# [チーム名D：Beyond逃げ地図] Tokyo OSS Party!! 2021 記録シート
## チームメンバー

* 佐藤響平
* 日野朝登
* 高杉魁
* Nowファルグナウィサストラ
* 柿沼波斗
* 後藤真太郎（防災士/埼玉県公認地域防災サポート事務所*）
　　* https://bit.ly/3pnIeIq

■Tokyo OSS　Party　参加者一覧：
https://docs.google.com/spreadsheets/d/141cdjYIcbIeQg0uo5HDELQqyp6cb8YURYTKinvL7KWw/edit#gid=0

■Tokyo OSS　Party　チーム一覧：
https://docs.google.com/spreadsheets/d/141cdjYIcbIeQg0uo5HDELQqyp6cb8YURYTKinvL7KWw/edit#gid=1055860334

### チームで策定したコミュニケーションルール

* 複数でのディスカッションでは発言に対して肯定的な意見（協調）を出すことで議論を進める
* コミュニケーションを図るには、一人ひとりの発言が重要であるので、意見がない場合でもその旨を発言する
* 60分間に1度、意見交換の時間をとります
* 悩んでいる時も必ず声を出して温度感を伝えます

`↑↑ Day1 15:20くらいまでを目処に入力`

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## 1. 取り組む課題
`あなたのチームが取り組む課題は？`

※取り組まない課題を消してください

1. 八王子市から「デジタルハザードマップ」。
風水害等の危険から身を守るには、事前の準備や安全行動が不可欠ですが、それに加えて我が家の周辺がどんな状況なのか知っておく必要があります。現在PDFのみで存在するハザードマップをデジタル化し、様々な属性の方が日頃から災害に備えることができるサービス

## 2. 課題に対するアプローチ

「災害弱者の避難所への移動の問題」を解決するために、
「GIS（逃げ地図*）」と「GIS（年齢別人口メッシュ）」を使い、
「災害弱者」に対して、
「見やすい情報提供、平時に周知できるようにして」をして、
「平時では買い物難民防止マップ（フードデザートマップ**）と連携して周知を図って使用できる」ようになる。

*逃げ地図：逃げ地図は近くの高台など避難目標地点までの避難経路と、避難にかかる時間を示す地図
**フードデザートマップ:住民と小売店までの近接性の実態を把握し、対象人口の推計と空間解析によって「食料品アクセス問題」を可視化する地図。本テーマでは最も近い小売店舗までの距離が500m以上ある地域に居住する65歳以上の高齢者を買い物難民とした。

## 3. 役割分担
`あなたのチームに必要な役割のみ項目を残して活用してください`

* 進行管理：佐藤
* データ収集：佐藤・後藤
* 開発：佐藤・高杉（GISデータとスマホアプリのブリッジ）
* 　　日野さん（Line Bot上での最短経路APIとGISデータとのブリッジ）
* 　　Nowファル・柿沼さん（逃げ地図作成、災害弱者マップ=フードディザートマップ作成）　　
* デザイン：佐藤・高杉・後藤
* プレゼン準備：佐藤

`↑↑ Day1 16:00くらいまでを目処に入力`

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## 4. 中間報告

### a. 選択した課題
「デジタルハザードマップ」
### b. 課題に対するアプローチ（現在のイメージ）

「災害弱者の避難所への移動の問題」を解決するために、
「GIS（逃げ地図+高齢者人口メッシュ）」と「スマホアプり」を使い、
「災害弱者」に対して、
「見やすい情報提供、平時に周知できるようにして」をして、
「平時では買い物難民防止マップ（フードデザートマップ）と連携して周知を図って使用できる」ようになる。

### b. 開発進捗概要

スマホからのアクセスの実装以外の機能は完成。
「平時では買い物難民防止マップ（フードデザートマップ）と連携して周知を図って使用できる」ようになる。また、ハザードマップと重ね合わせればハザードマップに対する個人の避難行動の方針を与える事ができる。さらにChatbotなどと連携しスマホでハザードマップや本テーマで作成するフードデザートマップや逃げ地図を表示できるようにしておくことで、ハザードマップの利用が自分事になり、結果的にハザードマップ周知のみならず、リスク管理意識の向上に繋がるものと思われる。

### c. チーム運営・コミュニケーションについて

#### 開発項目
* 　　GISデータとスマホアプリのブリッジ（佐藤・高杉）
　　QGISで作成したGISデータをジオコーディングした後Githubに登録

* 　　スマホ上で逃げ地図、災害弱者マップ=フードディザート（買い物難民）マップ表示（日野）

* 　　逃げ地図作成、災害弱者マップ=フードディザートマップ作成（Nowファル・柿沼）

災害弱者マップ

フードデザートマップ

逃げ地図
https://github.com/kyonsato/hackathon_hachioji/blob/main/README.md

拡大するとこのように

* 　　逃げ地図、災害弱者マップ=フードディザートマップのタイル化

### d. 技術について

#### 八王子市から提供資料
八王子市の提供スライド https://docs.google.com/presentation/d/1ziTVrB5qwI_iGOR2Jhqap0Z_wZblEADS/edit#slide=id.p11

・土砂災害（特別）警戒区域情報（shpデータ）
・内水浸水予想区域情報（shpデータ）
（国・都の浸水想定（予想）区域情報含む）市独自のデータは問合せ中（Slack#1）に注目
・避難所一覧（緯度経度情報含む）

