S極

筆者の主観が多分に含まれます。また、こまめに書き換えも行います。

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筆者:夢架

最終更新:2024年1月6日 日輪の部分に月輪を併記

S極

S極とは、ステータスポイントの振り分けを「すべてStaminaにのみ」振り分けた型です。

敵のダメージはほぼそのまま食らい、攻撃力もあまりありません。

ただ、有り余る体力で耐えて生き残ります。

S極にできること

『誘惑』というアビリティを使うことで、高体力高攻撃力のソロ特化ステータスになります。

ソロ範囲はダントツです。

ADバランサーが苦手とする高揚持ちの敵にも耐久できるという強みを持ちます。

アタリフにはやや参加しづらいですが、S極だけで編成する「艦隊」というマルチ討伐編成もあります。

現状のS極

ソロ:ソロ範囲は非常に広い。一部のアタリフ必須的を除き大半の敵はS極でソロ討伐可能。
   一部の強敵は有利属性でのみソロ可能になる。

アタ:求められるAに満たないことが多く、アタとしては数えられない。
   場合によっては人数合わせのためにアタ枠、自由枠で参加させてもらえることもある。

リフ:D極が耐えられない超高A敵相手にS極リフが有効。
   しかし発動率がD極に劣るため、基本はD極リフが優先されS極リフの出番は少なめ。

闘技場:闘技場といえばS極、と言われるくらい長期に渡り環境トップに君臨している。

乱闘:仕様上ほぼS極の独走状態。

ソロ討伐、闘技場で上位を狙える、乱闘討伐の入賞…など、S極が輝く場面はたくさんあります。

しかし前提として誘惑アビリティが必須になり、デメリットとして装備とアビリティカードが超高額です。

また、属性相性が顕著に出るため得意な相手・苦手な相手が分かれます。

S極を1体育てて完成というわけではなく、様々な敵に対応するため属性別に複数のS極を育てる人も多いです。

S極向きの幻獣

Sの固有値が高い、Sのポイントを多く稼げる、など

Sステータスが高くなる幻獣がS極向きといえます。

ステータス = 固有値 × ステータスポイント

こちらからS極向きの幻獣を探してみましょう。

S極の挟み

Sのポイントをより多く獲得できる幻獣ルートを〆の前に通ると、

引継げるポイントが増えて〆が強くなる。

獲得ポイントを多い順に並べたページから、予算に合うルートを探してみてください。

理論値を目指す場合はこちらを参照ください。 →『理論値

  • どのくらいポイント(ステータス)があればいいのか

素ステータスでおおよそ S 40k(40000)以上あれば強S極と呼ばれる。

闘技場では似たステータス、ほぼ同じ装備の幻獣同士での戦いになるため、

属性相性や性格の違い、僅かなステータス差で勝敗が決まる。

わずかでもステータスが上回るほうが有利なので、闘技場ランキング上位を狙うならなるべく妥協無しの育成を推奨したい。(個人の見解を含む)

S極のソロ

そのままでは、ただ体力が高いだけで攻撃力はほとんどありません。

なので、体力(Stamina)の一部を攻撃力(Attack)に変換するアビリティである『誘惑』が必須となります。

体力(Stamina)を増やすアビリティの性能がとても良く、種類も複数あるため、

Sを大幅に増やしてから、誘惑でAに変換 という手順を踏みます。

(S→Aに変換してから増加をかけるよりもずっと変換効率が高い)

アビリティ例

誘惑

討伐開始直後から終了まで、Staminaが20%減少する。減少したStamina分、Attackに加算される。

以下のアビリティでSを増やしてから変換したほうが効率が良いため、

誘惑がついた防具よりもカードのほうがずっと需要が高い。(超高額)

勇将

月輪麗明日輪光明の固有アビリティ。

Sを2.5倍に増やす。

雲竜

龍乗の修気の固有アビリティ。

Sを2.2倍に増やす。さらにLuckを+100する。

生存

Sを2倍に増やす。

S極ソロのデメリット

S極は体力で敵の攻撃を受けて耐えるため、属性相性が非常に影響しやすい。

Dで耐える場合 → 「敵の攻撃 - 自分の防御」で貫通した分にのみ属性相性倍率がかかる。

Sで耐える場合 → 防御が低いため、敵の攻撃が軽減されない。そこに属性相性倍率がかかるため増加量が多くなる。

そのため、敵の属性を選んで参加する必要がある。

有利相性であれば高難易度の討伐もソロができる場合が多いが、相性が悪いと勝率は急激に下がる。

ほぼ同条件の属性別幻獣でソロ範囲を比較したデータがこちら。

S極ソロ表

壮健と不乱と紅舞と猛突

どれもS極ソロに有効な武器ですが、予算の都合でどれか1本となると倒したい敵にあわせて選ぶ必要があります。

猛突

討伐中に中確率で発動。相手に与えるダメージが少し増加し、受けるダメージを少し減少させる。

ダメージ倍率1.7、被ダメージ倍率0.7(直後の攻撃のみ)

