この記事はmis.w 53rd Advent Calendar 2018の13日目の記事です。
こんにちは、fuchiです。
突然ですが皆さん、料理してますか?
最近はAIをフル活用して素材放り込むだけで料理が完成ちゃうお鍋が各メーカーから発売されたり、料理もどんどん楽になってますね。サイコー。
私は今一人暮らし(not寮)をしていて、だいたい週3-4日のペースで自炊をしています。
元々料理が好きだったこともあり、たまにQOLが高そうなメニューを作っては写真に撮影し、ツイッターに投稿することで自己承認欲求を満たすことを生業としています。
写真は豚の肩ロースで作った角煮です。ほろほろ&ヘルシー。
余談なのですが、今のインターン先で「fuchiくん普段から料理するんだ、それならクックパッド向きの人材だね。」というあまりにも根拠が弱いアドバイスを頂いたことがあります。クックパッドさん、Webのお仕事お待ちしています。
本題に戻ります。
「非公式アドカレだから何書いても良いぞ!」という企画趣旨に甘んじて、
自炊の民&料理初級者必見!自炊生活で身につけた超実践的お料理テクニック
というデジタル創作に全く関係ない内容で今回はアドカレ記事を書かせて頂きます。
テクニックというよりも、自炊をする中で気づいた知見が中心です。いくつかレシピも載せてます。
「こんな適当な方法でも料理って出来るんだ、それなら自分も料理やってみようかな」くらいに思って頂けると非常に嬉しいです。早速紹介していきましょう。
写真はサルサチキンです。さっぱりおいしい。
写真の限界値が突然高まりました。何をしている写真かお分かりでしょうか。
そうです。パスタとキャベツと市販のソースをフライパンで同時に塩水で茹でています。
パスタは自炊の定番料理にされがちですが、実はまともに作ると食後の洗い物が死ぬほど多いトラップ料理です。具体的に上げると、パスタを茹でる大きめの鍋、湯切り用のざる、まな板、包丁、具材を炒めるフライパン、菜箸、皿、フォークの8つです。
一人暮らしの家のキッチンはシンクが狭いケースが多いため、ただでさえ面倒な洗い物作業が余計にストレスに感じがちです。ぶっちゃけ自炊の面倒臭さの80%は洗い物の面倒臭さです。洗い物を減らすことが自炊を継続することの重要なカギになると思います。
写真の方法でパスタを作る場合、発生する洗い物は、フライパン・菜箸・フォーク、以上です。求める人権の程度でお皿が入ったり入らなかったりします。
限界パスタの作り方
注意)麺の量は最大200g前後でとどめたほうが良いです。それ以上になると麺に対してお湯が不足し、麺同士がくっつきやすくなります。
フライパンと鍋の違いって基本的には深さと取っ手の位置だけで、それ以外はほとんど同じです。肉を煮込んだり、うどんを茹でたり、極めつけには米を炊いたりと、フライパンは鍋の代用として使うことができます。そういう意味では深めのフライパン1つあればある程度何でも作れると思います。
写真はフライパンで作ったロールキャベツとチキンロールです。転がすように調理するとフライパンでも満遍なく火が通ります。
またキャベツやほうれん草などの葉物野菜を切るとき、まな板と包丁ではなく、キッチンバサミで切る or 手でちぎる ことで洗い物が減ります。(プロの料理人でも野菜を手でちぎるのにこだわる人がいるほど、手でちぎるのは実はポピュラーな調理法)
写真はミートソースとナスで作った別バージョンです。ナスやニンジン等のかための野菜でもちゃんと調理できます。
(ここから質問タイム)
自炊がテーマの記事なのにレトルトのソースを使うのはズルくない?
レトルトのパスタソースの味の完成度は天才的です。(ソースを自作するとよく分かる)細かいことは考えずレトルトを信じろ。特にレトルトのミートソースはスパゲティ以外に、お米の上にオン&上からピザ用チーズをかけてオーブンorトースターで軽く焼くとお手軽ドリアになったりと応用のバリエーションも豊かで最高、レトルトを信じろ。
ナスは茹でる前に縦半分に割ってから冷水につけてしっかりとアクを抜き、茹でるときは沸騰したお湯に皮目から入れて、落し蓋をした上から更にお皿などをかぶせて高温の状態を保って5-6分ほど茹でるべきじゃない?
