どうも、さかちゃんです。今日はディオ・ブランドーという男に関して無限に語っていいという許可を得たので彼の生き様、また、ジョジョの奇妙な冒険という作品と、それを初めて目の当たりにし、人生観を変えられてしまった哀れなオタク(私)を追いながら、色々と考えていきたいと思います。
(ジョジョの奇妙な冒険に関する全てのネタバレ、もとい気色悪い腐女子の歪んだ物事への偏見が大量にこの記事にあります。)
途中なんですけど、12/5が終わってしまうのでとりあえず公開しました。でも結構読み応えはありそう。どんどん追記はしていこうと思います!許して
ジョジョの奇妙な冒険という作品と私が出会ったのは中学1年生の冬でした。このとき私はまだそこまで重症なオタク、また重大な腐女子ではなかったように思われます。
突然叔父さん(本物)から新しく面白いアニメが始まるから見てみてよ、と言われ、どれどれとその面白いと噂のアニメをみることになった我が家。
突然、何?
すごい勢いで馬車から荷物を投げ捨て変なポーズで馬車から飛び出しやたらと仰々しい効果音と共に振り向く少年がそこにはいました。
夕飯を食べていた我が家、皆大爆笑。
これが私とディオ・ブランドーとかいう奴の出会いです。
場面の説明をすると、これはスラム街でアル中、家に一銭の金も入れないろくでもない父親と暮らしていたディオ・ブランドー(13)がその父親を自らの手でその父を毒殺、葬式なんてなく、誰も見に来ないその父の墓の前に一人、唾を吐き、すべてを利用して 「誰にも負けない男になる」 ということを心の中で叫んだ後、貴族の養子になることになり、その家に着いたときの様子です。
この解説に既に私の推しポイントが山のようにあります。
しかし、今となってはこれは私が生まれつき持っている性癖なのか、ディオ・ブランドーが好きなせいでその後もそういった要素のある奴を好きになってしまっているのか、全くわかりません。まず、
親(またはそれに当たる存在)を殺す
めちゃくちゃ好きです。自分の目的のためなら普通の考えだと何かとても重要なはずのものを後悔することなくしっかり自分の価値観を加味した上で切り捨ててしまえる所に魅力をビシビシ感じます。そういう基本的に冷たい、残酷な人が好きです。
そもそも人を殺してしまう人が好きです。人を目的のための手段の一つとして無感情に殺す人も、人を殺したいから殺す人(快楽殺人)も、人を殺したくないのに殺す人も、どれしもがドラマを生みますね。やはり人が死ぬジャンルはサイコーやで。みなさんもオタクなら推しカプのどちらかが人を殺してしまい、二人で山に死体を埋めに行く所を考えたことはあるでしょう。ないの?よかったですね。まだまだあなたの人生の中には喜びが残されてますよ。
父親に愛されず育った
はい、好きですね。これが性癖であることを自覚するのはゴールデンカムイの尾形という男に出会ってしまったのと、ボヘミアンラプソディを見たことがきっかけでもあるのですが、父親から愛されずに育った男は男性から受ける愛情に飢えていてそれが原因として男性が好きになるということがあります。(私調べ)
バイやゲイの男性が好きなんですよ。ちなみにディオ・ブランドーはバイだと荒木飛呂彦が教えてくれました。人間を超越するという思想から雌雄なんてことに囚われない、的な考えなのではないでしょうか。
あとこれは腐女子としてのマインドを長年持ち続けてしまった結果なのですが、もはや私は腐女子というか心の中に確実にゲイ男性の人格を持ってしまっています。意味がわかりません。私は男として男のことを愛したいんですね。ここまでくると趣味といいつつも人生に支障が出てきます。一体どういう形で支障が出たのかは言えません。
自信家、野心家、負けず嫌い、ナルシスト、プライドの高さ
これも大事なポイントですね。本人の努力・実力・才能に裏付けされたナルシシズムには痺れるものがあります。まさに、流石ディオ!俺たちには出来ないことをやってのける!そこにシビれる!あこがれるゥ!という訳ですね。
誰にも負けたくないという強い思いを持ってる人間、好きなんだあ。これはバトル漫画のみならずスポーツものにも言えます。勝ちへの執着心が強い人、すこ。
