京大wiki
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    # コロナ禍の京大 ``` 【編集・制作】 1回生をつなげる会 アストナージさん さくら川 特別編集委員会 アストナージさん タウリン しょとう たつきぃ スペシャルサンクス なる ``` [TOC] ## この報告書・1回生をつなげる会について 本『コロナ禍の京大1回生』は、「1回生をつなげる会」の特別編集委員会によってまとめられた京大1回生の「声」を記録・保存し社会に届けるための報告書である。 また本報告書はそれと同時に、京大1回生自らコロナ禍での自分たちの経験を刻んだ歴史書でもある。主観的な事実の配列である歴史をこれからまとめるにあたって、私たち「1回生をつなげる会」とその編集委員が本報告書をまとめる理由とその目的を整理しておきたい。 「1回生をつなげる会」とは2020年9月に京都大学の1回生有志2名によって設立された団体である。コロナ禍で分断された大学生1回生を、企画を行うことで結びつけることを目的に活動してきた。この団体の活動の軸は二つあり、一つは前述したとおり1回生同士や上回生・ひいては大学や社会を「つなげる」ことである。そしてもう一つが「個人の経験の歴史化」である。私たち大学1回生が2020年度に経験した苦しみや孤独そしてその中で見つけた小さな喜びまで、それは私たちだけの物であり、他者に都合よく利用され社会の大きな物語や美談に利用されていいものではない。東京オリンピックが「コロナを乗り越えた証」として行われ、私たちの苦しみが美談のための演出に使いつぶされる。そうなる前に私たち自身の手で私たちの経験を記述し、保存すること。コロナ禍の大学1回生の経験を歴史として保存することが「1回生をつなげる会」が行う企画のもう一つの軸であった。本報告書も「1回生をつなげる会」が行っている「個人の経験の歴史化」の一貫であり、集大成であるといえる。 それと同時に私たちはこうしたコロナ禍の大学1回生の「声」をまとめて社会に届けることを目的として、本報告書を各種ネットメディアに掲載そしてマスメディア・大学の各機関に送付する。コロナ禍での大学1回生の経験は、2021年度のコロナ禍での学生対応の際にも参照されるべきものであり、社会一般に存在する「自粛しない若者像」といった偏見をすこしでも正すことを期待して発信するものである。 最後に本報告書の編集方針についてまとめておきたい。本報告書は「コロナ禍での京大1回生」の経験を歴史として記録するものである。1回生の「声」としてのTwitterのツイートの引用や「1回生をつなげる会」が行ったTwitter上でのアンケートの結果をもとに、様々な側面から今年1年のことを記述していく。基本的には大学生としての立ち場から事実を記録していくが、これらは各人のおかれた環境の影響を受けている。このことを踏まえたうえで、我々はコロナ禍の京大1回生の「歴史」をここに刻む。 ## 京大側・社会の対応 ### コロナ禍の1回生の「孤独」 2020年度、新型コロナウイルスの大流行によって大学の開始は1か月遅れ、サークルの新歓や活動、対面授業の機会は大きく制限された。大学生活の中で人間関係を築く最初で最大のきっかけが失われた。 2020年コロナ禍のただなか、大学1回生として生活を営む若者を包み込んだのは「不安」と「孤独」であった。大学生としての第一歩を踏み出した私たちは、大学の「現実」というものを知らない。コロナ禍で人と会う機会が制限され、私たちの大学生活は暗闇の中手探りだった。「周りのみんなはどのようにしているのだろう」「自分だけ出遅れているのではないか」、対面の大学生活によって難着陸できたかもしれない私たちの「理想」は、まわりの大学生が見えない状況でどんどん高く飛び上がる。Twitterやインスタグラムなどからは楽しそうな周りの人間の一部が漏れ聞こえてくる。周りが見えない「孤独」の中で、私たちは「不安」に支配されて行った。 ### オンライン授業の形態とその難しさ 京都大学では主に二つのオンライン授業が展開された。「同期型(リアルタイム授業)」と「非同期型(オンデマンド授業)」である。「同期型」ではzoom授業(90分ずっと行うもの、授業内でやることを指示してPandAに時間内に提出させるもの、ブレイクアウトセッションを用いてグループワークなどを行わせるものなどがあった)などがある。PandAやYoutube、zoomなどが利用された。ただ、zoomでの授業にはストレスがかかるという声も多かった。 ###### 2020年10月1日 (匿名希望) > 今期zoomばっかりか しんどいな 「非同期型」ではPandAを用いて講義映像や資料を配布し課題や感想を提出させるものがあった。一般的に「非同期型」の方が生徒の負担は軽いが、出席確認のために課題が出されるケースが多かった。各授業が課題を課してくることでそれが積もり積もって学生の負担になるという声が多く聞かれた。 ###### 2020年8月20日 らてたぺ【公式】 @ratetape_ningen] > [学生「オンラインで課題多いし友達がいないので苦しいんです!何とかしてくれませんか?」 世間「うるせぇ!たかが学生身分が!みんな苦しんでんだよ!親のスネかじりで何エラソーに言ってんだ!?」 学生「」](https://twitter.com/ratetape_ningen/status/1295570031506419713?s=20) ### サークルの新歓がない 対面新歓が制限された。例年の名物である「ビラロード」やサークルの先輩がご飯を奢ってくれる「対面新歓」は姿を消し、zoomなどで「オンライン新歓」が開かれた。