプロジェクトの理念は Collective Power of Science。単一の巨大装置ではなく、多数の装置を有機的に結びつけ科学成果を出していく発想です。この言葉には、学術系クラウドファンディングやオープンサイエンスも活用し、科学を研究者に閉ざさず、社会との協調のなかで文化として捉えなおしたい想いがあります。この理念を軸に、複数の超小型衛星をスケーラブルに協調運用する新しいX線観測に挑戦し、重力波天文学や系外惑星のテーマも視野に入れた宇宙の研究に応用したいと考えています。このような視点のもとに、榎戸極限自然現象理研白眉研究チームの時代には、理研白眉プロジェクトとして[「高エネルギー大気物理学の開拓と次世代の宇宙観測への応用」](https://www.riken.jp/research/labs/hakubi/e_extr_nat_phenom/)を主要な研究課題としてプロジェクトを進めました。超小型衛星 NinjaSat によるX線天体の観測に加え、京都大学では、銀河宇宙線で生成される中性子を用いた月面の水資源探査、それを発展させた月面天文台の計画なども進めています。 <!-- - [研究室の紹介スライド (pdf)](https://www.dropbox.com/s/9qhnopuw7pmbgf9/200709_cpr_enotolab_intro.pdf?dl=0) {%slideshare https://www.slideshare.net/TeruakiEnoto1/collective-power-of-science-highenergy-atmospheric-science-238158018 %} --> <!-- - [研究発表スライド(ドクセル)](https://www.docswell.com/user/teruaki_enoto) --> <!-- --> <!--![](https://i.imgur.com/W09CA7E.jpg)--> <!-- - 研究室の紹介動画 {%youtube SoNmD9Avrec %} --> ## :earth_asia: アクセス - 所在地 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 京都大学大学院 理学研究科 物理学第二教室 宇宙線研究室 理学部5号館 328号室 (内線 3858) <!-- ### 理化学研究所・榎戸極限自然現象理研白眉研究チーム - 所在地 〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1 国立研究開発法人 理化学研究所 研究本館 604,606,608,610 開拓研究本部 榎戸極限自然現象理研白眉研究チーム - [理研へのアクセスと構内地図](https://www.riken.jp/access/wako-map/) (研究本館は1の建物) --> ## :monkey_face: チームメンバー ### :monkey: 京大CRメンバー (主に一緒に研究中) - 辻 直希 (研究員) -- MoMoTarOプロジェクト/雷雲プロジェクト - 行方 宏介 (白眉助教) -- 恒星フレア - 鶴見 美和 (D1,学振DC1) -- 雷雲プロジェクト/MoMoTarOプロジェクト - 井上 峻 (D1,学振DC1) -- X線天文学 (恒星フレア) - 永井 悠太郎 (D1,量子フェロー) -- X線天文学 (X線パルサー) - 前田 涼太 (M2) MoMoTarOプロジェクト - 斉藤 裕次郎 (M2) X線天文学 (X線パルサー) - 中山 和哉 (M1) MoMoTarOプロジェクト - 小俣 雄矢 (M1) MoMoTarOプロジェクト - 加藤寛之 (M1) X線天文学 ### :monkey: 理研極限自然現象理研白眉研究チーム OB/OG メンバー(客員研究員は*) - [榎戸 輝揚](https://hackmd.io/@tenoto/rJAstJRfw) (理研白眉チームリーダー/京都大学准教授, 604号室) [[履歴書]](https://www.dropbox.com/s/irup6ius3ui5vk8/enoto_cv_japanese.pdf?dl=0) - 深谷 香織 (理研・アシスタント,2020/01-2023) - 徳久 有子 (理研・アシスタント,2024/03-2024/10) - 加藤 陽 (研究員, 2020/04-, 608号室) - 沼澤 正樹 (都立大学・特任助教) ← (理研・特別研究員, 2020/04-2021/09) - 長岡 央 (立命館大学・准教授) ←(理研・研究員 2021/04-2023/05) - 辻 直希 (京都大学・研究員) ← (理研・特別研究員 2022/04-2023/03) - DINIZ Gabriel Sousa (ブラジル) ← (理研・特別研究員/JSPS外国人特別研究員 2020/04-2022/12, 京都大学/JSPS外国人特別研究員 2022/12-2024/04) - [和田 有希](https://yuuki-wd.space/) (大阪大学・助教) ← (理研・基礎科学特別研究員 2020/04-2021/04) - 木邑 真理子 (金沢大学・理工研究域 先端宇宙理工学研究センター・テニュアトラック助教)←(理研・基礎科学特別研究員 2020/04-2023/06) - 川室 太希 (大阪大学助教) ← (基礎科学特別研究員, 2022/02-, 606号室) - 山田 智史 (理研玉川高エネルギー宇宙物理学研究室) ← (基礎科学特別研究員, 2022/04-, 608号室) - 鶴見 美和 (京都大学) ← (理研・研修生/理研・研究パートタイマー/青山学院大学 2021/04-2022/03) - 谷口 絢太郎 (理研・研究パートタイマー/早稲田大学 2021/02-2024/03) - 加藤 大輝 (青山学院大学) ← (理研・研修生/理研・研究パートタイマー/青山学院大学 2022/05-2023/03) - 原口 泰雅 (理研・研究パートタイマー, 2020/10-11) - HU Chin-Ping* (國立彰化師範大學・助教授) ← (京都大学白眉チーム時代・JSPS研究員 2018/11-2020/11) - 一方井 祐子* (金沢大学・准教授) ## :bird: メンバー募集 大学院生は京都大学の物理学・宇宙物理学専攻から受け入れています。研究員は以下の枠組みで受け入れています。 - 京都大学 - [白眉プロジェクト](https://www.hakubi.kyoto-u.ac.jp) - 日本学術振興会 - [特別研究員 PD](https://www.jsps.go.jp/j-pd/) - [外国人特別研究員](https://www.jsps.go.jp/j-fellow/) ## :fox_face: プロジェクト 私たちの研究チームでは、雷雲や雷での高エネルギー現象を解明を目指す「雷雲プロジェクト」、超小型衛星によるX線望遠鏡 NinjaSat、月面の水資源を宇宙線が生成する中性子で探すプロジェクト、宇宙X線による中性子星やマグネターの観測的研究などを進めています。また、これらをオープンサイエンスの枠組みで推進する活動もしています。 ![ThundercloudProjectEmblem](https://github.com/tenoto/repository/blob/master/growth/emblem/Thundercloud-emblem-regular.png?raw=true =120x120)![NinjaSatEmblem](https://github.com/tenoto/repository/blob/master/ninjasat/emblem/png/ninjasat_emblem-400px.png?raw=true =120x120)![NICER](https://raw.githubusercontent.com/tenoto/repository/master/nicer/NICER_Logo.png =190x128) ### :lightning: 雷雲プロジェクト 身近な雷という現象から、予想もされていなかったガンマ線が検出されるようになりました。これは雷のトリガーが何かという謎を解く新しい鍵であるだけでなく、火星や木星、原始惑星系円盤でも起きているであろう雷までスコープに入れれば、宇宙の強電場で起きる物理現象に新しい視点を与えています。私たちは、世界的にみても強力な日本海沿岸の雷雲を観測対象とし、冬季雷からの放射線の精密観測を行うことで、雷が光核反応を起こすことを世界に先駆けて観測的に発見しました。雷は原子核現象を起こすのです。これまでは電波や可視光で観測されてきた雷を、私たちは市民サイエンスの視点も取り入れた多地点での放射線観測網で捉え直し、雷雲の中でおきる様々な高エネルギー大気現象を解明していきます。いまパラダイム・シフトがおきつつある「雷放電と雷雲の高エネルギー大気物理学」という新しい学術分野を自分たちの手で作り上げます。 - 学術系クラウドファンディング academist [「カミナリ雲からの謎のガンマ線ビームを追え」](https://academist-cf.com/projects/?id=16) - FabCafe[「雷雲プロジェクト:不思議な雷雲ガンモを探せ」!](https://fabcafe.com/jp/labs/kyoto/thunderstorm/) - Enoto, Wada et al. ["Photonuclear reactions triggered by lightning discharge"](https://www.nature.com/articles/nature24630), Nature volume 551, 481–484 (2017) - [出版論文一覧(ADS)](https://ui.adsabs.harvard.edu/public-libraries/NEXUZ5uATYaFPJQxcvs9lQ) ![雷放電](https://github.com/tenoto/repository/blob/master/growth/photonuclear_reaction_press_release_ill_J.jpg?raw=true =600x428) 雷放電で発生する光核反応の模式図 {%youtube ZgQLdRz2pBE %} --- ### :satellite: 超小型衛星 NinjaSat あらゆる分野において、科学プロジェクトの巨大化が起きています。この理研白眉研究チームに通底するマインドは “Collective Power of Science” です。これは、単一の超弩級戦艦を作るのではなく、1台1台はシンプルな性能をもつ装置を多数運用することで、1台の巨大装置ではできない科学観測を行うというもので、雷雲の地上観測網もまさにそれです。この発想を、宇宙にも展開したいと考えています。高い感度を実現するには大きな宇宙望遠鏡が必要ですが、最近の技術進展を活用して 6U CubeSat サイズの超小型衛星で宇宙X線観測を実現できる体制に挑戦します。国際宇宙ステーションに2017年に搭載された大面積X線望遠鏡 Neutron star Interior Composition ExploreR (NICER) の望遠鏡と検出器技術などをスピンオフすることで、シンプルな小型X線望遠鏡を実現し、衛星艦隊として運用することで観測ギャップを低減しつつ、広い天体強度に対応できる観測体制を目指します。