# Tokyo OSS Party!! 2021 "地域課題をハックする" 全チーム一覧 プレゼンテーションの順番に記載しております。 投票のご参考までに、ご覧ください。 **★ 投票はこちらから ★** https://forms.gle/kCc7rPSfvKNr9BEH8 **評価基準** * 地域課題解決への寄与度 * 技術的なチャレンジ度・完成度の高さ * ユーザーフレンドリーなデザイン * クリエイティビティとFun(楽しさ・ユーモア) ## チーム 「青学」 ### 災害時も安心マップ #### チームが取り組む課題 災害時に災害状況を反映したマップを効率良く渡せていない現状がある。 #### サービス内容 Raspberry Piを用いることで、Maptunik tippecanoeでベクトルタイル化することができ、ローカル環境のみでベクトルタイルマップが閲覧できる。また、ベクトルタイルマップの上にラスター画像をのせることで、災害後の状況をクリアに伝えることができる #### URLs GitHub URL https://github.com/furuhashilab/tokyoOSShakathon2021 HackMD https://hackmd.io/@hackcamp89/rJm07fSuK ## チーム 「ispec」 ### Helpearth #### チームが取り組む課題 * 助けて欲しい人と、助けたい人がどのようにコミュニケーションを送って良いかがわからず、双方が不自由な思いをしている。 * 特に、どのような状況で、何をして欲しいのかがわかれば、周りは声もかけやすい。 #### サービス内容 - サービスを普及・拡大していく上で、「助けて欲しい人」と「助けたい人」の両方の認知を獲得していく必要があるサービスは理想的ではないので、まずは障がいを持っている人が助けを求められるサービスに限定していきたい。 - NFCタグを活用することで助けたい側には特別な操作や準備の必要がない。困ってる人を見かけたらその人が持ってるタグにスマホを近づけて、助け方を知ることができる。 - 助けて欲しい側には一定の情報入力などの操作を求めることになるが、役所や病院などにNFCタグを設置することで、誰かに手助けしてもらいながら設定することができるようにしたい。 - 従来のヘルプマークより物理的には小さく、情報量としては大きいものになるので、ヘルプマークにネガティブだった人に利用してもらえるかも? - 大きく目立つヘルプマークと小さいHelpearthタグを併用することで、誰もが助けを求めることができて、誰もがその人に必要な助け方を知れるようにしていきたい。 #### URLs * 設定アプリ 設定アプリはユニークな文字列を生成してNFCタグに書き込むだけのシンプルなものをswiftで制作しています。 https://github.com/ispec-inc/Helpearth 操作イメージ↓ https://drive.google.com/file/d/1FWMSu58fCUp24JV1Ry5JoFqf_8U6FhrL/view?usp=sharing * WEB(一部準備中です!) WEBはNFCタグを読み取った先に表示されるもので今回はノーコードツールのbubbleを活用することでコーダー以外もプロジェクトに関わりやすくしてみました。 https://helpearth.bubbleapps.io/version-test/view?id=12345 編集イメージ↓ https://drive.google.com/file/d/1YoT850Gu3jv9d6_lFfv0afpDdKDs2yEw/view?usp=sharing HackMD https://hackmd.io/@hackcamp89/H1qw5GSdt ## チーム 「俺はソロだ」 ### ヘルパーコール(マッスルヘルパー&ヘルプボタン) #### チームが取り組む課題 ![](https://i.imgur.com/U6u6eKX.png) ![](https://i.imgur.com/mUpiipD.png) ![](https://i.imgur.com/FPO1R6j.png) #### サービス内容 端的に言うと、外出先でも使えるナースコールのようなもの 1. コールをするとその施設の職員へ通知が行き即座に対応 その場にいる職員のため対応のスピード感や安心感がある 2. コール用の入力デバイスを追加可能、世代やハンデキャップの種類に対応可能 現在はボタン、筋電センサーが対応 #### URLs * GitHub: https://github.com/ryo-ma/helper-call-platform * マッスルヘルパー 動画: https://drive.google.com/file/d/1i2ajf5pk3Eb6xprwIt5NmbzKxxg44VQ3/view?usp=sharing **※ 動画ですがちゃんと デバイス -> 認証 -> バックエンド(データベースへ保存) -> LINE