各サークル協力し合同オンライン新歓などが行われたが、飲食を共にしサークルの雰囲気を感じられる「対面新歓」の喪失は新入生にとって大きかった。つなげる会のアンケート調査によれば対面新歓が規制されたことで、サークルなどに入るきっかけを失った人も少なくない。 ###### 1回生をつなげる会 @2020tunagerukai 2021年3月3日 > [【コロナ禍での京大1回生の記録】 @サークルに所属していない京大1回生 サークルに入らない理由を教えてください ・新歓で雰囲気を確かめられなかったから(41%) ・コロナ禍で活動がないから(20.1%) ・その他(27.8%) ・そもそも入る気がない(11.1%) 計 144票](https://twitter.com/2020tunagerukai/status/1367077060766621699?s=20) ### 学生同士の交流 対面授業がなくなり、課外活動が制限されたことで学生同士の交流の機会は奪われた。対面新歓の制限、サークルの活動制限、対面授業の停止…これまで学生が繋がりを築いてきた場が失われたことで、多くの1回生は孤立した。 また対面でのつながりを求めて交流を始める京大生( 主に早い時期に引っ越しを済ませた”下宿勢”)がいる一方で、コロナ禍での状況を見極めつつ京都への引っ越し(いわゆる”上洛”)を延期していた学生や”実家勢”との間には隔たりがあった。 ###### ᴉɯnᖵ @osaka_fumi 2020年6月20日 > [デルタで大規模エンカしてるのか… 京都在住の人&下宿勢が羨ましい]( https://twitter.com/osaka_fumi/status/1274348319095975937?s=20) ###### さとし @satorun12141 2020年6月20日 > [京都にすでにきている学生が一気に会い始めてコミュニティが形成され始めたらいま京都にいない人は焦るよな > コミュニティが作られるほどになるのは少数派と思うから深刻ではないと思ってるけど]( > https://twitter.com/satorun12141/status/1274150761526484992?s=20) 京都で早い時期から一人暮らしを営む下宿勢は身の回りのことを自由に決められる点でコロナ禍の中でもフットワークが軽く、Twitterで仲良くなった京大生と対面で交流しやすく、学部やクラス内のコミュニティにおいても在京の人だけでの集まりは発生しやすかったと考えられていた。自粛が叫ばれる中でこうした対面の交流はネットで発信される機会は少なかったが、その一部がTwitter上やLINEグループから漏れ聞こえてくる状況での実家勢の「不安」は相当なものだった。「京都にいない自分抜きで大学の人間関係が始まろうとしている」「自分は大学生活で出遅れてしまっているのではないか」、先述した大学1回生の「不安」を募らせるような分断であったといえるだろう。 ### 大学生は敵か #大学生の日常も大事だ 社会にとって大学生はコロナをばらまく存在なのだろうか。大学生はコロナをばらまく存在、私たちはそうした認識によって苦しめられた部分もあった。感染対策が協議され、政治からのメッセ―ジが訴えたのは「若い世代」の自粛。20代から50代という広範な層を指すこの「若い世代」、しかし多くの人はこれを大学生のような「若者」と捉えているのではないだろうか。自粛しない若者として大学生を攻撃や誹謗の対象にする言説は多い。 そんな中2020年7月ごろからTwitter上で「#大学生の日常も大事だ」のハッシュタグでの投稿が増え、自粛の続く多くの学生の叫びが寄せられた。 ###### あづま @azma_haiku 2020年7月15日 > [後期もオンラインとなる大学も出てきているのに、一年分学費だけをしっかりと徴収して良いのだろうか。サークルなどの人間関係も構築されていないために、学びだけでなく学生文化まで危機に瀕してしまっている。  #大学生の日常も大事だ]( https://twitter.com/azma_haiku/status/1283413411620024322?s=20) 京都大学の受験者層や性質からいっても、既存のつながりやコミュニティを持たず新しい人間関係を築かなければならない大学1回生の負担は大きい。ここからは様々な側面から光を当てて、コロナ禍の京大1回生がどうあったのかを歴史として記録していきたい。 ##### 参考 [京都大学「令和2年度 授業の実施の変更について(2020年4月1日)」](https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2020-04-01) [京都大学「学生の皆さんへ」 ](https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/foundation/coronavirus/corona-gakusei) > > [「新型コロナ関連の情報提供:NHK」](https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/#graph--infect-death__infect) ※表作成に際して編集者が一部編集を加えました [NF事務局公式twitter](https://twitter.com/nfoffice/status/1286830200022380544?s=20) [Yahoo!