それはそう。
毎日おかずを1食ずつ作るのは面倒くさいです。おかずは2-4食分くらいまとめて作ると毎日自炊をする必要がなくなり効率的です。食材もおひとりさま用サイズの物より大きめの物のほうがコスパが良いので節約にも繋がります。
また、複数のおかずを食べ終わる日付がずれるように作り置きする癖をつけると、毎日色々なおかずを楽しめて栄養バランス的にも最高です。
写真はチキンのトマト煮込みと小松菜のクリームスープです。トマト煮込みはフライパンに鶏肉・トマト缶・たまねぎ・固形コンソメ・塩コショウを入れて作れるオススメ脳死簡単料理です。
また、塩漬けも簡単な作り置きの方法の一つです。肉は塩漬けにすることで、そのままの状態よりも保存できる期間が長くなり、同時に浸透圧の関係で余分な水分とともに肉の臭みが抜けて旨味が凝縮されます。漬けてから1-2日放置すると味が染み込んで美味しいです。
写真は、私が好きな料理研究家・山本ゆりさん(@syunkon0507)さんのレシピで作った塩だれチキン(https://ameblo.jp/syunkon/entry-11962691178.html)です。鶏を塩ダレに漬け込むことで胸肉とは思えないほど柔らかく仕上がってます。
また、個人的に推しているイチオシ作り置き料理が鶏ハムです。簡単なのにとにかく汎用性が高いです。そのまま食べても美味い、軽く焼いても美味い、チャーハンやパスタの具にしても美味い、何しても美味しくなります。
鶏ハムの作り方
肉を巻くタイミングで粗挽き胡椒やハーブ、カレー粉をまぶしても美味しいです。じっくり熱を入れることでパサつくことなく、しっとりとした食感に仕上がります。
ごめんなさい!クックパッド社さんが悪いわけではないんです!
最強のレシピ投稿サイトとして以前から名高いクックパッドですが、あまりにもユーザーが増えたせいか玉石混交感が年々増していて、明らかなハズレレシピに出会う確率も以前よりだいぶ高くなりました。ある程度料理に慣れてくれば当たりレシピとハズレの判別もできますが、料理初心者には判別が難しいものも多いです。
それなら、初心者にもオススメの簡単レシピはどこに載っているのでしょうか。
オススメのサイトは色々ありますが、個人的に推しているのはみんな大好きツイッターです。
中でも、
山本ゆりさん(@syunkon0507)、
つくりおき食堂まりえさん(@mariegohan)、
リュウジさん(@ore825)
のお三方のアカウントは取り敢えずフォローしておいて損はしないです。
このお三方のレシピはフライパン一つで完結・電子レンジだけで作れるなど、調理が簡単且つ美味しいものがとても多いです。
ツイッターのレシピの中でも自分が特に推しているのは、山本ゆりさんの“レンジだけで完成するキーマカレー”です。ツイッターで以前にバズって有名になりました。自分が間違いなく今年一番回数作った料理です。
レシピはこちら https://twitter.com/syunkon0507/status/993766353168355328
自分はアレンジしてきのこ(しめじ)を加えたり、市販の大豆の水煮を加えたりしています。電子レンジだけで作れるだけでなく、調理器具もめちゃくちゃ少ないので洗い物が減って最高です。バイト終わりの精神状態でも作れるほど簡単なので今後10年は作り続けたい殿堂入り神レシピです。
最近作った中でオススメなのは、リュウジさんの”豚バラと白菜の無水油鍋”です。こちら少し前にツイッターでバズってましたね。
レシピはこちら https://twitter.com/ore825/status/1064067808944779265
ニンニクをごま油で炒めて、豚バラ肉・白菜・白だし・料理酒を加えてフタをして弱火で煮るだけの簡単レシピですが、豚バラと白菜の旨みがしっかり出てて想像の10倍は美味しかったです。
また、茹でた中華麺と塩を加えて作るシメの油そばがマーーーーーーーーーーーージで美味しいです。むしろこっちがメインと言っても過言ではない。正直麺爺に勝てると思います。(個人の感想)
ここまでお読み頂きありがとうございます。
なんだかただの作った料理とオススメレシピの紹介になってしまったような気もしますが、自分が如何にして手抜き料理を作っているかをご紹介できたと思います。
これを期にもっと気軽に自炊を始めていけください。そしてみなさんも是非ツイッターに料理写真をお上げ下さい。
明日は、ササササさんの記事が投稿されます。お楽しみに。