高い理想と高いプライド、人を見下しているような態度、推せる~~~~!!!それをぐちゃぐちゃに踏みにじるような同人誌(R-18)ばかりを読む、恥の多い人生を送ってきました。
生まれの方ははじめに、で書いてしまったので、その後の貴族の養子になった後のディオの話です。手始めにディオはこの貴族の家を乗っ取ろうとします。その貴族とはジョースター家でありここには一人息子のジョナサン・ジョースターという少年がいました。そう、これが主人公、あだ名はジョジョです。貧民街で虐げられる酷い環境で育ってきたディオには何の努力もせずに生まれ持った貴族の一人息子という地位で幸せそうに暮らす温厚で甘ちゃんでいい子ちゃんなジョナサンのことが気にくわなくてしょうがないのです。なので性格が歪んでいて賢いディオはジョナサンに陰湿ないじめをすることになります。
ジョナサンの親友であった犬のダニーを焼却炉に放り込んで殺す
ディオははじめから犬のダニーのことがというか、犬が嫌いだったように思えます。はじめてジョナサンからダニーを紹介されたときのディオがこちら
ジョナサンから全ての友人を奪い、孤立させる。
ディオはジョナサンのありもしない噂を流し評判を下げつつ、ジョナサンを卑劣な手(目の中に親指を突っ込んで殴り抜ける)で野良ボクシングで打ち負かしたり、自分は川で魚がとれる爆弾を作ったりして簡単に人気者になります。しかも家でもディオはネコを被っているので勉強が出来、マナーが良く、逆にジョナサンばかりが怒られます。このせいで本当にジョナサンの周りには孤独が訪れるようになります。
ジョナサンの彼女、エリナから無理矢理ファーストキスを奪う
全てを失ったかのように思われたジョナサンですが、なんと新しく引っ越してきたエリナと言うかわいい女の子といい感じになります。そこからのこの仕打ち。これがあの、ズキュウウウウンという凄まじい効果音でキスをするシーンです。
こんな性格の悪い男のどこが好きなんだ!では先ほどと同様に推しポイントをまとめてみましょう。
性格が悪い
そう、性格が悪い人、大好きなんですよ~~~~~~。性格が悪いってそもそもなんでしょう?考えられるパターンとして、自己中心的、独善的、他の人を見下す、他人の嫌がることをしたがる、自分が一番上でないと気にくわないとかですかね。ディオはもちろんオールコンプリートです。自分中心に独善的にしか物事が考えられない人っていいですよね。そういった人間の醜さが凝縮されたような形で露わになってしまっている描写、非常に良いものがありますよ。
口が悪い
ディオの口が悪いというのは性格が悪さがにじみ出てしまう瞬間であるので上のポイントと同じようなよさがあります。
また他のキャラの場合になると、自分の本心がそのせいで上手く言えないなど、いわゆるツンデレ的な要素にスパイスを加えることになりますね。他にも単純に育ちが悪く言葉遣いが汚いということもありますね。どれも好きです。
何故?わかりません。現実世界で口が悪い人はすこぶる嫌いです。
見た目がいい
見た目がいいのに中身が醜い
上二つのコンボですね。他にも見た目は美しい人間なのに中身は人間ですらない化け物である、なども該当します。なんとディオ・ブランドーという男は今後これに両方該当するようになります。最高に美しい見た目から繰り出される最悪の行為や提案は本当に気分がいいですね。また、容姿は人間に近い方がいいです。やはり私も人間だからでしょう、人間が好きなんです。
そういう、人間ではないようなものが命にこだわったり、生き汚かったりと逆に作中で一番人間くさいことをしてくるの、いいですよね。
泣かなそう奴の涙
嫌これはみんな好きでしょ~~わかるなぁ!普段気が強かったり意地を張ったりしてる奴のみせる涙、おいしいなぁ?!爆豪勝己などもこの泣かなそうな奴の見せる涙のパワーが強いです。性的に興奮します。
でもなんでディオはここで泣いたのでしょう。貧民街時代に賭けチェスで勝った金を踏み倒されたり、頭をわしづかまれて少ないお金で食べようとしていた料理に顔からつっこまされるなど幼い頃からめちゃくちゃなことをされていたディオですが彼はそのときは無感情、どちらかと言えば怒りを湛えているいるように見え涙をこぼすことなんてあり得ないように思えます。何故泣いたのか、その答えはボコボコにされた相手があのなめ腐っていたジョナサンだったからでしょう。
