![](https://i.imgur.com/6fYEaKo.jpg) 久しぶりに更新(^^) (一番下) # バナナ=コミューン *Commune de Banane* このサイトの登場人物は、実際に私とある程度の付き合いのあった方に限られている。逆に、「主要メンバー」だった人物は、すべて網羅されているということである。謎をひも解くカギはもう明らかになっているぞ。 あと、バナナ島って実在してたの草 ## 略史 - バナナ帝国(7月10日〜7月25日) - 神聖バナナ帝国(7月25日〜8月9日) - バナナ社会主義共和国連邦(8月9日〜8月11日) - バナナ第二帝国(8月11日) - バナナ第三帝国(8月11日〜8月25日) - jegan1解放戦線(8月26日) - Neo Banana Empire (8月27日) - The Broken Empire(8月27日) - クロノスカンパニー入団(8月27日~8月29日) - Neo Banana Empire II(8月29日~9月25日) - Banana Republic (9月26日~10月24日) - バナナ=コミューン(10月24日~) - バナナ帝国(3月13日~11月27日) # 歴史 バナナ遺跡から発掘された古文書を解読でき次第、以下に順次公開している。本書は膨大な文量が記されているため、心して読んでほしい。 ※追記'19.2.27 バナナ遺跡の全てを発掘したが、古文書は途中で途切れていることが発覚した。残りの部分に関しては、更なる調査が必要となろう。 ## 創世紀~古代  -無法鯖の暗黒時代- 2017年7月10日、初代皇帝ナナチェリーナ・アレクセイバナナ1世(bananaheed)が自ら破壊した町を帝都リヒテンシュタインと命名し、正式に国家樹立宣言を行った。鯖内でも有数の常識人であるbananaheedは、殺伐とした雰囲気の無法鯖をより住み心地のよいものに変えていこうと決意する。建国の7月10日以前、鯖に入った当初から古参による理由なきいじめを受けていた彼は、鯖内にはびこる古参の排除を悲願した。その第一歩として、彼は帝都付近の洞窟を探索、鉱石発掘に勤しんだ。鉄鉱石やラピスラズリなどを採掘した彼は、帝都上空に構築物を発見する。はしごを使ってのぼるが、その途中不運にも落下し、下にあったマグマに焼却された。  この段階で帝国の存続が危ぶまれたが、さらに危機的な状況が訪れた。帝都が悪の大王Crono_sに発見されてしまったのである。bananaheedはあえて座標をチャットで知らせ、拠点ではないと思わせることでCrono_sを出し抜いた。その後Crono_sの追撃を振り切り、海岸線に沿って西へ移動する。途中出くわした4か所の拠点を放火、破壊し、跡地に芸術的オブジェクトを建設してさらに西へ進んだ。  7月8日、大陸の最西端に到着したbananaheedは、そこで同時に宿敵ryu37の拠点を発見した。全てのアイテムを略奪し、畑を荒らし、放火して鬱憤を晴らすが、残念なことにryu37は既に引っ越し済みであり、そこは使い古した不要な拠点だったのである。 ## 中世  -バナナの台頭とパクス=ウンセプト-  7月10日、bananaheedは天才的な発想力を駆使し、鯖内でグループを作るという名案を編み出した。同日、建国宣言と同時に国民を募集すると、早くも2名の国民が集まる。そしてそれを皮切りに他のプレイヤーも同盟などを結び始める。各プレイヤーはグループを作る際、生みの親たるbananaheedに心して感謝するべきであろう。  7月12日、バナナ帝国は座標1万を超える遠隔地に拠点を作ることに成功。しかしスケルトンに殺害され発狂した。  7月24日、バナナ帝国は前回に引き続き再び遠征を敢行。しかしそこでもスケルトンに殺害され発狂した。 月日をさかのぼって7月14日、バナナ帝国は最終目標の一つであったjegan1の拠点を発見する。芸術作品を建築した上、良識あるbananaheedはアイテムを一切奪わないという善行を成し遂げた。そして、これをもってjegan1に対する宣戦布告を解除し、平和条約を一方的に結んだ。  なぜ、バナナ帝国はこれほどまでに強大な力を手に入れることができたのであろうか?  一つには、多くのプレイヤーから寄せられる信頼がある。バナナ帝国は自らをストレス解消の道具として他人に提供し、強大なpvp力を抑制して他人に勝たせてあげるという極めて素晴らしい行動をしつづけた。これにより、「bananaheedなら呼べばすぐリス地に来てくれる」「bananaheedなら期待通り殺されてくれる」という絶対的な信頼を確立したのである。  バナナ帝国は当時の世界水準を遥かに超えた高度な文明を築き上げていた。そのほとんどは軍事目的であり、バナナ帝国を中心とした平和世界の構築のため、帝国形成当初から軍事研究が活発に行われていたとされる。7月13日、手始めに大陸間弾道TNTキャノンの研究に着手。実験施設を破壊されたものの、7月25日現在計画書はすべて完成しており、後は材料と人員の増幅を待つのみである。  このような高い信頼度と技術力こそが、バナナ帝国の現在の広大な国力の源泉である。 2017年8月9日、神聖バナナ帝国内で圧政と抑圧に対する不満が爆発し、第一次バナナ革命が起こった。これにより、皇帝バナナ349世は打倒され、およそ1か月に渡る帝政バナナは滅亡した。 旧バナナ帝国を引き継いだバナナ社会主義共和国連邦(Union of Banana Socialist Republics)は、総書記スターバナナを筆頭に世界征服に乗り出した。領土は旧バナナ帝国の10倍にも達し、軍事力も大幅に増強されている。この8月9日に、bananaheedは無法鯖の象徴たる地位を確立したのである。 2017年8月11日、バナナ帝国内では相次いで二つの革命が同時に発生した。「血の金曜日事件」を経てバナナ社会主義共和国連邦は滅亡し、ryu37が次期皇帝として名乗り出た。(バナナ第二革命)しかし、ryu37の悪政と劣悪な国民待遇に対して反乱が続出。再びバナナ378世が皇帝に就任し、バナナ第三帝国が完成した。(バナナ第三革命) 2017年8月14日~8月21日まで、現実世界での多忙によりバナナが鯖内に1週間ほど現れなくなるという緊急事態が起こった。(皇帝大空位事件)その期間中、新規プレイヤーが以前の数倍に増え、FEERDOOMやオウム真理教などの新興国家が頭角を現し始めた。 2017年8月25日、寛大で聡明なバナナヘッドは、拠点に侵入したFEERDOOM国民を盛大に招き入れた。皇帝は一切攻撃しなかったにもかかわらず、悪辣なFEERDOOMはその場でバナナヘッドをリスキルし、戦艦バナナトーポリの3分の1を領有した。 2017年9月8日、岐神開発のkazu9711が戦艦バナナトーポリ付近のクロノス島に上陸した。同島に基地を構築し、突如バナナ帝国へ向けてファイアーチャージを多数発射した。バナナの警告を無視して攻撃を続けたため、バナナ帝国はクロノス島へ向けて砲撃を開始した。(クロノス島沖海戦)  戦艦バナナトーポリの125㎜単装砲は絶大な破壊力と優れた精密射撃力を誇るが、太陽フレアの影響を受けて暴発が続き、岐神軍に対して効果を発揮できなかった。そこでバナナ帝国は透過特殊部隊PSF(Permeable Special Force)を派遣し、クロノス島に上陸して岐神軍拠点の爆破を試みた。しかし岐神軍は既に領土化して拠点を保護設定していたため、PSFのTNT攻撃を難なく免れた。その後すぐにkazu9711がエリトラにより一時撤退したため、同日23時29分、クロノス島沖海戦は双方引き分けに終わった。  本海戦は歴史学者により様々な見解がもたれているが、バナナ帝国が自ら不沈戦艦と豪語していた戦艦バナナトーポリは、結局クロノス島の敵拠点に対して1発も命中弾を打ち込めなかったこと。そしてPSFの隠密作戦が失敗に終わったこと。重要拠点の隣島であるクロノス島に敵国が一切の妨害を受けずに拠点を構築できてしまったこと。以上を踏まえれば、本海戦はバナナ帝国の戦略的敗北、そして戦術的には両者引き分けとの判定が妥当であろう。  翌日の9月9日、バナナの不在中に戦艦バナナトーポリが爆破されるという大事件が起こった。これによりバナナは軍事力の30%を喪失し、クロノス海の制海権を失った。  バナナは失ったhome地点を再設定しようと試みたが、パワーが減少して新たな領土を確保できず、その上既存の領土がどこにあるかを忘れるという大失態を起こし、国を一時解体して再建国した。  岐神開発は、バナナ帝国創世記から近代に至るまでにおいて史上初めてバナナ帝国を敗北させた国家である。緒戦のクロノス島沖海戦に勝利した岐神開発はクロノス海における制海権を確保した。また、バナナ帝国クロノス海艦隊はリュー要塞まで後退を余儀なくされ、防衛上の優位を大きく削がれた。  ところが、9月14日、バナナ帝国はクロノスカンパニーからの支援を受け、かねてから研究していた新兵器V2ミサイルを完成させた。クラウドタウン近海のニューアンセプ島は、岐神開発領クロノス島を最も有利な位置で攻撃可能な戦略的要衝である。バナナ帝国が同島にV2ミサイルを配備したことで、クロノス島は実質的に使用不可能になった。 ![](https://i.imgur.com/7DBLJLd.png) (ニューアンセプ島に配備されたV2ミサイル。水平線上のクロノス島へ照準を光らせる。)  