これは、PyCon JP 2019のポスターセッション「Geo + Python」のまとめページです。
This page is “Geo + Python JP” for PyCon JP 2019 poster session.
ここ数年のオープンデータ推進の成果として、公的機関から位置や区域に関する地理空間情報(Geoデータ)が公開され、誰でもそのデータを手軽に利用できるようになりました。これらのデータとGIS(地理情報システム)のツールをMIXすることで様々なアウトプットが可能になります。
pushing ahead with open data over the few years, geospatial information (Geo data) has been released from public institutions. and anyone can use the geo open data easily.
4名のGeoマニアのゆかいな仲間たちが、それぞれ地理空間情報(Geoデータ)をどのように利用しているか事例とともに、PythonとGeoデータによる様々な可視化や解析方法の一端をご紹介します!
We will give an introduction to the various visualization and analysis methods using Python and Geo data.
we are four Geo geeks using geospatial information.
#geo_python
ハッシュタグ #geo_python をつけてTwitterに投稿してください。
PyCon期間中、可能な限り質問にお答えしたいと思っています。
If you have any questions please tweet with a hashtag #geo_python.
Index
A: Visualization from Person trip data of Opendata, by Geopandas and Kepler GL
B: Showing the Saving live network from AED by OSMnx and QGIS
C: Visualization of Geospatial data, powerd by Google Colaboratory
D: Process and visualize BIG Point-clowded data powerd by Google Colaboratory
パーソントリップデータを使って、人の移動量を可視化しました。町丁字界を基本としたゾーン間の移動量(鉄道のトリップ数)です。
Jupyter notebookで、ライブラリGeoPandasを使って、空間演算をおこない、KeplerGLを使って表示しています。KeplerGLは、オープンソースの空間分析可視化ツールです。Jupyter notebookからでも手軽に利用でき、デザイン性も高いので、空間情報の可視化にオススメです。
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Jupyter notebookやGISで分析をしたら、その結果をアプリケーションとして共有したりサービス化できるといいですよね。Django使って、shpファイルを読み込んで、Rest API FrameworkでGeojsonにして、Mapbox GL JSで表示する、という流れをやってみました。Webアプリケーションとしての機能はこれから作り込んでいきたいです。
日本AED財団によると、国内では一日に200人もの人が心臓突然死で亡くなっています。このような悲劇をすこしでも軽減するためAED(自動体外式除細動器)の設置が各地ですすめられていまが、AEDがあったとしても、どれくらいの範囲の人々を助けれるのでしょうか?
ここでは、ケーススタディとして東京都大田区のAEDの位置情報をもとに駆け足(300m/min)で往復3分(900m)以内の経路をOSMnxというPythonパッケージで計算し、QGISで可視化しました。
Google ColaboratoryとCartopyを使って、いくつかの地図を表示してみました。
素直に動作しなかったので、monkey patchを当てて動作させてます。
オープンデータである土木工事の点群データをグリグリ閲覧するために、クラウド上でワンストップで変換&可視化します。
数GB/数千万点の点群データをそのまま扱うには大きすぎるため、クラウドパワーを用いて間引きとWebブラウザで閲覧可能な3DTilesへの変換を行います。ツールには独自に開発した3DTiles変換ライブラリを用いました。
> 各自コメントを一言おねがいします!
Pythonを使っている皆さんにGeoの楽しさを伝えたい、と思って今回ポスターセッションを企画しました。たのしかったねー。一緒に作ってくれたGeoな皆さん、見てくれた皆さん、ありがとー。 Mami
経路検索はけっこう奥が深いなあ、と。計算の仕組みと同様に元の道路データや始点位置の重要性が身にしみました。 Furukawa
Google Colaboratoryにデフォルトで入ってないモジュールを使うにはバットノウハウが必要そうです。Google Colaboratoryは手軽なのでいろいろと使っていきたいです。 homata
点群データ処理のためのOSSはUbuntuでの活用が効率的ですが、そのためのPCリソースをGoogle Colaboratoryに充てられるのは画期的だと思います。あと一歩でサーバレス・PCレスな点群処理環境を組めるようになるかもしれません。 colspan
オープンデータを使って、がやがやもくもくする会です。
Geoデータ、オープンデータを使って、データ分析や開発をしたい方、遊びに来てね。
地域課題の解決を目的とした地方自治体を中心とする公共データを活用した一般参加型コンテスト、『アーバンデータチャレンジ』にチャレンジしてみたい人、やったことがある人たちが集まる会をやります \(o)/
日時: 9/21(土) 13:00〜18:00
場所: 神田
参加申込み: connpass
10月以降も開催予定なので、グループをフォローしてくださいね。
Pythonで地理空間データを分析・可視化しよう!
日時: 10/27(日)13:00〜18:00 (開場12:45〜)
場所: 東京大学 駒場第二キャンパス 生産技術研究所 As311・312
参加申込み: connpass