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これが本当のサバゲー戦です!

片岡凪Fri, Dec 7, 2018
この記事は、デジクリ アドベントカレンダーの7日目の記事です。
デジクリについてはこちらをご参照ください。

目次


はじめに

 今日は皆様に、サバイルゲーム(通称サバゲー)についてラフにご紹介致します。
 サバゲーとは、トイガンで人と撃ち合うレジャースポーツのことをいいます。高校時代にプレイしていたミリタリーゲーム(久々に調べたらサービス終了していて落ち込んだ)の影響で、私が大学に入ったら絶対始めようと思っていたスポーツでして、実際ドチャクソ面白いです。私は現在芝鯖というサバゲーサークルに所属しており、月1回楽しんでいます。
 サバゲーは恐らくあまりメジャーなスポーツではなく、詳しくはご存知ないという方も多いかと思います。この記事によって少しでもサバゲーに興味を持っていただきたいという思いで筆を執りました。といっても、自己満足的な長ったらしい記事になってしまいましたので、今となっては本当に時間のある方はお読みください、という心持ちです^^;
この記事とは別に、サバゲーショップにまとめた記事も書いています。そちらも是非ご覧ください。
『サバゲーショップ見聞録』

目次

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こちらは、まとめブログによくあるフリー画像です

様々なゲーム

 サバゲーは基本的に、目を守るための保護グラスをかけて、動いて撃って、撃たれたら「ヒット!!」と叫んで安全なところに退避する、それくらいがわかっていれば問題ないです。あとはそこにちょっとしたルールが付随していくことで、様々なゲームのバリエーションを楽しむことができます。ここでは、私が過去に経験したことのある6つのゲームについてご説明します。説明にあたって、芝鯖公式Twitterから写真を引用させていただきました。

1. 殲滅戦
 復活なしで敵を1匹残らず駆逐します。
 このゲームに限らず、多くのゲームでは腕に赤や黄色のテープを巻くなどしてチーム分けをしますが、「他人は皆敵」システムも緊張感があって楽しいです。

2. 復活戦
 復活ありで1匹残らず駆逐します。復活回数は1,2回もしくは無限回です。無限回の場合、リスポーン地点にカウンターを置いて、ヒットされたら1回押します。
 ゲーム終了時に照らし合わせて勝敗を確認しますが、皆さん各々の武勇伝を話すのに夢中で気にしていないことが多いです。運営すら確認を忘れてそのまま次のゲームが開始することも多々あります。

3. フラッグ戦
 復活なしで、相手を殲滅するか、相手の陣地にあるフラッグ(電子ブザー)を鳴らせば勝利です。仲間と連携し、攻めつつ守る、戦略戦です。

4. メディック戦
 ケイドロ/ドロケイのようなゲームです。撃たれたらその場でしゃがみ込み、味方の助けを待ちます
 助けるには、周囲に敵がいないかクリアリングしつつ、負傷者とじゃんけんでn回勝つ、もしくは負傷者の持つカウンターを数十回押すなどします。ルールによっては、負傷者を安全な場所へ引き連れることも可能です。負傷者は「メディック!」と叫んで味方に助けを請うたり、「〇色注意!」と注意喚起をすることができます。敢えて敵陣に特攻して情報を流すのもひとつの手かもしれませんね。
 ペアで行動すると救助が早くて有利です。連携が大事で、楽しいです。頭脳戦です。

5. ハンドガン戦
 ハンドガンオンリーで戦います。小回りが利いて隠れやすく、弾数が限られているので緊張感が味わえます。

6. ターミネータ戦
少人数の重武装の兵士相手に風船をいくつか取り付け、他全員で割りにかかるというゲームです。
 多勢に無勢でリンチじゃんと思うかもしれませんが、死なない兵士は、死を恐れない特攻隊やターミネーターのようなものです。みんな必死で隠れながらターミネーターを狙い撃ち、気付かれたらヒィヒィ言いながら全力で逃走します。ターミネーターになかなか近づけないので、風船は当たっても意外と割れないんですよね笑 フィールド中に悲鳴が鳴り響いて面白いです。


 他にも大将戦、スパイ戦、攻守戦、キツネ狩り、リアルカウント戦など、様々な楽しみ方があるようです。飽きません。
 ヲタクは体力がないので、1ゲーム5~10分程度に休憩は20~30分程度かけます(当社比)。ゲームも楽しいですが、運動後の会話もまた一興です。装備の手入れや自慢などもこのときに行います。お次は装備についてご紹介しましょう。