クロノス島沖海戦の敗北の後、次なる標的はリュー植民地であることは明白であり、周辺地域の防衛体制は強化されていた。さらに9月13日、大陸間弾道TNTキャノン「火星」87号がピーエス半島沿岸部に配備され、ここからもクロノス島を直接砲撃することが可能になっていた。そのため、かつてクロノス海全体ににらみを利かせる強力な支配権をもったクロノス島は、南北から包囲されてその地位を失った。これにより、バナナ帝国は戦略的に大きな優位を得ることになった。  9月15日時点でkazu9711率いる岐神開発からの攻撃は止み、休戦協定が結ばれた。また、16日にはTaharielの私立開発国との小規模な戦いがあったが、これについても同日中に決着が着いた。 ここで8月前後に増した新規勢力についても語っておこう。特筆すべきはsonnshi率いる「オウム真理教」と、unsept1853「ゆるふわLAND」である。  7月某日、sonnshiと名乗る人物が突如サーバーに現れた。彼はFactionが導入されるとすぐにオウム真理教を創設し、瞬く間に迷える子羊たちの心をつかんだ。9月27日時点で信者数は15人程度であり、サーバー最大規模の国家となった。  unsept1853は当初寡黙なプレイヤーであったためにその正体は不明であったが、9月以降本格的に同盟国を増やし、ゆるふわLANDを公開することで多くのプレイヤーを魅了した。Crono_sやbananaheed、sonnshiなどの極悪プレイヤーも、ゆるふわLANDの芸術的魅力によって改心したとされる。9月22日にはLAND、バナナ帝国、フォン影旅団、ひきだしにテラリウムなどによる合同廃坑探検が行われた。惜しくも作業員1名が探検中に死亡し、廃坑最奥部に墓が建てられた。 ![](https://i.imgur.com/BwR5mnV.png) (bananaheedの墓の前で記念写真を撮る連合探検隊) このような新規勢力、特にゆるふわLANDの台頭は、無法ワールドのかなり広範に平和をもたらした。事実、中世末期においてバナナ帝国は、当初宣言していた世界征服の夢を自ら捨て去っている。また、その他の好戦的勢力もワールド内の平和的な風潮に興味を失って自然消滅した。こうして、ゆるふわLANDの革命行為(ゆるふわHP参照)は歴史的な成功を収めたのである。(パクス=アンセプト) ## 大航海時代  -遺品を求めて- バナナ帝国では9月23日からの数日間を大航海時代と呼ぶが、中世やその後の近世との明確な区別は行われないことが多い。  バナナ帝国は中世を通して大まかな国家の礎を築き終わり、パクス=アンセプト時代の到来により平和で退屈な生活を送っていた。しかし、ある日突然、バナナ国内で「座標15000、-1070に誰かの拠点跡地があるらしい」といううわさが立ち込めた。そこで皇帝は偵察部隊を派遣し、略奪をもくろんだ。案の定現場には何も拠点は存在しなかったが、直下掘りしたところにダイア鉱石10個を発見した。歓喜におぼれて油断したバナナは、お決まりの落下死によってエリトラを含む多くの貴重品を落としてしまった。その後すぐに遺品回収部隊が送られたものの、この回収部隊まで落下死するという珍事が発生した。累計2個のエリトラを喪失したバナナは、やむを得ずボートでアイテム回収に向かうことになり、ここにバナナ帝国の大航海時代が幕を開ける。  結論から言えば2度目の回収作戦は成功した。しかし道中出くわした地形はすべて山岳地や雪原であり、利用価値は皆無であると判断されたためにそれ以上の探検隊は派遣されなかった。  これにより、バナナ帝国のしょうもない大航海時代は幕を閉じた。 > 大航海時代後の世界情勢 *-For leave poor Banana-* 以下、9月27日時点での主要各国の諸データ(推定)を載せる。 --- | バナナ共和国 | SEEKER | オウム真理教(DQN含) | 秘密結社ネオニート | UNKMN| | -------- | -------- | -------- | - | - | | 1870 |  5350  |  3240 | 5380 | 6400 | 主要国のpvp戦闘力 ・装備品、エリトラの有無、ポーションや純粋なpvp能力などを総合的に判断。地形は考慮しない --- | バナナ共和国 | SEEKER | オウム真理教 |秘密結社ネオニート | | -------- | -------- | -------- | ----- | | 448(5%) | 2132(82%) | 1278(48%) | 2178(82%) | 主要国の防衛耐久力とUNKMNに対する防衛成功率 ・UNKMNから本格的な攻勢を受けたと仮定した場合、各国の耐久力を相対的に数値化した。 ・単に防衛に徹するだけの状況を想定しており、UNKMNに直接勝利することは求められない。 --- このように、バナナ共和国はリス地付近のワールド西半を広域的に支配していたものの、他国と戦争を行うと瞬時に滅亡するというのが現実的な見込みであった。他にも、他国の鉱物資源量や食糧生産量等を比較すると、バナナ共和国が明らかに劣っていると考えられた。永久要塞である戦艦バナナトーポリが国家パワーの不足で破壊されたことにより、国家としての耐久力も著しく落ちていた。  そこで、バナナ共和国ではバナナ・ケアとよばれる2つの国家方針が採られることになった。1つは近代的な軍事力保有を目指すもので、もう1つは村人増殖や他国との取引を媒介とする経済拡張政策である。26日、オウム真理教からポーション醸造台を購入したことでようやくポーションの製造が始まった。これにより、長年研究・訓練を続けてきた新兵器F-23を実戦配備することに成功し、また、時を同じくしてバナナ王立空軍が創設された。他にも本格的なブランチマイニングが行われるなど、今更感が拭えないもののバナナなりに努力していたようである。  村人取引を主眼に置く経済拡張政策は、リュー植民地の拡大と同時に行われた。リュー植民地とは、ryu37がかつて拠点としていた砂漠及び山岳地帯をbananaheedが勝手に領有宣言したものである。ryu37は既に新拠点に移っていたため、リュー植民地をryu37が再び使うことはなかった。したがって、砂漠地帯をエル・アラメイン、山岳地帯をリューベックと命名し、現在に至るまで主にスイカやサトウキビの供給源となっている。その後も徐々に植民地は拡大し、砂漠地帯から続くリュー半島全域と、対岸のピーエス半島を勢力圏とし、そして両半島間のロットバナナ海峡を封鎖した。そのまま地中海沿岸部すべてが円環上に制圧され、大航海時代末期にはさらに北へと拡大していった。この過程で発見された村は直ちにバナナ共和国の保護対象となり、すぐに取引を始めたとされている。 > 大クロノス海戦争の本格化 *-Darkness fell-* バナナ共和国の成立以降目立った好戦的勢力は現れなくなっていた。岐神開発も時間の経過とともにバナナの敵としての姿を消しており、両国間に目立った戦闘行動はなかった。9月26日、バナナ共和国諜報員Crono_sから「クロノス海沿岸部にニューアンセプ島を照準に定めたTNTキャノンがある」との情報を受け、すぐに偵察部隊を派遣したがこの時点では発見できなかった。  翌日の9月27日には岐神開発から正式にTNTキャノンを建築したとの声明が発表され、これを受けてバナナ共和国はニューアンセプ島に新たなV2ミサイルを配備した。  そもそも岐神開発は9月8日からバナナ共和国と敵対しているため、正確にはこの時点から戦争が始まったわけではない。後述するUNKMNとの戦いを含め、クロノス海とその周辺の広大な領域において発生した戦闘行為を総称して大クロノス海戦争と呼称した。  kazu9711率いる岐神開発とcrosnのUNKMNによる中央同盟国と、バナナ共和国、秘密結社ネオニートによる協商国に分かれて行われたこの戦争は、無法鯖史上初の同盟戦争であった。また、参戦者はcrosn、Crono_s、kazu9711などの変人ばかりであり、常識人は唯一bananaheedしかいなかったこともこの戦争の特色である。   ![](https://i.imgur.com/ANAWFU0.jpg) (ミケネコ砂漠に設置された岐神開発の新型TNTキャノン) この大クロノス海戦争におけるバナナ共和国の方針は以下の3点である。 1. 全ての言葉を「バ」と「ナ」の配列のみで表す新エニグマ暗号機の開発。 2. ??? 3. ??? 新エニグマ暗号機の記法に基づくと、例えば「バナナは最強」を暗号化すると「ナナバナババババナバナバナババ」となる。このように、誰にも分からない言語で同盟国間のコミュニケーションを円滑に進められることは大きなアドバンテージであった。 また、バナナ陣営は必要最低限の行動のみをとり、基本的に防衛戦に徹することを原則としていた。これは、パクス=アンセプトによる平和秩序をみだりに破壊しないことが、最終的にバナナを含めたすべての国家の利益となるからである。 > エル・アラメインの戦い *-Operation Coal-*  **結果:UNKMNの勝利、シディ・バナナを除くリュー植民地全土の降伏**  バナナ・ケアによる経済拡張政策は、エル・アラメインにおけるサトウキビ生産と、そのサトウキビをシディ・バナナで売り捌くことでエメラルドを獲得し、それを基に他国と貿易をすることで成立するものであった。したがって、リュー植民地の存在意義はバナナ共和国にとって決して低いものではなく、たとえ砂漠地帯であっても手放すには惜しい地域であった。  