あ~~いいですね。うん!自分で書いてて元気がでます。何を隠そう、いや微塵も隠せていませんが私はこのジョナサンとディオ、二人のカップリングに人生を変えられてしまいました。この二人のせいでかわいそうなことに私は一生、墓に埋まるまでBのLが好きなのでしょう。地獄に堕ちます。
ジョナサンに一度ボコボコにされたことで、ディオのジョースター家を乗っ取るという計画は方向転換することになります。ジョナサンになんて余裕で勝てる!という考えからこいつはなかなかやるやつ、油断できないという考えに変わり、いじめる作戦から打って変わりジョナサンと仲良くするという作戦をとります。
そうして7年間の仲良しごっこの末二人は、ディオは法学部主席、ジョナサンは考古学で優秀な成果をだすような大学生になります。病気の父には二人がいれば安泰だと言われ、所属するラグビー部では名コンビと言われ、仲良し兄弟だと思われていますが、ジョナサンの心の中には昔された散々な仕打ちを忘れておらず、わだかまりを残したままです。
そしてジョナサンはある日、父の病気の原因はディオが毒を盛っていることだと気がついてしまいます。証拠をつかみに行く!とディオが毒薬仕入れている貧民街に向かうジョナサン、バレるわけにはいけなかった真実を知られてしまったディオは「酒!飲まずにはいられないッ!」とジョースター家にあった謎の石仮面を持ちつつヤケ酒をします。しかしそこを浮浪者に襲われ、その結果石仮面の力を知ってしまいます。
この石仮面は昔からジョースター家のロビーに飾られていたもので、実は人間が顔に装着し、そこに血が降り注ぐと人間の脳を恐ろしい吸血鬼に作り替えてしまう、というものでした。
吸血鬼ってなぁに?
ジョジョの世界で言う吸血鬼は超凄い腕力脚力、回復力を持ち、基本何をしても死なず、老いることもない人間より一つ上の種族です。体を剣で真っ二つにされても横からよいしょと押せばくっつくし、首だけになっても、とにかく太陽の光を浴びるまでは絶対に死にません。
鋭くとがった歯と赤い目が特徴的であり、人間の血を口、または指からズキュンズキュンと吸い、その生命エネルギーで傍若無人に暴れまわります。稀に目からビーム(空裂眼刺驚(スペースリパースティンギーアイズ))を出したり、ものを凍らせたり(気化冷凍法)しますが基本的に超肉弾戦の近距離パワー型の化け物です。
そして、泣き落としにも失敗して追い詰められたディオは自ら吸血鬼になることを選びます。
ジョナサンの父を殺し人間というものを超えてハイになったディオは銃も効かず周りにいたジョナサンが呼んでいた警官も全て一瞬で殺し「URYYYYYY」(音にすると「うりぃいいい」)という謎の鳴き声も手に入れます。
主人公は強い。超パワーを得て壁も歩ける!など調子に乗っていたディオですが普通の人である所のジョナサンに負け、ロビーにあった慈愛の女神像に串刺しになりジョースター邸と共に焼き払われます。全身やけどでミイラ状態になりましたが生きています。ここで一度療養のためにディオは姿を消します。
またこのコーナーです。でも物語も盛り上がり、ついに本番になってきましたよ。
つよい
そんなん絶対勝てないじゃん!!!と言わんばかりに盛りに盛ったスペックが好きです。つえ~~~~!かっけ~~~~!!という小学二年生男子人格が顔を出します。しかし少年漫画などのスペックもりもり人たちは大概敵であり調子に乗り、主人公の知略などの前に敗北します。ここからは歪みの話なのですが、そういった人たちが「負ける」というかメチャクチャになって「死ぬ」というところまで含めて私は強キャラというものを愛してしまっているのかもしれません。
でもここでこうしていれば、ここでこうしなかったら、もしくは主人公が謎の主人公パワーを使わなければ、勝ってたのに!!!と怒りに震える私の感情も本物です。京都伏見の御堂筋翔のインターハイ優勝もプロシュート兄貴とペッシが護衛チームに勝つのも、カーズが究極生命体として地上に君臨するのも、飛段が楽しく不死身のまま生き埋めにされないことも、ディオがジョースター家に勝つのも本気で願っていました。
不老不死
不老不死!大好き~~~!!一生美しい化け物、サイコーじゃないですか!