ニュース「「自粛しない若者」像にうんざり 自粛する若者たちが抱く虚しさの背景とは〈AERA〉」](https://news.yahoo.co.jp/articles/d00a68f7474b8111cf4e62c8f390024706dbbd58?page=1) [京都新聞「コロナ恐怖、増殖した言葉の刃 クラスター公表、情報が一人歩き 当事者らも割り切れぬ思い」](https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/276873) 以上 2021/03/10 3:46 閲覧 ## 学生の自主的なつながり ![](https://i.imgur.com/e6NHpcq.jpg) 新型コロナウイルスの影響による活動の大幅な制限により、大学生は人間関係を構築する上では厳しい状況に晒された。このような状況下において、京大生たちはどのようにして交友を広げていったのだろうか。 ### SNSの活用 対面での交流が制限されたため、オンライン上での交流が可能となるSNSは重要な役割を果たすようになった。特に匿名や非公開で利用可能であり、気軽に自らの意見を発信する事ができるTwitterは対面でのコミュニティに代わるものとして大いに活用された。 TwitterなどのSNS上の関係から知り合った後に、待ち合わせて実際に対面する「エンカ」と呼ばれる行為は鴨川デルタや学食などでよく行われた。特に6月中旬にはTwitter上の呼びかけがきっかけとなって鴨川デルタに数十人規模で人が集まり賛否の論を巻き起こした。 ただ会うだけではなく、何らかのイベントを企画してSNS上で人を募集する動きも多く見られた。 ###### 京大密告中~サケロサンミツ~ @Mikkokuchu 2020年10月6日 >  [一回生の一回生による一回生のためのイベントを定期的に開催します! (もちろん感染症対策はしたうえで) まずは 11/23 (月) に 『 ⠀⠀⠀⠀⠀密告中 ⠀⠀⠀⠀⠀ ⠀』 を開催します!!!! 一回生のみんなは予定空けておいて下さい! #拡散希望 #大学生の日常も大切だ](https://twitter.com/Mikkokuchu/status/1313448233415319553) これらの企画は学生同士で交流する貴重な機会となった。しかし企画に参加することはある程度の勇気が必要なことであり、参加してつながりを深めた人と参加できず依然として孤立状態にある人が生じた。積極的な姿勢を持てたかどうかが明暗を分けたと言えるだろう。 ### 与えられた枠組みの活用 学部や学科、クラスといった大学側によって与えられた枠組みを活用した交流も多く行われた。 ###### さぼた @OliWv5SPRlpL9iT 2020年6月19日 >[森林フォーラム終わった。先輩方、先生方、すごく有意義な企画を作ってくださり、ありがとうございました。まじでよかった。森林って、なんかいろいろと俺らのために考えてくれてる気がして、ほんまありがたい。 今回参加しなかった人も、次回はぜひ。いいよこれ。](https://twitter.com/OliWv5SPRlpL9iT/status/1273927069865369600) 学部・学科やクラスなどではそれぞれLINEグループが設けられ、これを利用してZoom交流会も頻繁に行われた。学部や学科、クラスのような枠組みの中であるため前述のようなTwitterなどを起点とした不特定多数による交流に抵抗感がある人にも受け入れられ易く、多くの人が参加した。 ###### さぼた @OliWv5SPRlpL9iT 2020年12月28日 >[俺があえて挙げるなら、やっぱり、絆自習室になる。実家勢で、友達作りに難儀しそうだったところに、ちょうどいい企画をしてくれたと思う。多くのクラスでは機能していないようだけど、うちは幸い、多くの条件に恵まれた。](https://twitter.com/OliWv5SPRlpL9iT/status/1343555851601080320) オンライン授業が中心となり、これまで全学共通科目の授業を通して提供されてきた学生間におけるリアルな交流の機会が皆無に等しくなった状況は大学側も懸念していた。後期中の11月には大学により1回生を対象として教室をクラス毎に曜時限を限って指定自習室として開放する、通称「きずな・つながり自習室」が、同学部・同クラスに所属する学生との交流のきっかけの場となるよう設けられた。全体としてみると稼働率は低かったが、一部の学生はこれを積極的に活用していたようだ。 例えば農学部の3,4組ではLINEやTwitterでの呼びかけによって多くの学生が集い、対面交流の機会として利用された。 下宿している学生は直接会って交流することが比較的自由にできたが、実家から大学に通う学生はどうしても物理的な距離やコロナ感染のリスクからそうした機会を得ることが難しい。このような実家勢-下宿勢の間の隔たりは学生がつながる上で大きな障壁となっていたものでである。そのため実家勢が参加しやすい大学から公式に認められた対面交流の場は貴重な価値を備えていた。 ### サークル活動  例年であれば多くの学生のコミュニティの中心となる存在であるサークルであるが、2020年度は様相が異なる。対面新歓やサークル活動はコロナ禍において制限を余儀なくされたため、多くの一回生にとってサークルに入る・活動するというのはハードルの高いものとなった。 以下はTwitter上で行った京大生に対するアンケートの結果である。 ###### 1回生をつなげる会 @2020tunagerukai 2021年3月3日 >[【コロナ禍での京大1回生の記録】 @京大1回生 2021年3月時点で、あなたはサークルに所属していますか? ・所属している(62.7%) ・所属していない(37.3%) 計 394票](https://twitter.com/2020tunagerukai/status/1367074810581319682?s=20) ###### 1回生をつなげる会 @2020tunagerukai 2021年3月3日 >[ 【コロナ禍での京大1回生の記録】 @サークルに所属している京大1回生 サークルにどの程度参加していますか? ・ほぼ毎回参加している(33.2%) ・数回に一回は参加している(20.6%) ・大事な会合には顔を出すようにしている(8.5%) ・籍だけ置いている(37.7%) 計 199票](https://twitter.com/2020tunagerukai/status/1367075702495793153?s=20) 結果から、全体の約6割がサークルに入っている事がわかる。またそのうち活動にある程度参加している(数回に一回以上)人の割合は5割程度である。対面新歓や活動に対しては厳しい規制がなされサークルの存続危機や学生文化の衰退が叫ばれていた。しかし後期から徐々に規制が緩和され、多くのサークルが活動を再開する事ができた。例年に比べると厳しい状況ではあったが、オンライン新歓等を利用してサークルに加入し活動を行うことができた学生も一定数は確かに存在する。 また2020年度の一回生のサークルに対する動きとしては次のようなものも特徴的である。 ###### 京都大学バーチャルYouTuber同好会 @ku_vtuberlove   > 初めまして!京都大学バーチャルYouTuber同好会です! 今年大学に入学したVTuberファン同士の交流と推しの布教を目的に設立した同好会です。 固定の活動もなく、基本的に参加自由でのんびり活動しています。 現在全国の大学生の参加を募集しているので、気になった方はDMなどでお声かけください! 既存のサークルに入れないのであれば自ら作ってしまおうといった考えのもと、一回生の中には新しくサークルを作る例が幾つか見られた。 対面での活動が規制されているが故に、SNS上から人を集めやすかったことがこのような動きを加速させたのであろう。 コロナによる厳しい制限の影響を受け、サークルの活動には大きな困難が生じた。 そうした状況であっても、サークルに加入して活動に参加したり、はたまた自分たちでサークルを立ち上げたりするなどして積極的に行動することでサークルを活用する学生も存在した。本来の姿からは程遠いが、学生たちを「つなげる」役割としてのサークルは一定の役割を果たしたのではないだろうか。 ### 自主ゼミ ###### 佑 @yu_Alekhine_Nf6 2021年1月21日 >[テスト終わってからの話だけど, 進化ゼミ(仮)的なゼミとかやったら需要ありますかね。現学部1年を中心に。普段の昆虫だけみたいなのではなく, 植物や菌類とかも含めて](https://twitter.com/yu_Alekhine_Nf6/status/1352239387107487746?s=20)  またSNSでの人の集めやすさを利用して、多くの自主ゼミが開かれたことも見逃せない。オンライン授業の下では特定の興味・学問分野を持つ学生同士が集まって議論を行う場が失われた。同回生と学問的な交流を行うことは非常に価値のあるものであり、自主ゼミはこのような機会を獲得するための手段として盛んに行われた。一回生同士が交流する機会が限られる中で、自主ゼミも新たなつながりを育む場としての役割を担っていた。 ### まとめ 本年度の一回生のつながりを語る上ではSNSの活用は外せない。対面での活動が制限された結果、単なる交流から企画、ゼミ、サークルに至るまで、多くの活動がTwitterやLINE上を主として行われた。Twitterやクラス・学部のLINEグループなどを通して知り合い、時にはzoomによる交流を挟んで、対面での人間関係へと発展させる一連の流れはほとんどの学生にとって当たり前のことになっていた。 また学生同士のつながりを築き上げるため、例年以上に主体性が要求された年となった。オンライン上での見知らぬ人との交流、クラス会などのイベントやサークルのオンライン新歓への参加、そして対面での交流に至るまで、これらに参加するためには学生たちが自ら積極的に動くことが必要とされた。そのため、コロナ禍の厳しい状況にありながらも自主的に活動してなんとか自らのコミュニティを構築することができた学生と、そうではなく依然孤立状態にある学生との間には大きな分断が生じてしまった。 ## CAP制導入とコロナウイルス禍、2つの未経験下の履修登録 ### 前期 #### CAP制の導入 CAP制とは、単位の実質化 [^1] を目指し導入された、1学期に取得できる単位が30単位(医学部は34単位)のみに制限されるという制度である。この制度の導入によって、今までのようにとりあえずたくさん講義を取っておいて長い履修登録期間に取捨選択していくことができなくなった。特に理系学部では、必修講義、推薦講義を入れると人文系で入れられる講義は1コマしかない、という事態もざらにあった。 [^1]: 単位の実質化 単位の実質化は平易に述べれば「今まで適当に講義を受けてその講義の内容が「身についてない」のに単位を与えることを改善しよう」という、取り組みである。そのために予習復習が大事だから一学期にとれる単位の数を減らして予習復習の時間を取れるようにしようという形になっている。 ###### 🍏 @log57_206 2020年4月3日 > [cap制は飛んでってしまえ!どこかへ](https://twitter.com/log57_206/status/1308940281115443201?s=20) ###### あづま @azma_haiku 2020年4月19日 > [大学は“引き算の考え方”で履修を決めさせようとしているのだろうか。自分が就くのはこういう分野なのだから、この分野の科目を重点的に取ればいい。