crosnは以前から同地域のサトウキビを無断で収奪していた。寛大なbananaheedはしばらく見逃していたが、後の作戦に活用できると考え、奪われることを承知の上でサトウキビを栽培し続けた。そもそも両者共にエリトラを所持している現状では、互いの居場所を突き止めることは極めて困難である。そこでbananaheedが採ったのがコール作戦(Operation Coal)であった。これによれば、まずcrosnが収奪するたびにサトウキビ畑を植えなおし、crosnの破壊意欲を出来るだけ駆り立てておびき寄せる。初めのうちはバナナ側からは何もせず、後にサトウキビを奪いに来た無警戒のcrosnをB4Bワイルドバナナにより奇襲する、というものだった。  B4Bワイルドバナナはエリトラを装備したbananaheedが、高高度からポーションを投下して攻撃する急降下爆撃機である。理論上、少なくとも敵兵が地上にいる限りは100%逃れることはできず、またバナナ側が撃墜される可能性は万に一つもないはずだった。  作戦の構想通り、crosnは再三にわたりエル・アラメインに足を踏み入れ、そのうち2回バナナによる奇襲爆撃を受けた。ところが、~~案の定~~ワイルドバナナが落下による自爆で2機を喪失したため、crosnは実質何の被害も受けぬまま2度にわたり勝利した。crosnはその後も、バナナがサトウキビ畑に設置したTNT地雷を華麗にスルーするなど、7月3日事件以来の完勝を収めた。  相次ぐ敗北により、バナナ共和国は10月3日をもってシディ・バナナを除くリュー植民地全土を放棄した。 > ABCD包囲網の構築 *-Siege of Central Allies-*  無法鯖では多くのプレイヤーがエリトラを所持している。多くの場合他のプレイヤーとばったり出会うことはなく、仮にpvpになったとしてもすぐに逃亡できる。10月3日時点で、エリトラで飛行するプレイヤーを撃墜できる者はゼロであったことを考えれば、無法鯖における一騎打ちpvpは高確率で回避できると分かる。そのような状況で敵対国に勝利するためには、単純なpvpで国力を削るだけでなく、経済による圧迫が有効だった。  特にバナナ色が強いオウム真理教と、その傀儡国家であるDQN本部、秘密結社ネオニート、バナナ共和国は、UNKMNと岐神開発に対して禁輸協定を結んだ。この経済制裁を、オウム真理教(Aleph)、Bananaheed、Crono_s、DQN本部の頭文字をとり、ABCD包囲網と呼んだ。またバナナ共和国は、crosnなどの攻撃的勢力を排除するため、これら4か国間での地域経済を通して繁栄することを目的とした大バナナ共栄圏を提唱し、広く受け入れられた。 > クロノス海の戦い *-Operation Iron-* ![](https://i.imgur.com/WVq7tni.png) (ニューアンセプ島上空を哨戒飛行中のバナナ型戦闘機XB5Bバナナロケット) **結果:バナナ共和国の勝利、岐神開発のエリトラ1機喪失** リュー植民地の放棄は、バナナ共和国全領土の約55%を喪失したことを意味する。また、バナナ・ケアの中枢であったサトウキビ栽培も大きな被害を受けた。とはいえ、サトウキビは別の場所で何度でも栽培可能であり、エリトラ2つを除けば特段失ったものはないため、バナナがそこまで劣勢に立ったとはいえなかった。  10月6日に新たに迎え入れた国民によるパワー増加に伴い、追加可能な領土を10チャンク分手に入れた。これにより、9月に沈没した戦艦バナナトーポリを復興させる事業が考案されたが、これはすぐに棄却された。バナナ海軍は、リュー植民地における利権を喪失した代わりにクロノス海における圧倒的な制海権を得ることを目的に、10月7日に空母バナナ・ビンソンを旗艦とするクロノス海艦隊を結成した。 さらに9日には新型爆撃機クロノスくん1号が岐神開発のTNTキャノンを空爆し、11日にはニューアンセプ島でkazu9711とバナナ型戦闘機XB5Bバナナロケットのドッグファイトが行われた。これはkazu9711の自滅により幕を閉じ、バナナ空軍の初勝利を飾った。 また、この出来事をもって両陣営のプレイヤーのサーバー参加率が低くなり、時と共に緊張状態は緩和していった。10月22日、bananaheedによる戦争終結宣言によって、再び無法鯖に平和が訪れた。 ## 近世  -闇の軍団テラリウム- > バナナ共和国の終焉 -*Disruptive fallen*-    bananaheedは日ごろから自国の国家パワー管理を怠る癖がある。それは、10月24日のその日も同じことだった。23日、落下死してパワーが未回復のまま鯖を抜けたことが全ての発端となる。  24日の午後、bananaheedはいつも通りニューアンセプ島地下壕の開削を進めようとしたところ、地上建造物の一部が爆破されていることに気付く。全土が保護領域に覆われていたはずのニューアンセプ島が爆破されたことは、当時の関係者の議論によって国民Soraomaturiの反乱ではないかという結論に至ったため、結果としてSoraomaturiはバナナ共和国から追放処分を受けた。処分が下された正にその直後サーバーに入ったSoraomaturiは、深夜にcrosnが爆破していたと主張した。  いずれにしても早急な基地改修工事が急がれる中、国家パワーが完全に回復するには55分を必要としていた。そのため、有事に備えてニューアンセプ島の一部を保護領域外に設定し、重要区域のみを保護化するという応急処置がとられた。  その最悪のタイミングで宿敵crosnが入室してきたのは、バナナ共和国にとって7月8日事件以降の危機であった。crosnは自分が爆破したことをドヤ顔で宣言し、ニューアンセプ島に乗り込み、bananaheedを虐殺した。24日22時10分、ニューアンセプ島守備隊は玉砕し、駆逐艦ナノマロンは沈没した。 このように、4か月もプレイしながら未だにまともな装備も整えず、バナナ型戦闘機などのふざけた装備しか整えようとしないバナナ大統領に対して国民の不満は絶頂点に達した。クラウドタウンにて大規模な抗議運動が行われ、それに呼応して共和国内全土で反政府デモが発生した。暴徒化した国民を政府が鎮圧しようと試みたため、クラウドタウン市民を中心にバナナ=コミューンが結成され、ゆるふわLAND中心部に亡命政府を樹立した。さらにリュー植民地では独立気運が高まり、25日、バナナ共和国政府はリュー植民地の独立を認めるという異例の対応を取り、事実上共和国は解体した。この後、リュー植民地はsonnshiを皇帝とする国家社会主義リューロスト帝国(Bananese Ryu colonial empire)として正式に独立した。残されたバナナ共和国政府は西の彼方に逃亡し、未だ姿をくらませている。 > ゆるふわピラミッド事件 -*Crazy troll*-   過去のプレイヤーが建築したものが荒らされるのは無法鯖ではよく見る光景である。24日にバナナ共和国が荒らされたのもつかの間、ゆるふわLAND中央部で前代未聞の荒らしが発生した。 そもそも荒らしというものは、一般的には建築物を破壊し、プレイヤーを殺害し、アイテムを奪うというのがセオリーであるはずだ。しかし、今回ゆるふわLAND中央部を荒らしたプレイヤーは高さ50マスに相当する巨大ピラミッドを建造しており、余程変わり者であることが予想された。したがって今回の事件の容疑者として真っ先に挙げられたのがbananaheed, Crono_s, crosn, sonnshi (いわゆる変態四天王)の4名であるが、結局犯人は分からずじまいとなってしまった。 ![](https://i.imgur.com/6UaJGhQ.png) (bananaheed, crosnのツーショット写真。永遠に見ることはできないだろう) その後ピラミッドの構成成分を分析した結果、これは初代バナナ帝国皇帝の墓であることが判明した。この構造物は長年成仏されなかったbananaheedの怨霊の怒りが頂点に達し、地下に眠っていた遺骨が火山噴火と共に地表に飛び出して来たものだと推定されている。現バナナ大統領が供養のためにピラミッド上部に祭壇を作ったが、何者かに爆破された。 「これは、ゆるふわLAND地下のフォン美術館にbananaheedの遺骨が展示されたことが原因でしょうね。bananaheedの遺骨は正しい手順で儀式を行わなければ絶対に供養できません。この頃は尊師もサーバーに来なくなっていましたから、シヴァ大神とバナナ怨霊の怒りが連動して、大噴火が起きたんでしょう」と、心霊研究家bacchi_tは語る。 「ゆるふわに出来た火山ピラミッドは、unsept1853の意向により今でも維持されています。何より悲しいのは、当時のバナナ大統領が直々に祭壇を作ったあと、5分後にTNTで爆破されているんです。ゆるふわ廃坑遠征の時もそうでしたが、彼がまともに成仏されないのはやはり一族の運命なのでしょうね」 ![](https://i.imgur.com/0J5fPIY.jpg) (頂上:建築後5分で爆破される嫌われ者bananaheedの墓) ちなみに、unsept1853はアンセプト1853ではなくウンセプト1853である。誤用した不埒者は深く反省しなさい。 > エンド封鎖と高まる国際緊張 -*End Peaks*-  bananaheeは新たに国を開いたことで、以前同盟関係にあった国との関係は一時的になくなってしまった。