物語上、不老不死になりたがる人は傲慢で、いつだって満足することのない恐ろしい人たちですよね。でもその人たちは大抵の場合、気がついていません。周りに居た優しかった、良くしてくれたような人たちも全員不老不死の自分をおいていなくなってしまうのです。不老不死になろうとしている人たちは「自分一人がただ永遠になれればそれでいい。周りのものたちなんていくらでも替えが効く。」と思っているかもしれませんが、それはどうでしょうか?昔の自分を知るものもだれもいなくなり、さらには地球上に自分唯一人になったらどうするのでしょうか。そもそも長く生きて何をするのでしょうか。本人たちも「幸福」を目指しているはずですが、それが長く生きたからといって得られるとは限りません。もし愛するものを見つけたとしてもそれは100%自分をおいていなくなってしまいます。むしろ虚しいだけじゃないでしょうか。
そんなことにも気がつかず、不老不死の化け物たちは自分が最も優れていて素晴らしい、と高笑いするのです。自分がかわいそうなことにも気がつかず笑い、喚いているわけですね。それってすごくかわいそうじゃないでしょうか?
ここで新たなオタク定理なのですが、かわいそう=かわいいというものがあります。かわいそうなものはかわいいんです。今日はこれだけでも覚えて帰ってください。つまり不老不死の化け物は永久に美しく、かわいいということになりますね。
子安武人
突然声優の話になります。子安武人はディオの声優をずっとすることになるのですが、マジで、サイコーなんですよね。子安さん、どのキャラをやっていても子安じゃん!!!とすぐなってしまうためかテラ子安wなどとニコニコ動画でコメントされることもあります。でもディオの声優が子安さんでよかった!!猫かぶりボイスはそれはそれはイラつき、叫び声は人生で今まで聞いたことがないくらい迫真で面白く、でも悪のカリスマである所のディオの声を完璧に演じられています。
その弊害として、私が子安武人のことを大好きになってしまいました。狂っちゃったね…。ボボボーボボーボボのボーボボ、ケロロのクルル曹長、スーサイドスクワッドのジョーカーの吹き替えなどが好きでした。ムーミンのスナフキンのときも超面白いです。
ジョナサンは一晩で父も家もすべてを失ってしまいました。しかし自分の怪我の手当てをしてくれた看護師は子どもの頃好きでディオにファーストキスを奪われた頃引っ越してしまったあのエリナだったのです。大人になり、引っ越していた所から帰ってきたらしい、しかも二人は子どもの頃と変わらずなんだかいい感じ!よかったね、ジョナサン!
二人で家の焼け跡を見に来ると、そこにはサンドイッチを食べる見知らぬおっさんが、膝だけで跳躍し、ジョナサンに言います。
「ディオは生きている!!」
な、なんだってーー?!ジョナサンはこの人から、吸血鬼は太陽のパワーを使わないと死なないということを教わります。そして吸血鬼に詳しいこのツェペリのおっさんと言う人は、波紋という太陽のパワーを扱う呼吸法の使い手であり、昔色々あり、吸血鬼を殺したいと思っています。波紋を使えば吸血鬼が殺せるということを知ったジョナサンは修行し、その力を手に入れます。
波紋ってなぁに?
