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# GoogleApps for klis 利用の手引き
<br>
## 目次
1.概要
2.利用を開始するためにやること
3.別名登録(エイリアス取得)
4.GoogleApps for klisを使う利点
5.【重要な連絡】
<br>
## 1.概要
> [G Suite for Education](https://edu.google.com/intl/ja/products/productivity-tools/)(旧 Google Apps for Education)は,企業を含めた各種組織に対してGoogleが無償で提供しているWebアプリケーション Google Apps の教育機関向けバージョンです. [知識情報・図書館学類](http://klis.tsukuba.ac.jp/links.html)では,学生向けコミュニケーションツールの多様化・高度化の一環として,また卒業生向けサービスとして,学類の在籍者および卒業生([図書館情報専門学群の卒業生](http://tachibana-kai.com/web/)を含む)を対象とするGoogle Appsを2007年3月から提供しています. これを[Google Apps for klis](http://www.slis.tsukuba.ac.jp/ipc/resources/google.html)と呼んでいます. 教員については学類のクラス担任全員と授業担当教員(兼担教員を含む)の希望者を@slisドメインと同一のユーザ名で登録しています.
>
> はじめてのログインの際に,Googleによる「[利用規約](https://gsuite.google.com/intl/ja/terms/user_terms.html)」に利用者が同意することで,はじめてアカウントが作成されます. このアカウントはGoogleまたは知識情報・図書館学類がサービス提供を中止するか,利用者が利用規約に違反しない限り卒業後も有効です. この一連のサービスを提供するのはGoogleであり,サーバ,データ,アカウント情報などは全てGoogleの管理下にあります([契約](https://gsuite.google.com/intl/ja/terms/education_terms.html)). 知識情報・図書館学類はアカウントの登録,**<u>[エイリアスの追加](http://www.slis.tsukuba.ac.jp/ipc/resources/name-request.html)</u>**,パスワードのリセット等のアカウント管理を行います.
> 出典:http://www.slis.tsukuba.ac.jp/ipc/resources/google.html
#### 要約すると、
<u>**(一生使える容量無制限クラウドストレージを含んだ、)<br /><任意の文字列>@klis.tsukuba.ac.jpというアドレスのアカウントを使えるようになる!**</u>
ということ.
[Active!mail](https://wmail.u.tsukuba.ac.jp/am_bin/amlogin) または [office365](https://cloudmail.u.tsukuba.ac.jp/my.policy)といった専用メールソフトを利用した,<br>s+<studentNumber>@u.tsukuba.ac.jpのメールアドレスを利用するのももちろん大切だが,いざ使うとなるとなんとも面倒である.
また,もし誰かがそのアドレスにメールを送ろうとしたときに,数字列だけのuserNameでは不便である.ぜひこのGoogle Apps for klisを使ってみていただきたい.
## 2.利用を開始するための方法
実は,アカウントの利用を開始するための仮パスワードは,入学時のオリエンテーションにて,すでに学生全員に配布されている.
#### 発行された仮パスワードがわかる方
パスワードさえわかれば,あとは[Googleアカウントのログイン画面](https://accounts.google.com/signin/v2/identifier?continue=https%3A%2F%2Fmail.google.com%2Fmail%2F<mpl=default&hd=klis.tsukuba.ac.jp&service=mail&sacu=1&rip=1&flowName=GlifWebSignIn&flowEntry=ServiceLogin)にて「s+<studentNumber>@klis.tsukuba.ac.jp」と「仮パスワード」を入力すればログインできる.
その後は画面の指示に従って,新規パスワードへの変更やメールの転送設定,そしてお待ちかね,[エイリアスの取得](http://www.slis.tsukuba.ac.jp/ipc/resources/name-request.html)へとすすんでください.
#### 仮パスワードを紛失してしまった方
パスワードを紛失してしまった場合,Google Apps for klisの管理グループに連絡すれば,再度パスワードを発行しなおしてもらうことができる.
> パスワードの再発行を希望する場合は,本人確認可能なものを持って春日サテライト事務室へお越しください.また,卒業などで事務室へお越しになれない場合は ipc@slis.tsukuba.ac.jp へご連絡ください.
