owned this note
owned this note
Published
Linked with GitHub
###### tags: `minecraft`
<style>
* {font-family: 'Terminal','ヒラギノ丸ゴ ProN','Hiragino Maru Gothic ProN',YuGothic,'Yu Gothic','Hiragino Kaku Gothic ProN','ヒラギノ角ゴ ProN W3','Verdana','Arial',sans-serif;}
.markdown-body {font-family: 'Terminal','ヒラギノ丸ゴ ProN','Hiragino Maru Gothic ProN',YuGothic,'Yu Gothic','Hiragino Kaku Gothic ProN','ヒラギノ角ゴ ProN W3','Verdana','Arial',sans-serif;}
h2 {padding-top: 50px;}
img {margin: 20px auto;}
.alert-success {margin-top: 50px;}
.alert h2 {padding-top: 0px;}
.part {letter-spacing: .1rem;}
/* .markdown-body {max-width: 1024px;} */
.markdown-body h3 {margin-top: 12px;margin-bottom: 12px;}
.markdown-body p {font-size: 1.25em;margin-top: 12px; margin-bottom: 16px;}
.markdown-body li {font-size: 1.25em;}
.markdown-body pre {font-size: 20px;}
.focus {color: red;font-weight: bold;}
.link-box {display: flex;justify-content: space-between; margin-top: 50px;margin-bottom: 50px;}
a.link {display: block; width: 50%; padding: 10px 15px; text-align: center; color: #fff; font-weight: bold; font-size: 20px; letter-spacing: .1em; text-decoration: none;}
a.link:hover {opacity: 0.85;}
a.prev {background: linear-gradient(to bottom, #1A7BBD 0%, #1A7BBD 50%, #125684 51%, #125684 100%); border-radius: 10px 0 0 10px;}
a.next {background: linear-gradient(to bottom, #D76820 0%, #D76820 50%, #964816 51%, #964816 100%); border-radius: 0 10px 10px 0;}
</style>
# 【第25回 タートルで計算してみよう!】
:::success
## 【今回の目標】
- **タートルで計算をしてみよう**
- **計算と命令を組み合わせてみよう**
:::
## 5つの計算ができるよ!
タートルには 足し算・引き算・かけ算・割り算 に加えて、「あまり(剰余)」 を求める 5つの計算 をさせることができるよ!

## プログラムでの書き方
それぞれの計算は、下のようにみんながいつも使っている記号とは、ちょっと違う記号を使うこともあるんだ!

| 計算の種類 | 意味 | プログラムで使う記号 | 例(結果) |
|:----------:|:---------:|:--------------------:|:----------:|
| 足し算 | +(たす) | + | 1 + 2 → 3 |
| 引き算 | −(ひく) | - | 5 - 2 → 3 |
| 掛け算 | ×(かける | * | 3 * 4 → 12 |
| 割り算 | ÷(わる) | / | 10 / 2 → 5 |
| あまり | ÷のあまり | % | 10 % 3 → 1 |
「%」は「剰余(じょうよ)」っていって、 **割り算をしたときに残る「あまり」** を出してくれるよ!
たとえば 10 % 3 は「3で割って1あまる」から「1」になるんだね!
## 変数を使って計算する
**計算した結果は変数に入れることもできるよ!**
**また、変数を使って計算することもできるんだ!**
例えば次のようにできるよ!
~~~
a = 1+2
~~~
まず、変数 a に 1 + 2 の結果「3」を入れて、
~~~
b = 3*a
~~~
次に b に 3 * a の計算結果「9」を入れているよ!
:::info
【クイズ!】
さて、b の変数に入っている数字はいくつかな?
ついでに、次のクイズにも挑戦してみよう!
```lua=
c = 10 % 3
```
このとき、c はいくつになるかな?
ヒント:10 ÷ 3 の「あまり」だよ!
:::
## 計算の順序
**計算の順序は算数と同じだよ!**
**かっこの中身が先に計算されるから、かっこを使えば計算の順序を変えることができるね!**

