###### tags: `minecraft`

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> [name=shinya kunisada]

# 【第17回】 アイテムを識別してみよう！

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## 【今回の目標】

- ### Table(テーブル)型を使ってみよう！

- ### アイテムを識別してみよう！
:::

## ◆ ちょっと変わった変数

### 今回はちょっと変わった<span class="focus">Table(テーブル)型</span>という変数を使ってみるよ！


## ◆ 変数の中にいくつかの変数

### いくつかの変数を入れることができる変数をイメージしよう！


## ◆ Table型

### さっきの図をプログラムに書くとこんな感じ
### この変数tblが<span class="focus">Table(テーブル)型</span>といわれるものだよ


## ◆Table型の作り方


### 変数を作るときとほとんど一緒で、違うのは右側だね
### 値の部分には<span class="focus">数、文字、TrueとFalse(真偽値)、変数、テーブル</span>を入れることができるよ
### また，値は「<span class="focus"> , </span>」で区切ればいくらでもTableに入れることができるよ！

## ◆ Table型の中身を読む

### Table型の中身を読むときは、<span class="focus">変数名</span>[<span class="focus">番号</span>]で読むことができるよ


## ◆ Table型の中身を書きかえる

### 読むときと同じように <span class="focus">変数名</span>[<span class="focus">番号</span>] = <span class="focus">値</span>で中身の値を書きかえることができるよ


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## 【課題1】Table型を使ってみよう！
:::

### 下のコードをそのまま書いて実行してみよう！

### プログラムが何をしているか確認してみよう！


## ◆ for文のループカウンター

### ループカウンタをうまく使えば、テーブルの中身をすべて取り出して使うことができる！


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## 【課題2】for文を使って表示してみよう！
:::

## 「<span class="focus">h</span>」、「<span class="focus">e</span>」、「<span class="focus">l</span>」、「<span class="focus">l</span>」、「<span class="focus">o</span>」の文字をTable型に入れて、for文を使って全て表示してみよう！


## ◆ 値に名前をつける

### Table型では<span class="focus">値</span>に、1番目、2番目のような番号ではなく、「<span class="focus">Tech</span>」のような<span class="focus">名前</span>をつけることができるんだ！


## ◆ 名前のついた値の読み書き

### 名前のついた値は番号のかわりにその名前を使って<span class="focus">変数</span>["<span class="focus">名前</span>"]と書けば読み書きできるよ!


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## 【課題3】りんごとみかん
:::

### <span class="focus">ringo</span>と入力すればりんごの値段、<span class="focus">mikan</span>と入力すればみかんの値段を表示しよう！ただし、<span class="focus">if文は使わないこと！</span>


## ◆ どんなときにTable型を使う？

### 自分のプロフィールなどを、Table型を使ってあらわすことが多い


## ◆ ブロックを識別(しきべつ)しよう！

### 今回やることは、「<span class="focus">目の前にあるのは土ブロックかどうか</span>」のように<span class="focus">アイテムを識別すること</span>


## ◆ ブロックを識別する命令

<span class="focus">turtle.inspect()命令</span>を使うことで、目の前のブロックを識別することができる


## ◆ 2つの変数

### <span class="focus">turtle.inspect()</span>は特別な命令で、命令を実行するときに2つの変数が必要になる

### 2つの変数には下の2つが入る

- ### 前の変数
- ### <span class="focus">ブロックがあるかどうかの判定</span>
- ### 後ろの変数
- ### <span class="focus">ブロックの情報が入ったTable型のデータ</span>

## ◆ Table型の変数の中身

### 後ろの変数は下のようなTable型になっていて、<span class="focus">["name"]</span>でそのブロックがなにかを調べられる

blk, data = turtle.inspect()        とすると、dataの中には下のような情報がTable型で保存されている

-- dataの中身 --
{
  state {        <-- ブロックの状態
    variant = "dirt",        <-- 同じブロックでのわずかな違いを表す
    snowy = false,        <-- 雪が積もっているか
  },
  name = "minecraft:dirt",        <-- ブロックの名前
  metadata = 0,        <-- メタデータ
}

-- metadataを取り出したいときは次のように指定する
data["metadata"]

:::success
## 【課題4】ブロックの名前を表示しよう！
:::

### <span class="focus">turtle.inspect()命令</span>を使って、目の前のブロックの名前を表示しよう！

## ◆ テーブル型の中にさらにテーブル型を入れる

### テーブル型の中にテーブル型を入れることもできる
### 例えば下の<span class="focus">state</span>など

{
  state {        <-- ブロックの状態
    variant = "dirt",        <-- 同じブロックでのわずかな違いを表す
    snowy = false,        <-- 雪が積もっているか
  },
  name = "minecraft:dirt",        <-- ブロックの名前
  metadata = 0,        <-- メタデータ
}

:::success
## 【課題5】ブロックの状態を表示しよう！
:::

### <span class="focus">turtle.inspect()命令</span>を使って、目の前のブロックの状態の<span class="focus">variant</span>がどんな値か表示してみよう！


:::success
## 【課題6】もっと調べよう！
:::

### 課題5ができたら、<span class="focus">粗い土</span>をクラフトして、課題4と課題5のプログラムで調べてみよう！どうなるかな？


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