お久しぶりでございます. ニアトです.
"こだわりトリック軸"戦略を用いてエメラルドのバトルタワーにて175連勝を達成したので, パーティの紹介と一考察を纏めたものをドキュメント化しておきます.
簡潔に言えば, 『トリックによってこだわりハチマキを押し付けて相手の技をロックすることで, 早期にPPを枯らし後続の積みエースを安全に降臨させる』 という戦略です.
相手の全ての技のPPを枯らす必要が無いため既存の安定的手法と比べて高速周回を可能とするほか, きあいのハチマキなどのアイテムによる事故を抑制することを可能としています.
詳しい解説についてはリンデ氏の記事や, Bao氏の記事をご参照ください.
以下, 紹介テンプレートです.
コメント
こだわりトリック軸における(恐らく)尤も一般的な構成. おんがえしに関しては一度も撃たなかったので別の技に変えても良いかもしれません.
Bao氏の【エメラルド】バトルタワー サンプルパーティその7の構成を攻撃寄りにアレンジ.
他の方々が採用しているエースと比べてつばめがえしの安定性がとても偉いですね.
ボーマンダをエースとして決めたあと, マッスグマも含めた相性補完を考慮した結果採用したトリック後のPP枯らし要因.
特殊耐久に特化させることで, 10まんボルトやれいとうビーム, サイコキネシスなどをロックしてしまった際の安定性向上にも寄与してくれました.
1. にて初手にねんちゃく・クリアボディ持ちが来た場合はサマヨールにバック
そもそもトリックが効かないことがあるベトベトン・マルノームや, あまえる・いかくの通らないレジ系が初手に来た場合は無理にこだわりトリックを通さずに引くのが吉.
但しメタグロスの場合は別途対処を要します. (後述)
1.にて変化技でロックできた場合は即座にボーマンダに交換
但し, でんじはなどの状態異常技でロックした場合はきっちりPPを枯らしてから交代しないとひどい目に合うのでしっかりケアしよう.
また, のろい(鈍い)をロックした場合も, あまえるなどでAを下げつつPPを枯らさないと折角6積みしたのにみがわりを割られる->6積みわるあがきが飛んできてゲームセット, などもあり得るので注意.
2.の後の死に出しは余裕があれば先にボーマンダを投げて即座にサマヨールにバック
いかくが入ることによって, みがわり->りゅうのまいフェーズにてみがわりが割れにくくなる他, サマヨールでのPP枯らしも遂行しやすくなる.
補足で述べた通り, 相手のAを下げづらい場面であってもいかくが入ることで安定して6積みが可能となったり, つばめがえしによる必中のおかげでひかりのこなによる負け筋をケアできるのが非常に偉いですね.
サマヨールを採用した理由として相性補完に言及しましたが, それ以外にも以下のような強みがあります;
- プレッシャーによる速攻性
- おにびでのクリアボディ持ちの対処
- ダメ押しのおきみやげで積みエースの安定性向上
特に一つ目に関しては, 単にこだわりトリック+プレッシャーによるPP減らしが時間効率化になるぞ, という表面的利益だけではなく, 相手からの被弾回数を抑えることによって, 急所被弾などのリスク低減にも繋がるというメリットとして挙げています.
また, マッスグマやボーマンダでは対処しづらいレジ系なども, おにび->ねむる・まもるで強引に落としに行くことでケアできるほか, 急所などであまえるまで撃てずにマッスグマが落とされた…という場面でもおきみやげによるリカバリが効くのも頼もしいです.
前述の通り, 初手にメタグロスが来てしまうと対処が困難です..
当然ながらこだわりトリック後のコメットパンチなんぞマッスグマが耐えられる訳もなく, 後続のサマヨールでも二耐えすることは出来ません.
まもるねむるでPPを枯らそうにも追加効果でAが上がっていく(!?)ため, 例えPPを枯らせたとてわるあがきでパーティ崩壊は免れないでしょう.
初手でんじは->サマヨールにバックしてコメットパンチを受ける->シャドボを誘って再度マッスグマにバック->こだわりトリックで技をロック
によってギリギリ対処が出来そうではありますが, 相当危ない橋を渡らざるを得ないのは確かです. なんならシャドボを採用していないグロスに当たった時点で破綻しますね.
先駆者の方々が紹介されていた記事を参考にしつつ, 自分なりのオリジナリティもいくつか組み込めたので, 多少は新規性のある記事になったと思います.
今後はボーマンダ以外のエースや, そのエースを採用した場合のトリック枠/PP枯らし枠の考察などを進めたいですね.
ではそんなところで. またお会いしましょう.
古いGBASPで遊ぶときはフリーズに気を付けよう!(一敗)