1日の終わりに行われる撮影会も楽しみのひとつです。写真先頭私です。

装備

 装備については、目が守れていて、汚れても良い動きやすい恰好であれば何でも良いです。フィールドに色を合わせられればなお良しです。至近距離で撃たれて前歯が折れた先輩もいらっしゃるので、スカーフくらいは巻いといた方がいいかもしれませんね。この話を聞いて気が引けてしまう方がいるかもしれませんが、上半身裸で挑むような先輩がいるくらいには:kowakunaiyo:!その先輩は乳首が3つになりました。
 最低限の装備を買おうとなると、百均の安全眼鏡、ヤフオクやメルカリの¥10,000前後の充電器付きアサルトライフルと、Amazonの¥1,000程のBB弾といったところでしょうか。安いですね!!!!まあ、ハマるとプラスワンプラスワンと、歯止めが利かなくなるわけですが経験者が語っております。
 大抵のフィールドは3000円前後で装備一式が借りられますので、案外軽いノリで挑戦できますよ!8月上旬には、声優の水瀬いのりさんと大西沙織さんもレンタルでサバゲーをしてきたらしいです。映像が出回っていたら言い値で買いたいです。
 サバゲーをしている友人がいるならば、その人やその人の友人から借りるのも良いでしょう。わりとよく見る光景です。うちのサークルの皆さんは赤の他人でも快く貸してくださいます。
 サバゲーグッズのショップは上野~秋葉間に沢山あります。おすすめは、品揃えの多い==ECHIGOYA==と、色々な国の色々な時代の装備が集まる==S&Graf==です。他にも中田商店、マイトリー、AIRSOFT、レプマートなどがあります。その辺を巡っていれば軽く1日潰せますね。年に3回ほど開催される、ビクトリーショーというフリマイベントに行ってみるのもいいかもしれません。

今年の4月のVショーに行きました。価格も人口もすごい。

おすすめメーカーは、サバゲーマーの共通認識として==東京マルイ==が挙げられます。日本らしい高品質な商品ばかりで、ハズレがないです。
 ただ、銃の種類はごまんとあるので、欲しい銃が1社で見つからないことはしばしばあります。銃によっては、ヤフオクで生産終了品を探したり、海外から輸入する必要がありますね。また、〇〇軍放流品といって、実際に使われた/ている物品が割と手の届く値段で多く出回っています。何10年も前に実際に戦争で使われた水筒や地図ケースなんかも¥10,000前後で入手できます。漢のマロンですね。
 実物とレプリカのサイズが違ったりするのはよくあることで、削ったり、一部のパーツを他で用意したりします。装備を自分好みのカラーに塗装したり磨いたりもします。そのうちやってみたいです。

先輩が行かれたアメリカのスポーツ用品店。行ってみたい...。

自分好みの装備を集めて着るのも、他人の「好きを集めた装備」を見るのも、本当に楽しいです。語彙力。ここまでの装備に関する文章が思いの外長くなってしまったので、セクションを分けまして、お次は私の購入した装備についてご案内します。

私の装備

国や隊で統一している人が多いですが、私は基本、コスパステルス性を重視して装備を集めています。直近の装備は下のような感じです。写っていないものを総計すると、10万いかないくらいでしょうか。アサルトライフル(M4A1カービン)とバッテリーと充電器を先輩から¥10,000で譲っていただいたので、大分安上がりな方だと思います。(:honmaka:)



Twitterに残っていた購入画像とリンクを貼ります。全く関係ないものも写ってますが気になさらないでください。画像ばっかですみません。リサイズサボってます。



左、スナイパーヴェール迷彩服一式です。迷彩服なんですが、海外のサイズで記載されていることが多いので購入する際は十分に注意しましょう。私はこのときMサイズを買いましたが、大きすぎて返品する羽目になりました。¥2000くらい損しました。このとき一緒にタクティカルグローブも買っていますね。


下、左からタクティカルスリングニッケル水素電池ハンドガンSplatoonです。スリングあると疲れなくていいです。銃に寄りますが、金属製のものは重くて持ち歩くだけでも息が上がりますからね。1点スリング~3点スリングと、異なる種類のスリングがあります。詳しくはお調べください。バッテリーは種類によって充電器が変わるので気を付けましょう。ハンドガンはFPSでよく使っていたものを選びました。サバゲーマーを語るにはSplatoonは必需品です。買いましょう。話ズレますが、スマブラのインクリングちゃんのスパッツやばくないですか?告知用イラストの脚にイカれさせられました。

こんなペイントがなされているフィールドもありましたよ!