これは世界中に散らばる同盟国のhomeを利用できなくなったのと同じであり、各国と再度同盟を結ぶ必要に迫られた。ゆるふわLAND中央部にはバナナが有する装備・アイテムはほとんど存在せず、一から国を立て直すか、旧バナナ共和国まで戻るかを選ぶ必要があった。特にリス地に最も近いhomeを持つ秘密結社NEONEETの重要性が高かったが、Crono_sが数日間サーバーに来ないという状況が続いていた。彼の生存確認が取れない中、先のcrosnによる虐殺でエリトラを失ったbananaheedはボートだけでゆるふわLAND中央部から直接リス地まで戻ることにした(第二次大航海時代)  前回の大航海時代と違って航海は順調に続き、途中出くわしたキノコ島に寄港した。この島からリス地まで直線距離で12000メートルと、まだまだ目的地には程遠い場所ではあったが、bananaheedはこの島を拠点にバナナ=コミューンを一から再建することを決定した。 バナナ=コミューンに決定的に不足していたものはエリトラをはじめとする強力な装備品であり、それらを最も簡単に入手する方法は、エンドシティおよびエンドシップを攻略することである。しかし決定的な問題があった。それは、国家を一度再建したことでSEEKERとの同盟が失われてしまったことである。SEEKERとの同盟関係は、bananaheedが唯一エンドへ行くことができる点で秘密結社NEONEETと同等の重要性を有していた。しかし、首領ps100が数か月失踪したことで、同盟再建は絶望的な状況となっていた。そこでbananaheedは、バナナ共和国滅亡以前から同盟を結んでいた小原重工に再度協力を呼びかけ、新たなエンドルートを確保した。  バナナ=コミューンは直ちにエンドに攻略部隊を派遣し、結果11月初旬までに4基のエリトラと装備20個以上を獲得したものの、稀にエンドに入った途端爆死するという怪現象に悩まされていた。この現象は以前から見られたものであり、bananaheedのほかにkazu9711やpearl55なども被害を受けていた。既存の赤石技術理論から考えると、あまりにも起爆までの時間が一瞬過ぎて再現不可能であり、バクかあるいは鯖主の陰謀であるといううわさが立ち込めていた。  ![](https://i.imgur.com/F40npbY.jpg) (無法鯖七不思議のひとつ、「エンドに入った瞬間爆死する」の正体が明らかとなった瞬間である)  bananaheedは美しき無法地帯に潜む闇の暗部を見てしまったことで、小原重工から「他言した場合滅亡させる」「毎日100スタックの鉄を持ってこい」などの脅迫を受けていた(大嘘)  この事実はbananaheedが同盟国である小原重工を配慮して公言していなかったが、結果的にはmasa204026自身が自らチャットでエンドにTNTを投下していることを発言した。これ以降も小原重工によるエンド封鎖政策は続き、主に大きな被害を受けた犯人、Soraomaturiなどを中心に反対運動が展開されることとなった。  ひきだしにテラリウム、犯人は私じゃない!あなただ!、小原重工対策本部などほぼ全ての勢力が小原重工に対する敵対姿勢を明らかにし、各々水面下で小原重工に対する攻撃計画を立てていた。これをきっかけに無法鯖史上初となる世界大戦への火蓋が切り落されることとなる。   > ミケネコ連邦体制と帝国主義国家の衝突 -*Central Allies and Imperialism*-  サーバー開始当初から常駐していたmikenekoなどのプレイヤーは、7月から数多に発生してきた事件に対しても不干渉を貫いてきた。しかし、彼らの多くは水面下で同盟関係を結び、尚且つ各々がキッズ達を部下に従えて古参としての確固たる地位を占めていた。  無法サーバーという場所にいながらも極めて紳士的な振る舞いを取り続けたmikenekoは、極まれにリス地付近に姿を見せるが、基本的には表舞台には現れない人物であった。そのため、主としてサーバー内における事件の発端となっていたcrosnなどのキッズ衆の視界には入っておらず、キッズからはその存在を脅威として見られることも無かった。  mikenekoは仲間のプレイヤー2名と共に無法地帯に乗り込み、主に地下か空中に巨大拠点を建設して密かに活動していた。その拠点位置は極めて隠密性に富んだものであり、レッドストーン回路を駆使した自動化装置によってほとんどの物資を自給自足できるものであった。キッズが騒ぎ立てても徹底して無視を決め込んだこともあり、多くの場合争いに巻き込まれることはなく、それによって被害を被ることもなかった。  さらにサーバー内で出会った数名のプレイヤーとも関係を結んでいき、結果的に5つの国がミケネコ連邦のもとで共存の道をたどることになった。もちろん、この連邦体制の存在は徹底した部外秘によってすべてのプレイヤーに知られていない事実であった。  最後に協定を結んだミキイズマイホームは10月ほどと推定されているが、この時期をもってミケネコ連邦は資源・軍事力・諜報等の多くの分野においてサーバーの覇権をひとえに独占し、影の超大国として名実ともに君臨することとなった。    これに対し、PVPや破壊行為を背景に自らの権力拡大を狙ういくつかの帝国主義国家も、10月から11月を目途に黄金期を迎えていた。バナナ共和国は滅亡後も相変わらず負け犬の遠吠えを繰り返し、小原重工も対外的な挑発行為が盛んになっていた。さらにフォン影旅団やNEONEETなども、建築と合わせて多くのPVP用物資を集めていた。  この時期には多くのキッズが姿を消していたことから、サーバー参加者は常連によって洗練されていた。特にバナナコミューンや小原重工は対外武力行使によって自らの支配域を広げようとする性格を有していたため、必然的にその相手は数多の物資とPVP能力を持つ列強諸国に限定されていたのである。  この時、幸か不幸か小原重工が行っていたエンドへのTNT投下が、犯人は私じゃない!あなただ!(以下犯人)をはじめとした多くのプレイヤーの怒りを買うことになってしまう。そして上述の通り、これはミケネコ連邦と帝国主義国家の大戦争の直接的原因となった。      ミケネコ連邦は、食料をはじめとした農作物、水産物、鉱石、村人、経験値TTなどほぼすべての面において小原重工やバナナコミューンを圧倒的に凌駕していた。当然PVPについてはさることながら、諜報、索敵、外交手腕等あらゆる面において覇を唱える存在であった。そして何よりも、そうした情報は他者には一切知られていないという事実こそが彼らの最大の武器であった。  これに対してバナナコミューン及び小原重工は、まずは物資の面において拠点作りから根本的に見直す必要があった。特にbananaheedはPVPにおいて圧倒的な弱さを誇り、「俺は弓を使いさえすれば無敵でしかない」「俺はエリトラさえあれば無敵でしかない」「俺はポーションさえ(ry」などと抜かし続けて周囲を呆れさせていた。この時代において協商国と呼称される小原重工及びバナナ=コミューンは、多くの面で引けを取っていたものの、TNTを利用した戦略兵器や一部情報戦において優位を持つ部分があった。 > フォン影旅団の暗躍  フォン影旅団はPVPを主軸とした好戦的国家という表向きだったが、実際には組織運営と海底神殿開発や村人増殖などといった戦争準備に大半を費やし、実際にはほとんど交戦せずに終焉を迎えた。  もともとフォン影旅団と小原重工は、微妙な敵対関係にあった。masa204026は数度フォン影旅団と貿易取引を行い、他方で互いを出し抜こうと駆け引きを繰り返す関係であった。同時にフォン影旅団は内政にも苦労しており、いわくつきのプレイヤーを内に抱え常に管理に追われていた。  ひきだしにテラリウムに所属していたAnjewerが脱退、のちフォン影旅団に参入した。Anjewerはテラリウムでもフォンでも無能と認定されており、あまりの無能さにスパイだと疑われる始末であった。Ohtoriは総合的に高位プレイヤーで極めて平和を好むタイプだが、実は小原重工のエンドTNT投下疑惑をいち早く見抜き、先陣を切って小原に侵攻した人物である。そればかりかmasa204026にヘイトが集まっていることを良い事に、自らもTNT投下装置を開発してエンド封鎖に加担するという逸材である。エンド爆破の報復としてOhtori,Soraomaturi,pearl55は小原重工に侵攻し、トラップを強行突破してmasa204026をボコボコにした。    小原重工によるエンド封鎖は、ゆるふわLANDによって全て暴かれていた。ゆるふわLANDは永世中立国として鯖内のあらゆるプレイヤーが集う憩いの場所であると同時に、各国の内部情報を秘密裏に収集し、ミケネコ連邦内の諜報員として暗躍していた。この事実は当時連邦外には一切漏洩していなかったため、同盟を結んでいた小原重工の暗部も探られていた。  犯人がエンド拠点に向かう際、謎の爆発で死亡した(犯人爆発事件)を契機としてゆるふわLANDが調査をしたと考えられる。ただし、これは専らミケネコ連邦内での情報共有にすぎなかったが、それにもかかわらず、小原重工所属のJeromeがフォン影旅団のTNT投下を暴き、鯖内に公表した。小原とフォンは同盟でないにもかかわらず、Jeromeという小物に経路不明の情報を握られていること、さらにフォン影旅団もゆるふわLANDの査閲を受けることになり、小原重工と合わせて一触即発の寸前までに至っていた。    