APIと動作しています** * ヘルプボタン 動画: https://drive.google.com/file/d/1Rvc6SA6y_1CigU6NrKNaQSdpqSh1C2N-/view?usp=sharing **※ 動画ですがちゃんと デバイス -> 認証 -> バックエンド(データベースへ保存) -> LINE APIと動作しています** {%speakerdeck sakamotoryoma/herupakoru-puratutohuomu-matusuruherupa-herupubotan-73d016e7-fd12-420b-b1bb-e7ca2cde3208 %} HackMD https://hackmd.io/@hackcamp89/SJJ1t7B_Y ## チーム 「たすけあい」 ### ネリタス #### チームが取り組む課題 ①「助けが必要な人」のニーズやインサイトが把握できてない。データが不十分。 ②「助けが必要な人」と「助けたい人や企業」は一定数いると考えられるが、うまくマッチングしてない。 ③似たようなサービスはいくつかあるが、認知が不十分。付加価値を提供できていない。 ④「助けてほしい人の声」を価値があるものとして社会に還元したい。 ⑤サポートを受ける側の遠慮を減らす。どんな声でも無視しない工夫をする。 ⑥練馬区がこのサービスを推進する理念を発信できるようなサービス設計を考える(このサービスが普及されることで、練馬区が魅力ある地域であることが伝わるようなイメージ) #### サービス内容 助けてほしい人(障害者→高齢者→どんな人でも利用可のように、汎用性の高いサービスにしていきたい) とサポートしたい人をマッチングする。 (困りごとの一例)  ・公園を散歩したいが、車いすのため、一人では不安  ・手が不自由なため、買い物に同行してほしい 1.サービスを利用する個人、及び企業やNPOは事前の登録が必要(はじめは練馬区で利用者を管理する及び調整) 2.サポートを受けたい人は、アプリの地図から ・サポートを受けたい場所 ・日時(翌日以降、1時間以内) ←翌日以降、1時間以内にしているのは、リアルタイムだと助けてという声がスルーされてしまう可能性が高い。 ミスマッチを防ぐため。 サポートが集まらなかった声に対しては、行政やNPOが対応するなどの方法を検討。 ・カテゴリ(移動/ショッピング/その他 など) ・サポートの内容 を登録。 3.サポートが可能な人は、地図から対象者にメッセージを送信して、やりとりができる。 双方合意のもと、マッチングが成立or不成立 ←データがたくさん集まれば、マッチング自体が不成立でも、どういうカテゴリーのどんな悩みだとマッチングしにくいのか分析して、対応策が考えられるので、声を上げてもらったこと自体に価値がある。 4.マッチングが成立したものに関しては、地図上に練馬のマスコットキャラクターであるネリマルクンを表示←ネリマルクンがたくさん増えれば、その地域は助け合うという関係性が住民同士で構築されている証であり、魅力的な地域としてアピールができる。 5.サポートする側もされる側もポイントで評価する。 さらにそれらのポイントは、地域通貨のようなものと交換できる。 ←サポートする側のみ評価してしまうと、人の助けを借りることや、誰かにサポートしてもらうことのネガティヴな印象が拭えないので、サポートして欲しいと声をあげてくれた人も同様に、もしくはそれ以上に評価する新しい価値感のポイント付与システムを導入。 #### URLs * GitHub URL https://github.com/o-task/o-task * サービスURL https://fir-tutorial-874b4.web.app/map.html * HackMD https://hackmd.io/@hackcamp89/r1uQFQB_t/edit ## チーム 「マイクロボランティア支援隊」 ### マイクロボランティア履歴 #### チームが取り組む課題 A. 障害者が周囲の人に助けを求めて断られるのが怖い B. 障害者支援希望者が障害者に支援を申し出て断られるのが怖い C. 障害の内容や障害者がおかれている状況は多種多様で、支援サービスを作る為のコストと見込めるユーザー数など効果のバランスが悪いため、障害者支援サービスの開発がそこまで活発におこなわれない。 #### サービス内容 障害の内容や置かれた状況など、個別の事情に合わせたサービス開発を促進するためのプラットフォーム。主に近距離でのマッチングとユーザー管理機能はプラットフォームに任せ、開発者は独自のアイディアを実装することにフォーカスできる。 