呼吸法らしい。コォォォォォといいながら息をすると太陽のパワーが使える。傷が痛くなくなったり、拳が光って威力が上がったりする。太陽のパワーだからか吸血鬼に有効(溶かせる)。剣にその力を乗せたりもできるけれど、結局基本的にすることは殴る蹴る。
息が吸えないと使えません。
そしてディオを今度こそ討ち取るために会いに行くと、やけども完治し、吸血鬼の体液を加えて作ったゾンビたちを従えていました。そんなこともできたんやね。その色々なゾンビたちと死闘を繰り広げ、ディオの所にたどり着いたジョナサン。二人はバトルを繰り広げます。
⇒結果:ジョナサンが勝ちます
主人公強し。しかしなんと首だけになってもディオは生きていました。平穏が訪れたと思い豪華な客船の上で挙げられようとしていたジョナサンとエリナの結婚式に首だけの状態で乱入してきます。しつこい!
なぜそんな状態で来たのか、誰かの肉体を奪ってから来た方が良かったのではないか、そう思われますが、ディオには考えがありました。次の肉体になるのはこのディオをここまで追い詰めたジョジョしかいない、と。ここまでくるとディオはジョナサンのことを尊敬に値すると評価しています。
この戦いで不覚をとられてジョナサンは喉をディオの目から出たビームで貫かれます。呼吸ができないジョナサンは大ピンチ。自分の死を確信したジョナサンは、妻のエリナを船から逃がし、頭だけになったディオをガッシリと抱え込み、爆発する船とディオと共に沈みます。
ジョナサンは最後、「ディオ…君のいうようにぼくらはやはりふたりでひとりだったのかもしれないな 奇妙な友情すら感じるよ…そして今僕らの運命は完全にひとつになった」(完全引用)と感じ、微笑んでいました。ディオも必死の抵抗を見せますが、俺と共に永遠を生きようではないか!とジョナサンに誘いの言葉をかけた頃にはジョナサンはもうそのままの姿勢で死んでいました。
これでジョジョ第一部は終わりです。第一部と言っていますが、単行本で言えば100巻を超えるジョジョの奇妙な冒険ですがなんとこの第一部は1-4巻しかありません。それでいてジョジョの奇妙な冒険というものは全てこの2人の奇妙な運命から始まっているのです。一部はある意味バイブルのような存在ではないでしょうか。
~~~~~まずジョジョ一部の終わりを見て冷静ではない感想~~~~~
ここまで見て中学生だった私は「そうか、ジョナサンとディオはふたりでひとりだったのか」と幼いながらも完全に理解してしまいました。楽しすぎる転落人生の始まりです。ジョナサンにはエリナさんが居るじゃない、と冷静な判断ができる人も居るでしょう。でもそういう問題じゃないんです。私は精神的な繋がりの話をしています。愛とか恋ですらないです。これをどう表すべきなのか非常に難しいのですが、やはりこれはオタクの間に伝わる、いわゆるクソデカ感情というものなのではないでしょうか。結局2人は人生のほぼ全てをお互いに対するデッケェ感情に振り回されるような生き方をしていました。そういうの好き!!!
