probability-theory
平均は、起こり得る値の中心。
的に向けてダーツを投げることを繰り返すと、その人の傾向(腕の良さと癖)が分かる。
朝の通勤ラッシュの時間帯の電車は平均して、ダイヤから2,3分前後遅れる傾向にある。
最頻値は、起きる確率が最も高い事象または要素。
標本空間が等間隔で目盛が並ぶ数直線で、確率を数直線上のすべての点(目盛)に与える。
この時、確率分布の平均は、確率関数で重みづけした標本の重心。
標本空間が数直線(実数)の全体または一部で、確率を数直線上のすべての区間に与える。そのために確率密度関数を定める。
この時、平均は、確率密度関数で重みづけした標本空間の重心。
確率関数、確率密度関数、そして期待値は、確率論の数学レベルを高めるために必要な演算といえる。