関治之 Open Office 第4回 === ###### tags: `OpenOffice` 2020/08/19 17:00〜18:00 ゲスト:大島奈緒子さん(西粟倉村むらまるごと研究所) {%youtube MrupQ883A_A%} [Facebook Live 版はVideoコメント付きで見れます](https://www.facebook.com/halsk/videos/10158824993349040/) # アジェンダ 西粟倉村むらまるごと研究所の作戦会議 村の人も、外の人も、誰もが研究者になって情報共有し合える。オタクなデータが重なり合い、そこから立ち現れる未来を見たい!! 今は、研究所キックオフの一歩手前って感じ。 奈緒子さん自身は、テクノロジー人材ではない。 プロジェクトを進行したり、アウトプットをするのが得意なので、そのスキルを買ってもらっている。 ## むらまるごと研究所でやりたいこと テクノロジーは地域を幸せにするのか? なぜ疑問系? 村と共同で立ち上げていて、村の人が常に疑問形で話す。 疑問形で通すというスタンスが面白い。 不戦敗はしたくない。とりあえずやってみよう。 「こんなことやってみたい!」という人と一緒にやりたい (関)今のメンバーは? 奈緒子さんが代表理事。秋山さん、向原さんが理事。 村役場と一緒に進めている。 役場ではやりづらいことをどんどん進めていければ。 大きな企業としては、大林組、住友信託等が入っているが、関や、武井さんetc...が入っている。 幸せを考えたい。地域のテクノロジーをやりたい。というところに興味を持ってもらえる人 (関)研究所でまずやりたいことは? ### 草刈り、モビリティ、オープンデータ アグリテックは進んでいるが、西粟倉村のような中山間地では、土地の保全や維持管理が役割になっている。事業性が低い。地域の人のボランタリーで成り立っているような。 草刈りを楽しいゲームに。 モビリティの話とか。 子供達が子供だけで遊びにいけない。同世代が少ない。 (7歳児が交通事故が一番多い) 建築基準法が厳しくかからないので、規定が少ない。 建物のストックはあるには関わらず、活用されない問題を解決したい 肝いりプロジェクトはオープンデータプラットフォーム ベースとしてのデータが公開されると良いと思う 山の地形データが全部あるし、単木のデータもある。 西粟倉は林業を起点に地域おこしをやってきた。 そこからいろんな起業家が生まれている地域。 山のそのようなデータに加え、降雨情報なども出していく (関)中長期的にはどんなことを目指したいの? ## 生態系の本領発揮 生態系が本領発揮している状態を目指したい。 防災、環境、生物多様性、役場の業務負荷軽減 「生きるを楽しむ」という言葉がある。 人だけでなく、生き物も楽しんでいる。 生態系=生き物だけでなく、環境も。 本能的に住み続けたくなる コントロールではない。 だからといって不便なままでいいというわけでない。 ある程度人口がいないと成り立たないサービスもある 新しいテクノロジー 需要の量が少なくても継続できるような ## どんな人に来てほしい? * 単なる便利でない生態系の本領発揮にビビット来る人 * データを利用したい人 の2種類が混じり合う 昔ここに祠があった、とか、推移データと昔の地名データを重ねるとか、 そこに植物が重なるとか。 研究所である所以。 オタクがオタクのまま生きれる。 役割があることが幸せのいち要素 (関)DIY都市 デジタルだからこそ、今までよりもたくさんの人が関われる 便利だから、ではなく これまで、行政に対して接点なく意見を言えなかった人 よその人も、外の人も 年に一度しか行けなくてもつながれる →何かやりたい人はまずは奈緒子さんにつながろう ## 村に生きる幸せとは? 幸せってなんだろう KPI的に表現できないだろうか (関)新しいことを起こすための4Pモデル ![](https://i.imgur.com/UchbsEq.png) 信頼構築のフレームワーク People(テクノロジーではなく人々から始める) Prototyping(課題を理解するためにプロトタイピングする) Project Promote(いいアイデアを思い付いたら広める)やってみませんかっていう オープンなつながりによる新たな共創 ## DIY都市 オープンデータプラットフォーム自体がDIYでできていると嬉しい。 今できるか?と言われたらできないけど、だんだんとできるようになっていく。 ローカルで、地域の人が歴史をデジタルアーカイブするような シビックプライド  ローカルウィキ 一時期はやった 地域の人が記入できる ここでこんなことがあった、、、、地域のことを編集する 大学生と地域の人が一緒に街歩き 失われてしまう情報がデジタルアーカイブされる 今はウィキペディアタウンに ## 自分が未来を変えられる村 ローカルって、手触り感があるのが良い。自分が思いついたことをやれる。 役場との距離も近い。必要な人とさっと話ができる。 自分が未来を変えられるサイズの人口。 変えられるというモデルができたら良いと思う。 日本の中山間地域はジリジリと衰退していっている。 テクドロジー(テクノロジーに泥を塗る) いろいろなテクノロジーをローカライズするという意味合い 台湾のシビックテックと日本の差 若者が、参加することで未来を変えられると思っている オードリータンさんの動きもあり、民主主義に可能性を感じている 日本では、どうせ変わらないじゃん、、、 **15人テクノロジー人材がいれば、人工の1%って言える** ## DIY しよう (関)例えばデータプラットフォームもDIYできる。 (FIWAREもオープンソース) やったらいいのは、やっぱりAI。 AIはコモディティ化しており、データとアイデアがあれば、いろんなことができる 3Dプリンタなどを使ってプロトタイピングまでもできる。 カメラで監視してアラートを上げる、みたいなことも学生レベルで可能 (大島) 木や鉄を加工できる人はいる。そういう人たちとプログラミングできる人たちがワイワイできると楽しい 元JAだった建物を借りれることになっている。 2階が学童保育のスペースになっている。 これから場を作っていくので、色々アイデアがほしい 自分たちの生活を自分たちで作っていく。 買わなくていけない世界ではなく、自分たちで作れる世界。 不便、不快を解消する そうしたら、田舎いい! 今の村の凄い所。10年前に既に光が通っていた。 上下水道が100%完備。その積み重ねの上に生活させてもらっている。 絶対いるなというものについての感覚は鋭い > 空き家あると思うので・・・ 実は西粟倉村は空き家不足!住みたい人が多い 小学校もいっぱいに どんどん拡大していく必要はないが、一定の水準は保っていきたい 1500人というボーダーライン 1400人、1500人(400〜500世帯)というサイズだと、ステークホルダーは100人前後。直接話ができるくらいの数。 ちょうどよいサイズなのでは 林業ハッカソンやるのも良いかも ## いつまでに何がおこるの? 今年中 * にリアルな場が開く 関わりたいと思った人がアクセスできる方法が明確になる。 来た時に居れる場所ができる。 * 方向性のイメージが村や企業の中で共有されている こんなことのためにをやるんだよねというイメージ * ↑ が発信されている * 村で、関わりたいと思っている人が研究所にいる 村の課題と一致しているものについては国の予算なども使いながら事業化 →収益化、持続化、会社が生まれている そこまでいっていないものは、研究的に関わっている 支援をしてくれる企業や団体も募集中 5年 いろんなところでロボットが失敗して、起こしている人がいる おじいちゃんがロボットを起こしている ## Closing オープンオフィスはぜひやろう FACEBOOK 大島奈緒子 https://www.facebook.com/nananaokokoko むらまるごと研究所 https://www.facebook.com/muramaruken/