# 謎解き公演を作ろう
こんにちは、MIS.W 50代のZAKIです。
この記事は、[みす老人会 Advent Calendar 2023](https://adventar.org/calendars/8564) 10日目の記事です。
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## 記事の対象者
この記事は以下のような方を対象に執筆しています。
* 所属する会社で定期的に懇親会が開催されている人
* その懇親会でレクリエーションを担当することになってしまった人
* 無難にクイズ企画を打とうとしたら、前回の懇親会のレクリエーションが思いっきりクイズ企画だった人
* 他に自力で作れそうな企画が、謎解き企画くらいしか思いつかなかった人
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## 一般的な謎解き公演の作成過程
というわけで、短期間で謎解き公演を作成する必要が出てきました。
しかし、慌てることはありません。良くあることです。
まずは、一般的(だと私が勝手に思っている)な謎解き公演の作り方を確認していきましょう。
**❶ 大謎を作る
❷ ストーリーを作る
❸ 中謎を作る
❹ 小謎を作る
❺ 各謎をデザインする
❻ 各謎に必要な物品を購入する
❼ スライドを作ったり、演出を考える
❽ デバッグを行って修正する
❾ 本番!**
大体、このような過程を経て謎解き公演は完成します。
勿論、モノによってはこれらの順番が前後します。
例えば他作品とのコラボ公演では、ストーリー作成が大謎作成に優先されることが多いですし、公演中の演出に大分時間を割いているイメージがあります。
このように、基本的には謎解き公演は後ろから順番に作成していきます。
伏線回収ゲームみたいな側面もありますしね。
ということで、上記に沿ってパパっと作成していきましょう。
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## 大謎を作る
<b><span style="font-size: 200%; color: red;">パパっと大謎ができるわけないだろ。</span></b>
何故、私はこんな初歩的なことを忘れていたのでしょうか。
しかし、大謎は公演全体の軸になる部分なので、これができないことには話が始まりません。
仕方がないので、奥の手を使います。
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## 過去公演を参考にする
奥の手とは、昔に作った謎解き公演を ~~そのまま使い回す~~ 参考にするということです。
私は学生時代の6年間、毎年理工展(早稲田祭の裏で行われている理工キャンパスの学園祭)で謎解き公演をやっていたので、結構な量の過去問が手元にあったんですね。
ということで、今回大謎を ~~パクる~~ 参考にする公演はこちら。
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2019年度の理工展で実施した「プロジェクトXからの脱出」という公演です。
軽くあらすじを以下に書いておきます。
:::info
エージェントとして研究所に潜入したあなた。
与えられた任務はこうだ。
**「研究所内のどこかに保管されているX-ウイルスを回収すること」**
X-ウイルスは、その保管場所や外見などを含め、詳細が一切分かっていない。
ただし、1つだけ分かっていることがある。
それは、X-ウイルスが流出すれば、瞬く間に感染し世界を破滅に追い込むということ。
果たして、あなたは正体不明のX-ウイルスを見つけ出し、世界を救うことができるだろうか?
:::
ネタバレはとっくに解禁しているので、大謎の概要を言ってしまうと、プレイヤーは**X-ウイルスがコンピュータウイルスだということ**に気づく必要があります。
公演中の演出やなんやで BI〇HAZARD的な雰囲気を出して、生物兵器の方にミスリードして、実はコンピュータウイルスというオチです。
ひとまず、これで大謎ができました。
めでたしめでたし。
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## 中謎を作る
さて、大謎を他の公演から持ってきた場合、中謎や小謎もそのまま持ってこられるはずなのですが、ここで問題が発生します。
中謎で理工キャンパスの教室の形状を利用した問題があることが発覚します。
困りました。
このままだと、中謎およびそれに影響する小謎の部分を差し替えるか、会社の懇親会を早稲田大学西早稲田キャンパス61号館310教室で実施しなければなりません。
ということで、素直に差し替えましょう。
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## 小謎を作る
中謎の差し替えに伴って、小謎も若干追加・修正する必要が出てきました。
といっても、小謎の量産には自信がある方なので、ここは割とスムーズに進みました。
会社の人たちも謎解きに慣れているわけではないので、ベタ問を出しやすかったという側面もあったかと思います。
このとき作った小謎を何問か置いておくので、暇な人は解いてみてください。
単体で解けます。
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## デザインする
謎の「制作」と「デザイン」の仕事内容は異なります。
| **制作** | **謎の原案を考える行為。マンガでいう原作。** |
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| **デザイン** | **謎のビジュアル/グラフィックを整える行為。マンガでいう作画。** |
謎解き公演で、手書きやMS明朝や創英角ポップ体の謎が出てきたら、私はキレてしまいます。
私の脳の血管を守るためにいるのがデザイン屋さんです。
さて、基本的に謎のデザインはAdobeで行われることが多いです。
イラレとかフォトショとかそういうやつです。
しかし残念なことに、私はAdobeが使えません。というかAdobe税が高くて払う気が起きません。
じゃあ今までどうやってたんだという話なんですが、私はパワポ芸人です。
座右の銘は、**Microsoft PowerPoint は画像編集ソフト**。
記事の執筆にあたって、過去のデータを漁っていたら、全盛期はこんな消印風の素材もパワポで作っていたらしいです。
どうやって作ったんだこれ。
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ということで、この使いどころが分からないスキルで頑張ってデザインしていきます。
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……そういえばパワポのライセンスが切れてました。
これからはGoogleスライド芸人になります。
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## 物品を購入する
ここは比較的簡単なステップです。
外に出て、100均やホームセンターなどの店舗に行って、必要な物品を購入するだけです。
外に出るのが一番難しいまであります。
ちなみに、このステップで私は理工展本部に出す領収書を何回も貰い忘れたことがあります。
やっぱり簡単じゃないかもしれません。
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## スライドや演出
謎解き公演に行くと、前にスライドが映ってますよね。アレを作ります。
ここまで来ると、あとは時間との勝負です。
経験上、スライドの作成をしているときは大抵本番前日とかなので、私は追い込まれています。
最低限のクオリティは担保しつつ、誤字脱字に注意しながらスライドを作成していきましょう。
フォントにこだわりたい人、スライドに画像とか音源とかを入れたい人、そもそも計画的な人は、もっと早くから作っておきましょう。
死にます。
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## 本番
<b><span style="font-size: 400%;">後は野となれ山となれ</span></b>
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## まとめ
いかがでしたか?
謎解き公演の作り方は以上になります。
長い人生、いつ自分自身が謎解き公演を作ることになるか分かりません。
もしその時が来たときは、この記事を参考にしてみてください。
それでは。
さて次回は、emolgaさんの「3次元おたく、怪文書をしたためる」。
おいなりさんの「テーマパーク(多分豊島園ハリポタ)れぽします」の2本です。
明日もまた見てくださいね!
ジャンケン、ポン!
ウフフフフフ