このようなエンドをめぐる国際緊張により、フォン影旅団は秘密結社NEONEETとの同盟工作をはかる。NEONEETはこの同盟に乗り気だったが、懸念事項としてバナナ帝国がNEONEETと同盟を結んでいるリスクをはらう必要があった。NEONEETとの同盟により本拠点の座標を知られる危険性も高まり、しかもバナナ帝国という爆弾に接近することにもなる。騒ぎにならぬ前に渦中から抜ける意味でも、結果的にはNEONEETと同盟を組み共同で海底神殿開発に着手した。   犯人を始めとする古参勢力との衝突を避けるため、かつ成長途上のまま無駄な被弾を防ぐことも含め、フォン影旅団としては大戦争勃発前に手を引き、小原重工対策本部を通じた間接的な攻撃にとどめることになった。 > マサ=ミケネコ戦争 *The starting war* ### `同盟国陣営`          `協商国陣営` ★ エンパイアミケネコ            ★ 小原重工  ☆ ひきだしにテラリウム        ★ バナナ=コミューン   ☆ 犯人は私じゃない!あなただ!    ◆ 秘密結社NEONEET  ◇ ミキイズマイホーム2         ◇ ゆるふわLAND            ★ 小原重工対策本部 ★ 岐神開発 ◆ フォン影旅団 (★☆は正式な参戦国。◆◇は非正式に支援を行った国家) 11月5日、Xdayはついに到来した。ひきだしにテラリウムを除く同盟諸国は名実ともに小原重工に宣戦布告し、これを受けて攻守同盟を結んでいたバナナ=コミューンが小原重工側で参戦した。後日岐神開発も同盟国側で宣戦布告、他諸国は中立を宣言した。しかし実際には、諜報戦や物資提供において秘密裏に各陣営に支援を行っていた国家がいくつか存在した。  実際の戦闘が始まる以前から情報収集を始めていたミケネコ連邦は、協商国側の主な拠点位置やそこに通ずるルートもほぼすべて把握していた。対する協商国側は相手陣営の拠点位置をほとんど把握しておらず、これが後の戦線膠着に影響を及ぼすこととなる。少ない情報網を駆使して割り出したひきだしにテラリウムの各種拠点に対しては、いくつかの作戦が検討されたものの、犯人や小原重工対策本部については全く手掛かりがつかめないままとなっていた。  本戦争は、美しき無法地帯における最初で最後の世界戦争である。それに伴い、各陣営は彼我の戦略姿勢を推し進めるために中立国をも活用して情報戦・物資提供に供じさせた。さらにウィザーなどの生物兵器や新型のTNTミサイル、化学兵器(ポーション)などが実戦投入され、原子爆弾(トロッコバグ)の研究も進められるなど、大量破壊兵器の数々が生み出された。その空前の規模と相対して、両軍における人的・物的被害は極めて少ないものであった。 > > 小原要塞攻防戦 -*Kurage fortress*- #### 結果:同盟国軍の侵攻失敗  正直なところ小原重工やバナナ=コミューンの協商国側は相手を完全に舐め切っていたといえる。Xdayの11月5日即日中に小原重工拠点に最初の刺客が来襲し、彼らはそこで敵の恐るべき力を目の当たりにするのである。  小原重工は、リス地から数万メートル離れた遠隔地の砂漠地帯に地下拠点を設けていた。併存するエンドゲートに向けてTNTが投下され続けたこの諸悪の根源は、すべての敵対勢力にとって最大攻略目標であり、逆にこれ以外の拠点を持たない小原重工にとっては、この場所が最前線であり最後の砦でもあった。  この小原要塞に対して外部からの侵入経路は2か所存在するが、1つは地上部に備えられた侵入口、もう1つはネザー経由でのルートである。拠点内部には5体のゴーレムが常駐し、さらに外郭部にも3体のゴーレムが配置されていた(ゴーレムの数は他国と比較しても平均的数値に過ぎない)   開戦よりはるか前、小原要塞のありかを探し求めていたのはミケネコ連邦だけではなかった。pearl55を首領とするフォン影旅団もまた、小原重工によるエンド封鎖に対して強烈な嫌悪感を抱いていた。彼は10月上旬よりSoraomaturiを密偵としてバナナ共和国に送り込み、2週間ほどの調査の果てに見事小原要塞の座標を特定した。  Soraomaturiはフォン影旅団の一味であることを隠すため、単独で小原重工対策本部と名乗る国家を建設し、小原要塞からわずか300メートルほどの地点に拠点を設けた(ただし、この時点ではSoraomaturiの居場所は突き止められていなかった)  ![](https://i.imgur.com/DAflIVH.jpg)  ネザー経由でたびたび小原要塞に侵入を試みる犯人の姿が目撃されていたため、臨時で協商国陣営内に緊急事態令が発せられた。そして11月5日、ついに単騎で小原要塞内に侵入した犯人に対し、協商国側は総出で迎撃した。kurage2016、masa204026、bananaheedの同時攻撃を受けつつも金リンゴや不死のトーテムを駆使して協商国側を圧倒し、10分以上にわたる交戦の末犯人は上空へと飛び去って行った。辛うじて防衛に成功した協商国軍はすぐに反撃体制を整え、バナナ=コミューンでもhomeを解除する一時的な鎖国政策が取られた。  さらに同日中、kurage2016からバナナあてに緊急伝達。「小原にウィザーが大量に送り込まれてきた」とのことである。小原重工地下要塞の一角がウィザーによって破壊されており、要塞そのものにダメージはなかったものの外に出られないという事態に陥った。そこで、bananaheedは「Factionにおいて保護下に置いた場所にいるMOBは消滅する」という仕様を使い、4~5体のウィザーを瞬時に消去した。  初陣の結果は同盟国側の敗北に終わった。これにより、小原要塞は同盟国側にも容易に陥落させることはできないことが判明し、以後本格的な対小原侵攻は行われなかった。しかし、初めて真の実力を見せた犯人の戦闘力はすさまじく、推定ではcrosnと同格かそれ以上との結論が出た。この段階ではウィザーを送り込んだ人物が誰なのかは不明(※)だったものの、史上初の生物兵器が投入された戦いとして本戦は歴史に名を刻むことになる。 ![](https://i.imgur.com/TtgVJWJ.jpg) (※)現在ではmikenekoの暗黙の了解のもと犯人が解き放たれたとされる。本来ならばネザー内での召喚にとどめ、ネザーからの脱出を阻止するつもりであったが、~~犯人氏に魔がさして~~つい現実世界に召喚してしまった。 > テラリウムの戦い -*Operation Emerald*- #### 結果:バナナ=コミューン戦線離脱・以後対テラリウム中立化、小原重工は侵攻失敗により退却 ひきだしにテラリウムとは8月頃に本格的に結成された中立的国家である。その潜在的パワーは凄まじく、主に同盟国の後方支援拠点として存在したと推定されており、当時分かっている範囲では犯人に次ぐ脅威であった。 現在公開されている史料によれば、「ひきだしにテラリウム」それ自体の国力とは別に、mikenekoが個別に保持していた生産拠点もあった。美しき無法地帯はOPEN当初は10000×10000のワールドサイズだったが、後に20000×20000、さらに100000×100000へと拡張され、それに合わせてmikenekoもマップ角に拠点を増産していた。同様に犯人も複数の拠点を持っていたとされる。  隠密行動に徹し、夜闇に紛れて奇襲をかける。bananaheedが最も得意とし、最も戦果を上げていた戦法である(要出典)テラリウム拠点に攻め込む時点ではmikeneko以外に誰もいなかったため、ついに11月12日に作戦が決行された。  テラリウムの拠点については、bananaheedが9月ごろに至って友好的な目的で取り結んだ同盟関係によって一時的に視察していた。にもかかわらず、その拠点位置の座標をメモしていないという失態を晒し、一から居場所を突き止めることになった。  ネザーに大規模な拠点の一部を見たことがあるというmasa204026の不確定的な情報を基に、協商国軍はネザー経由で小規模な偵察部隊を派遣した。数十分にわたる捜索の末、ネザー内で例の拠点と思しきものが発見された。その場所は、各地に散らばる海底神殿TT、天空TTなど数個の生産施設につながるネザーゲートが設置されたターミナル地点であり、予想外の収穫をもたらした。 ![](https://i.imgur.com/s2G2LSi.jpg) (テラリウムに繋がる通路は偶然にもmasaの情報通り発見されてしまった)  (ここで注記しておくとmasa204026は元テラリウム国民であったため、この連絡通路の存在を知っていたことは全く不思議ではない) ![](https://i.imgur.com/VRT1kJ6.jpg) (海底神殿を魔改造した大型TT) 上記の海底神殿TTは次のような設計である。まず発生区域に水を敷いてガーディアンを湧かせる。湧いたガーディアンは、直下のマグマを経由して落下、アイテムは床に敷き詰められたホッパーに回収される。そのまま上記画像右のホッパーをたどり、神殿上部に運ばれる。アイテム仕分け機能も付いており、アイテム別に収納できる仕組みになっていた。 このような施設を破壊することは明らかに協商国陣営が取れる唯一の攻撃手段であったにもかかわらず、bananaheedは「mikenekoはいいけど他の子がかわいそう」との理由で攻撃をやめ、代わりに海底神殿TTに設置されていたビーコンとその周囲のダイアブロックを収奪するに留めた。 