# 偉そうに述べるヘビ的論文の読み方 超絶偉そうに書いたヘビ的論文の読み進め方。 1. **Title**をよめ - *TitleはAbstractのAbstract*。これで何をやっているかが(有識者には)大体わかる 2. **Abstract**をしっかりよめ - *AbstractはInstractionのAbstract*。研究背景や手法とかもざっくり理解できるはず。 3. (理解が浅かったら)**Introduction**をしっかり読め - *Introductionは論文全体の要約*。理解したならしっかり読め。その際にもし背景がよく分からなかったら、参考文献まで手を広げて読め。 - Abstractでどういう内容をやっているか把握できれいれば、Introductionを読むのにも時間かからないはずだ。 - これを読み終わった時点でその**研究の背景や目的**が分からなければ、もう一度(関連研究を追うなどしてから)読み返せ。手法についてはこの時点では詳しく分からない場合もあるだろう。 4. **図表**を一通り読め - **一枚の図表のみ**で何をやっているかが大体わかる(良い論文の場合)。これさえ読めば大体何をやっているか分かるはず。 5. 本文を**抽出して**読め - 研究背景、手法、など、Introductionや図表を見てもよく分からなかったところについて、それを抽出して**分からない部分だけ**読め。その際小見出しなどは「抽出する場所の特定」に便利そう。 6. **諦めろ** - これまでのステップで内容が掴めない論文は「上手く書けていない論文」なので読む必要ない。知らんけど。 7. 備考 - 研究は他の研究の上に成り立つことが多いため、「ある論文を読めばその分野の他の研究のことが分かる、ハブ的な論文」がある。例えばSystematic Literature Reviewなど。このような論文は「新しい分野の研究を始める」時にどのような論文を読むべきか、それらがどのような立ち位置にあるのか、を知ることができ重宝するため、何度も読み返せ。 8. 最後に - 結局「ケースバイケース」なので以上のことは**全て忘れろ** 以上!!