# 沼への誘い

## 沼への道はポイント制

まず対象者は漠然ないしは強烈に「欲しい」などプラスの感情を持っています。
ここから一歩進んで購入してもらう(沼に突き落とす)には「後押し」が必要です。
「買っても使わないかもしれない気持ち」や「金銭的な問題」などをどうやって解決するかが課題になります。

他人ができることは「買うことの強制」ではなく、具体例や良さを伝えることでポイントを積んでいくことです。
※沼への突き落とすための下地作り

そのポイントが対象者の中で閾値を超えると購入する場合があります。
ただし、閾値を超えたからと言って必ずしも購入するとは限りません。

人には人の生活や思想があります。ここを無視して踏み込むことは傲慢でしかありません。

## 人によって重視するポイントが違う

* 既に持っているものを新しい製品に買い替えるのか全く新しいものを買うのか。
* 体験を重視しているのか所有を重視しているのか
* ただただ、後押しだけが欲しいのか。
* そんなに欲しくないけどあったほうがいいのではないかと思ってるのか。

その人にあった「おすすめポイント」を見つけてまずはやんわりとおすすめしましょう。
良い反応が得られれば少しずつアタックをかけていきます。
反応が薄ければ自分の体験を伝える程度にとどめます。(自分語りおじさん)

## 自分のわかることだけ乗る

沼に落ちそうな人を見つけても自分が分からないことは黙って見守りましょう。
どうしても何かアクションしたいなら詳しい共通の知人を邪魔にならない範囲で引っ張ってきましょう。
普通は鬱陶しがられます。うざがられたらおしまいということを覚えておきましょう。

それでもどうしても「Twitterでウザがらみしたいんじゃ。」という人は
「それってどんな製品なんですか？」「へー、〇〇で使うと便利そうですね。」など質問形式にします。
問題を人に説明すると自己解決するように説明していくうちに色々覚悟が決まる場合があります。
ただし、調べているうちにあなたも欲しくなり沼にハマる可能性があります。

## 購入後の姿をイメージさせる

それを買った場合、どんな楽しいことがあるか生活がどう変わるかをイメージを伝えましょう。
その姿が具体的にイメージでき、かつ、良いものであれば購買意欲は高まります。
今現在対象者が好きなこととリンクできればさらに購入後のイメージを膨らませることができます。

## 具体例を見せる

それを手にすると実際にどんなことが起こるかというイメージを「視覚化」しましょう。

例えば、ダイビングが趣味の人に対して、アクションカメラを薦める場合。
ダイビングで使用している動画を実際に見てもらいましょう。きっと良い反応をしてくれるでしょう。
これはYouTubeの動画でかまいません。

もし自分がすでにアクションカメラを持っているのであれば、自分が撮った動画を見てもらいましょう。
自分は買ったぞという「説得力」を武器に「良いものを進めているだけですよ」と善人ぶりながら沼に引きずり込むことができます。
※ネットビジネスの手口では？
※悪いものを紹介するとあなたの評価は下がります。以後、沼に引きずり込みにくくなります。

余談ですが、ダイビングが趣味ではない人にダイビングの動画を見せることでダイビング沼への伏線を貼ることができます。

## 沼には落とすが損はさせない

「後悔は買ってからしろ」という言葉がありますが、無駄な後悔をしないのが一番です。
商品を勧める際、デメリットがわかっているのであればきちんと伝えましょう。
あわせて対象者自信にもきちんと調べてもらうことをおすすめします。(責任回避)
※ガジェットなど後悔込みで楽しむもありますのでそこはうまくバランスを取りましょう。

一度推したものがよければあなたへの信頼度があがります。次の沼に落としやすくなります。

## その他

* 実績を詰むことでさらに深い沼に誘いやすくなります。

* 個人的な考えですが、車、家、土地などの大きな買い物以外で一括で買えないものは身の丈に合っていないので買わないことをお勧めします。

## 先人たちの名言

* 欲しい時が買い時
* 後悔は買ってからしろ
* 買うならその時点で最高のものを買え
* 買わない理由が値段なら買え、買う理由が値段なら買うな (※値段だけではない)
* どうせ買うなら早い方がいい。今買って1年たった自分と1年後に買った自分とでは経験の差が1年出るし、これは縮まらない。
* リボ払い。ダメ、絶対。