右、スリングを結ぶナイロンロープと、BB弾ケースと、バナナです。東京に買い物をしに行った後の写真ですね。バナナ、MGSPWのホールドアップがやりたくて秋葉で何店舗も探し回ったんですが、諦めて帰った後に、バイト先で売ってるのを見つけてかなり落ち込みましたね笑 合宿に備えてAKっぽい水鉄砲もこのとき買っています。


ガンケースです。春に店頭で見かけて一目惚れして、後日買いに行ったら失くなっていて、必死でネットで探しまくった一品です。先輩から購入したミリタリーグラスゴーグル、実物ホルスターパーツ、ガスガン用のガスなども写ってますね。


ミリタリーグラスミリタリーキャップガスシリコンスプレーグリススプリング式手榴弾レッグホルスターBIOBB弾0.20gBB弾ローダーです。合宿が楽しくて、帰った後調子こいて買いすぎたパターンですね。
銃は定期的にバラして潤滑剤を使う必要があります。合宿後は砂が沢山入ってリロード時にジャリジャリ鳴ってました。手榴弾はガスタイプの強力なものもあります。サイクロンが有名どころですね。このあと百均のラッカースプレーで黒く塗りました。ホルスターとは銃をぶっさしておくパーツのことです。BB弾には土に還るバイオBB弾というものがありまして、室外フィールドでは大抵これしか使えません。BB弾の重さは重いほど風の影響を受けにくいです。0.20gと0.25gがよく使えますが、フィールドによっては0.25gは使えないこともあります。


右中央、チーム分けのバンドとブロアーです。砂を吹き飛ばしたかったです。百均でふらついていると、「あ、これ使えそうかも」って商品が結構ありますね。


マスクとミリタリーブーツとTシャツとネックレスです。秋葉のS&Grafで買いました。このジャングルブーツ、米軍に納品してる工場が作ったもので、1日ゲームをしていても疲れない優れものです。買ってよかったです。

フィールド

 お次は、私が過去に行ったフィールドをご紹介致します。どのフィールドもそれぞれに良さがあって、プレイヤーを飽きさせません。


千葉のデザートユニオンです。初めてにして1番面白いと感じた良フィールドです。広くて起伏も多く、考えながらゲームが楽しめる場所でした。


埼玉のZEEKです。梅雨の時期なので室内フィールドが選ばれています。
狭くて自由度が低く、跳弾が多かったです1Fのフィールドの方が楽しそうだったなあ。
以前はキャットウォーク(工場の脇や建築中の建物によくある高所の通路)が使えてかなり面白かったそうなのですが、安全を考慮して撤去されたようです。


栃木のF2プラントです。広い工場が2つ隣接したフィールドで、デザートユニオンの次に楽しいと感じたフィールドです。集合写真じゃ良さが伝わりにくいのですが、左下に写っている瓦のバリケードが沢山あって、真ん中からも下からも弾が飛んでくるので、ここならではの戦略が立てられました。


夏合宿です!伊豆諸島の新島にあるフィールドです。砂が酷かったフィールドです。
例年通り雨が降って、1日しかサバゲーができなかったのですが、大自然の中でやるバトルはとても気持ちが良かったです。千葉工業大学体育会サバイバルゲーム同好会さんとの合同合宿で、どデカいフィールドで大人数で楽しみました。海水浴やBBQもあり、相当充実した3日間でした。


草木に紛れられたらほんと視認できないんですよね。この中に1人、先輩が擬態しているのですが、見つけられますでしょうか?場所がわかっていても断言できないくらいにはわかりません。


こっちだとかろうじて識別できますね。見つかりましたか?


埼玉のデザートストーム川越です。小屋が多くて、小さな村で戦っているようでした。この後ろ側に前と同じだけの広さがあり、背の高いブッシュが沢山自生していました。起伏も多く、私にとってはそちら側の方が好印象でした。地主の都合で今月閉場してしまうみたいです。良フィールドだっただけに、大変残念に思います。


埼玉のSISTERです。先月友人から原付を購入したので、これくらいの距離だったら原付で行きたいですね。広くてバリケードが滅茶苦茶沢山ありまして、敵が見つからず、殲滅できずにタイムアップしてばかりでした笑 運営も殲滅しきったか判断つかなかったような入り組みようです。中心に4つの入り口があるやぐらがあり、そこをどう使うかがちょっとしたキーになってましたね。