:::success
## 課題1 : タートルに計算させてみよう!
:::
### 次の3つの式A, B, Cを計算させてみよう!
### 計算結果は print命令で表示させてね!
### $\quad$ A) 12345 + 54321
### $\quad$ B) 256 × 256
### $\quad$ C) 10 + 6 × 8
### さあ、うまく計算できてるかな?
---
:::success
## 課題2 : 1から100までの合計
:::
### 1から100までの合計を求めて表示しよう!
### for文を使えばうまくできそうだね!
### $\quad$ 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + $\cdots$ + 98 + 99 + 100 = ?
:::info
【ヒント】
### $\quad$ A = 10
### $\quad$ A = A + 1
$\quad$
これは**変数Aのなかに変数A + 1の数値を入れるという意味**
これと **for文** を組み合わせて、プログラムを完成させよう!
:::
---
## 課題6:偶数か奇数かを調べてみよう!
「%(あまり)」を使うと、ある数字が「偶数」か「奇数」かを調べることができるんだ!
### 【やってみよう】
次のようなルールで、タートルが数字を調べるプログラムを作ってみよう!
- 数字を1つ入力する(io.read命令)
- その数字が偶数なら「偶数です」と表示
- 奇数なら「奇数です」と表示
:::info
【ヒント】
tonumber(io.read()) で数字を入力できるよ
2で割ったあまりが「0」なら偶数、そうでなければ奇数だよ!
:::
```lua=
num = tonumber(io.read()) -- 入力された文字を数字に変換
if num % 2 == 0 then
print("偶数です")
else
print("奇数です")
end
```
【確認してみよう】
以下の数字で確認してみよう:
- 8 → 「偶数です」
- 13 → 「奇数です」
- 0 → 「偶数です」
- ー5 → 「奇数です」
マイナスやゼロでもちゃんと動くかな?確認してみよう!
## 💡さらにチャレンジ!
## 課題7:1から20までの奇数だけを表示しよう!
for文と % を組み合わせて、1〜20のうち奇数だけを print で表示するプログラムを書いてみよう!
:::info
【ヒント】
```lua=
for i = 1, 20 do
if i % 2 == 1 then
print(i)
end
end
```
% を使って「奇数」のときだけ print するようにしてるよ!
:::
### 🎯 学習ポイントまとめ(追記用)
%(あまり)を使うと、割り切れるかどうかをチェックできる
偶数・奇数の判定や、**ある回数ごとに何かをしたいとき(3回ごとなど)** によく使う!
## 条件分岐と一緒に使うと、より賢いプログラムが書けるようになる!
## 応用しよう!
計算の方法はわかったかな?
次はじっさいに命令と組み合わせて使ってみよう!
:::success
## 課題3 : その場で回転させる
:::
### io.read 命令とかけ算を使って、数字を入力するとその回数だけタートルがその場で回転するプログラムを作ろう!

:::info
【ヒント】
回転する向きは左回りでも右回りでもOK
**io.read命令** を使って入力した数字は**文字の数**だから、**tonumber命令**を使って数字に変換して使おう!
:::
### きちんとかけ算を使ってかけたかな?
---
:::success
## 課題4 : 持っているアイテムの個数の合計を調べよう!
:::
### turtle.getItemCount(スロット番号) 命令を使って、タートルが持っているアイテムの個数の合計を調べよう!

:::info
【ヒント】
プログラムで数を数えるときは、数えた数を保存するための変数を特別に用意するよ!
~~~lua=
count = 0 -- 数えた数を保存するための変数、初めは0
for i = 1, 10 do -- for文を10回実行する
count=count+1 -- for文1回ごとにcountに1ずつ加えていく
end
print(count) -- 10と表示される
~~~
:::
---
:::success
## 課題5 : 土ブロックの合計を調べよう!
:::
### 今度はタートルの持っている土ブロックの個数の合計を調べよう!

:::info
【ヒント】
- for文を使おう!
- 土ブロックの名前は "minecraft:dirt" だよ!
- アイテムの種類と個数を調べるために、
**turtle.getItemDetail(スロット番号)** 命令を使おう!
- 変数は下のような **Table型** になっていて、**["name"]** でそのアイテムの名前を調べることができるよ!

- 空のスロットを調べてしまうとエラーが出るよ! **nil** を使ってエラーを回避しよう!


:::
---
### うまくできたかな?わからないことは先生にどんどん聞いてみよう!
<div class="link-box">
<a href="#" class="link prev">◀︎ 前の内容に戻る</a>
<a href="#" class="link next">次の内容に進む ▶︎</a>
</div>