ただ、この施設そのものは、マリン系アイテムしか生み出せないがゆえに戦争資源としては直接役に立たない。むしろ、TT中央部にあるビーコンと鉱石ピラミッド、その周囲にあるチェストの方が収益になったと言えるから、あながちbananaheedの判断も間違いではない。  mikenekoは明らかに黒幕であるが、当時の段階ではmikenekoはunsept1853と合わせて善人のシンボル(~~ほんとは真っ黒~~)のような存在であり、バナナ=コミューン内部ではひきだしにテラリウムに対する侵攻には消極的な意見が多かった。 ![](https://i.imgur.com/TjPWNVY.jpg) (ラピュタ式ねこねこキャッスル。天空TT、ゴーレムTT、アイテム仕分等を擁する主力拠点である) mikenekoの証言によれば、このねこねこキャッスル(通称ラピュタ)はワールド内に計4か所以上存在していた。天空TTを中心として、その柱部分の周りにチェスト置き場、アイテム自動仕分け機や自動釣り機、ゴーレムTTなどを設けており、ラピュタのみで主な資源は全て賄えていた。 同じくラピュタについても火薬・TNT・ポーション・ダイアなどのアイテムを盗んだにすぎず、ラピュタそのものは破壊しなかった。(著者:回路技術をパクるくらいしとけばよかった) 設備視察も早々に引き上げ、ついにテラリウムの牙城に決死の突撃を敢行することとなる。 ![](https://i.imgur.com/lLaDEcs.jpg) (テラリウムのゾンビピッグマンTT。その圧巻たる光景に突撃隊は度肝を抜かれたとされる) ラピュタからネザーへ戻り、ようやくテラリウム本拠地にたどり着いた。不気味な静寂と立ち並ぶ巨大設備の壮観は、かつてbananaheedが見た「同盟国テラリウム」のそれとは打って変わり、彼に武者震いを連想させる緊張を発していた。 テラリウム本拠地は、中央付近に仕切りがあり、突撃隊が侵入したのは本棟とは別の場所であった。当然保護化された仕切りを破壊することはできないため、何とか別の侵入経路を見つける必要があった。 巨大ネザーゲートが立ち並ぶエリアからは進入路は見つからなかったため、やむなく一旦ネザーへ戻ることになった。幾ばくかの調査の後、黒曜石で囲まれた狭いエリアに続くネザーゲートを発見した。 ![](https://i.imgur.com/4ueHA0A.png) しかし最悪の事態が発生する。移動先ではネザーゲートが初めから消されており、火打石は1つも持っていなかった。それだけならまだしも、ゲート下に流れる水流は、一度飛び降りると外から開けない限り脱出できない仕組みになっており、黒曜石上に上ることもできなければ外に出ることもできなかった。加えて水流により常にFactionワープ機能(10秒間静止の必要あり)が使えないように施されていた。 頼みの綱のmasa204026に対し火打石を要請したものの、保護区域内であったため着火できなかった。仕方なく、持っていたエンダーパールを外に向けてゴリ押しで投げ続けることで、めり込みバグで外へ脱出できると考えた。 持っていた計50個のエンダーパールを残り12個まで減らしたが成果はなく、もはや自滅以外に道はないかと思われた。しかし正にその時bananaheedが幸運にも黒曜石にめり込み、脱出することに成功した。 続いてmasa204026も壁に密着したままエンダーパールを投げ続けることで脱出に成功。 開けたその先こそ、黒幕が眠る場所であった。 ![](https://i.imgur.com/vlusk39.jpg) (左かぼちゃ上:余裕綽々の構えを見せる黒幕mikeneko) 地下から地上高くに向けて4F構造でそびえ立つテラリウムは、元々masa204026がエレベーターで移動できるようにしていたものの、動作不良を起こしていた。そのため梯子をつたって2Fに上り、村人施設と自動かぼちゃマシンの間を通り抜け、そこでbananaheedは黒幕の姿を目視する。 放置していたmikenekoに対し、背後から忍び寄りつつmasaの到着を待った。 ![](https://i.imgur.com/Nq7vGuF.jpg) (進化したバナナ型戦闘機&masa204026とmikeneko&長身イケメン部隊の決闘) masa204026が到着直後、侵入者の存在に気付いたmikenekoは「チェスト整理中だっつーのに騒がしい^^;」とため息をこぼしつつ装備を整え、テラリウムの戦いが火蓋を切って落とされた。 テラリウム内は十分な高さが確保されていたため、バナナ型戦闘機にとっては好環境だった。masa204026は地上装備と炎弓により攻撃したが、mikenekoは透明ポーションで姿を消した。そのためmasa204026は上空を飛行中のバナナ型戦闘機に数回誤射・誤認するなど、突撃隊に混乱が生じた。 不気味な緊張が漂う中、一向に視認できないmikenekoを探すべく、バナナ型戦闘機が上階へ向かった。隙間から直接エリトラで上階へ向かおうとしたその時、何を誤ったか、空中に浮かぶエンドゲートに不時着してしまったのである。 あろうことか一戦も交えず小原重工へ引き返すこととなったbananaheedは、そのままmasa204026の戦果を待つほかはなかった。しかし当のmasaは、テラリウムに配置された長身イケメン部隊(アイアンゴーレム)に奇襲を受けて敗北した。 ![](https://i.imgur.com/4VvtF76.jpg) (ゆるふわLAND管理人unsept1853に哀れみの目を向けられるbananaheed) > バナナ島の戦い ![](https://i.imgur.com/F3r5yXA.jpg) (同盟関係にもかかわらずなぜかこの後決闘するbananaheedとCrono_s) > パルス攻勢作戦 -*Offensive Pulse wave form*- #### 結果:両軍の戦線膠着化、協商国軍は戦略目標を一部達成   犯人の再攻撃が行われないまま数日が経過し、協商国軍は一時的に反撃の猶予を得たと確信した。敵国の拠点座標すら正確に把握していなかったため、まともな作戦も考えずに戦いに臨むこととなった協商国陣営はようやく敵の情報の一部を獲得することに成功し、パルス攻勢作戦のもとに本格的な反攻作戦が開始された。  本作戦は以下の3段階、および7つの作戦によって構成される。 #### 第一段階  小原防衛強化とバナナの挑発攻撃 - **クラゲ砂漠の壁建設計画** - **CL作戦** #### 第二段階  漸減邀撃作戦と犯人アジトの捜索 - **小原対策本部攻撃作戦** - **クロード作戦** - **インフィニティ作戦** #### 第三段階  資源封鎖と和平工作 - **ミケネコ作戦** - **バナナ・プロパガンダ作戦** 小原要塞とバナナ=コミューンが共同してパルス波のように防衛と攻撃をON/OFFすることで効果的に防衛体制を強化し、漸減邀撃を主眼とした方針により講和に持ち込むことを意図していた。結果的には第二段階の途中まで計画は進み、それ以外は種々の要因により終戦まで完遂されなかった。 > 第一段階  ![](https://i.imgur.com/dUISOsp.jpg) CL作戦によりCrono_Sの援助を受け発展したバナナ島 ![](https://i.imgur.com/frTI0ms.jpg) 建設途中のクラゲ砂漠の壁(再現図) 小原要塞の防御力をより強化するために取りかかられた「クラゲ砂漠の壁」建設計画であったが、終戦時ですら完成度はわずか20%未満であった。 多くのキッズ国民を失い、Nano1117も参加率が著しく低下していたことから、テラリウムはmikenekoの独裁国家と化していた。侵攻失敗を名目に中立条約を結んだ優しさあふれるbananaheedの恩情により、テラリウムは崩壊の危機を免れた。 bananaheedは、かねてより唯一親しくしていたCrono_Sに同盟工作を謀る。Crono_Sはリスポーン地点に卑猥なシンボルの建築物を構え、大量のエリトラやトーテムをたびたびbananaheedに寄付していたが、その物資の出どころは未だ不明だった。 ![](https://i.imgur.com/c0xKCla.png) ![](https://i.imgur.com/Myjs6NU.png) (株式会社NEONEETの秘密空中拠点) 美しき無法地帯では、y=256より上空は隠しワールドと称した無限空間に続いている。株式会社NEONEETは、座標およそ(20000,-25000)地点上空に生産設備を持っていた。 小原重工はわずかな焼き鳥製造機しかなく、バナナ=コミューンは言うまでもなく何らの設備も持ち合わせていなかったため、こうした設備提供は彼らに多大な恩恵をもたらした。 当時、小原重工はエリトラ21基・ダイア50st・火薬30st、バナナ=コミューンはエリトラ8基・ダイア4st・火薬15st保有と中々に貧弱なあり様だったが、そこに株式会社NEONEETの支援が加わり、新たにエリトラ約50基・ダイア4LC・火薬10LCと数百のエンチャントダイア装備、スライムブロック、エンチャント本、レール等々を使えるようになった。天空TTの恩恵で、無限の火薬を手に入れたことも大きかった。 これと比較して同盟国陣営は、岐神開発(kazu9711)は推定でバナナ=コミューンと同等、ミキイズマイホーム(maron039)は小原重工に若干劣るほどとされ、ゆるふわLANDは秘密裏にエンチャ本などの物資を横流ししていたとされる。