--- lang: ja-jp title: PDFのプロセスカラーを特色に変換 description: PDFのCMYKの各チャンネルを特色に変換する tags: pdf, japanese --- # PDFのプロセスカラーを特色に変換 * PDFのCMYKの各チャンネルを特色に変換する * Acrobat Pro DCのフィックスアップ機能を利用する ## ダウンロード [fixup-process2spot.zip](http://tama-san.com/dl/files/fixup-process2spot.zip) 2018.10.26 公開 ## 説明 特色で印刷するデータをDTP制作するときは、特色のかわりにCMYKの各チャンネルを利用するのが一般的です。しかし、この方法は特色で印刷されたイメージを確認するのにかなり手間がかかる欠点があります。 Acrobat Pro DCには、PDFのCMYKを特色に変換するフィックスアップ機能が標準で搭載されています。この設定もかなり面倒なものですが、それを簡単に設定操作できるプロファイルを髙瀬勝己氏が作成したので、ここに公開配布します。 ## 禁止事項 特色に変換したPDFを印刷会社に納品してしまうと、印刷事故になります。変換したPDFは印刷イメージの確認専用であって、**印刷会社に納品してはいけません**。 ## 機能 * パネル上で設定操作ができます。 * 設定の保存/読込ができます。 * 特色の表示色(代替カラー)の設定は、CMYKまたはLabの2種類が可能。 ## インストール 1. ダウンロードしたzipファイルを解凍する。 2. Acrobat Pro DCを起動。メニューバー[編集 > プリフライト...]を選択し、プリフライトパネルを表示しておく。 3. .kfpファイルをAcrobat Pro DCのアプリケーションアイコンにドラッグする。 これで取り込みができます。 ## 使い方 PDFファイルを開いて、下記の操作をします。 **注意**:PDFファイル自体のカラーがRGBだと意図した結果になりません。 1. メニューバー[編集 > プリフライト...]を選択、プリフライトパネルを表示する。 2. プリフライトパネルの「取り込まれたプロファイル」から「プロセスカラーを特色に変換~」を選択し、「解析してフィックスアップ」ボタンを押す。 3. 表示される専用パネルで設定し、OKボタンを押す。 4. PDFの保存パネルが表示されるので、保存先を選び「保存」ボタンを押す。 ![](https://i.imgur.com/gOMd6iU.png) * 「変数を検査」はOFFのままにします。 * Labの代替カラー値にマイナス値を入力すると、Acrobatの仕様でパネルに変化と遅延が発生しますが、問題はありません。 ## 変換したPDFの問題点 * 変換時点にPDFファイル内にあった全オブジェクトのオーバープリントが無効になってしまいます。 * 詳細 https://twitter.com/moriwaty/status/1057120650177835008 https://twitter.com/moriwaty/status/1057224439576719360 * 対処方法 Distillerで作成したPDFなら特色変換してもオーバープリントプレビューが効きます。これはPDFのオブジェクトのカラー定義が、Adobeアプリ書き出しとDistiller変換で異なることによります。 * 詳細 https://twitter.com/moriwaty/status/1058267510045196289 https://twitter.com/moriwaty/status/1058269251646062593 ## 免責 * このプロファイルを使用したことによるトラブルには一切責任を負いません。 * とくにこのプロファイルで変換したPDFで印刷事故になっても、それはあらゆる意味で(上記に禁止事項や問題点の記載があるにもかかわらず)そのようなPDFを納品してしまった側の過失であって、当方にも印刷側にも一切の責任はありません。