壮健

討伐中に低確率で発動。相手に与えるダメージが約2倍になる。

更に自身のStaminaが全快に近いほど威力が増す。

不乱

討伐中に低確率で発動。与えるダメージが約2倍になる。

自身のStaminaが半分を切ると更に威力が増し、Staminaが減るほど効果が増す。

紅舞

討伐中に低確率で発動。相手に与えるダメージが約2倍になる。

発動毎に味方全員のAttackを8%ずつ増加させる。

中確率発動で手数を増やしつつ、被ダメも抑える効果がついた猛突は武器の種類も多く比較的安価。

S極ソロとの相性も良い攻防型のアビリティ。

敵によっては壮健よりも勝率が高くなるものもある。

闘技場でも朧蒼月に対し引き分けに持ち込めるため人気。

敵の攻撃が低く、体力を温存できる相手であれば壮健が非常に有効。

討伐ターン数も比較的少なく済み、戦力外を引率するのにも便利。

ただし強敵相手には分が悪いことも多いので、良くも悪くも「普段使い」用かもしれない。

しかし、朧蒼月に限って言えば武器攻撃力は全武器の中でもダントツ。

不乱の粘り勝ちを覆すほどのダメージを期待できる場面もある。

敵の攻撃が高く、体力が半分以下まで削れるようであれば不乱が有効。

倒される直前の残り体力での粘り勝ちに持ち込むため、勝率ギリギリになる強敵に挑むときに勝率の底上げができる。

S極ソロで最も強く汎用性が高いのは紅舞。

かつては敵の体力が高くダメージが入りにくいときには粉砕との持ち替えで対応していたが、

紅舞は高揚(粉砕)と大撃両方の利点を合わせた性能なため、武器の持ち替え無しで挑めるようになる。

金印五鈷鈴ネクタル などの高A敵や高D敵がランダムで出現する強敵曲ソロに便利。

(※これら強敵討伐は属性相性有利のときにソロ可能になるので注意)

S極複数人で編成を組むS極艦隊では発動する毎に他メンバーの攻撃力もアップするためより恩恵を受けることができる。

マルチ討伐

アタリフ編成のほかに、S極4人で編成するS極艦隊というスタイルもあります。

アタッカー

アタ基準を満たせるほど攻撃力が高くないので、アタ挙手するのは賛否両論。

自前や身内での編成であれば枠埋めに入れる、くらいの認識が無難と思われる。

討伐募集やレベルアップ討伐高レベル帯には参加しないほうがベター。

リフレッシュ

瞑想をつけたD極にくらべて、アビ発動率に難があるため勝率100%を目指しにくいというデメリットがある。

絶対に負けられない曲討伐ではD極優先(勝率100%にする)

レベルアップ討伐や周年逢魔の刻の【極】など、何度でも挑めるフリー討伐強敵にはS極、といった

リフの使い分けが理想といえる。

また、S極リフの勝率は参加するアタッカーの強さにも大きく左右されるため、

戦力が安定~やや過剰ならS極リフ可能、基準を満たさないアタッカーがいるならD極リフのほうが安定、という使い分けもある。

リフ防具は、「勇将+生存」が最も体力を増やすことができ安定するが、

アビ発動率を考えると「雲竜+生存」を優先することもある。

(現在の環境では雲竜生存で十分な討伐がほとんど。レベルアップ討伐でLv1000近くになると勇将生存の勝率が高くなるかもしれない。)

(今後、雲竜カードが登場すれば雲竜重ねが最有力となるはず。)

リフ武器は、福音アビだとS極の豊富な体力を回復しきれない。(最大回復量2万)

そのため、20%の割合回復である爽活アビのほうが良い。

少しでもアビ発動率を稼ぐため、20強化+重ねはほぼほぼ必須。

S極艦隊

S極ソロの装備をほぼそのまま使って編成を組めるためコスパも◎。

防具は勇将誘惑など。

武器は紅舞、粉砕、一斉 といった武器が候補となる。

(一斉は参加者全員おなじステータスと考えると実質4倍相当の攻撃力になるため不乱や壮健より有効)