##### 1.春日サテライト事務室に直接希望しに行く方法
春日サテライト事務室とはどこにあるのか……?とお思いの方,[このページにある地図](http://www.slis.tsukuba.ac.jp/ipc/contact/map.html)を参照してください。これによると、7B棟の二階にある7B205が春日サテライト事務室となっているようだ.(klisの学生はあんまり通らないからわからないのも致し方ないかもしれない)
場所がわかったら,本人確認可能なものを持って春日サテライト事務室へ行き,パスワードを再発行してほしい旨を伝えましょう.
##### 2.春日サテライト事務室に@u.tsukuba.ac.jpからメールを送る方法
まずは,[Active!mail](https://wmail.u.tsukuba.ac.jp/am_bin/amlogin) または [office365](https://cloudmail.u.tsukuba.ac.jp/my.policy)にログインして,
s+<studentNumber>@u.tsukuba.ac.jpのアドレスからメールを送れる状態にする.
次に,春日サテライト事務室宛に以下の内容を送信する.
> - To : ipc@slis.tsukuba.ac.jp
> - 件名:
> 「Google Apps for klis パスワード再発行のお願い」
>
> - 本文:
> 1. 氏名(漢字・仮名表記)
> 例:筑波 太郎
> 2. 氏名(アルファベット表記、姓は全て大文字で)
> 例:TSUKUBA Taro
> 3. 生年月日(西暦)
> 例:1973/10/1
> 4. 学籍番号
> 例:201X4514
送信したら,あとは返事を待つだけ.
無事にパスワードが再発行されたら,[Googleアカウントのログイン画面](https://accounts.google.com/signin/v2/identifier?continue=https%3A%2F%2Fmail.google.com%2Fmail%2F<mpl=default&hd=klis.tsukuba.ac.jp&service=mail&sacu=1&rip=1&flowName=GlifWebSignIn&flowEntry=ServiceLogin)にて「s+<studentNumber>@klis.tsukuba.ac.jp」と「仮パスワード」を入力しアカウントの利用を開始する.
## 3.別名登録(エイリアス取得)
s+<studentNumber>@klis.tsukuba.ac.jpにログインしてパスワードを変更しただけの段階では,いままでの[Active!mail](https://wmail.u.tsukuba.ac.jp/am_bin/amlogin) や [office365](https://cloudmail.u.tsukuba.ac.jp/my.policy)と同様で,結局はメールアドレスがわかりにくいままである.
そこで,春日サテライトの管理グループに依頼すれば,<br>一度だけ s+<studentNumber>の部分を,あなたの好きなように,自由に文字列を設定することができる.以下を参照.
> #### アドレス変更とは
> Google Apps for klis のメールアドレスは<br>「s+<studentNumber>@klis.tsukuba.ac.jp」となりますが, これとは別に自由な別名(alias:エイリアス)をつけることができます. 別名をつけると「別名@klis.tsukuba.ac.jp」というアドレスでメールを送受信できます. 別名をつけても「ユーザ名@klis.tsukuba.ac.jp」というアドレスは依然として有効で,同じ受信箱でメールを受信できます. その点では「アドレス変更」は正確な表現ではないので,以下では「別名の追加」と表記します. 別名は一つに限り,原則として別名の変更は受け付けません.
[名前付けのルール](http://www.slis.tsukuba.ac.jp/ipc/resources/name-request.html)と[別名変更](http://www.slis.tsukuba.ac.jp/ipc/resources/name-request.html) の詳細は[以下のページ](http://www.slis.tsukuba.ac.jp/ipc/resources/name-request.html)を参照してください。
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/ipc/resources/name-request.html
(余談だが,図情系の教授たちとほぼ同じ形式のメアドを持てるってなんか嬉しくのではないだろうか?このアドレスを使うようになると,フリーメールである@gmail.comドメインがなんかダサく見えてしまう現象が起こる)
## 4.GoogleApps for klisを使う利点
- # 無限容量のGoogleドライブが使えるようになる
- ### つまり、画像やら動画やらその他容量の大きいファイルをローカルストレージに置いておく必要がなくなる
ということが一番大きいと思われる.
