# 濃霧中でPCを使用してはならない(戒め) 本稿は,[DSLアドベントカレンダー](https://qiita.com/advent-calendar/2019/muroran-it-dsl)11日目の記事になります. しょうもない記事であることをお許しください. ## はじめに 今年の7月某日,Macbook proを屋外で1~2時間ほど,実験で使用する機会がありました. 私が所属する大学がある室蘭市は梅雨こそないですが,夏場は常に湿度が高く,霧(通称:ムロレイン)が多い街です. ![](https://i.imgur.com/j74diwY.jpg) [問題の日の気象データ(気象庁)](https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/10min_s1.php?prec_no=21&block_no=47423&year=2019&month=07&day=17&view=p1) 綺麗に終日,相対湿度が100%... ジメジメしている中の長い実験を終えて,自宅に戻って昼食を取ります. 午後の作業に取り掛かろうとした,そんな中悲劇が起きました. ## 何が起きたのか コンピュータの液晶内部に浸水しました. 液晶内で結露?そんなことがあるのか... ![](https://i.imgur.com/wIrd6sP.jpg) イメージ図(焦っていたため,実物の写真はありませんでした...) 引用:https://mac-repair.jp/blog/3691 目視で確認ができるほどの大きさの,水の染みがポツポツと😇 ## 対処法 Apple製品のサポートで,一番最初に頭に浮かぶのは,AppleCareです. Applecareは,不慮の故障に対して,定額で修理・交換を行ってくれるサービスですが,調べたところ,どうやら水没案件には対応してくれないようです... https://support.apple.com/ja-jp/HT201880 公式のサポートが絶望的であることを悟った時点で,私にはもうどうすることもできませんでした. ドライヤー,除湿機の排気にPCを当てる,乾燥剤と一緒に袋に入れるなど, ネット上に錯綜する手法を諸々試しましたが,効果はなし. 水没した状態で使用するとショートの恐れがあるため,電源を落として,放置することに. すると,少しずつ水の染みが減っていました. 最終的には,1週間弱ほどで全てのシミが無事消滅しました. ## 最後に 問題となったMBPは,幸い不具合もなく,元気に稼働しています. 一応,いつ故障しても良いように,バックアップを取ることにしています. 唯一の気がかりは液体浸入インジケータ (LCI)が変色していないかですが, こればかりは確かめようがないのでお祈りするばかりです. ## 先駆者さま http://www.cl-link.com/blog-shigeta/2017/02/04/macbookair/ https://mupon.net/submerged-mac/ https://repairs.jp/waterdamage/2407/
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