小原重工対策本部(Soraomaturi)はフォン影旅団のスパイ・ペーパーカントリーであり、pearl55やohtoriなどの旅団メンバーもたびたび小原を訪れbananaheedを射撃して墜落死させるなどの介入があったことから、このフォン影旅団全体も同盟国陣営と考えて差し支えない。そうすると、フォン影旅団は海底神殿TTや村人培養地、多数の鉱石やエリトラを保有し、小原重工と同程度の国力だったと考えられている。 mikeneko(とテラリウム)は、前項のように大量の拠点を持っていた。そのパワーは、(バナナコミューン+小原重工+岐神開発+ミキイズマイホーム+ゆるふわLAND+フォン影旅団)の総計を大幅に上回るほどであるし、「犯人は私じゃない!あなただ!」に至っては、mikenekoの4倍以上の国力であった。 * バナナコミューン=岐神開発=1バナナ * 小原重工=20バナナ * ミキイズマイホーム=1.7~1.8バナナ * ゆるふわLAND=20バナナ * 株式会社NEONEET=30バナナ * フォン影旅団(小原重工対策本部)=20バナナ * ひきだしにテラリウム(+mikeneko)=70バナナ * 犯人は私じゃない!あなただ!=250~300バナナ  それと同時期に暇を持て余したbananaheedは、小原重工付近を哨戒飛行中に1つの国家を発見した。わずか300mほど離れた地点に、面積2チャンクの小原重工対策本部が堂々と建設されていた。 小原重工対策本部の実態はペーパーカントリーであり、その内部には大した設備はなく、あくまでかく乱目的でフォン影旅団から分離した国家である。  小原重工対策本部が本部からわずか300mに建設されていたことを初めて発見し、これに対する処遇が検討された。小原=バナナ首脳会談によれば、①soraomaturiとClaude_bvvが同盟関係で、かつこれを前進拠点としている可能性があり、②特にClaude_bvvはその本拠点に関する情報が一切無かったことから、このエリアは監視にとどめ放置することとした。ここを拠点として出撃しているとなれば小原本部に対する進撃ルートは限られることになり、効果的な迎撃が行えるためである。 ![](https://i.imgur.com/WNITXiY.jpg) しかし、暇を持て余したbananaheedが当該拠点に対してTNTミサイル2発および迫撃砲16発を撃ち込み、周囲の地形もろとも木っ端みじんにする挑発行為に出た。これにより拠点内部への侵入口が見つかるも、内部に「こんなダミー拠点に必死になってどんな気持ち?w」「bananaheed お前は騙された雑魚」「小原重工はクズw」などの看板が設置されているだけであり、依然監視を続けたものの本当に何もないただのブラフではないかと疑問が噴出した。 (実際はsoraomaturiとミケネコ連邦との直接的なつながりはゼロであり、犯人はエンド天井裏を通じた独自ルートを経由していた。なおカボチャ型偵察機kabota-105Tを初期段階で喪失している。) > リスポーン会戦 -*Battle of Respawn point*- #### 結果:協商国軍の圧勝 ![](https://i.imgur.com/neIMGPW.jpg) (リス地に籠城するSoraomaturiへの砲撃。しかし爆破無効により効果はなかった) リスポーン地点周囲には各国大使館が並び、初心者を自国へ勧誘する為に多くの国家が領土を保有していた。soraomaturiもリス地に拠点を設けており、数日にわたり姿を見せなかった同盟軍を刺激すべく、唯一手掛かりのあるsoraomaturiのリス地拠点を訪問した。  特に無意味なオブジェクトがあるだけで何一つ手掛かりは掴めなかったものの、偶然にもすぐ近くのリス地にてsoraomaturiを発見した。各部隊はリス地を封鎖、これに対しsoraomaturはリス地に籠城した。  15分ほどにらみ合いが続き、リス地保護区域でも外部からのTNT投射でダメージが通るか確かめることとした。masa204026がスライム爆撃機MS-877を召喚するも、スライムブロックの動きそのものが保護区域内で停止し失敗した。次いで壁上からTNTキャノンによる砲撃を試みるも、保護区域内を理由にダメージは無効化され、これも失敗した。  やがて数十分が経過し、bananaheedらは飽き飽きして監視を怠るようになった。その一瞬のスキを、単に放置しているだけかと思われたsotraomaturiは逃さずリス地を脱出し、直ちに自拠点へ帰還した。すぐに逃げられたことに気づくも、騒ぎに乗じてunsept1853やkira0709がリス地に参上、もはや作戦成功の見込みはなく全軍撤退で幕を閉じた。 ![](https://i.imgur.com/YC3JsAZ.jpg) (暇を持て余しエンダーマンを大量投棄する犯人) > 犯人大捜査線   > パンプキン条約締結と戦争終結 #### 結果 * マサ=ミケネコ戦争の終結 * 小原重工は領土4チャンクを犯人に割譲 * 人口過疎化によるサーバー閉鎖 > アジアンタワー解体とリス地緑化作業 -*The inheritance of AsianDahla*- ![](https://i.imgur.com/Af4dvPX.jpg) (6月以来残っていた最後の建築物が爆破解体された;_;) > 一一・ニニ事件 -*Vardacht*- ![](https://i.imgur.com/bs7KJp2.png) ![](https://i.imgur.com/BuYTF8S.png) ![](https://i.imgur.com/tfehSv3.jpg) ### コラム「masa戦争に勝算はあったか否か」 戦力差300倍の相手に勝つ方法は存在しない(ニチャァ とか言ったらコラムの意味ないよね~^@^ ### よくある質問1「バナナ帝国はもう復活しないんですか?」 風の噂によれば次のサーバーは12月半ばに登場するようだ。 それまで楽しみにしとけw そういうのも含めて、上記コラムの解答は現実世界で見ていきたいですね。 ### よくある質問2「なんでそんなに弱いんですか?」 わざと弱くしてあげてるの@w@ ### よくある質問3「次の舞台でもまた暴れて迷惑かけるんですか?」 次回はキッズ同士の争いにガソリンを注ぐような役割を果たしたいですね 余りに静かなようなら積極的に荒らし回ると思います^@^ ### よくある質問4「登場人物は公平に載せるべきだと思いますが?」 〇〇〇ゃさんごめんなさーい@w@ ### よくある質問5「次のサーバーの情勢についてどう予想していますか?」 諸君も退屈だと思うので、次期帝国史に記す内容をここに載せることとしよう。 これねー、本当変動要素が多いからコレだという予想はできないんですよ。ただ同時にそれが面白いわけ。 現状factionでは戦争こそが醍醐味であり、それも本格的、長期的なものを期待するプレイヤーが多い。 そのプレイヤー達も、多くは何かしらのコミュニティに属しており、既に勢力関係は出来あがっているといえる。 しかしそういう状況下でも既成コミュニティごとに行動するんでしょうか?? であれば勢力図は3~5等分されそうですね。 勢力1:ミケネコ連邦帝国 mikeneko、Nuko氏、L氏、N氏、K氏、P氏を擁する現最大勢力。 bananaheedはマケネコ戦争の結果このコミュニティに参加したが、現時点で既に離反を宣言。 勢力2:株式会社NEET GENERATOR(仮称) C氏、P氏の連合国家 新たに加わったプレイヤーも含む多種多様な人材を擁するが、国民全員が実戦経験に乏しいため台頭するには多少の時間が必要。 問題はG氏、Sonny氏等がどう動くかであるが、恐らく別勢力を作るものと思われる。 勢力3:NEO SEEKER(仮称) G氏、Sonny氏はここでまさかの手を組むと予想。 SEEKERの再興を目指すが、そもそも顔を知らないキッズは入れない主義だし、目的はバトルではない。したがって第二のLANDと化すと思われる。 勢力4:ならず者集団(その他) bananaheed、crosn、sonnshiなど「いかにも」なメンツが揃う。 無論この3名が手を組むことは万に一つもないので、各々単独行動することになろう。 勢力5:新規参入キッズ軍団 グループF.Dあたりが釣られて参加してきそうな感じはある。 おおむねこのような感じになると予想していますね。 当然こうならない可能性も同じくらいあるわけなので、それも含めてのお楽しみですね。 ### よくある質問6「どうせ次もカスみたいな拠点しか作らねーんだろ?」 にやにや ### よくある質問7「俺もFactionで天下取りたい。コツ教えろ。」 戦略と戦術の違いは分かるだろうか? 戦略とは登る山を決め、目標までのルートを考えること。 戦術とはその道中での装備品の使い方・登るのに必要な体力や技術・気象知識やその運用能力、つまり実践的な物事を考えること。 特に注意しておくべきは、戦術でいくら勝っても戦略で負けると全て敗北するというところ。 この無勝全敗のbananaheed様に質問している時点でお前は戦略を誤っているし、お前から戦術的なクリエイティビティを感じないからお前に未来はないということだw 戦略の基本は情報集め。 情報がなければ戦略の立てようがないし、誤った戦略をとればロクな結果にならない。 特にFaction鯖で重要な情報は2つ。 