ほかにも、
- Gsuiteの多様なサービスを受けられる
- @klis.tsukuba.ac.jp内部のコンテンツが発見できるようになる
- 筑波大学内でもGsuiteのドメイン名に学類が入っているのは我ら知識情報・図書館学類だけ!
ということが挙げられる。
また、このGoogle Apps for klisを利用する学生が増えると、以下の【重要な連絡】にある通りのことも出来るようになります。
## 【重要な連絡】
# ①知識情報・図書館学類の学生たちの知恵を集めたチームドライブを活用したい!
# ②そのために学類Slackチーム(仮)に参加してほしい!
> [チームドライブ](https://gsuite.google.jp/learning-center/products/drive/get-started-team-drive/)とは、Googleドライブに付随する機能の一つで、チームで共有するファイルを保存するためのスペースです。これを使用すると、どこからでもどの端末からでもファイルの保存や検索、ファイルへのアクセスが可能になります。
>
> マイドライブとは異なり、<u>チームドライブ内のファイルは</u>個人ではなく<u>チームに属します</u>。<u>メンバーがいなくなってもファイルはそのまま残る</u>ため、チームで引き続きそのファイルを使用することができます。
つまり、
#### 知識情報・図書館学類の学生として過ごした日々の知見を保存・蓄積し、<br>後輩たちに伝えていくことができるのです!
現状、その機能は管理者である春日サテライト システム管理グループによって制限されています。しかし、[以下のページ](https://support.google.com/a/answer/7212025?hl=ja)を参照すると、私たちでもチームドライブを利用することができるかもしれないことがわかりました。
> #### チームドライブを作成するタイミング
> 組織のユーザーにチームドライブの作成を依頼されたら、以下を確認します。
>
> - 特定のプロジェクト チームの大多数もしくはすべてのメンバーがファイルを必要としているか。
> - ファイルのテーマが一貫しているか。
>
> 答えがどちらも「はい」であれば、チームドライブの新規作成が適切と言えます。
>
> チームドライブを提供している[Gsuiteの管理者向けヘルプ](https://support.google.com/a/answer/7212025?hl=ja)より
ここでいう「ファイルのテーマ」とは、"知識情報・図書館学類の学生として過ごした日々の知見"であれば何の問題もありません。(私的にファイル占有するのはダメだよ、ということ)
問題となるのは、"<u>特定のプロジェクト チームの大多数もしくはすべてのメンバーがファイルを必要としている</u>"かどうか、ということです。
現在、知識情報・図書館学類の学生たち全員が所属しているプロジェクトチームは存在しません。現状このままでは、チームドライブ作成のための必要条件を満たさないため、いつまでたっても利用できません。
学年単位では、LINEグループを運用しているところがほとんどですが、それをプロジェクトチームとするには少々無理があります。(仮にそれでやるにしても、知識のアーカイビングにはならないため)
そこで、大きな組織でも利用可能で、かつアーカイブの視点から見ても(そのほかのツールに比べると)大いに利用価値のある[slack](https://slack.com/intl/ja-jp)を採用し、暫定的に[新たなチーム](https://join.slack.com/t/klis-members/signup)を作りました。
https://join.slack.com/t/klis-members/signup
この[URL](https://join.slack.com/t/klis-members/signup)からのリンクで@klis.tsukuba.ac.jp(または@slis.tsukuba.ac.jp)のメールアドレスを持っていれば誰でも参加できるようになっています。
より多くの知識情報・図書館学類の学生がこのチームに参加し、運営していくということになったときに、“大多数もしくはすべてのメンバーがファイルを必要としてい”れば、チームドライブを利用することが可能になります!!
皆さんがこのチームに参加してくれれば、それだけ春日サテライトの管理グループを説得しうる材料になります。是非ともGoogle Apps for klisのメールアドレスを取得し、なにとぞこのslackチームへのご参加をよろしくお願いいたします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類
久保川 一良 (Kubokawa Kazuyoshi)
e-mail: k.kubokawa@klis.tsukuba.ac.jp
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