逆にこれ以外の科目は全くとらなくてもいいや、という選択を。 ただ、これを学部の学生に決めさせるのは厳しいのではないか。異なる分野へ行きたいと思っても知識が足りないということになっていいのだろうか。 あとは個人個人のキャパシティを無視した一律の上限というところにも引っかかる。 おそらく、個々の学生の“癖”で、そんなに学習をやらなくても優とか良が来る科目もあれば、必死にやっても可に届くかどうかという科目もあるだろう。それを一概に45h/単位という紋切り型な単位の実質化で見ることができるのだろうか、という問題もある。 個人的には平成31年度入学以前の全学共通科目に限って上限34単位とするという方針でいいような気もするのだが。 単位取りまくって痛い目見ることも大事だとは思うんだが。 自主性ってのはそこで育まれるのではないか。授業のレベルと自分の能力、あるいは身の丈を測っていってどこに効果を最大限引き出せる場所があるのか、ということや能力を育むことも大事なのではないか。](https://twitter.com/azma_haiku/status/1251645515839582208?s=20) しかし、実際に講義が始まると、CAP制によって登録できる講義数が制限されていてよかった、という声も多くきかれるようになる。この事態については次の項で詳しく述べる。 ###### アストナージ3 @22YhbYeXNV4vwRf 2020年5月13日 > [完全オンラインで課題が増えたので普通の大学生活じゃなくなったみたいでCAP制が良かったのか悪かったのか判断つけられないね。](https://twitter.com/22YhbYeXNV4vwRf/status/1260303225153970176?s=20) #### 力の抜き方を知らない1回生 例年ならば、履修登録確定前に十分講義を受講することが可能であった。しかし今年度の前期は休講期間と履修登録期間が重複したため講義についてしっかりと見極めをすることができなかったといえる。このような状態の上に先に述べたようにCAP制によって今年の1回生からは1学期に時間割に登録することができる単位が制限されている。 それに加えて講義の開講形態も対面から全面オンラインに変更された。オンライン授業では、他の受講生が可視化されなかったり、「どの授業が効率よく高い評価を得られることができるか」事前に先輩に聞けなかったり、「うまいサボり方」も先輩から盗み取ることもできなかったりした。 かくして、近年導入されたGPAという評価制度の下で、今年の1回生は手持ちの講義をとにかく一生懸命やらなければいけない状況に追い込まれ、睡眠時間を削られたり、精神的に負荷を無理にかけてしまう学生が散見された ###### (匿名希望) 2020年6月1日 > 今期たぶん通常の10倍ぐらい課題あるよね 授業中に済ませられない量の課題を毎週出す授業なんてふだんは数えるほどしかない #### スポ実不開講 スポ実とはスポーツ実習の略称であり、バトミントンやウォーキングなど様々な種類のスポーツから選択できる科目である。ほとんどの学科では健康群として必修単位数が定まっている。スポ実は1学期につき1単位の取得となっており、前期と後期合わせて健康群の2単位取得となることができる。 また、スポ実によって交友関係を広げることが可能だったはずだ。 ###### はねたとも @283miso_nikomi 2021年2月9日 > [火2 スポーツ実習IB [バレーボール] 楽しさ1位。やりたすぎて夢にまで出てきたスポ実、念願の履修。最初1ヶ月は屋内使えず鴨川や大文字をてくてく。屋内解禁後は楽しくバレー。欲張りセット。先生やる気マンマンで最高。他学部とも知り合える。貴重な対面講義かつ運動機会。青春を感じた。](https://twitter.com/283miso_nikomi/status/1359096856148467716?s=20) #### シラバス不全 対面試験ができなくなる見通しで成績が毎回の課題をもとにしてつけるのか、オンラインで試験を実施して、その結果で成績を付けるのか見通しが立たない状況になった。 また、休講期間があったため各授業の内容も不明となった。このようにして、本来ならば履修時に散々チェックしたシラバスをもとに学習計画を立てるが、シラバスが全く機能しない事態に陥った。 ### 後期 #### CAP制の開放 後期になると総人など一部の学部以外はCAP解放申請をし、CAPを解放できた人も少なくなかった。特に教職課程をとる人はCAP制の範囲内では必要とされる講義をとりきることが難しい。 申請が通るか否かの基準は各学部によるが、前期のGPAの高さが対象となっている。 ###### 🍏 @log57_206 2020年9月24日 > [CAP解放の申請用紙を見たけど、『特に優秀な学修成果をあげた』の欄に自分で丸できるほどの勢いは流石に…](https://twitter.com/log57_206/status/1308940281115443201?s=20) しかし、CAP制がある中でCAP解放ができた人は非常にまじめな人が多く、講義が詰まっていて大変そうな人も散見された。 ###### しょくぱん @Koromo_Haru_ 2月17日 > [来季CAP解放できないことに全く悔しさがない、GPAの下がった理由はまさにCAP解放だから。