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Mac(会社のPC)でgit・githubを扱う方法

動作用と開発・保存用の2体系を用意する

同一内容のフォルダを2つ用意し、片方はローカルホストで動作可能な環境を持った動作用の体系、もう片方はVSCodeで開いて編集し、保存(コミット・プッシュ)する開発・保存用の体系とする。作成するコードのファイルの移動のみをコピペで行う。
互いに相手の領域の動作を行うとエラーになるための暫定措置。

開発環境を作る手順

動作用

必要なcreate-react-app等のインストールや、tsconfig.json等の編集等、動作環境を整えたパッケージを事前にインストールしておく。

開発・保存用

1. gitでローカルリポジトリを作成する

  1. まず、gitがインストールされているかを確認する。されていなければインストールを行う。(コマンド:"git version"でバージョンが表示されるかを確認する。)
  2. コマンドラインで、"cd 保存したいディレクトリ名"となるまで、ファイルを移動する。
  3. 保存したいディレクトリ内に入ったら、"git init"を実行して、ローカルリポジトリを作成する。

2. (新規作成時)githubに登録する

  1. githubにログインする。 ログイン
  2. (以下新規リモートリポジトリ作成時。既存のリモートリポジトリを用いる際は5.へ) ページ右上部(黒い部分)の+ボタンでNew repositoryを選択、あるいは、Repositoriesのページから、右上にあるNewボタン(ボタン類は基本黄緑色)を押して、新しいリモートリポジトリを作成する。
  3. Repository Nameにリポジトリ名を記載し、左下のCreate Repositoryを押す。
  4. セットアップ完了画面が表示されるので、リモートリポジトリのパスをコピーしておく。その際、形式はHTTPSを選ぶ。

3. (ローカルリポジトリの新規作成時)githubからクローンする(リモート→ローカルへのコピー)

  1. コマンドで、1.2と同じディレクトリに移動する(移動済みの時はそのまま)
  2. リモートリポジトリのパスを取得する。githubのリモートリポジトリ内で、右上のCodeボタンのプルダウンを押すと、パスが表示される。HTTPS形式を選択してコピーする。
  3. "git clone リモートリポジトリのパス" を入力し実行すると、ファイルがローカルリポジトリにコピーされる。

4. gitとgithubを紐付ける

  1. リモートリポジトリのパスを取得する。githubのリモートリポジトリ内で、右上のCodeボタンのプルダウンを押すと、パスが表示される。HTTPS形式を選択してコピーする。
  2. "git remote add origin リモートリポジトリのパス"を入力し実行する。これにより、ローカルリポジトリとリモートリポジトリが紐づく。

5. (ローカルリポジトリを更新する時)githubからプルする(リモート→ローカルへのコミット)

※自宅のWindows環境でMacで編集したファイルを動かしたい時も同様

  1. コマンドで、プルを実行したいディレクトリに移動する。
  2. "git pull origin master" を入力し実行すると、リモートリポジトリの内容がローカルリポジトリにコミットされる。

~ファイルを作成・編集する~

6.gitにコミットする

  1. コマンドで、プルを実行したいディレクトリに移動する。
  2. git commitでローカルレポジトリとのコミットを実行する。
  3. コミットメッセージが、vi形式で表示されるので、Iを押してInsertし、コミットメッセージを入力する。終わったらescを押してInsertを解除した後、:wqを入力して終了する。

7. githubへプッシュする(ローカル→リモートへのコミット)

  1. コマンドで、プッシュを実行したいディレクトリに移動する。
  2. "git push origin master" を入力し実行すると、ローカルリポジトリの内容がリモートリポジトリにコミットされる。
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