いや〜愛とか恋じゃない、など言いましたが、そのクソデカ感情というもの、解釈は自由とされているため、愛でも恋でもあるんですよ。そして2人がセックスする同人誌があれば是が非でも読みたい。そういうことです。私が何を言っているかわかりますか?私はわかりません。つまりこの2人のせいで私は一生冷静な判断ができなくなったということです。これが本当にあった怖い話ってワケ。
ここまで話してこれいる?という感じですが推しポイントの話です。
でも今まで書いてきたんだからやりましょうね。
クソデカ感情
私、特定の人になにかしらのデッケェ感情を持っている人、というものを愛していて……。お互いにデカい感情を持っているパターン、自分の持っているクソデカ感情に気がついていないパターン、2人のうち片方だけがクソデカ感情を持っているパターンも大好きですね。感情を持っている生き物であればなんでもオタク的な見方をすることができます。これはクソデカ感情と私の関係図です。
ジョナサンもディオに対しかなりのデカい感情を持っていましたが、ディオのジョナサンに対する感情のデカさは半端ではないですね。様々な意味でジョナサンしか見えていません。今までもそうでしたが、それは今後さらに分かります。
そう、なんとディオも、この記事もまだ終わらないんです。コエ〜っ!
理解できない言動
これは普通に面白くて好き!という存在にも該当します。なにそれ?!?!と言う言動、思わず笑ってしまうものから私には思いつかないようなシビ~言動が含まれます。これはジョジョという作品全体に言えるのですが、台詞回しが全体的にあまりにも独特です。そしてその中でもディオは本当に良く喋り、叫び声もいちいち脳にこびりつき、さらにはルー語まで操ります。めちゃくちゃうるさくて面白いです。しかもそんななのに独自の論理でシビ~ことまで言いますこんなん好きじゃんね。
以下好きなシーンの例
超楽しそうにグッバーイ!ジョ~ジョ~!というシーン。かなりいいですね。子安の発音も良かったです。この吸血鬼になってからのディオのテンションがかなりおもしろいです。
パンの枚数の話、シビあこですね。
なんとディオ、まだ生きています。ジョナサンの孫の孫、たぶんジョジョの中で1番有名だと思われる空条承太郎が主人公になった頃(三部)に海底に沈んでなお生き延びていたディオがお宝探しサルベージ船にたまたま引き上げられてしまい、復活します。嫌いだった親父のブランドーという名前を捨て、ついでにここから英語大文字表記名乗りになります。
この復活したDIOには首から下があります。そしてこれはなんと首から下はジョナサン・ジョースターの肉体なのです。海底でジョナサンの体を乗っ取ることにDIOは成功していました。これでついに本当に2人は一つになりました。サイコーじゃん。初めて見た中学生の私は本当に驚きました。他にいますか?推しカプが物理的に2人で一つになった人。(セックスを除く)
ジョナサンの体を手に入れたしスタンドという謎の新能力も手に入れてルンルンのDIOは100年近く寝ていたことでカリスマ力がアップしました。まずは脈々と続くジョースターの血族を絶やすことを目標に、世界中に沢山の信者を作ります。ジョースターの血族を絶やすこと悪の帝王への道のスタートなのです。体を乗っ取ってもそれをしないとジョナサンに勝った気がしないのでしょう。
スタンドってなぁに?
幽波紋(スタンド)。なんか後ろにもう1人だれかが立ってる!みたいな形のアレ。スタンドはスタンドを持っている人、つまりスタンド使いにしか見えないしスタンドはスタンドでしか触れない(テンションにより触れる時もある)。性能は様々で、それぞれ何か特殊能力を持っていることが多い。
(例)
モハメド・アヴドゥルのスタンド、マジシャンズレッドは物を燃やしたり火を吐いたりできる。スタンド使いにはこの火も基本見えない。
吉良吉影のスタンド、キラークイーンは一度触れたものを爆弾に変えることができ、次に爆破しようとしたときに跡形も残らず爆発させることができる。
プロシュート兄貴のスタンド、グレイトフル・デッドは煙を出し、それを吸い込んだ人を敵味方関係なく何人でも同時に老化させていくことができる。
エンリコ・プッチのスタンド、ホワイトスネイクは相手の頭部を触ると記憶やスタンドをCDのようなディスク状にして取り出し、奪うことができる。また、スタンドは精神エネルギーが強いほど強くなり、精神的な成長で新たな能力が開花することもある。
沢山の信者や金で雇った刺客を承太郎たちに送りこみますが、やっぱりしぶといジョースターの血統、DIOの本丸である所のエジプト、DIOの館に辿り着きます。