来季CAP解放できないことに全く悔しさがない、GPAの下がった理由はまさにCAP解放だから。](https://twitter.com/Koromo_Haru_/status/1361836302497316867?s=20) ###### 新入生No.146 @146B1729 2020年9月12日 > [理学部のCAP解放、平均GPAで見るんじゃなくて、高評価の単位数で見るっていうの効率良いな。](https://twitter.com/146B1729/status/1304579487028322304?s=20) ###### あづま @azma_haiku 2020年9月1日 > [CAP解放 GPA4近くねぇ…………(どうしよ) ](https://twitter.com/azma_haiku/status/1300681327147061248?s=20) #### 二転三転の開講形態 前期のような状態を踏まえて、下宿を引き払って実家に帰った学生も多くいた。しかし履修登録が確定したのちに開講形態が対面になった授業もあり、混乱が広がった ###### らてたぺ【公式】 @ratetape_ningen 2020年10月20日 > [京都履修登録確定後、後出しで対面する講義を発表する大学 > 俺は対面ないけど、対面するなら履修登録する前に言っとけよという話 > なんでこのタイミングなんですかねぇ > 性格が悪いので対面授業追加がどう考えても間に合わせたようにしか感じられない](https://twitter.com/ratetape_ningen/status/1318482862702620674?s=20) また、はじめから対面授業を行う方針だった講義をとっていた学生の中にも苦しそうな声はあった。対面授業が少ないのでそのために下宿するのも、実家暮らしの人も京都に来るのも煩わしいのだ。 ###### (匿名希望)2020年10月12日 > 自宅生スポ実取るべからず ### まとめ 今年の問題は突き詰めれば、新型コロナウイルスとCAP制の導入という2つの未経験に集約される。しかし、どのような問題があったとしてもそれに対する対処が最も事の左右を決定する。講義や課外活動を含めた学生生活の主体は学生自身に他ならない。しかし今年様々な決定が学生の介入なく、また学生を主眼におかれるわけでもなく決められてきたことが上記の学生の苦しみにつながったことは否定できない。 この、学生なき決定は履修登録に関する問題のみならず課外活動の過度な帰省やタテカン問題にも通じる。自分は自らの履修の組み方に反省し、当局には直前の発表や学生不在の決定を改めてもらいたい。 ## 奪われた大学生活 2020年、新型コロナウイルスが全世界に蔓延し、我々大学生も外出自粛を余儀なくされることとなった。特に2020年度に入学した学生にとっては、本来春から行われるはずだった対面授業も全面的にオンライン授業に移行し、思い描いていた大学生活とはかけ離れたものになってしまった。もちろん、このような状況下で令和2年度の大学1回生が失ってしまったものは決して少なくない。 ### 入学式の中止、対面授業・サークル活動の制限 2020年春、京都大学の合格発表と同時に、京都大学の令和2年度の入学式の中止が発表された。各人が合格の喜びに浸る中で入学式中止が発表され、複雑な感情を覚えつつも、当時は「仕方ない」という声が多かったようである。 ###### Lemon Hart @rum_pirates_ku 2020年3月10日 > [入学式中止はなんとなくそうなるとは思ってたけどちょっと残念](https://twitter.com/rum_pirates_ku/status/1237305446718787585?s=20) しかし、中止になったイベントは入学式だけではない。新入生が最初に友人を作る機会となる対面での新入生歓迎会も軒並み自粛することになった。その代わりにオンラインによる新入生歓迎会が行われたが、対面による歓迎会よりも参加するハードルは上がってしまったようである。 ###### かずき @zaijingda_kzk 2020年9月16日 > [先輩と交流したいし新歓にはいきたいけれども、オンライン新歓は絶対にいきたくない](https://twitter.com/zaijingda_kzk/status/1306061819950186497?s=20) 新入生歓迎会中止に加えて、京都大学ではコロナウイルスの蔓延を防ぐべく、ほとんどの授業がオンライン授業に移行した。対面授業やサークル活動は、学生が会話などを通じて友人と交流を深める機会の1つだ。もちろん、オンライン授業中の交流が完全に無かったというわけではない。ブレイクアウトルームという機能によって短時間の交流が設けられた授業もあった。しかし、授業時間外でこのような交流の時間をとることは簡単ではなく、例年よりも友人を作ることが難しくなっている。 また、対面授業は本来の大学生の日常の一部であり、その大学の教授と関わる場の一つでもある。もちろんオンライン授業にはオンライン授業ならではの魅力があるが、やはり対面授業では教授の話を直接聞くことができ、教授の伝えたいことや研究に対する熱意などがより伝わりやすくなるなどの大きなメリットがある。SNS上でも、オンライン授業が中心であった前期は、対面授業の再開を望む声が見られた。 ###### "タカシ" @Taco_Taco15 2020年7月30日 > [前期最後の授業でちょっと時間に余裕ができたから教授が自身の専門分野についての話をしてくれた そういう話を聞けたのはやはり面白く大学の講義の醍醐味って感じがしたし、何より専門分野について語る教授がとても楽しそうだったのが画面越しに伝わってきて せめて後期は対面授業を受けれたらと思った](https://twitter.com/Taco_Taco15/status/1288814314824937475?s=20) 一方で、先ほど述べたようにサークルの活動・勧誘が制限され、今年1年間サークルに入らなかったという人もいるようである。