Try   HackMD

最近のブログの書き方

tags: advent_calendar essay

この記事は、ブログについて語る Advent Calendar 2020 25日目の記事です。

最近は

  1. まず紙に書いて
  2. それを非公開ブログとしてまとめなおして
  3. そのうちの一部を公開プラットフォームに投稿する

という手順でブログを書いています。

まず紙に書く

コクヨのスマートリング - https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/smartring/lineup.htmlという製品を愛用しています。

気づいたこと、調べものについてのメモ書き、その他様々なことをこのノートに書いていきます。

ノートをまとめ直す

スマートリングは30枚程度しか紙を挟むことができません。そのうち書き終わった紙がリングにいっぱいになります。

2, 3冊くらいそんなノートが溜まったタイミングでノートのまとめ直しを行います。

少し前に書いた内容を振り返りながら、不要な内容は捨てて、理解が足りていない調べものについてはまとめ直します。

まとめ直す必要がなくなったものを非公開記事として書く

何度も繰り返してまとめ直し、もうこれ以上まとめる必要がないページ。

内容を熟知し、もうこれ以上まとめる必要のないページ。

最初から完成していてまとめ直す必要がないページ。

そんなページをまずは非公開記事としてMarkdown形式で書き直します。

ノートはフリーフォーマットです。Markdownの限られた表現の枠内でも理解できるような形に変換して書きます。

プラットフォームとして今はこのHackMDを利用しています。

公開してよいものだけを公開する

書いてみて、公開しても問題ないものができた際は公開します。

HackMDで投稿するのと同時に、適宜別プラットフォームにも投稿します。

技術記事ならQiita、その他の記事ならはてなブログやnoteなどです。

ここは記事の種類と気分で使い分けています。

Qiitaは問題ありませんが、はてなブログと特にnoteはMarkdownをそのままコピペするとすごく読みにくいフォーマットになるので、投稿する際に読みやすく調整を行います。

読みにくい記事、内容が変な記事、プライベートについてが書かれた記事などについては非公開のままにしておきます。

FAQ

なぜ紙に書くのか

紙に書くのが好きだからです。書き心地から愛用しているボールペンもあります。

図を書いたり矢印を引いたり、ぐちゃぐちゃとフリーフォーマットで書けるのが紙の魅力です。キーボードとマウスで同じことはできないなと思います。

なぜ一旦非公開記事にするのか

公開記事を書こうとすると「人様に読んでもらうものである」と力が入り、筆が進まなくなることがあるからです。

内容が頭の中でまとまっているときは今のように紙を経由せず直接ブログとして書くこともありますが、そのようなケースで特によく起こります。

実際最初の頃は非公開記事を用いずに

「紙のまとめの次は公開ブログ」

という順序でやっていたんですが、公開ブログを書くハードルが高くて書けず、ブログへのアウトプット待ちの紙が大量に溜まるという事態が発生しました。

非公開記事というクッションを挟むことで、心理的なハードルを下げることができたように思います。

なぜブログにするのか

記憶の定着

「ブログを書いた」というプロセスを踏むことによって記憶に強く残るように思うからです。

一時期バインダーに挟んだA4用紙を使いスキャンしてPDF化するというのを試したことがありましたが、読み返すことがないためあまり書いたことが記憶に定着しませんでした。

ブログに書くと

  • いつ頃書いた記事だ
  • どういうきっかけで書いた記事だ
  • どういう経緯で書いた記事だ

というのが関連付けられるのか、記憶に残りやすい気がしますし定着もしやすいように思います。

あと前述したとおりMarkdown化するにあたってまとめ直しが必要になりますが、ここで適切にMarkdownでまとめ直せるかが一つの判断基準になります。

Markdownでまとめ直すことが難しい場合、その内容についての理解がまだ足りていないことが多いです。

きれいにまとめたノートがもったいない

あともうひとつ理由があります。

繰り返しまとめ直したノートはしばしば非常に捨てづらいものになります(もったいなくて)。

非公開でもブログ記事にすることで、捨てる踏ん切りをつけることができます。

これをしないと自宅が捨てられないルーズリーフで埋まります。

おわりに

というわけで、最終日は最近のブログの書き方について語りました。

ノートで情報をまとめ直すという作業は5年近く試行錯誤しながら行ってきたもので、これに今ブログをくっつけた感じです。

いい感じなので、しばらくはこの方法で記事を書いていこうと思います。