# Vtuberに俺はなる!!!(手前まで来た)話 ## ご挨拶 こんにちは,はなです. 今日は一人でメガネを30分探し回っておりました.哀れですね,恥ずかしい! ![穴に入りたい煉獄さん](https://i.imgur.com/TSPaLXI.png) ©吾峠呼世晴/集英社 そんなこんなで,私が気づいたらVtuberに転生する手前まで来たお話をします. 本記事は [茨大 Advent Calendar 2020](https://adventar.org/calendars/5043) 24日目の記事です。 ## Vtuberって? ご存知の方も多いと思いますが,Vtuberについて簡単にご説明します. Vtuberとは「バーチャルYoutuber」の略称です. 一般的なYoutuberと違い,生身ではなく仮装のアバターなどを用いて配信活動を行う配信者たちのことを指します. 「キズナアイ」によって一般の方にも広く認知され,Vtuberの事務所も設立されるなど,現在非常に勢いのある分野です. ![](https://i.imgur.com/MtqEnCP.jpg) © Kizuna AI  ## どうしてこうなった そもそもは今月の初めまで遡ります. 友人のAさんとゲームの話をしており「逆転裁判」の話題になったのですが,Aさんも小さい頃にプレイをしたことがあったようで「じゃあ買いますか!」とその場のノリで「[逆転裁判123 成歩堂セレクション](https://www.capcom.co.jp/gyakutensaiban/123/)」を購入しました. 逆転裁判シリーズは完全1人用のアドベンチャーゲームなので「とりあえず私が購入し,2人が揃ったときにプレイする」という形になりました. しかし,ストーリーのあるゲームはどうしても続きが気になります. なかなか互いの都合も合わず,2人ともフラストレーションが溜まった結果, ***「じゃあゲーム画面配信すればいいじゃん」*** となったことが発端です. ## とりあえず機材を揃える ゲーム画面を友人と共有するには,パソコンにゲーム画面を出力し,それを友人と画面共有する必要があります. ![](https://i.imgur.com/9OFVv1X.png) ゲーム画面を出力する機材は「キャプチャボード」というもので,一般的には1万円~3万円程度の相場となっています. しかし,たかが友人との画面共有です.そんなに高い機材を用意する気にはなりません. そんな時,Amazonである商品が目に止まりました. [Y&H HDMIキャプチャカード](https://www.amazon.co.jp/gp/product/B088T5M7GX/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o04_s00?ie=UTF8&psc=1) ![](https://i.imgur.com/N3RASSh.jpg) ページに飛んで確認されたかもしれませんが,なんと最安値が600円程度のキャプチャボード(正確には本製品はキャプチャカード)なのです.安すぎない?? 私の「友達と画面共有をする」という個人的な用途にはぴったりの商品だったので,物は試しで購入を決意. 一応正規店でない場合は不良品をつかまされることがあるようなので,正規品を1700円で購入しました. ゲーム画面を出力する際,自身はモニターでゲーム画面を見たいので,ゲーム画面を2種類の映像装置へ分配するHDMIスプリッターも購入しました. 私が購入したのはこの商品です. [HDMI 分配器 スプリッター 1入力 4出力 同時出力 4K*2K 30Hz 1080P 3D 映像対応 TV PC Xbox PS4 任天堂スイッチ Fire TV Stick プロジェクター 対応 (グレー) ](https://www.amazon.co.jp/gp/product/B085MB2W3F/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s01?ie=UTF8&psc=1) 配信用のソフトは「[Open Broadcaster Software](https://obsproject.com/ja)(以下OBSと記載)」を使用することにしました. 多くの配信者が使用しており,サポートや文献が豊富です. ゲーム画面をOBSに出力する方法は以下のサイトを参考にしました. [新 VIPで初心者がゲーム実況するには OBS Studioの詳しい使い方・設定方法](https://vip-jikkyo.net/how-to-use-obs-studio) これでゲーム画面共有の準備が整いました. そんな時,空から突如何かか降ってきたのです. ## 親方!空からVroidが!! 配信準備が整い,Aさんとの予定を調整していたある日のことです. ***「俺,Vroidのモデル作ったんだよね.見てくれない?」*** と,また別の友人,Bさんがとんでもないことを言い出しました. なんというタイミングでしょう. Bさんによると,モデルの作成は「[Vroid Studio](https://vroid.com/)」を使用し,モデルを動かすのは「[3tene](https://3tene.com/)」というソフトを使用している,とのことでした. **「このタイミングでVroidの話を聞いたんだったら,これは作るしかない!」** そう考えた私は,早速紹介されたソフトをインストールし,電脳世界の依代(アバター)を構築し始めたのです... ## 受肉の刻 研究用のプログラムを走らせる裏でVroidモデルを作成し,ひとまず試しのアバターを作成することができました. アバターの作成に関しては,非常に多くの参考サイトが存在するので,気になる方はぜひ調べてみてください. 作成したアバターはこんな感じです. ![](https://i.imgur.com/wQFDPv5.jpg) 3teneを使用して,作成したアバターを読み込んでいます. 3teneはウェブカメラによってフェイストラッキングも可能なため,私の動きに合わせてアバターを動かすこともできます. [デモムービー](https://mevie.it/mlu78p9bs8o7ei274qt2p21zujteh85ycvux5v0h/?pw=)(mevieに掲載) あとはOBSで3teneの画面をキャプチャし,アバターの配置を整えれば,よく見る配信風景の完成です. ![](https://i.imgur.com/ltfUWUI.png) ## 終わりに ここまで読んでいただきありがとうございます. そして,説明不足や説明を放棄した点が多々あることをお詫びいたします. 先日,実際にAさんとVtuber状態で画面共有したところ「お,なんか人いるじゃん」くらいの反応に終わりました.もうちょい感想くださいよ. 今後,配信サービスについて調べたり,ゲームソフトの配信に関する規約などの確認が完了したら,本格的に配信をしてみようかなぁと考えています. 来年も本企画に参加することがあれば,この記事の続編でも書こうと思います. 以上,はなでした. 駄文失礼しました!