3章でも言及したことではあるが、先日、Twitter上でサークル活動に関するアンケートをとった。 先に述べたように、サークルに所属している1回生の割合は62.7%であり、「新歓のオンライン化」がハードルになっていたことを鑑みると、今年の1回生が積極的にサークルや部活動に参加し、つながりを求めていたことがわかる。しかしあえて見方を変えると、令和2年度1回生のうち、サークル活動に数回に1回以上は参加しているのは全体の33.7%となっていることが分かる。実際、オンライン授業になったことで実家に留まる学生も多く、サークル活動への積極的な参加が困難になっている学生も少なくない。また、参加しない理由についても「新歓で雰囲気を確かめられなかったから」「コロナ禍で活動がないから」といった理由が合わせて6割を占めており、コロナ禍が少なからずサークルの加入率に影響を与えていることがわかる。 一部の大学生の孤立が進行していたし、そうでなくとも、今年度はSNSによる、「実体のないつながり」が多くみられた。特に、「同回生だし、インターネット上でも関わったことがあるけど実際には会ったことが無い」という特殊な関係性が散見された。 ### #大学生の日常も大事だ 2020年4月上旬、緊急事態宣言が発令され、大学生のみならず日本中の人々が外出を自粛するようになった。その後緊急事態宣言が解除され、社会が元通りの日常を取り戻しつつあったのだが、大学だけは対面授業を再開しなかった。このような現状に耐えかねて、「#大学生の日常も大事だ」というハッシュタグが用いられるようになった。私たちの大学でもそれは例外ではなく、自分たちの現状の改善を訴える声もあった。 ###### (匿名希望)  > 消化するだけのオンライン授業と終わらない課題に追われ、友達もできないし遊びにも行けないし大学にも行けずサークルも入れない。家族には家におるんやから楽やろと思われてちょっとは外に出たらどうやとか言われる。好きで家にこもってるわけじゃないのに… #大学生の日常も大事だ 元通りの学生生活を取り戻したいと願うのはもちろんのこと、私たちが決して楽な状況でないということを訴える投稿も見られた。事実、世間の大学生に対する認識と現実とは幾分かの差異がある。大学生にとっての日常を取り戻すことにおいて、私たち大学生の具体的な状況がより認識される必要があるように思われた。 ### #コロナが無かったらこれをしたかった 続いて、「#コロナが無かったらこれをしたかった」というハッシュタグを取り上げる。大学生1回生には多かれ少なかれ、入学前に想像していた、「大学生になったらやりたかったこと」があると思われる。しかし、コロナ渦によって数多くの学生がこれを実現する機会を奪われることとなった。このハッシュタグでは、そんな大学生たちの「やりたかったこと」を募集したものである。 ###### あづま @azma_haiku > [#コロナが無かったらこれがしたかった サークル、読書会、自主ゼミ、旅行、徹マン、大学生らしいことをなんでもやりたかった。](https://twitter.com/azma_haiku/status/1359464619677421570?s=20) この投稿者のように「大学生にとっての当たり前の日常を送ること」を願う人もいれば、他にも「自分が独自にやりたかったこと」を綴る人もいた。 私たちが各々のやりたかったことを実現できなかったのはとても悲しいことではあるが、コロナ渦を終息させるためには仕方のないことで、誰も責めることはできない。しかし、各々には元々「大学でやりたかったこと」があって、それを叶えることができなかった人々も少なからずいるということは、2020年度1回生を語る上で軽視することはできないのである。 ### 「京大文化」の断絶 コロナ渦で授業やサークル活動がオンライン中心になったことにより、学生が大学に足を踏み入れる機会が激減することになった。これに関して、上回生も危機感を抱いているようである。 [京大新年イブ祭でのかといつ氏の発言](https://ikkaisei-connect.hatenablog.com/entry/2021/01/14/190000) 『今まで京大で割と受け継がれてきた雰囲気みたいなものがあって、それが自由を支える基盤になっているのかなと思うところがあります。(中略)こうした些細な京大生言葉みたいなものも次の世代に残してもらいたいなと。上回生も努力していかなければいけないと思うところではあります。』 > [こうした些細な京大生言葉みたいなものも含めて学生で受け継がれている雰囲気みたいなものを次の世代にも残してほしいなと思う。今年の上回がもっと意識的に受け継がなければいけなかったのだけれど。](https://twitter.com/katoishu/status/1344255545885163520?s=20) 確かに私たち1回生は、個性的な学生が活動する京都大学の空気を肌で感じることができず、1回生と上回生との交流が少なくなった。結果として、私たち1回生の多くが連綿と受け継がれてきた文化を知らないまま、2回生になろうとしている。日本の伝統文化と同様に大学にも、独自の「守りたい文化」がある。京都大学の文化を絶やさないためにも、我々1回生どうし、および上回生とのより積極的な交流が求められる。 ### 「コロナ禍」を生きた私たちの世代 2021年、京都大学は令和3年度新入生に対して入学式を挙行するだけでなく、私たち令和2年度入学者に対しても入学式を実施することを発表した。さらに、対面授業も昨年度よりも増加することが発表された。コロナ渦が収束に向かい、大学生も元通りの日常を取り戻しつつあり、これに関してはとても喜ばしいことである。 