テクニック

 先輩からご教授いただいたテクニック、FPSやってて知っていたテクニック、サバゲーをやってて気づいたテクニックをご紹介します。
 戦闘において、ときには特攻するのも大切ですが、やはり隠密行動をするのが1番重要ですね。基本的に、敵に見つかる前に敵を見つけた者が勝ちます。まずは腰を低くし、相手に対して肩を向けるようにして、極力敵の目につかないようにします。こうすることで、身体の被弾するエリアが最小限に留まることにもなります。これのおかげで翌日の腰痛が半端じゃないです。筋肉つきますよ。ちなみに、警察などは前のプロテクタが強いので、むしろ胸を相手に向けた方が生存率が上がるそうです。
 同様の理由で、バリケードにはなるべく沿って行動するようにしましょう。ただし、応戦中はベリケに寄りすぎると銃の自由が利きませんし、バリケは横から狙われるように設置されていることも多いので、1~2歩下がって撃ちあうと良いです。
 誰にもわかることですが、足音はなるべく立てないように行動しましょう。多弾マガジン(弾を込めるパーツで、弾数を重要視したもの)や手榴弾がジャラジャラ鳴らないように注意します。敢えて戦場に持っていくと良い訓練になります。
 仲間と隊列を組み、死角を潰しながら進むと生存率、勝率が大幅に向上します。仲間を前線に上げるために、弾幕を張る(弾を撃ち続けて相手を威嚇する)こともできます。声を出さないようにハンドサインを決めたり、無線でやり取りすると楽しいですよ!今一番欲しい装備は無線!!!!
 裏どりという行為がありまして、敵のスタート地点に回り込むことで、背後から敵を打ちまくることができます。無双です。超気持ちいです。ただ、相手も裏どりを狙っているということを忘れてはなりません。裏どりされないよう、攻撃だけでなく守備にも気を遣えるようになれば、一人前といえますね。
 あと基本的にサバゲーでは高所が有利です。広く見渡せるし、少し下がれば相手の射程から外れることができます。また、自分は銃を重力にまかせて下せば良いだけなのに対し、相手は労力をかけて上げ、視野を狭めることになります。その間エイム(標準)が見方から外れます。ただ、高所は敵からも見えやすいので、ずっと出ていることのないようにはしましょう。見ることだけに集中し、弾を避けつつ戦況を確認して味方を指揮すると、結構強いです。一回やったことがありますが超楽しかったです。
 アサルトライフルは、身体がなるべくバリケードから出ないように、スイッチングという手法を行うことが多々あります。利き腕の反対側から顔を出すときに、銃を左右対称の持ち方に変える技です。スリングを使っていたら特に慣れが必要ですね。自宅やゲームの休憩時間に沢山練習しましょう。顔を出すと言いましたが、身体を斜めにして脚が出ないようにするのも、大切ですよ。
 ハンドガンの持ち方ですが(右利きの人の説明です)、左の親指を前方に向け、その指を右の親指に覆うようにすると良いです。こちらの指も前方に向けます。こうすることで、バッと銃を向けたときにピタっとエイムが合います
 サイト(照準器)を覗く際は、難しいですが、極力両目を開くようにします。視野が広がって敵/味方の動きを把握しやすく、また弾道や相手にヒットしたかなどが見えます。サバゲー、視力がかなり重要になってくるんですよね。相手の弾も結構見えるので、気付いてれば避けられます。眼は大切にしましょう。
 サバゲーって自分も動くし相手も動くので、沢山の工夫が要るんですよ。僕は楽しさでいえばアーチェリーの完全上位互換だと思っています。サバゲーはいいぞ。

おわりに

 いかがでしたでしょうか。書いてたらどんどん楽しくなってしまって、書き始めた当初考えていたのより3倍くらい多い文章量になってしまいました。ここまで読んでくださってありがとうございました。
 サバゲーは鑑賞するだけでも相当楽しいので、気になった方は是非色々調べてみてください。海外のサバゲーなんかも観てると楽しいですよ。私はYoutubeのサバゲー関連動画で、何度もうっかり徹夜をしてしまいました。声優の楠ともりさんがGGOというアニメの企画でサバゲーに挑戦している動画がYoutubeに上がっています。おすすめです。

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 また、この記事を読んでサバゲーがやりたくなった同大学の方は、是非お気軽にお声掛けください。芝鯖の活動にお試しで参加してみましょう。
 デジクリの部長を務めさせていただいているのにデジタルでもクリエイションでもないことを熱く語ってしまい、申し訳なく思います。部長なのに、書ける技術が何一つとしてなかったんです。まあ、マークダウンで記事を書くというデジタルな試みに加え、引用元の権利関係など色々学べたので良かったとしましょう。(参考:しっかりしてそうなフリー素材サイト, 若干グレーになりそうではあるが引用はセーフ)
 明日はwaji先輩の記事です!一体どんな素敵な音色を響かせてくれるのでしょうか楽しみです!!

阿波根うみこも大好きなサバゲー。みんなもNEWGAME!を読もうサバゲーをしよう!!

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