# Automated Market Makerのアイデア LPポジション価値を以下のように一般化したAMMについて。 value: $v(x)=-ax+b\sqrt{x}-c$ ただし、a>=0, b>=0, c>=0 xはtoken0のtoken1建の価格。 このポジションは以下のようにAsset, Debtを保有する。 ただし(token0, token1)のように記述 asset: $(\frac{b}{2\sqrt{x}}, \frac{b\sqrt{x}}{2})$ debt: $(a, c)$ ポジション価値が0になる地点は以下の2点 $x_1=\frac{b^2-b\sqrt{b^2-4ac}-2ac}{2a^2}$ $x_2=\frac{b^2+b\sqrt{b^2-4ac}-2ac}{2a^2}$ つまり、$x_1$, $x_2$の間で、このポジションを一定の条件で精算する限り、AMMはb量の $\sqrt{x}$ を保有している。この $\sqrt{x}$は以下の2つの用途に使用できる。 * swap * gamma long 特徴 * AMMはfungibleな$\sqrt{x}$ポジションを扱うため、LPポジションを借りてgamma longする場合にも流動性が分散しない * LPは$\sqrt{x}$のマージントレードをおこなっている状態になる。 * swapの計算はbと$\sqrt{x}$から、次のpriceを計算するだけなので、Uni V3形式よりもgas costが安い。 欠点 * LPポジションは常に精算がある。 ### p.s. もし精算を実行するとしたら、その条件は例えば以下 $0>-min(v(rx),v(x/r),v(\frac{b^2}{4a^2}))$ ただしr=1.2