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# Quadcept

最終更新：2021/08/24

# 目的：Quadceptの使い方を理解する

[オンラインマニュアル](http://www.quadcept.com/ja/manual)

[マウス、スタート画面、設計画面の使用方法](https://blog.quadcept.com/ja/basic-operation/?utm_source=quadcept&utm_medium=cad&utm_campaign=startpage)

[初心者向けチュートリアル](https://blog.quadcept.com/ja/basic-flow/#%E5%9B%9E%E8%B7%AF%E5%9B%B3%E3%81%8B%E3%82%89PCB%E8%A8%AD%E8%A8%88%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%82%92%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%99%E3%82%8B)

## Quadceptとは？
* 回路図エディタ(Circuit Designer)
* プリント基板設計/3Dツール(PCB Designer)

<img src="https://i.imgur.com/9jJfjKh.png" title="回路図例" width="650">
<img src="https://i.imgur.com/DNVFt29.png" title="プリント基板例" width="650">

回路図エディタとかプリント基板設計とか↑

## 回路設計からPCB設計まで全体の流れ
[このリンク先をみればよい](https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-82
)

用語解説
* シンボル
* 回路図上での部品形状のこと
* Reference
* 部品を特定するための文字．例)U1,R2,C1,Q1...
* 部品の属性情報
* メーカーとか値段，在庫，廃番情報 etc..

### 部品
この部品というものを配置していくことで回路図(or プリント基板)を作る
* 部品 = Reference + 属性情報 + ピン情報 + 回路図形状(シンボル) + PCB形状(フットプリント)
* [部品について](https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-34)
* 部品を作成することで回路やPCBの連携や部品の管理が容易になる
* シンボルとの違いは、部品の情報や内部的な属性についての情報を定義登録することができる点

<img src="https://i.imgur.com/1h9drwG.png" title="部品の構成" width="550">

[部品の作成方法](https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-36.html)
* 自力でコツコツと部品形状を作図してピン情報とか記入するやり方

[部品共有ライブラリ](https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-540)
* 部品によってはQuadceptが提供する共有部品ライブラリサービスに部品データがある
* 他にも部品データを配布してくれてるサイトとして[Component Search Engine](https://componentsearchengine.com/)ってサイトとかもある
* 部品検索してZipファイルダウンロードして解凍したら，それをQuadceptで読み込む
* [Importing ECAD Models in Quadcept](https://www.samacsys.com/quadcept-libraries/)

**→自力で作らなくて済む**

#### シンボル
部品を回路図に配置したときに表示される部品形状
部品の回路図での形状はシンボルファイルで保持されている
ちなみに配線図(PCB，プリント基板)で部品を配置したときにが表示されるものはフットプリントと呼ぶ

#### フットプリント
部品のPCB上でのデータを保持しているもの
シンボルは回路図なのに対して，フットプリントはPCBに対応している
X,Y座標とかパッド寸法とかでうまく配置すれば[寸法線自動生成](https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-248)ができる

リード部品フットプリントにおけるランドのサイズ
[リード部品のランド径](https://www.p-ban.com/htmlmail_qanda/2013/06/)

フットプリントとしてはシルクも設定するもんみたい
[シルクの作成](https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-244)

用語解説
* フットプリント
* 配線図(PCB，プリント基板)で部品を配置したときに表示される形状
* パッド
* フットプリント作成のときの基本オブジェクト
* これを配置することでフットプリントを作成する
* ランドとか絶縁部とかの部分
* [パッドの配置](https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-242#ilink_147)
* [別のソフトでの例](https://resources.altium.com/jp/p/use-custom-pads)
* [ソルダレジストとは](https://unicraft-jp.com/article/resist.shtml)

### 回路図プロジェクトの新規作成

[回路図作成について](https://www.quadcept.com/ja/manual/schematic/post-82.html)
回路図を作成する場合は，必ず[プロジェクト](https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-33)を作る必要がある

* Schematics → 回路図
* PCB → Printed Circuit Board プリント配線基板

プロジェクトは別ユーザーが編集中の場合ロック状態となる
プロジェクトを閉じるとロックが解除される
<img src="https://i.imgur.com/6u4ERWe.png" title="プリント基板例" width="350">

* 保存について
* 保存メニューによって保存の対象が異なる
* とりあえず「プロジェクトの保存」をしておけばOK
* [保存の種類について](https://www.quadcept.com/ja/manual/common/post-66)

回路図上で部品のValue(抵抗値とか)がデフォルトで表示されていない場合は，
部品を選択 → 右クリック → 属性表示 → チェックを入れる
で表示させられる．

用語解説
* [回路図エディタで出てくる用語の解説](https://www.quadcept.com/ja/manual/common/quadcept-6)
* Bomlist → 設計図面の部品表
* Netlist → 基板上にある部品の端子の電気的接続のリスト
* Gerber(ガーバー)
* プリント基板の設計や製造で使用されるファイルフォーマットのひとつ
* プリント基板の設計工程から製造工程へデータを受け渡すファイルフォーマットの業界標準

### 結線
[結線作業について(動画あり)](https://www.quadcept.com/ja/manual/schematic/post-92)

自動結線が便利

### 回路図からプリント基板への流れ
[プリント基板設計の流れ](https://www.quadcept.com/ja/manual/pcb/post-30)
回路図と連携する場合は[PCB転送(ネットの読み込み)](https://www.quadcept.com/jp/manual/pcb/2012/03/pcb-1.html)を行う
ネットリスト情報を元に下のようにPCBプロジェクトが新規作成される

<img src="https://i.imgur.com/WUDtMBh.png" title="PCB転送直後" width="650">

#### 層の設定
[層の設定](https://www.quadcept.com/ja/manual/pcb/post-12.html)
片面基板の場合はTop層とBottom層の二層にする

#### 基板外形の作図
[基板外形の作図](https://www.quadcept.com/ja/manual/pcb/post-16.html)