1. プレイヤー同士の人間関係(国際情勢) 2. 各プレイヤーの拠点座標 史実では、マケネコ戦争においてバナナ陣営はそもそも喧嘩を売った相手に同盟国はいるのかどうか、誰が味方で誰が敵か、そういった情報がないまま始まった。 逆にミケネコ陣営はある人物を通してバナナ陣営の情報はほぼすべてつかんでいた。 こういうのを情報の非対称性というが、これがあるといつまでたっても情報弱者側に勝機はない。 情報の価値はダイア数百ブロックに匹敵する場合もある。同盟以外の他人に安易に座標を教えたり、自陣営について調子に乗って語りすぎないように@w@ 情報が集まったら実際に戦略を立てましょう。 戦略はなぜ立てるのですか? 目標を達成するためです。 ならばまずは目標を定めましょう。 天下を取ることが目標だとすれば、どうすればいいか。 効率的に狙うのか、あるいは楽しみを得るために狙うのか。 基本的に両者は違う方向を向いているが、両立は可能である。 ここでは汎用性を持たせるために効率重視で述べていくが、 そもそも天下を取るとはどういう状態であろうか? バナナ帝国のように自称最強国家では天下統一とは言えない。自分だけでなく他者も認める必要がある。最も確実なのは全国家に勝利すること。しかし果たしてそれが現実的かどうか? 次の舞台が整って数日もすれば、ミケネコを始めとした一部プレイヤーは主要設備を全て建て終えるし、あのbananaheedですら、次では10日以内に主要設備建築完了を予定している。 もし天下統一を目指すならばそれに対抗できなくてはならない。 当然彼らは自拠点の情報は秘密にするので、情報収集がやはり肝心である。 相手国に勝つのに必要な情報が手に入ったとしよう。 その情報をもとに、君は何を考えるか? この「考え方」こそが戦略の実像である。 バナナ帝国統合指令部の機密ドクトリンによれば、 「戦略とは、国家が、敵を封じ込めるために行う攻撃行動と、それに伴う反撃に対する防御行動を両立して策定するマニュアルである」 肝心なのは「敵を封じ込める」という点である。 バナナ帝国では、敵国を完膚なきまでに叩き潰すことは初めから想定していない。 簡単に言うと、資源量がインフレ状態の中、単純なPVPの繰り返しではただの根競べ勝負になるし、生産量の方が上なので実質永久に戦いが終わらなくなるからである。 そのための具体的な方法は機密事項のため伏せることとしよう@w@ どうせ次回もwikiができるので、詳細はその時に語る。 > ★masa=mikenenko戦争に関する考察 「もし出方を変えていれば、より有利な状況を作り出せていたのではないか?」という暇つぶし 本戦争はエンドへのTNT投下が発端であり、これによる小原重工と犯人が主たる対立軸である。バナナ帝国、テラリウム、フォン影旅団はいずれも従属的な勢力に過ぎない。 単純に損得だけを見るならば、TNT投下が発覚した時点で犯人に対して降伏しておくべきだった。しかし、実の所フォン影旅団もエンドへのTNT投下を行っていたことから、次のような展開も想定できる。 1.小原重工に罪を着せるためフォン影旅団がTNT投下を継続 2.フォン影旅団の容疑発覚、小原の代わりにフォンが犠牲となる 2の場合、小原としてはどの立場に着くかの選択権がある。しかし1の場合、小原は犯人に加えてフォンをも敵に回す可能性がある。 小原重工が被害を最小限に抑える為には、自身のエンドゲートを犯人に割譲させること。これにより身の潔白を証明する必要があった。 小原重工は戦争を目的として作られた国家ゆえ、早々に降伏することは無いだろう。大規模な生産施設を作ることも無いと思われる。 では、犯人から宣戦布告を受けたと仮定して、その後どのような展開が想定されるだろうか。 史実では次のように推移した。 小原重工のTNT投下発覚 →犯人ブチ切れ →小原重工はこれを黙殺 →犯人、小原重工に宣戦布告 →フォンTNT投下発覚 →フォン、小原に対し同盟申請 →小原はこれを拒否 →小原重工対策本部(フォン)、小原重工に宣戦布告 →バナナ帝国、犯人及び対策本部に宣戦布告 →犯人殴り込み ここまでの間、小原は全方位を敵に回すという悪手を取り続けているが、これもまた一興だろうw →犯人撃退(犯人トーテム消耗1、masa死亡1、kurage、banana損害軽微) →犯人、小原拠点にウィザー投下、バナナ帝国これを撃退 →しばらく目立った戦闘は起こらず。フォンとの小競り合い、犯人の拠点捜索開始 →ミキイズマイホーム、バナナ帝国に度々襲撃 →小原重工及びバナナ帝国、テラリウムに宣戦布告 →テラリウム拠点複数発見、しかし小原及びバナナは攻撃失敗 →犯人BAN、テラリウム・ゆるふわ・ミキイズマイホームもサーバー移転 →ようやく犯人拠点発見 犯人のBANにより幕を閉じた本件だが、通説通り小原は敗北の運命以外ありえなかったのか? 敗北の主たる原因は双方の生産能力の差である。常に最高品質の装備を補充でき、各種物資を常時補給可能、大量の貯蓄を併せ持つのは、犯人とテラリウム、ゆるふわLAND以外に無かった。 やや質が劣るが、株式会社NEONEET(小原陣営)も、エンチャント本を含む生産施設を持っていた。ただし隠しワールドの為放置が困難な点(mobが湧く)、単純計算で犯人側は2倍以上の物資供給が可能な点を踏まえれば、やはり小原側が形成不利である。 犯人側は戦闘に頼ること無く、単にアイテム生産を続けるだけで優勢を保つ事が出来るばかりか、双方の差は広がる一方となる。 つまり、 (犯人陣営)交戦を避け、物資生産と分散・隠匿に努める。時期を見て攻撃、敵拠点占領により降伏を迫る。 (小原陣営)敵生産力を削ぎ落とす。早期に戦闘を仕掛け、国家パワーを減らし拠点占領。 以上が基本方針となる。生産施設をめぐる争いになる事は避けられないが、小原は直ちに施設を破壊するべきではないと考えられる。 破壊は生産力を奪う最も確実な方法であるが、単にダメージを与えるに過ぎない。小原陣営は一刻も早く生産力を獲得し、その維持占領に努めなければならない。有力候補はmasaの「土地勘」が効くテラリウム拠点、特にラピュタであろう。 一方で犯人陣営は複数拠点を持つから、占領された施設を自ら破壊したり、予め破壊しておく焦土戦術も取りうる。 つまり小原陣営は「敵の生産施設を防衛する」必要性があり、むしろ破壊を恐れるべきは小原陣営といえる。 とすれば、小原陣営の取るべき戦略は次のようになる。 1.テラリウムのネザー拠点(テラリウムJCT)の封鎖 →海底神殿・ラピュタ占領 2.テラリウム本拠点包囲(エルダーガーディアン敷き詰め) 3.テラリウム内のワープ機能妨害(敵対プレイヤーが近くにいるとワープ禁止) 4.上記を継続し、決戦を強いる 目的は敵の国家パワーを減らす事であるが、その為には本拠点の外に引き出す必要がある。上記1〜4に則ると、想定される展開は以下4パターンとなる。(エンドTNT投下は継続していると仮定) (A)想定通り成功パターン テラリウムJCTにて待ち伏せ、戦闘で複数回勝利。あわよくばテラリウム本拠点を占領。 (B)包囲網突破されるパターン ネザー経由で犯人等の増援、及びテラリウム勢力出撃による大乱闘。JCTは再占領され、場合により小原本拠点も一部占領される。 (C)テラリウム勢力逃亡パターン mikeneko、kabotya050等、隙を見て本拠点から逃亡。同盟国にワープする他、拠点の壁を壊しての逃避もあり得る。その後包囲網を背後から攻撃、場合により施設攻撃も想定。 (D)エルダーガーディアン撃破パターン 保護システムによる消去、拠点内からTNTキャノン、ミサイルなど。 最も可能性が高いのはパターン(B)、単純に戦闘でボコられる可能性が高い。 そもそも本作戦は相当高いリスクを負っている。 まずネザーJCTの封鎖法が問題となる。ネザーゲートをマグマで覆い、エンダーパール対策に広範囲をガラスで囲う。ゲート上部にTNT投下装置を設置、完全殺戮も不可能ではない。 問題はこの装置を常に維持出来るとは限らない点にある。テラリウムJCTの封鎖は犯人ら同盟国には一切影響しない。外部からの増援に対し極めて脆弱である以上、このような装置は非現実的である。 代案は、テラリウムJCTに常時複数名の兵力を置くことだが、小原陣営は相当強い根気が問われる。 最も、本作戦は決戦に勝利する事が前提にもかかわらず、残念ながらその可能性は低い。 そもそもピッグマンTTを持たない小原陣営は勝機が極めて薄く、犯人+ mikeneko+kabotya050+maron039+その他キッズの総出の決戦となれば、小原側に勝ち目はない。 更に戦闘の最中、ドサクサに紛れて占領中のラピュタ等を破壊される可能性もある。これを防ぐ為には、予めラピュタ行きのゲートを破壊しておくか、ゲート前に兵力を分散させる必要があるが、これでは勝機も薄れ逆効果である。 ~~執筆しながら失敗ルート確定なことに気付いたが~~結局、自ら生産施設を作る事が何より効果的だということが判明した。 ピッグマンTTの1つ2つあれば、上記のような作戦も現実性を帯びてくるだろう。 ただ今回の妄想では、生産施設の破壊は下策であり、少なくとも生産能力に劣る側が取る戦法ではない事が明らかになった。 (テラリウムのピッグマンTT部分は保護範囲外だったような気もするが……だとすればピッグマンTT部分の戦場とするよう仕向けられるかもしれない) ----------------------------------- コラム Faction鯖で戦争が起こらない理由