序盤のS極育成

まず、極の育成が効果的なのは、ある程度のステータスポイント数が確保できる「8転生以降」が推奨されます。

序盤のポイントが足りないうちにSのみに振ってしまうと、ただ体力が高く攻撃力が無い幻獣に育ってしまい、何もできません。

(討伐のターン数を無駄に食い、負けやすくなります)

ソロが可能なステータスに変換するアビリティを使っても、ステータスが足りないと攻撃も防御も中途半端になり、とてもソロができる状態にはならないことも多いです。

もちろんリフレッシュ役が務まるほどの体力もこの時点では確保できないので、

序盤からのS極育成はハードルが高い上にできることが無いのであまりおすすめはできません。

極型共通の育成スタイル

極型で育成する場合は、8転生目以降を〆にすることがほとんどです。

(効率、コスパを考えると、9転生〆がベスト)

転生で引き継げるステータスは〆の2転生前からのものが〆に影響するため、それより前は極振りにする必要はありません。

(極ではとても育てにくいため、序盤でも育てやすいバランサー型か探索用L極型が推奨される)

効率と育成のしやすさを重視した育成プランの例

  • 未転生~〆の3転生前まで
     ADバランサー、探索用L極
  • 〆の2転生前~育成〆
     〆と同じステータス振りで育成 (S極予定ならS極振りをする、A極予定ならA極振りをする、等)

1体目のS極育成

まともにソロができるようになるのは、Lv120で響鼓誘惑を装備してから がほとんどです。

ドレスやビキニなどの誘惑装備でも常設討伐ソロはできるのですが、それ以上の難易度の曲討伐には向きません。

誘惑装備は常設討伐レベリング程度と考えておくのが無難です。それ以上の強さを求めるなら響鼓誘惑以上は必須です。

節約等で響鼓誘惑を入手せずにさらなる上位装備を目指すのであれば、ソロ可能時期は大幅に遅れます。

龍乗+誘惑であれば、205レベルから(8転生限凸必須)

日輪+誘惑・月輪+誘惑は共に250レベルにならないと装備ができないので、レベリングには全く使えません。(限凸済みレベルMAX前提)

S極装備例

ソロ用

武器
不乱 天巴之御佩刀 仁双応
壮健 朧蒼月 轟天の大槍
紅舞 衝天ノ神楽鉾
猛突 インペリアルランス
粉砕 ※高D敵用 ギガントマキア アルマース コランダム
大撃 ※安価 デス・サイズ エヴィルサイズ レーヴァテイン『戒』
防具 S増加値 A加算値 追加効果
勇将誘惑 月輪麗明 日輪光明 S×2 S×0.5
雲竜誘惑 龍乗の修気 S×1.76 S×0.44 Luck+100
生存誘惑 万斛の響鼓 S×1.6 S×0.4
誘惑誘惑 深紅のドレス 十二単
常夏ビキニ
S×0.64 S×0.36
誘惑加護 (同上) S×0.88 S×0.22

Sリフ用

武器
爽活爽活 フルールロッド プリマステラ 爽活:回復量20%
福音爽活 天啓の聖鐘 福音:回復量固定

※S極で使用する際は爽活のほうが回復量が多い。

防具 S増加値 追加効果
勇将生存 月輪麗明 日輪光明 S×5
雲竜生存 龍乗の修気 S×4.4 Luck+100
生存生存 万斛の響鼓 S×4
修羅生存 鏖魔瞳 S×3.6
大帝生存 英明の戦衣 S×2.9
勇将大帝 月輪麗明 日輪光明 S×3.625
雲竜大帝 龍乗の修気 S×3.19 Luck+100
生存大帝 万斛の響鼓 S×2.9
勇将誘惑 月輪麗明 日輪光明 S×2
雲竜誘惑 龍乗の修気 S×1.76 Luck+100
生存誘惑 万斛の響鼓 S×1.6

艦隊用

武器
一斉 布都御魂 火ノ迦具土 旋律の弦楽器 日本刀
和属 陸志の結扇エルテの宝杖
紅舞 衝天ノ神楽鉾
粉砕 ギガントマキア アルマース コランダム
不乱 天巴之御佩刀 仁双応
壮健 朧蒼月 轟天の大槍
爽活 フルールロッド プリマステラ
癒唄 バルゴの祝福 マジックスタッフ 極盛チョコクレープ
防具 ソロ防具と共通

※勇将、雲竜、生存、修羅 は効果が強化値に依存する。20強化時の数値を記載。

Luck100=アビリティ発動率5%UP相当

  • 最終更新:2024-01-06 14:05:50

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