【最終目標】 日々の生活で市民全員が互助共助を念頭に小さな障害者支援が日常的に行われること 【初期目標】 特定エリアで、障害者支援を望む人々が多く存在する空間での実証実験で普及されること #### URLs * demo * [demo環境の説明](https://github.com/urashin/micro-volunteer-pf/blob/master/demo.md) * [APIの説明](https://github.com/urashin/micro-volunteer-pf/blob/master/about_api.md) * GitHub URL 開発ドキュメント・インフラ https://github.com/urashin/micro-volunteer-docs アプリ用 https://github.com/urashin/micro-volunteer-app-sample PF用(多分、BEのみ) https://github.com/urashin/micro-volunteer-pf * HackMD https://hackmd.io/@hackcamp89/Bken5fBOF ## チーム 「チーム東京備蓄計画」 ### 東京備蓄計画 #### チームが取り組む課題 1. 東京都民が、避難所の備蓄を需要できない地域がある。 2. 東京都の行政が、避難所の備蓄を供給できない地域がある。 #### サービス内容 課題に他するアプローチ ![](https://i.imgur.com/MxCIVcN.jpg) サービス内容 1. 東京都民が、避難所の備蓄と*一時滞在場所の備蓄*を需要できない地域を少なくする。 1. 東京都の行政が、避難所の備蓄を供給できない地域を少なくする。*東京都の事業者と行政が、一時滞在場所の備蓄を供給できない地域を少なくする。* ![](https://i.imgur.com/jtdwfTT.jpg) 六角形の半径1km範囲の避難所にある水の備蓄の個数(赤)と*一時滞在施設にある水の備蓄の個数(青)*。六角形の色が薄い地域は、水の備蓄が少ない。六角形の色がない地域は水の備蓄の需要がない。 主な機能はレイヤとフィルターとインタラクションの3点。東京都の事業者と行政は編集と閲覧ができるが、東京都民は閲覧しかできない。 サービスによって課題が解決された世界のイメージ 次の2つの方法によって、東京都民は避難所と一時滞在施設の備蓄を効果的に需要できる。*あらたに、余剰スペースと余剰アイテムを効果的に需要できる。* 1. 東京都の行政が、避難所の備蓄を増やす。東京都の事業者と行政が、一時滞在施設の備蓄を増やす。 1. *東京都の事業者と行政が、空き家といった余剰スペースを避難所と一時滞在施設にする。余った備蓄や余剰再生エネルギーといった余剰アイテムを備蓄にする。* 台湾の薬局マスク調達マップを参考にしている。薬局xマスクの調達の課題ではなく、避難所x備蓄の調達を課題にしている。 #### URLs 1. [東京都の事業者と行政向けのデモ](https://shogoorg.github.io/kepler.gl/kepler.gl.html):八王子市のマップを日本語で表示する場合は、「八王子市」で検索して、言語設定を「日本語」にしてください。 2. [東京都民向けのデモ](https://shogoorg.github.io/kepler.gl/kepler.gl_read.html):八王子市のマップを日本語で表示したい場合は、「八王子市」で検索して、言語設定を「日本語」にしてください。 3. [コード](https://github.com/shogoorg/kepler.gl/tree/master/examples/custom-map-style-openstreetmap):東京都の事業者と行政向けのデモのコードです。未実装の機能が複数あります。 HackMD https://hackmd.io/@hackcamp89/BJ1d7fHdt ## チーム 「Beyond逃げ地図」 ### 災害弱者向け逃げ地図 #### チームが取り組む課題 ハザードマップはあるが周知できておらず、使用方法も周知できていない。 平時にも使用できるような工夫が必要である。 平時には、買い物難民に対する買い物支援のマップや訓練資料として利用され、災害時用に作成されたマップが平時利用されるような工夫が必要である。 #### サービス内容 ・ハザードマップと逃げ地図とフードデザートマップの平時利用による災害時の地図の周知 ・紙地図とスマホアプリの併用によるパソコン難民への対応 システムの全体像 ![](https://i.imgur.com/fxX65ll.jpg) #### URLs GitHub URL https://github.com/kyonsato/hackathon_hachioji/blob/main/README.md サービスURL https://hino581.whitesnow.jp/tokyo_oss/ HackMD https://hackmd.io/@hackcamp89/Skgb9fSdY ## チーム 「GSフレンズ」 ### 外に出たくなるブログ(ソトブロ) #### チームが取り組む課題 ターゲットの行動観察、インタビューにより そもそも知らない場所にほとんど外出しないことがわかった。 <外出しない理由> * 基本的に外出することが億劫 * 外出は行きなれた場所がほとんど(近所のコンビニや、通院している病院など) * 知らない場所に出かける際は目的地の下調べ、帯同者との調整があり面倒 やりたい・行きたいと思っても「自分でも行けるのか」がわからず不安を感じている。結果、新しいところには外出せず、すでに問題なく行けるところに行っている。 #### サービス内容 「自身と似たような障がいを持ったユーザーの外出・旅行体験があれば、障がい者の外出機会を創出することができる」という仮説をもとに、サービスを設計しました。 ユーザーはログイン時に、自身のプロフィール(どのような障がいをもっているのか)を登録することができます。障がいの種類というユーザー情報を持つことで、自身と状況が近いユーザーの投稿を探しやすくなると考えました。 またユーザー目線でブロクを投稿する際に、定性的な内容だけではなく、「1.その場所の評価(5段階)」、「2.お出かけ先の位置情報」を投稿できるようになっています。 それらのデータは、ユーザーが自身と似た障がいを持ったユーザーの投稿が見つけやすくなるだけではなく、行政側の管理画面からも閲覧できるようになっています。 自身の行政区に訪れたユーザーが「どんな人で」「どんな場所に出かけて」「どうだったのか」というリアルな情報をもとに、より有効な政策を企画・実施することができます。 #### URLs 【GitHub URL】 //Web// https://github.com/k-k-kei/tokyo_oss //アプリ// https://github.com/katomizuki/TokyoOSS 【サービスURL】 //WebサービスURL// https://tokyo-oss-ad760.web.app/ //アプリデモ動画// https://malleable-vision-5d0.notion.site/cb6aa2aa92d14153a8952cf8a5de32df HackMD https://hackmd.io/@hackcamp89/SJ8X9fBuF ## チーム 「Arumon」 ### みんなで備える防災備蓄マップ #### チームが取り組む課題 ![](https://i.imgur.com/i0eFFUd.png) ![](https://i.imgur.com/5rve3Bz.png) 当時いろいろと調べていくと、どうやら自分が住んでいる家は避難しなくても命の危険は無いエリアとされていることを知りました。しかし、荒川が氾濫してしまうと交通・水道・電力インフラが広域に渡って被害を受けてしまい、普段の生活は送れないことになるのだとわかりました。その時に備蓄が全く足りない事実に気が付きました。家に備蓄も無いし、避難するほどの場所ではないらしい、そもそもいざとなったら備蓄食料や水を貰える場所ってどこなんだろう...??わからないことだらけで、せめて、風呂に水を貯めるくらいはしようと水を張ったのを今でも思い出します。 ![](https://i.imgur.com/4Ck2HGp.png) ![](https://i.imgur.com/PsxInQ0.png) #### サービス内容 ![](https://i.imgur.com/mA0mn4S.png) - サービスの特徴 - 避難場所を地図で知ることができる - 備蓄品の情報と場所を知ることができる - 市民が自ら分け合える備蓄品情報を登録できる #### URLs * [サービス: https://bichiku-map.web.app/](https://bichiku-map.web.app/) * [GitHub: https://github.com/t-kurasawa/bichiku-map](https://github.com/t-kurasawa/bichiku-map) * HackMD https://hackmd.io/@hackcamp89/B1CM4zSuF ## チーム 「Ruby が好き」 ### shikuchoson-hazardmap-template #### チームが取り組む課題 多くの市区町村には紙での配布を前提とした PDF のハザードマップしかない #### サービス内容 GitHubアカウントさえあれば、コーディングの知識なしで市区町村の Web ハザードマップを手軽に作成・公開できるテンプレート {%speakerdeck sankichi92/shikuchoson-hazardmap-template %} #### URLs - 成果物: https://github.com/sankichi92/shikuchoson-hazardmap-template - テンプレートの利用例(八王子市ハザードマップ): https://sankichi.net/hachioji-hazardmap/ - デモ動画: https://www.youtube.com/watch?v=oc1CfaVSlno - HackMD: https://hackmd.io/@hackcamp89/Hk7-Y7HuK ###### tags: `TokyoOSSParty2021`