しかし、これにより「大学1回生としての1年間」を失ったのは私たちの世代だけとなってしまった。他のどの学年・世代とも「失われた大学1回生としての1年」の話題を共有することができず、孤立した世代となった。自分たち「令和2年度1回生」のコロナ禍での生活は、決して「寂しかった、つらかった」といった単純な言葉ではまとめることはできない。私たちがコロナ禍を生きた中での各々の事実が風化することなく、多くの人々に理解して頂けることを切に願うばかりである。 ## 1年を振り返って コロナ禍の中で大学1回生を経験した若者たちはこの1年をどう感じているのだろうか。そしてそれをどう振り返るのだろうか。ここでは1回生をつなげる会が京大生向けに行った配信で募集したハッシュタグ「#コロナ禍の京大生を振り返る」に寄せられたツイートを振り返りながら、一部ではあるが京大生の「声」を見ていきたい。   まず1回生の中で多く見られたのがこのような意見ではないだろうか。 ###### alpaca @Tdrj2716 2021年2月10日 > [もう一回生終わるのマジ?となってる #1回生の終わりを前に何を感じていますか](https://twitter.com/Tdrj2716/status/1359458533666770944?s=20) こういった驚きはおそらく大学生という時間の流れ方において普遍的にみられる感想であると考えられるが、この1年でオンライン授業や数々の行動が制限される中で「理想の大学生活」を送ることは叶わず、それに挫折する機会すら与えられることもなかった。自己実現の機会の喪失は、こうした期間の経過に対して現実味を薄れさせるところがあるのかもしれない。 ###### ミス教育 あずま @ryoheiazuma1212 2021年2月10日 > [#1回生の終わりを前に何を感じていますか コロナにより色々制約がかかる形にはなったけど、この経験が何か将来に役立つと信じていくしか今はないと思ってる。 ある意味では妥協の気持ち。まぁこれは性格的な問題もあるかもしれないけど。](https://twitter.com/ryoheiazuma1212/status/1359465504843264000?s=20) こうした諦めのような受け止めを方をする学生も多い。今年1年が特異な1年であり、こうした状況でしかできなかったことや、出会えなかったつながりがあったのは事実である。 ###### 金平糖 @antiKDIfield7 2021年2月10日 > [#1回生の終わりを前に何を感じていますか コロナ禍おわったらればだけど、Twitterの仕様上仕方ないけど コロナ禍があってもなくても引きこもってた古典的陰キャツイッタラーVSコロナ禍でやむなく友達を求めてTwitterに流入したコロナ禍後はっちゃけたい陽キャツイッタラーVSダークライになってり](https://twitter.com/antiKDIfield7/status/1359465753825583109?s=20)  こうした発言から見られるように、今年のTwitter上での大学生の交流は例年からすると異質なものだったのかもしれない。     また、コロナ禍で苦しむ学生像がメディアなどでクローズアップされて多くの人々がSNS上などで「同情」を寄せた。 それに対するこういう意見も見られた。 ###### ねこ @somecat_in_KU 2021年2月10日 > [#1回生の終わりを前に何を感じていますか 「今の1回生大変やね」と言ってくるだけでこの1年何もしてくれなかったな… それで少しでも1回生から好感が得れると思ってるんですかねぇ](https://twitter.com/somecat_in_KU/status/1359462562773929989?s=20)  厳しい意見ではあるが、1回生に対して上回生や社会などから十全な機会保障があったとは言い難い。課外活動制限や感染状況などの難しい状況の中ではあったが、そうした同情が結局ポーズで終わってしまったというのはけして少なくない。こういった感想は多くの1回生の共感するところとなるだろう。 それでは最後にTwitter上の京大界隈にとった「(コロナ禍での学生生活、満足していますか?」のアンケートの結果をまとめる。 ###### 1回生をつなげる会 @2020tunagerukai 2020年3月3日 > [【コロナ禍での京大1回生の記録】 コロナ禍での「京大の対応」に何点付けますか? 100~76(9.9%) 75~51(17.4%) 50~26(36.6%) 25~0(36%) 計 333票 ](https://twitter.com/2020tunagerukai/status/1367074078545256449?s=20) > [【コロナ禍での京大1回生の記録】 コロナ禍での「自分」に何点付けますか? 100~76(22.2%) 75~51(26.8%) 50~26(25.3%) 25~0(25.8%) 計 198票](https://twitter.com/2020tunagerukai/status/1367074480766390274?s=20) コロナ禍という状況の中でも小さな希望や、ここでしか得られなかったものを挙げる京大生も多かった。しかし、サークルによる上回生とのつながり、対面でのNFなどのイベント断絶、京大が、そして大学生がこれまで受け継いできたものが断絶され、学生たちを分断したこの1年。失ったものは決して少なくはない。今年失ったもの、今年途切れてしまったものが今後どのように影響を及ぼすのか、私たちは見つめていく必要があるだろう。

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