#### 八王子市オープンデータ
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/contents/open/002/index.html

#### 利用技術
QGIS
e-Stat
GoogleAPI
最短経路アルゴリズム
逃げ地図作成アルゴリズム
メッシュデータ作成アルゴリズム

#### 使用ソフト
QGIS
Googlemaps

#### 使用データ
5.d 参照

### e. チームの成長・得られた観点

当初のチームはGISに特化していたが、日野さんの参加によりスマホ回りのアプリの組み込みが可能になった。

### f. 困っていること・ヘルプが欲しいこと

デザイン系が弱そう

`↑↑ Day1 17:00までに入力`

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## 5. サービス内容

### サービスの名前：「Beyond逃げ地図」

### a. ターゲット（主人公）
70歳の高齢者夫婦。練馬区に長男の家族が住んでいる。高齢者夫婦はパソコンが苦手であるが、かろうじてスマホが使用できる。

### b. 課題の背景

ハザードマップはあるが周知できておらず、使用方法も周知できていない。
平時にも使用できるような工夫が必要である。

高齢者夫婦はスマホの使用に難があり、プリントしたマップも併用できるように平時から災害時に備えている。災害時には長男がスマホを通して表示するマップにて高齢者夫婦に指示ができる必要がある。

平時には、買い物難民に対する買い物支援のマップや訓練資料として利用され、災害時用に作成されたマップが平時利用されるような工夫が必要である。

### c. 使う技術・技術的特徴

逃げ地図、フードデザートマップ、スマホアプリ、GISを使用し、災害時のみならず日常的に以下のように使用できるように工夫した。

・基本機能
　スマホから現在地に一番近い避難所までの移動時間、近くのコンビニ・スーパーを特定できる。
　最短の避難所を特定できる逃げ地図として機能。
　高齢者などPCが苦手な方でもプリントして紙地図として利用可能。

・災害時の利用
　避難所から遠い高齢者（災害弱者）の居住地域を特定でき、災害時に避難行動を促す支援資料として使用できる。

・平時の利用
　コンビニ、スーパーから500m以上離れた高齢者（買い物難民・フードデザート）の居住地域を特定でき、平時の買い物支援（NPOによる代理購入、出前版売など）、民生委員の見回り支援情報として使用できる。
　ハザードマップと重ね合わせ、自分の居住地域が災害にあった場合の避難計画やマイタイムラインが作成でき、訓練等に使用する事で周知でき、災害時に有効に使用できる。

### d. 使うデータ

背景地図：オープンストリートマップ
https://openstreetmap.jp/#zoom=5&lat=38.06539&lon=139.04297&layers=000B

道路データ（一本線）：オープンストリートマップ
https://openstreetmap.jp/#zoom=5&lat=38.06539&lon=139.04297&layers=000B

年齢別人口データ：e-stat（総務省）https://www.e-stat.go.jp/

避難所データ：八王子オープンデータhttps://www.city.hachioji.tokyo.jp/contents/open/002/index.html

コンビニ・スーパーデータ：本プロジェクトで入力

### e. サービスの内容・特徴

・ハザードマップと逃げ地図とフードデザートマップの平時利用による災害時の地図の周知
・紙地図とスマホアプリの併用によるパソコン難民への対応

### システムの全体像
逃げ地図
https://github.com/kyonsato/hackathon_hachioji/blob/main/README.md

拡大するとこのように

### f. 課題と解決に関わるステークホルダーとその役割

高齢者夫婦・家族（八王子在住）：
　紙地図とスマホの併用により最寄りの避難所に避難
　家族のスマホにシステムを導入しておけば、家族の現在地が確認できる。

長男家族（練馬区在住）：
　スマホから遠隔地から高齢者夫婦への避難所への移動支援
　家族のスマホにシステムを導入しておけば、家族の現在地が確認できる。

行政職員（八王子在住）：
　災害時に災害弱者の居住区域の把握、避難情報の周知
　平時に買い物難民の居住地域の把握、買い物支援補助

商店街出前販売スタッフ（八王子在住）：
　平時に買い物難民の居住地域の把握、買い物支援（出前販売）

買い物難民支援NPO（八王子在住）：
　平時に買い物難民の居住地域の把握、買い物支援（代理購入）

民生委員（八王子在住）：
　災害時に災害弱者の居住区域の把握、避難情報の周知
　平時に買い物難民の居住地域の把握

防災訓練スタッフ（八王子在住）：
　平時から災害時に備えた災害弱者の居住区域の把握、避難情報の周知の訓練

防災士：
　平時からハザードマップを使い災害時に備えた災害弱者の居住区域の把握、避難情報の周知の訓練指導

### g. サービスによって課題が解決された世界のイメージ

　ハザードマップだけでは把握できない個人の避難行動がイメージできる。
　災害弱者・パソコン難民に対してもプリント出力により利用可能である。

### h. そのサービスが実際にターゲット（主人公）に届き活用されるまでのストーリー
考えるポイント/全てを埋めなくても問題ありません）
サービスのターゲットとする主人公が、
* どんな課題を持ち　**ハザードマップの利活用の必要性**
* どのようにサービスを認知し　**自らの避難行動の方向性を得る**
* どのような点に魅力を感じ　**どこの避難所に避難したらいいか認知できる**
* どのように使い　**現在地から最寄りの避難所への道のりがわかる**
* どのように課題が解決されるのか　**平時でも利用できる**
* そしてそのストーリーに関連するステークホルダーとその役割は？
　　**災害時には、災害弱者の支援、平時には買い物難民への支援のためのマップとして機能**

### i. サービスへのリンクURL
* GitHub URL
https://github.com/kyonsato/hackathon_hachioji/blob/main/README.md
* サービスURL
https://hino581.whitesnow.jp/tokyo_oss/
現在地の逃げ地図、フードハザードマップが表示されます。
（注：現在、ベースの地図はGooglemapsになってます。これも「逃げ地図」お後がよろしいようで、、、）

###### tags: `TokyoOSSParty2021`