# 【羅針盤を手に入れる】Django基礎ハンズオンⅡ 環境構築手順 ## はじめに この記事は[【羅針盤を手に入れる】Django基礎ハンズオンⅡ](https://elv.connpass.com/event/119181/)(2019/02開催)の開発環境構築について説明する記事です。 1月の【エラーは友達】Django基礎ハンズオンの続編の勉強会です。 **今回から参加される方向け**に環境構築手順をまとめます。 1月から引き続き参加される方は、すでに開発環境がありますので、特に作業は不要です。 **注意** Pythonをhttps://www.python.org/downloads/ からダウンロードしたケースと、Anacondaで導入したケースを取り上げています。 pyenvについては今回はサポートしておりません。ご了承ください。 ## 前提 - お使いのPCに **Python 3系(3.5以降)** がインストールされていることを前提にしています。 - この記事では**Django2.1系**をインストールします。 - PCのOSは、WindowsまたはmacOSを想定しています。 - コマンドライン操作に慣れている場合、**10分程度**で環境構築が完了する見込みです。 ## 環境開発手順 概要 1. 1月のハンズオンのソースコードを入手する 2. 環境を分離して開発環境を作る - Python公式サイト https://www.python.org/downloads/ からインストールした方は仮想環境を使う - Anacondaの方は`conda`コマンドを使用 3. 分離した環境にDjangoをインストール ## (1) ソースコードの入手 1. こちらのリンクから[GitHubのソースコード](https://github.com/ftnext/error-friends-django-handson/tree/Jan/part2)をZIPでダウンロード ![緑の「Clone or download」→「Download ZIP」でダウンロード](https://i.imgur.com/KCNHswo.png) 2. ZIPファイルを解凍し、ディレクトリ名を「errorfriends」に変更。ホームディレクトリに配置する - **注**:ディレクトリ名や配置をこの記事と変更する場合は、続くコマンド(例:`cd errorfriends`など)のディレクトリ名を適宜読み替える必要があります 3. コマンドラインを起動し、errorfriendsディレクトリに移動:`cd errorfriends` ここまではPythonのインストール方法によらず共通です。 **続く手順がPythonのインストール方法によって分かれます。** 1月のハンズオンの環境構築記事と同様ですので、詳しい説明は[環境を分離してDjangoの開発環境を作る(Python3系・Django2.1系)](https://qiita.com/ftnext/items/082ec8fe96f26b181fc5)をご覧ください。 ## Python公式サイトからインストールした場合 ### (2) 環境を分離して開発環境を作る errorfriendsディレクトリ(=ソースコードが入ったディレクトリ)に仮想環境を作ります。 仮想環境の名前はmyvenvとします。 4. 仮想環境構築 - Windowsの場合:`python -m venv myvenv` - macOSの場合:`python3 -m venv myvenv` 5. 仮想環境有効化 - Windowsの場合:`myvenv\Scripts\activate` - macOSの場合:`source myvenv/bin/activate`または`. myvenv/bin/activate` 仮想環境を有効にすると、コマンドラインの行の先頭に`(myvenv)`と仮想環境の名前が表示されます。 ### (3) 分離した環境にDjangoをインストール 6. Windows、macOSともに以下のコマンドを順に実行 ```console pip install --upgrade pip pip install Django~=2.1 ``` `python -m django --version`を実行し、バージョン(例:2.1.5)が表示されたら、環境構築完了です。 お疲れさまでした。 ## Anacondaをインストールした場合 ### (2) 環境を分離して開発環境を作る 4. Django開発用の環境構築:`conda create -n myvenv python=3.7` 5. Django開発用の環境を有効化:`activate myvenv` 環境を有効にすると、コマンドラインの行の先頭に`(myvenv)`と環境の名前が表示されます。 ### (3) 分離した環境にDjangoをインストール 6. `conda install django=2.1` `python -m django --version`を実行し、バージョン(例:2.1.5)が表示されたら、環境構築完了です。 お疲れさまでした。 以上。