これは大型衛星とは相補的で、教育と研究の両方を視野に入れたプロジェクトで、現在準備中の「NinjaSat」プロジェクトは2022年度の打ち上げを目指しています。 ![雷放電](https://github.com/tenoto/repository/blob/master/ninjasat/3dcg/NinjaSat_image_01.png?raw=true =600x428) 超小型X線望遠鏡 NinjaSat (3D CG は株式会社カシカガクさんの製作) {%youtube 9Ue59p5NLlc %} --- ### :moon: 中性子による月水資源の探査 我々が発見した雷での光核反応では中性子が大気中に放出されることが明らかになりました。その検出を目指して、ガンマ線と中性子のパルス波形を弁別可能な新型の中性子モニタの開発を進めています。中性子は水分で散乱されやすい性質を利用すると、この中性子モニタは非接触の水分検出器としても使うことができます。そのため、雷の基礎物理的な研究だけではなく、腐食した配管に貯まる水分の検出に使うなど、今後のインフラの劣化が予想される日本での工的応用も視野に入れて、民間企業・工学研究者との打ち合わせを行っていきます。また、月面探査者(ローバー)に搭載すれば、月面の水資源探査にも活用できると予想され、惑星科学者とのコラボレーションも立ち上げています。 ![MoMoTarO](https://github.com/tenoto/repository/blob/master/momotaro/image/momotaro_project_concept_illustration.jpg?raw=true =600x338) --- ### :star: 宇宙X線によるマグネターの観測的研究 これまでX線天文学で研究してきた、中性子星やその中でも最も磁場の強い天体「マグネター」で起きている強重力、高密度、強磁場、高速回転、強輻射場などの極限物理の現象の解明に、多波長観測や、新しい解析手法のアプローチを駆使して挑戦します。NICER が日々モニターしているブラックホールや中性子星のデータ解析はもちろんのこと、電波望遠鏡を使ったパルサー観測なども併用して、マグネター進化の解明や、宇宙論的な距離で起きる謎の電波バースト Fast Radio Burst (FRB)の解明、あるいは近傍の恒星フレアが系外惑星に与える影響をお隣さんの恒星系プロキシマ・ケンタウリの高エネルギーモニター観測などを通して挑戦するなども行います。また、超小型衛星では全天で最も明るいX線星「さそり座X-1」をモニターし、その準周期振動の観測から自転周期を長期推定することで、将来に重力波干渉計で期待されている定常重力波の発見に貢献します。 - 宇宙科学研究所 ISAS ニュース・宇宙科学最前線[「中性子星の織りなす物理の魅力」](http://www.isas.jaxa.jp/feature/forefront/180618.html)(2018-06-18) - academist Journal [星の死後にできた中性子星の謎とは? – 雷雲プロジェクトの立役者、京大・榎戸輝揚特定准教授に聞く](https://academist-cf.com/journal/?p=6527)(2017-11-24) ![Neutron star](https://raw.githubusercontent.com/tenoto/repository/master/nicer/neutron_star_image_riken.jpg =600x444) --- ### :hatching_chick: オープンサイエンス: 新しい科学の形 単に科学研究の成果を誰もがアクセスできるようにするという狭義の「オープンサイエンス」を超えて、誰もが科学研究に参加できるという広義の「オープンサイエンス」のあり方も模索しています。前職の京都大学では、友人たちと2016年に京都オープンサイエンス勉強会というのを立ち上げ、月に1回のKYOTO オープンサイエンス・ミートアップというイベントを開催してきました。2020年に東京での開催もめざし、今は「オープンサイエンス・ミートアップ」という名前で活動しています。また、オープンサイエンスやシチズンサイエンスを根付かせるために、日本版AAAS設立準備委員会のメンバーとしても活動しています。 - [オープンサイエンス・ミートアップ](https://jp-open.science) (勉強会のメインページ) - [Open Science Meetup](https://fabcafe.com/jp/labs/kyoto/open_science_meetup/?fbclid=IwAR0yvhowFhHkIkZehJgCYpOMbef8NoxCQqQKpYssILN9sY7mp5E0lxRaQW0) (FabCafe / MTRL Kyoto) - [STI Horizon 誌のインタビュー記事](http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-STIH5-1-00161.pdf) (2019年 Vol.5 No.1) - [日本版AAAS設立準備委員会](https://jaas.group/) ![京都オープンサイエンス・ワークショップの様子](https://raw.githubusercontent.com/tenoto/repository/master/openscience/P1050730-credit.jpg =600x428) {%youtube dTb0gcIDNBo %} ## :notebook: 研究成果 ### :tv: プレスリリース 理研白眉チーム前の成果も含みます。 - 2024-10-24 :moon: [中性子で月の水資源を探す―エネルギーの異なる中性子を組み合わせ、水の存在量と深さを測定できる―](https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-10-23-0) -- 京都大学、理化学研究所、立命館大学、聖マリアンナ医科大学、JAXA - 2024-02-15 :star: [高速電波バーストの謎に迫るマグネターの双子グリッチ―銀河系内マグネターSGR 1935+2154のFRB前後にグリッチを発見―](https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-02-15) -- 京都大学、理化学研究所ほか - 2023-07-10 :lightning: [シチズンサイエンスで挑む雷の謎―宇宙線と雷雲の相互作用は、雷の始まりに影響を与えるのか?―](https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2023-07-10-1) 京都大学、理化学研究所、金沢大学、早稲田大学ほか - 2022-09-30 :lightning: [「世界初 雷雲のガンマ線イメージングに成功 -雷雲中の電子加速や放射の解明に期待」](https://www.riken.jp/press/2022/20220930_1/index.html) 早稲田大学、理化学研究所ほか - 2021-04-09 :crab: [「宇宙の灯台『かにパルサー』に隠れていたX線のきらめき」](https://www.riken.jp/press/2021/20210409_1/) 理化学研究所ほか - 2020-10-05 :star: [「宇宙最強の磁石星『マグネター』に新天体-国際宇宙ステーションのX線望遠鏡NICERが活躍-」](https://www.riken.jp/press/2020/20201005_2/) 理化学研究所ほか - 2019-06-26 :lightning: [「金沢市の高校で捉えた放射線バーストで雷発生の瞬間に迫る」](https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2019/6437/) 東京大学ほか - 2018-05-29 :lightning: [「雷雲に隠れた天然の加速器を雷が破壊する瞬間を捉えた -放射線・大気電場・電波による高エネルギー大気現象の観測-」](http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2018/180517_2.html) 京都大学ほか - 2017-11-24 :lightning: [「雷が反物質の雲をつくる -雷の原子核反応を陽電子と中性子で解明-」](http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2017/171123_1.html) 京都大学ほか - 2007-10-05 :lightning: [「日本海側の冬の雷雲が40秒間放射した10 MeVガンマ線を初観測」](https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2007/18.html) 東京大学ほか ### :pushpin: 研究活動 - 2024-10-19 :monkey: 大学で極める学問発見サイト・夢ナビで、「[宇宙の謎と人類の月面進出に放射線測定で挑む!](https://yumenavi.info/vue/lecture.html?gnkcd=g014489&SerKbn=4)」というオンライン講義と、オンライン研究室見学を実施しました。153名の高校生が見学に参加しました。[実施結果レポート(アンケート結果)](https://www.dropbox.com/scl/fi/cu7kweccota4q9lopwjch/2024.pdf?rlkey=fpfj3rb0w04kdjztasbd27wdj&dl=0) - 2024-10-18 :derelict_house_building: 「[京都大学ビジュアルブック2024](https://my.ebook5.net/kyoto-u/visual_book2024_jp/)」で、私たちのチームの「宇宙世紀を支える、月の水資源とシスルナ科学」が紹介されました(p.5)。([京都大学のプレスリリース](https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2024-10-15-0)) - 2024-09-02 :star: 榎戸チームリーダーが国際天文連合のDivision D High Energy Phenomena and Fundamental Physics(高エネルギー宇宙物理分科)のVice-Presidentに就任しました。[IAU](https://www.iau.org/science/scientific_bodies/divisions/D/members/) - 2024-07-12 :airplane: 榎戸チームリーダーが、イタリアで行われた国際会議["Seventeenth Marcel Grossman Meeting"](https://indico.icranet.org/event/8/)で招待講演を行いました。 - 2024-07-04 :moon: 京都大学で[MoMoTarO Workshop 2024](https://sites.google.com/kyoto-u.ac.jp/momotaroworkshop2024/home)を開催しました。 - 2024-06-29 :satellite: キューブサットX線衛星 NinjaSat で、中性子星と低質量の恒星からなるX線連星 EXO 0748-676 を観測し、Type I X線バーストを検出しました。[[ATel](https://astronomerstelegram.org/?read=16678)] - 2024-06-26 :star: 井上峻さん(博士課程1年)の["High-velocity Blue-shifted Fe xxv Heα Line during a Superflare of the RS Canum Venaticorum–type Star IM Peg"](https://iopscience.iop.org/article/10.3847/2041-8213/ad5667)がApJ誌に出版されました。[[X/twitter](https://x.com/teru_enoto/status/1800756270343024751)] - 2024-06-25 :airplane: 榎戸チームリーダーが、台湾で行われた国際ワークショップ["Localization of fast radio bursts in Taiwan 2024"](https://events.asiaa.sinica.edu.tw/workshop/20240624/)で招待講演を行いました。 - 2024-06-19 :earth_africa: 榎戸チームリーダーが、国際天文連合(IAU)の「高エネルギー現象と基礎物理分科」 (Division D High Energy Phenomena and Fundamental Physics)の副代表(Vice-President)を2024-2027年の3年間で担当することになりました。[[IAU](https://iau.org/news/announcements/detail/ann24018/#d)] - 2024-06-14 :tada: 京都大学の物理学・宇宙物理学専攻のローレンツ祭で、宇宙線研究室の廊下で、宇宙の遥か彼方からやってきた宇宙線が大気にぶつかって降り注ぐ空気シャワーの見えない粒子を可視化した「宇宙線屏風」を展示しました。[[X/Twitter](https://x.com/teru_enoto/status/1801237240024301828)] - 2024-06-01 :tada: 榎戸チームメンバーの榎戸、辻、一方井、鶴見らで、WATSON科学教室第4弾[「~モノづくりが繋ぐ科学の世界~宇宙とチョコの不思議な出会い」](https://note.com/watson_japan/n/n3833dd490f58)に登壇しました。 - 2024-03-01 :star: 榎戸が参加するキューブサットX線衛星 NinjaSatで、新発見の降着型のミリ秒パルサー SRGA J144459.2-604207 を観測し、3発の Type I X線バースト(中性子星の表面で発生する爆発的な核融合反応)の検出に成功しました [[Astronomers Telegram](https://www.astronomerstelegram.org/?read=16495)] - 2024-02-15 :star: Chin-ping Hu さん(元客員研究員)、成田拓仁さん(京都大学博士課程)、榎戸チームリーダーが["Rapid spin changes around a magnetar fast radio burst"](https://www.nature.com/articles/s41586-023-07012-5)をNature誌に出版し、[「高速電波バーストの謎に迫るマグネターの双子グリッチ―銀河系内マグネターSGR 1935+2154のFRB前後にグリッチを発見―」](https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-02-15)をプレスリリースしました([view-only pdf](https://rdcu.be/dyDzM))。[[マイナビニュース](https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240216-2885115/)] - 2024-01-17 :rocket: JAXAの国際宇宙ステーション[i-SEEP/SPySE利用実験有償公募](https://humans-in-space.jaxa.jp/kibouser/subject/invitation/more/73825.html)で、「月の水資源探査と月面物理学を創成するMoMoTarO 実験の宇宙実証」が選定されました。 - 2024-01-15 :medal: 榎戸チームの第1期の基礎科学特別研究員の木邑真理子さん(現在金沢大学、榎戸チームの客員研究員)が「多波長観測と数値計算によるコンパクト星への突発的ガス降着メカニズムの研究」で[天文学会の研究奨励賞](https://www.asj.or.jp/jp/news/item/prize2023_list.pdf)を受賞されました。 - 2023-12-14 :medal: 榎戸チームの基礎科学特別研究員の山田智史さんが「近傍超/高光度赤外線銀河の包括的な多波長研究と超大 質量ブラックホールと銀河の共進化機構への示唆」で[第40回井上研究奨励賞](https://www.inoue-zaidan.or.jp/b-01.html?eid=00057)を受賞されました。 - 2023-09-22 :lightning_cloud: 榎戸チームリーダーが[宇宙線研究所乗鞍観測所70周年で記念講演](https://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/news/14141/)「雷と雷雲の高エネルギー大気物理学の進展」を発表しました([記事](https://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/news/14068/))。 - 2023-08-10 :medal: 榎戸輝揚が京都大学創発PIの称号を付与されました。 - 2023-08-10 :satellite: 谷口絢太郎(研究パートタイマー/早稲田大学)、鶴見美和(京都大学/青山学院大学)らのメンバーが、米国ユタ州で開催された[Small Satellite Conference の 31st Annual Frank J. Redd Student Competition](https://smallsat.org/students/previous-winners) で第三位(3rd Place)を受賞しました。[[twitter]](https://twitter.com/SmallSat/status/1689772418032979976?s=20) - 2023-08-05 :newspaper: 京都新聞2023年8月5日の夕刊一面で「科学発展の鍵は『あなた』、『シチズンサイエンス』京滋で広がる、市民がデータ収集、大発見も」として雷雲プロジェクトが掲載されました。[[電子版]](https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1080107?gsign=yes) - 2023-08-05 :satellite: 榎戸チームリーダーがJAXAのオンラインセミナー[「熱い宇宙を開拓しよう--X線分光撮像衛星XRISM--」](https://edu.jaxa.jp/news/2023/j-0714.html)で[「光であそぼ。色で考える天文学」](https://www.docswell.com/s/teruaki_enoto/57V42V-2023-08-05-165050)の一般向け講演を行いました。[[動画]](https://edu.jaxa.jp/news/2023/j-0714.html ) - 2023-07-24 :newspaper: 雷雲プロジェクトが[朝日新聞「雷の引き金は? 市民と大学が「共同研究」 自宅に観測装置、データをツイート」](https://www.asahi.com/articles/DA3S15698223.html)で取り上げられました。 - 2023-07-23 :newspaper: 榎戸チームリーダーが[京都新聞「雷の発生メカニズム解明へ 市民サポーターと挑む、京都大理学研究科准教授」](https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1070645)として、取り上げられました。 - 2023-7-21 :moon: 辻直希特定研究員(京都大学)の[2023年度京都大学SPIRITS2提案「中性子イメージング技術の開拓と多分野への 応用展開」](https://www.kura.kyoto-u.ac.jp/support/ekkyo/spirit2/)が採択されました。 - 2023-07-16 :newspaper: 雷雲プロジェクトが京都大学新聞でとりあげられました。 - 2023-07-12 :lightning: 鶴見美和さんが、JPGUの大気水圏科学セッションで[優秀発表賞](https://www.jpgu.org/ospa/2023meeting/)を受賞しました。 - 2023-07-04 :lightning: 鶴見美和さん(京都大学・特別研究学生、青山学院大学、元理化学研究所・研究パートタイマー)が主著の論文["Citizen Science Observation of a Gamma-Ray Glow Associated With the Initiation of a Lightning Flash"](http://dx.doi.org/10.1029/2023GL103612)が Geophysical Research Letters から出版されました!シチズンサイエンス「雷雲プロジェクト」で雷の発生と雷雲ガンマ線の関係を調べた成果です!7月10日に京都大学他からプレスリリースしました。([京都大学](https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2023-07-10-1)、[理化学研究所](https://www.riken.jp/press/2023/20230710_2/index.html)) - 2023-03-11 :star: 理研チーム1年目に基礎科学特別研究員で来てくれた[木邑真理子さん](https://www.nature.com/articles/d41586-023-00660-7)と[和田有希君(現阪大)](https://www.nature.com/articles/d41586-023-00661-6)がNature誌の日本の5人の若手研究者特集に出てた!それぞれブラックホールなどの天文学、雷の高エネルギー物理も含む大気科学で第一線の研究者です! - 2023-02-23 :moon: 超小型衛星利用シンポジウム2023 で榎戸チームリーダーが[「月の水資源探査と素粒子・宇宙観測を同時に行う MoMoTarO 計画」](https://aerospacebiz.jaxa.jp/jaxa-smash/cubesatlv2023/)を発表しました。動画が公開されています。 - 2023-01-19 :medal: Gabriel Diniz 研究員が [EPL (formerly Europhysics Letters) Distinguished Referee in 2022 (A letters of journal exploring the frontiers of physics)](https://www.epletters.net/distinguished-referees/) に選ばれました! - 2023-01-12 :star: 榎戸チームリーダーも共著の日本の電波望遠鏡で初めての Fast Radio Burst の結果が[プレスリリース](https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2023/8244/)になりました。[Iekeb et al., 論文](https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2023/8244/)と、[これまでの振り返りツイート](https://twitter.com/teru_enoto/status/1614423808508833792?s=20&t=gDLbEumb4uIrdWR7q9uaQw)です。 - 2022-12-07 :lightning: シチズンサイエンスの雷雲プロジェクトで、2022年度の最初の雷雲からのガンマ線が自動アラートで検出され、[ツイッターで報告](https://twitter.com/thdr_proj/status/1600124595650015232?s=20&t=QUFmb7Gx2lTmgWTzWxOTGA)しました。 - 2022-12-01 :lightning: 榎戸輝揚理研白眉チームリーダー、鶴見美和さん(研修生・研究パートタイマー)、一方井祐子さん(客員研究員)ほかが出演した、[NHK コズミックフロント「雷 〜知られざる全貌に迫る〜」](https://www.nhk.jp/p/cosmic/ts/WXVJVPGLNZ/episode/te/QNPKWLJVN7/)で雷雲プロジェクトが取り上げられました。 - 2022-11-18 :satellite_antenna: 榎戸チームリーダーが、[「福井工業大10mアンテナを用いたセンチ波観測で展開するサイエンスの検討」研究会](https://sites.google.com/view/fut10mws/スケジュール)で「電波とX線の同時観測によるパルサー・マグネター研究」の招待講演を行いました。 - 2022-11-12 :moon: 谷口絢太郎君、鶴見美和さん他が複数大学のM1メンバーと提案した「水資源探査のための月周回衛星“Izumi”」 が、[衛星設計コンテスト](http://www.satcon.jp/review/)第30回最終審査会で設計大賞・文部科学大臣賞を受賞しました!おめでとうございます。 - 2022-11-01 :train2: 榎戸チームリーダーが京都大学・物理学・宇宙物理学専攻物理学・物理学第2教室の准教授に着任しました。理化学研究所の理研白眉研究チームリーダーも兼務します。 - 2022-10-21 :star: 埼玉大学で 10月19-21日まで開催された [第1回 XRISM Core-to-Core Science Workshop](https://www.oai.saitama-u.ac.jp/core2core/events/202210sw/202210sw.html) で、井上峻君(M1)のポスター発表「Coronal line diagnostics of quiescent phase, flares, and CMEs of active stars:Toward understanding the stellar activity effects on exoplanets」が優秀ポスター賞を受賞しました。 - 2022-10-03 :moon: 榎戸チームリーダーが京都国際会議場で開催された [Science and Technology in Society forum (STS forum) 2022](https://www.stsforum.org/kyoto2022/) の "Young Leaders Program: a dialogue between Young Leaders and Nobel Laureates" に参加しました。 - 2022-09-30 :moon: 榎戸チームリーダーがISAS 惑星探査ワークショップ 2022で招待講演["Utilizing neutron exploration of lunar water resources for astronomy and particle physics"](https://www.docswell.com/s/teruaki_enoto/K7PQ75-2022-09-30-212907)を行いました。 - 2022-09-30 :lightning: 早稲田大学の片岡研究室とともに、榎戸チームリーダーや和田客員研究員の成果が [「世界初 雷雲のガンマ線イメージングに成功 -雷雲中の電子加速や放射の解明に期待」](https://www.riken.jp/press/2022/20220930_1/index.html) としてプレスリリースされました。(論文 [E.Kuriyama et al., "Compton Camera Imaging of a Gamma-Ray Glow From a Thunderstorm", Geophysical Research Letters, 2022](https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1029/2022GL100139)) - 2022-08-31 榎戸チームリーダーが[永岡文部科学大臣の理研視察で面談](https://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2022/20220831.html)しました。 - 2022-08-27 榎戸チームリーダーの記事「中性子星の磁気圏活動から迫るFRB (Fast Radio Burst)」が[天文月報2022年9月号](https://www.asj.or.jp/jp/activities/geppou/item/115-9_574.pdf)に掲載されました。 - 2022-08-21 当チームの木邑真理子基礎科学特別研究員のブラックホールの研究が8月21日の東京新聞朝刊科学面に取り上げられました![ウェブ記事](https://www.tokyo-np.co.jp/article/197234) - 2022-08-05 榎戸チームリーダーがRCNP研究会「低エネルギー核物理と高エネルギー天文学で読み解く中性子星」で、[Closing Remark](https://www.docswell.com/s/teruaki_enoto/5M8R25-2022-08-05-170318)を行いました。 - 2022-07-09 金沢市内で[「シチズンサイエンス・ワークショップ:雷から文化を創造する」](https://sites.google.com/view/citizenscience-ws-thdr)を開催しました。第1部の講演とパネルディスカッションは zoom 配信、第二部のワークショップは現地参加でした。[NHK で報道](https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20220709/3020012000.html)されました。 - 2022-06-27 :tada: 京都大学の MACS 教育プログラムの一環で、理研との共同での[スタディグループ2022「理化学研究所とMACSを繋ぐパイプライン」](http://www.sci.kyoto-u.ac.jp/ja/academics/programs/macs/sg/sg2022/)で本年度は榎戸チームで2名を受け入れることになりました。 - 2022-06-12 :tada: 榎戸チームリーダーが [TEDxTokyo 2022](http://tedxutokyo.com/)に出演しました。 - 2022-05-18 :tada: 基礎科学特別研究員の木邑真理子さんが[第1回マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞(JST)](https://www.jst.go.jp/diversity/researcher/mscaward/award2021.html)を受賞しました![NHK でも報道](https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220518/k10013630981000.html)されました。 - 2022-05-18 :tada: 基礎科学特別研究員の木邑真理子さんを中心とする東京大学・理化学研究所のチームによる白色矮星の多波長・高速測光の研究成果が[プレスリリース](https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2022/7889/)されました。([論文](https://academic.oup.com/pasj/advance-article/doi/10.1093/pasj/psac027/6582894?login=true)) - 2022-05-07 :robot_face: 榎戸チームリーダーが理研の高梨博士が趣味で自作している粒子加速器を見学し、[tweet](https://twitter.com/teru_enoto/status/1522899094888325120?s=20&t=yJryLZPJye6cEkSD3X6Gsw)したところ、話題になりました。 - 2022-05-06 :book: [Science に載った日本人研究者2021](https://www.asca-co.com/company/pdf_japanese_scientists/Science_2021.pdf)(p.26)に榎戸チームリーダーが掲載されました。 - 2022-4-28 :tokyo_tower: 東京スカイツリーに榎戸チームが中心に開発してきた放射線モニター「コガモ」と「アメアガリ」が設置され、東京スカイツリーからの[プレスリリース](https://www.tokyo-skytree.jp/press/post/523)がと理化学研究所からの[プレスリリース](https://www.riken.jp/pr/news/2022/20220428_3/index.html)が出ました。[(tweet)](https://twitter.com/teru_enoto/status/1523964989391785984?s=20&t=bt-38N6qaKuXg4l9O1g8OQ) - 2022-04-23 :satellite: [キューブサットX線衛星NinjaSatの紹介動画](https://www.youtube.com/watch?v=9Ue59p5NLlc)が公開されました。 - 2022-04-23 :tada: 理研・和光キャンパスの一般公開で、榎戸チームリーダーが、[サイエンスレクチャー①「シチズンサイエンスで挑む雷の謎」](http://openday.riken.jp/off_line_contents.html)でお話しました。 ファシリテーターはウェザーニューズ予報センターの森田清さんです。 - 2022-04-01 :+1: 研究チームの新メンバーとして、辻直希さん(特別研究員)、山田智史さん(基礎科学特別研究員)が着任しました。 - 2022-03-18 :satellite_antenna: 国立天文台を中心に榎戸チームリーダーも入ったプロジェクトで、日本の電波望遠鏡を使って初めての Fast Radio Burst (FRB) の検出に成功しました [Astronomers Telegram #15285](https://www.astronomerstelegram.org/?read=15285) - 2022-03-16 :medal: 2022 HEAD Bruno Rossi Prize は、Keith Gendreau 博士、Zaven Arzoumanian 博士と、NICER チームが受賞しました。榎戸チームリーダーも [NICER チームのメンバーとしての受賞](https://head.aas.org/rossi/rossi.recip.html#2022_nicer)です。 - 2022-03-11 :tv: 榎戸チームリーダーが3月11日の[サイエンスフロントMITAKA「シチズンサイエンスで挑む雷の謎」](https://peatix.com/event/3148393/view?k=8fe479ef11387a7856629088cec149dc2f0070f2)で講演しました。 - 2022-03-02 :female-student: 研修生の鶴見美和さんの学士論文「シチズンサイエンス「雷雲プロジェクト」の放射線モニタ『コガモ』による雷雲ガンマ線の観測と解析」が、2021年度青山学院大学・物理学科の卒研発表会の最優秀賞に選ばれました! - 2022-02-28 :moneybag: 榎戸チームリーダーの科学研究費補助金の提案、基盤研究A 「高エネルギー大気物理学の手法で挑む雷トリガー機構の解明」が採択されました。 - 2022-02-22 :satellite: 1月18日に行われた超小型衛星利用シンポジウムの[「銀河宇宙線を用いた月面の水資源探査を行う1Uサイズ放射線モニタの開発」](https://www.youtube.com/watch?v=DjHZrgLCS3E)の発表動画が YouTube に公開されました。 - 2022-02-10 :moon: [JAXA(宇宙航空研究開発機構)国際宇宙探査センターの2021年度 月面での科学研究・技術実証ミッションにかかるフィジビリティスタディテーマ選考](http://www.exploration.jaxa.jp/news/20220210.html)で、榎戸チームリーダーが提案した「水資源探査とも連携した宇宙の暗黒時代に迫るガンマ線・低周波電波の月面天文台」が「課題B:世界をリードする科学成果の月面活動からの創出」の2採択課題のひとつに採択されました。 - 2022-02-09 :page_facing_up: ガブリエル海外特別研究員他による [Atmospheric Electron Spatial Range Extended by Thundercloud Electric Field Below the Relativistic Runaway Electron Avalanche Threshold](http://doi.org/10.1029/2021JD035958)が JGR Atmosphere が出版されました。 - 2022-01-20: :tv: 榎戸チームリーダーが2月14日22:00-23:30のKagaQで、[「月夜サイエンス」第38夜で「"雷で生じる反粒子" シチズンサイエンスで進める身近な物理学」](https://kagaq-20220214.peatix.com/)のタイトルで講演します。 - 2022-01-18 :tv: 榎戸チームリーダーが、JAXA超小型衛星シンポジウム2022で[「銀河宇宙線を用いた月面の水資源探査を行う1Uサイズ放射線モニタの開発」](https://aerospacebiz.jaxa.jp/cubesatlv2022/3-1_detail_technology.html)という内容で講演しました。[講演資料](https://aerospacebiz.jaxa.jp/cubesatlv2022/sessions.html)は公開されています。 - 2022-01-08 :tv: 榎戸チームリーダーの記事がサイエンスZEROの["博士が子どもだたころ"](https://www.nhk.jp/p/zero/ts/XK5VKV7V98/blog/bl/pkOaDjjMay/bp/pg1Xdd6Zn4/)に掲載されました。 - 2021-10-17 :bird: 榎戸チームリーダーが日本物理学会誌の解説記事で描いたプロットの英語版が、[Astro Plot of the Week](https://twitter.com/PlotAstro/status/1449726079451734016?s=20)の投票で今週の1枚に選ばれました。 - 2021-10-15 :newspaper: 当チームの研究提案「雷トリガーの謎に挑むシチズンサイエンス「雷雲プロジェクト」のプラットフォーム構築」が理研所内の令和3年度研究データ利活用推進支援課題(研究DX化推進ファンド)に採択されました。 - 2021-10-12 :tv: NHK Science View で[Lightning Superbolts That Cause "Annihilation"](https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/scienceview/20211012/2015264/)のテレビ番組で当チームの研究が掲載されました。 - 2021-10-06 :book: 榎戸チームリーダーと安武伸俊(千葉大学)が書いた[「宇宙観測で見えてきた中性子星の状態方程式」](https://www.jps.or.jp/books/gakkaishi/2021/10/76-10.php)が日本物理学会誌10月号に掲載されました。この解説記事の図1の英語版は [GitHub](https://github.com/tenoto/stellar_mass_and_radius) に公開されています。 - 2021-10-05 :book: 榎戸チームリーダーらの、新しいマグネターの発見論文["A Month of Monitoring the New tar Swift J1555.2−5402 during an X-Ray Outburst"](https://iopscience.iop.org/article/10.3847/2041-8213/ac2665)が、Astrophysical Journal Letters から出版されました。 - 2021-10-01 :star: 沼澤正樹・特別研究員が都立大学に栄転しました。 - 2021-08-18 :book: 榎戸チームリーダーも参加した研究会報告が出版されました (一方井祐子, 小野英理, 榎戸輝揚,[「シチズンサイエンスの多様性:日本における課題を考える」](https://doi.org/10.18960/seitai.71.2_91),日本生態学会誌 (2021))   - 2021-08-11 :star: 15年ぶりに明るくなった再帰新星「へびつかい座RS Oph星」の NICER 観測の結果を[Astronomers Telegram #14850](https://www.astronomerstelegram.org/?read=14850)に報告しました。続報も報告しています([ATel #14864](https://www.astronomerstelegram.org/?read=14864))。 - 2021-08-10 :star: [~中性子星の観測と理論~研究活性化ワークショップ 2021](https://indico2.riken.jp/event/3725/overview) を2021年8月10-12日にオンラインと理化学研究所で開催しました。 - 2021-08-06,13,20 :rocket: [SpringX超学校・宇宙大好き人間「大集合!」](https://kc-i.jp/activity/chogakko/space-lover/index.php) で榎戸チームリーダーが「第2回 手作り宇宙望遠鏡で体感するブラックホール」という話をしました。 - 2021-08-09 :star: 今年の6月3日に発見された新マグネター Swift J1555.2-5402 について、速報を [arXiv](https://arxiv.org/abs/2108.02939) に出しました。 - 2021-07-07 :book: 榎戸チームリーダーが朝日新聞(朝刊26面)の「学びを語る」のコーナーで「科学ファン増やして文化に」取り上げられました。[デジタル版](https://digital.asahi.com/articles/DA3S14964597.html?iref=pc_rensai_article_long_290_next ) - 2021-06-29 :egg: [「創発的研究支援事業」の研究者として萩生田文部科学大臣と榎戸チームリーダーが対談しました。](https://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2021/20210629.html) - 2021-06-28 :book: RIKEN research で当研究室のかにパルサーの観測結果を取り上げていただきました。["Giant pulses have gigantic levels of energy"(pdf)](https://www.riken.jp/medialibrary/riken/pr/publications/riken_research/2021/rr202106.pdf) - 2021-06-11 :satellite: 超小型X線衛星 NinjaSat の[ツイッターアカウント](https://twitter.com/ninjasat_xray)の運用を開始しました。 - 2021-06-09 :tada: 沼澤正樹・特別研究員の木星のX線観測に関する[論文](https://academic.oup.com/pasj/advance-article-abstract/doi/10.1093/pasj/psab053/6295351)が出版されました。 - 2021-05-01 :rocket: 和田有希・基礎科学特別研究員が大阪大学に栄転しました。鶴見美和・研修生(青山学院大学)がチームメンバーに加わりました。 - 2021-04-29 :lightning: オンラインの [academist 7周年記念のイベント](https://www.7th-aniv.academist-cf.com/)で榎戸輝揚チームリーダーが[オープンサイエンスで挑む雷の謎(YouTube)](https://youtu.be/dTb0gcIDNBo)で発表いたしました。 - 2021-04-17 :tada: [理化学研究所の和光キャンパス一般公開2021](https://openday.riken.jp)でバーチャル研究室紹介(11:00-12:00)を行いました。 - 2021-04-09 :crab: 榎戸輝揚チームリーダーらを著者とする論文["Enhanced x-ray emission coinciding with giant radio pulses from the Crab Pulsar"](https://science.sciencemag.org/content/372/6538/187)が Science誌から出版されました([arXiv](https://arxiv.org/abs/2104.03492))。 - 理化学研究所のプレスリリース(日本語): [「宇宙の灯台『かにパルサー』に隠れていたX線のきらめき](https://www.riken.jp/press/2021/20210409_1/) - 理化学研究所のプレスリリース(英語): [Giant radio pulses from pulsars are hundreds of times more energetic than previously believed](https://www.riken.jp/en/news_pubs/research_news/pr/2021/20210409_1/index.html) - 理研外のプレスリリース: [NASA](https://www.nasa.gov/feature/goddard/2021/nasa-s-nicer-finds-x-ray-boosts-in-the-crab-pulsar-s-radio-bursts),[JAXA宇宙科学研究所](https://www.isas.jaxa.jp/topics/002600.html),[東京大学宇宙線研究所](http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/news/10222/),[同解説記事](https://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/news/10236/) - 国内外で報道していただきました: [CNN](https://edition.cnn.com/2021/04/16/world/crab-nebula-radio-burst-xrays-scn/index.html),[Sky&Telescope](https://skyandtelescope.org/astronomy-news/mystery-bursts-coming-from-the-crab-pulsar-are-even-more-powerful-than-we-knew/),[VICE誌](https://www.vice.com/en/article/n7bjb8/mysterious-radio-blasts-from-space-just-got-a-whole-lot-weirder-somehow),[OPTRONICS](https://optronics-media.com/news/20210409/72812/),[Tech Explorist](https://www.techexplorist.com/radio-pulses-crab-pulsar-release-far-energy-previously-suspected/38641/),[Slash Gear](https://www.slashgear.com/nasa-nicer-discovers-x-ray-bursts-coming-from-the-crab-pulsar-09667684/),[AZO Quantum](https://www.azoquantum.com/News.aspx?newsID=7945),[Science Codex](https://www.sciencecodex.com/nasas-nicer-finds-x-ray-boosts-crab-pulsars-radio-bursts-670709),[日本経済新聞](https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP608258_Y1A400C2000000/),日刊工業新聞,しんぶん赤旗,[Yahooニュース](https://news.yahoo.co.jp/articles/94a5039c4cdd1e45659cfeafa6dca6a494c37d66),[マイナビニュース](https://news.mynavi.jp/article/20210412-1869753/),[sorae](https://news.mynavi.jp/article/20210412-1869753/),[JSTサイエンスポータル](https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20210414_n01/index.html),[AstroArts](http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11945_crab),[ひっぐすたん解説記事](https://higgstan.com/nicer210409/) - 2021-04-05: 年に4回発行される [RIKEN Research 2020 Sprint](https://www.riken.jp/medialibrary/riken/pr/publications/riken_research/2021/rr202103.pdf) の people コーナーで "Repurposing storm and space tech" というタイトルで紹介していただきました。 - 2021-04-01 :egg: 研究員の長岡央さんが着任しました。 - 2021-03-27 :cloud: 和田有希・基礎科学特別研究員らを著者とする論文["Meteorological Aspects of Gamma‐Ray Glows in Winter Thunderstorms"](https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1029/2020GL091910)が Geophysical Research Letter 誌から出版されました。 - 2021-03-26 :book: 榎戸輝揚チームリーダーリーダーがJAXA宇宙科学研究所の山口弘悦さんと共同執筆した教科書[「トコトンやさしい天文学の本」](https://pub.nikkan.co.jp/books/detail/00003560)(日刊工業新聞社)が出版されました([amazon](https://www.amazon.co.jp/dp/4526081159/ref=cm_sw_r_tw_dp_N3HS8BG7T10PZ52H5WYW))。 - 2021-03-22 :medal: 榎戸輝揚チームリーダーリーダーが担当する東京大学教養学部の宇宙科学Iが、オンライン授業・ハイブリット授業における優れた取り組みとして、[オンライン授業等におけるグッドプラクティス総長表彰](https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/students/classes/online-hybrid-good-practices.html)を受賞しました。 - 2021-03-17 :medal: 和田有希基礎科学特別研究員が2020年度の理研桜舞賞 (研究奨励賞) を受賞いたしました。 - 2021-03-12 :medal: 和田有希基礎科学特別研究員が日本物理学会で、宇宙線・宇宙物理領域の[第14回日本物理学会若手奨励賞受賞記念講演](https://w4.gakkai-web.net/jps_search/2021sp/data/html/programu.html#j12aW1)を行いました。 - 2021-02-21 :tv: NHKサイエンスZERO[「超巨大雷スーパーボルト!謎の“対消滅”を追え」](https://www.nhk.jp/p/zero/ts/XK5VKV7V98/episode/te/2W6K86K7PL/) で当研究室の活動が紹介されます。 - 2021-02-17 :moon: JST理事長記者会見で、研究チームのプロジェクトが「月の水探しから月面天文台へ」として紹介されました([JST理事長記者説明資料](https://www.jst.go.jp/pdf/pc202102_1.pdf))。 - 2021-02-17 :lightning_cloud: Nature誌が ["Thunderstorms spew out gamma rays — these scientists want to know why"](https://www.nature.com/articles/d41586-021-00395-3?utm_source=twt_nnc&utm_medium=social&utm_campaign=naturenews) という記事で、研究チームの活動を特集しました。[pdf 版 "The quest to understand how thunderstorms create gamma rays"](https://media.nature.com/original/magazine-assets/d41586-021-00395-3/d41586-021-00395-3.pdf)も出版されています。 - 2021-02-05 :rice_ball: [理研ニュース2月号](https://www.riken.jp/pr/news/2020/20210205_1/index.html)の FACE コーナーで「共創型サイエンスで新分野を切り拓く研究者」というタイトルで取り上げていただきました。 - 2021-02-04 :egg: 榎戸が東京大学全学自由ゼミナール[「オンライン時代の自然科学塾」](https://sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.ac.jp/zengaku2020/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0)の講師のひとりとして開催しました。 - 2021-02-02 :crescent_moon: [JST 創発的研究支援事業「宇宙放射線の測定による月極域の水資源探査と月面天文学」 第1期生](https://www.jst.go.jp/souhatsu/document/res2020.pdf)として採択されました。 - 2021-02-01 :lightning: 雷の光核反応で生じる陽電子が、雷雲ガンマ線の種になるかを調べた論文 Diniz et al., ["Generation possibility of gamma-ray glows induced by photonuclear reactions"](https://arxiv.org/ct?url=https%3A%2F%2Fdx.doi.org%2F10.1029%2F2020JD034101&v=e1582c7a), JGR Atmosphere (2021)が出版されました。 - 2021-01-14 :satellite: Enoto et al., ["NinjaSat: an agile CubeSat approach for monitoring of bright x-ray compact objects"](http://dx.doi.org/10.1117/12.2561152), Proceedings Volume 11444, Space Telescopes and Instrumentation 2020: Ultraviolet to Gamma Ray; 114441V (2020) が出版されました。[発表スライド](https://www.dropbox.com/s/5jn7fqugyww6vkv/201130_spie_ninjasat.pdf?dl=0) - 2021-01-14 :moon: JAXA宇宙探査イノベーションハブ他との共同研究 「宇宙使用も視野に入れた土木建築での活用を目指す次世代型の中性子水モニタの開発」 に向けたキックオフ会議をウェブ開催しました。 - 2020-12-17 :lightning: [アストロノミー・パブ12月(オンライン講座)おうちでアストロノミー・パブ「X線天文学者が挑む雷の不思議」](https://www.mitaka-univ.org/kouza/C2053600)で、榎戸チームリーダーが雷雲プロジェクトの紹介をしました。ホストは早野龍五先生です。 - 2020-11-27 :lightning: [理研DAY:研究者と話そう!「みんなで探る雷の不思議」](https://www.riken.jp/pr/events/events/20201127_1/index.html)で、榎戸チームリーダーが雷雲プロジェクトの紹介をしました。 - 2020-11-16 :lightning: 京都の妙蓮寺で12月6日まで開催中の「まるごと美術館」さんの企画「感覚の焦点」に、Toru Takagaki さんが出典している[「宇宙線お輪」](https://youtu.be/LO_jzvBIWD4)では、宇宙の遥か彼方のブラックホールや超新星残骸からやってきた宇宙線を感知して、お輪を叩きます![「宇宙線フィラメント電球」](https://www.youtube.com/watch?v=rdiaBlspKkg&feature=youtu.be)では、ガンマ線のエネルギーと頻度を1/fゆらぎに変換しフィラメント電球の光り方を演出しています。宇宙線が通過すると最大の明るさで光ります。これらの検出器開発に協力しました。 - 2020-11-11: :egg: JAXA 宇宙探査イノベーションハブとの共同研究を予定している「月面探査と土木建築でのデュアルユースを視野に入れた次世代型の中性子水モニタの開発」(代表: 榎戸輝揚)の研究員の公募を行いました。 - 2020-10-26 :star: 本研究室で製作した宇宙線モニター「シロクラゲ」を、ひだ宇宙科学館カミオカラボさんが、スーパーカミオカンデもある乗鞍岳で測定した[動画](https://www.youtube.com/watch?v=bIkAxK8BPSI)が公開されました。 - 2020-10-25 :medal: 和田有希・基礎科学特別研究員が「雷放電による光核反応の観測的研究」という内容で、[第15回日本物理学会若手奨励賞(宇宙線・宇宙物理領域)](http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/JPSCR/wakatesho.html)に選ばれました。 - 2020-10-22 :egg: JAXA 宇宙探査イノベーションハブ・第6回 研究提案募集<A.課題解決型>小型・可搬型の地下水分センサ/地産地消型探査技術として[「月面探査と土木建築でのデュアルユースを視野に入れた次世代型の中性子水モニタの開発」](https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/RFP_announcement6.html)(代表:榎戸輝揚)が採択されました。 - 2020-10-07 :book: [「宇宙最強の磁石星『マグネター』に新天体-国際宇宙ステーションのX線望遠鏡NICERが活躍-」](https://www.riken.jp/press/2020/20201005_2/)というプレスリリースを、[Hu et al., ApJ 2020](https://iopscience.iop.org/article/10.3847/1538-4357/abb3c9) を元に理研から発表しました。英語の[プレスリリース](https://www.riken.jp/en/news_pubs/research_news/pr/2020/20201005_2/index.html )も出ました。 - 2020-10-05 :penguin: 本研究室で製作した宇宙線モニター「シロクラゲ」を、ひだ宇宙科学館カミオカラボさんが、スーパーカミオカンデもある神岡鉱山で測定した[動画](https://www.youtube.com/watch?v=--4BmI-kI4Y)が公開されました。 - 2020-10-01 :lightning: 和田有希さんの雷の光核反応に関する2論文が出版されました。基礎過程と理論モデル[Photonuclear Reactions in Lightning I: Verification and Modeling of Reaction and Propagation Processes](https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1029/2020JD033193)と観測結果との比較 [Photonuclear Reactions in Lightning II: Comparison between Observation and Simulation Model](https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1029/2020JD033194)の2部構成です。 - 2020-09-24 :book: 中高生を対象にした河合塾の「みらいぶっくー学問・大学なび」の[「若手研究が世界を変える!」](https://miraibook-research.net/wakate/w2035/)のコーナーで当研究室の内容を取り上げていただきました。 - 2020-09-21 ::penguin: 第38回 オープンサイエンス・ミートアップ[「シチズンサイエンスの企画・運営・課題」](https://jp-open.science/?p=1153) を開催しました。 - 2020-09-18 :book: 榎戸リーダーが宇宙フロンティアのテーマで協力した理化学研究所の「科学道 100冊 2020」が公開されました。[プレスリリース](https://www.riken.jp/pr/news/2020/20200918_1/), [特設サイト](https://kagakudo100.jp) - 2020-09-11 :egg: 沼澤正樹、和田有希、木邑真理子の研究員がそれぞれ、科研費・研究活動スタート支援に採択されました。 - 2020-09-03 :star2: 榎戸がチームリーダーをしている NICER のマグネター観測チームから、中性子星の自転周期が不連続にとぶグリッチを頻発する天体 The Big Glitcher の NICER X線望遠鏡の観測成果が、Ho et al. ["Return of the Big Glitcher: NICER timing and glitches of PSR J0537-6910"](https://arxiv.org/abs/2009.00030)が出版されました。 - 2020-09-01 :medal: 和田有希研究員の論文 [Wada et al., JGR Atmosphere, 2020](https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1029/2019JD031730) が、[AGU Editor's Highlight](https://eos.org/editor-highlights/lightning-discharge-type-linked-to-terrestrial-gamma%e2%80%90ray-flashes ) に選ばれました。 - 2020-08-21 :egg: [一方井、小野、宇高、榎戸 「シチズンサイエンスへの参加意欲と科学・技術に対する関心の関係」, 科学技術コミュニケーション, 27, 57-70(2020)](https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/79096)が出版されました。 - 2020-08-11 :penguin: 榎戸チームリーダーが東京大学教養学部前期課程の授業[「宇宙科学入門:天文学の謎と現代の宇宙像」(宇宙科学I 文科生)](https://docs.google.com/document/d/18-395_9wisMtrsp_HBj5p3syGVCiBrWlt8se1BqYG2s/edit?usp=sharing) を担当しました。 - 2020-08-04 :lightning: [科研費・挑戦的研究(萌芽)「シチズンサイエンスを活用した雷雲放射線の発生条件の解明」](https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20K21843/)が採択されました。 - 2020-07-27 :lightning: academist でのクラウドファンディングで始まった[#雷雲プロジェクト](https://academist-cf.com/projects/16?lang=ja)の検出器論文が、湯浅孝行さん、榎戸チームの和田有希 基礎科学特別研究員、榎戸輝揚チームリーダーらを著者とする論文["Thundercloud Project: Exploring high-energy phenomena in thundercloud and lightning"](https://academic.oup.com/ptep/advance-article/doi/10.1093/ptep/ptaa115/5885093)としてPTEP誌に受理されました([arxiv](https://arxiv.org/abs/2007.13618))。この研究をきっかけに開発された FGPA ボードは、[シマフジ電機さん](http://shimafuji.co.jp/products/808)から販売されています。 - 2020-06-18 :lightning: 榎戸チームの和田有希 基礎科学特別研究員を筆頭著者とする査読論文 ["Photoneutron detection in lightning by gadolinium orthosilicate scintillators"](https://journals.aps.org/prd/abstract/10.1103/PhysRevD.101.102007) が米国物理学会の専門誌 Physical Review Dに掲載されました。 - 2020-05-04 :hatching_chick: 榎戸らが世話人として、オープンサイエンス・ミートアップのイベントとして[「オンライン時代のアカデミアとは何か? – オープンサイエンス ワークショップ2020」](https://jp-open.science/?p=1061)を開催しました。詳細は[「開催レポート」](https://academist-cf.com/journal/?p=13202)にまとめられています。 - 2020-04-01 :penguin: 研究員の加藤陽さん、和田有希さん、木邑真理子さん、沼澤正樹さん、Gabriel Diniz さんが着任しました。 - 2020-03-12 :hatching_chick: 榎戸チームリーダーが朝日放送テレビの番組「ビーバップ!ハイヒール!」の[「SFを超えたリアル!やべー宇宙!!」](https://www.asahi.co.jp/be-bop/archive.html)の回にゲスト出演しました。 - 2020-03-03 :hatching_chick: ほとんど0円大学のウェブ取材記事[「科学・芸術・遊びの境界を揺さぶるミニチュア宇宙線モニタの開発秘話」](http://hotozero.com/knowledge/cosmicray001/)が公開されました。 - 2020-01-01 :penguin: [榎戸極限自然現象理研白眉研究チーム](https://www.riken.jp/research/labs/hakubi/e_extr_nat_phenom/)が立ち上がりました。 ### :page_facing_up: 論文 - 本チームの期間中 (2020年1月以降) に出版された、メンバーが共著の[論文リスト](https://ui.adsabs.harvard.edu/public-libraries/EcF6HEPQTVqVYSbsIO9CdA) - 全論文 10本、メンバーが主著の論文 2本、雷雲プロジェクト 3本 - GROWTH コラボレーションと雷雲プロジェクトによる[論文(ADS)](https://ui.adsabs.harvard.edu/public-libraries/NEXUZ5uATYaFPJQxcvs9lQ) - NICER Magnetar & Magnetosphere group からの[論文(ADS)](https://ui.adsabs.harvard.edu/public-libraries/5PdpF0JFQWuorFCy720bVA) ## :telescope: セミナー記録 ### 京都大学・宇宙線研究室 特別講義 ### 理化学研究所・知の共有ゼミ 理研・[玉川高エネルギー宇宙物理研究室](https://astro.riken.jp)と合同で、毎月「知の共有ゼミ」を開催していました。 - 2023-08-21 :clock1: 藤岡慎介さん (大阪大学 レーザー科学研究所) 「ハイパワーレーザーで生成する非定常・非熱平衡プラズマの科学 -産業、エネルギー、天文学への応用-」 [京都大学物2・談話会のみ] - 2023-08-14 :star: Dr. Roland Diehl (MPE and TUM, Garching) " Nuclear gamma rays and cosmic nucleosynthesis" - 2023-06-30 :moon: 山下直之さん (Planetary Science Institute) 「宇宙放射線測定による月・惑星探査:元素分布観測及び水資源探査の展望」 (7月分) - 2023-06-02 :star: 川中宣太さん (東京都立大) 「活動銀河核の軟X線超過の起源について」 - 2023-05-25 :star: 稲田知大さん (清華大学・東大宇宙線研究所) 「加速器と宇宙観測のクロスオーバー:暗黒物質と宇宙線研究の新たな展開」 - 2023-04-28 :star: 山口弘悦さん (宇宙科学研究所)「精密X線分光による共鳴散乱測定」 - 2023-03-20 :star: 矢田部彰宏さん (元早稲田大学)「中性子星の軟X線偏光に対する真空複屈折の効果と関連する話題」 - 2023-02-10 :star: 小林翔悟さん(東京理科大学)「X線観測で探る超高光度X線源 (ULX) パルサーの降着描像」 - 2023-01-30 :star: 衣川智弥さん(東京大学)「宇宙初期天体からの重力波及び連星進化の可能性」 - 2022-12-16 :star: 仏坂健太さん(東京大学) 「中性子星合体のサイエンス」 - 2022-11-22 :star: Mason Ng (Massachusetts Institute of Technology), "IXPE Observations of the Neutron Star Low-Mass X-ray Binary 4U 1626-67" - 2022-10-11 :star: 五十嵐太一さん (千葉大学) Changing Look 「状態遷移中の活動銀河核の輻射磁気流体シミュレーション」(Radiation MHD Simulations of AGN accretion flows during Changing Look State Transitions.) - 2022-09-28 :star: Dr. Ievgen Vovk, "Modern picture of the Intergalactic Magnetic Field search with very-high-energy gamma-ray observations" - 2022-08-25 :star: Dr. Satoshi Yamada (RIKEN), "Multiwavelength Study of Galaxy and Supermassive Black Hole Growth in Galaxy Mergers" - 2022-07-22 :moon: Dr. Naoki Tsuji (RIKEN), "Highly granular scintillator-strip electromagnetic calorimeter for future Higgs factories" - 2022-06-10 (金) :bug: 鹿野豊さん(群馬大学)「量子センサーのモデル生物系への応用〜線虫に対する温度測定を例にして〜」 - 2022-05-20 (金) :star: Dr. Taiki Kawamuro (RIKEN) X-ray and Millimeter Studies of AGN X-ray-driven Feedback - 2022-04-08 (金) :cloud: Prof. Taro Shinoda (Nagoya University) A hypothesis on the mechanism of gamma-ray glow events inferred from a meteorological aspect - 2022-03-14 (月) :tv: 高梨宇宙さん (理化学研究所) 「自宅で粒子加速器を自作する」 - 2022-02-21 (月) :star: 牧島一夫先生 (東京大学) 「マグネターの超強磁場の正体に迫る」 - 2022-01-30 (月) :star: Prof. Chin-ping Hu (National Changhua University of Education) "Time Series and Time-Frequency Analysis of Astronomical Data" - 2021-12-20 (月) :penguin: 一方井裕子さん(金沢大学)「日本における科学への市民参加」 - 2021-11-18 (木) :cloud: Dr. Yousuke Sato (Hokkaido University) Development of a lightning model for the meteorological simulation - 2021-10-12 (火) :star: 吉浦伸太郎さん (国立天文台) 新時代の低周波電波観測-宇宙再電離から暗黒時代の21cm線探査 - 2021-09-29 (水) :lightning: Dr. Ting Wu (Gifu University) "Strong lightning discharges associated with terrestrial gamma-ray flashes in winter thunderstorms" - 2021-08-17 (火) :star:佐藤寿紀さん (立教大学) "超新星最深部での元素合成: X線観測による超新星残骸内の高エントロピー上昇流の発見" - 2021-07-12 (月) :watch: 鷲見貴生さん(暫定/国立天文台重力波プロジェクト神岡分室)  "重力波検出器KAGRAと雷による背景事象/Gravitational wave detector KAGRA and background events induced by lightning" - 2021-06-22 (火) :satellite:勝田哲さん (埼玉大学) "宇宙X線の大気オカルテーションによる超高層大気密度の計測" - 2021-05-19 (水) 11:00-12:00 :star: Dr. Munehito Shoda / 庄田宗人さん "Stellar wind from Sun-like stars: implications for solar wind evolution" - 2021-04-14 (水) 11:00-12:00 :lightning: 和田有希さん (理化学研究所) 「実験装置開発のすすめ」 - 2021-03-02 (火) 11:00-12:00 :star: Dr. Mariko Kimura (RIKEN) "Multi-wavelength study of X-ray binaries and cataclysmic variables - a new window through high-speed observations -" - 2021-02-01 (月) 11:00-12:00 :star: Dr. Shota Kisaka (Hiroshima University) "Central engines of Fast Radio Bursts" - 2021-01-22 (金) 10:30-12:00 :star: Prof. Zhiyuan Li (School of Astronomy and Space Science, Nanjing University) "An Introduction to the Lobster-Eye X-ray Satellite" - 2020-12-16 (水) 11:00-12:00 :star: Dr. Yuta Notsu (University of Colorado Boulder) "Recent observational studies of stellar superflares and their impacts on planets"@Zoom - 2020-11-18 (水) 11:00-12:00 :star: Dr. Hideyuki Hotta (Chiba University) "MHD calculations of low-mass stars"@Zoom - 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