系統表まとめ
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数字 |
最大の特徴 |
アイコン |
外的特徴 |
心的特徴 |
具体的な人 |
1種 |
固定観念 |
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地味 首が太くて上に伸びている 背は比較的高くて面長で骨太、大木のようにガッチリしている 後頭部がぺたんこで長い 首と後頭部の付け根の凹んでいる部分から、 頭のてっぺんまでが極端に長い 上半身はシャキッとしているが下半身は力が抜けている 一般的にスポーツが得意ではない 長寿の人が多い 脳をよく使うのでよく寝てよく食べる アキレス腱が太い ふくらはぎから足首までが同じ太さ 明るくも暗くもない地味さ |
ぼーっとしていて派手なことを嫌う、自分の存在感を薄く小さくしたい どんな体癖でも分け隔てなく付き合うことができる 5種とは上手く行かないケースが少なくない 報告書などはきちんと書く 理論を重んじる きちんと順序立てて話すこともできる 社会的な平等や公平を大切にする 観念に縛られている 幼い子供と一緒にいるのが苦手 感情的になるのを恐れている |
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2種 |
過敏 |
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地味 痩せていて、首が細い(力がない)、首がひょろっとして緩んでいる 太っている人、あるいは首がズドンと太いという人はいない どちらかというとなで肩気味 声は小さく囁くような声 7,8種のような大きな太い声を出せない 上下型を木に例えるなら1種は幹、2種は枝 いつも血流不足で貧血気味 頭皮が柔らかく緩んでいる |
過敏さ、悩むと寝れなくなる 現実から距離を取って感情的にならず客観的に見ようとする 価値判断の元になる価値観も疑う 確たる理念を持つことを嫌う 性的な成熟が遅い40歳ぐらい 自己表現に乏しい恋愛をする 恋人としての義務を遂行することが2種にとっての恋愛 2種だけが本当に聞く力を持っている 神経過敏で小さいことに気づきやすいから人の揚げ足を取るのが得意 周囲の人の話に、平等に耳を傾け、配慮することができる |
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3種 |
胃袋が精神 |
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左右どちらかに体重が乗っている どちらかの肩が上がる 無意識的に可愛さが残る、子供っぽい いつも若々しくて花がある 女性であればアイドルっぽい華がある 男性ならやや地味めで軽み柔らかみがある |
お腹の調子(満腹空腹)で性格が変わる ストレスの捌け口が食になりがち 満たされるとだらしなくなる 子供っぽさと賢さが同居している 清濁、善悪、公私、主観客観などの境界線を無意識に平気で行き来する 信念や理性、一貫した意志をまったく頼みにしていない 共感能力は高いがケアは向いていない 「変わり続けること」を求めている 唐突に深刻な話をする 身の回りのことや細かいことは即断即決 人生の大きな決断はかなり遅い 大きな責任を自分で取りたくない |
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4種 |
感情表現が希薄 |
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痩せていて背中が鉄板みたいにまっすぐで姿勢がいい 内股が痩せていて足が全体的に細く、怒り肩(なで肩の逆) 声にあまりハリが無い 和風で地味、まじめそうで落ち着きがある、陰気さ 2種と比べると子供っぽさがある ちょっとした笑顔や仕草に純真さや天然な可愛らしさが出る 感情表現が強くない 思いっきり笑うと泣いているような顔に見える |
感情が定まらず相手の感情に瞬間的に同調してしまう あまり自己主張しない 意思決定に長大な時間がかかる 本人も気づかないうちに負の感情を溜め込んでいる 全く自己主張をしないのに実質的に集団を支配する不思議な力がある 執着があるが自覚をしていない 好き嫌いや執着が強く頑固 不潔が苦手 贅を尽くしたおもてなし、みたいなことを好まない 社会的地位に頓着しない 長年溜まり続けた負の感情がある瞬間にどっと吹き出す 何年も経ってから不満を言いだしたりする |
従姉妹のなな |
5種 |
合理主義のスポーツマン |
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逆三角形のスポーツマン 体重が前に乗っている あまりお辞儀をしない スポーツが得意な人が多い |
じっとするのが苦手、特に話の進まない長い会議など 「ながら」が得意 意味がないと思っているから愚痴や自己卑下はしない どんな大変な状態でも深刻に悩んだりせずとにかく前を向いて行動をし始める 目的論的に行動し、スピード、決断が早い (自分なりの)合理性を重視する 空間の支配、組織内のテリトリーを広く持とうとする 身内(自分の組織内)の人間には厳しい 勝ち負けには拘るが、それよりも前に損得を重視する 劣勢になった時に諦めたり逃げるのが早い 家族は溺愛するが自分の支配下にある時だけで自立し始めた途端に冷たくなる 浪費癖があり市場価値のある形のあるものを重視する(自分のステータスになるもの) 功利主義 ルーチンが得意 |
長谷川さん |
6種 |
夢想家 |
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呼吸器が弱い 少し猫背で尖っていてどこか陰がある かかとに重心 足がすらっと長く伸びている 骨盤が薄くてお尻がぺったんこ どこか色気を伴う暗さ 首と後頭部の付け根の凹んでいる部分から、 頭のてっぺんまでが短く5cmほど |
現実よりも夢の世界に空想を遊ばせる夢想家 音の方向感覚が欠けている=>周囲の音にどう関心を向けるかという感受性レベルの問題 ルーチンワークができない 午前中に弱く、夕方以降に元気になる 時間にルーズで遅刻魔(特に午前) 全体癖の中で最もロマンチスト 画一的な現実を生きることは楽ではないと感じている まとめられる組織の大きさはせいぜい10人程度 人生は異性に左右される 人を騙しやすいし、騙されやすい 恋愛にいては「相手が本当に自分のことを愛しているか」を試したくなって裏切ってしまう 「弱さ」をうまく表出することで魅力を感じさせている 全体癖のなかでも圧倒的に整理能力が欠如している スイッチの入った時(創作活動に対する一途さ)と入っていない時(遅刻、部屋の汚さ)の振れ幅が広い 貧乏になるとどんどん暗くダークな雰囲気が出てしまう |
自分 |
7種 |
張り合い |
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どんなささいな運動にも「ねじれ」が生じる 暴走族文化やヤンキー文化のねじれ性がある 目鼻立ちがくっきりしていて目力が強い 四角いねじれで上半身をねじる 大きくて太い声、ダミ声 女性だと美人も多いがスタイルでいうと胴体は太い(力強い) |
自分を大きく見せたいという欲求が強い 話をする時にやたら修飾語が多くなる 常に張り合っている 勝負事では損得を棚上げにして勝つことに拘る 「はい」といえば物事が解決する、進むと分かっていても不意に気に食わなくて「ノー」と言ってしまう 相手のことが憎くて争うわけではなくむしろ争った後に相手のことを愛するようになる 自己主張が強い 周りからどう見られているかが行動規範になる 大変な状況の時に輪をかけるようにもっと大変な十字架を自分に課すと返って元気になったりする 仲間に情けをかける、親分肌 恋愛面では好きになればなるほど、好きな相手にわざと嫌なことを言ったりする |
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8種 |
努力家 |
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鈍さと我慢強さがある 7種と比べると丸いねじれ 3種と比べると少し血色の良くない感じ ブヨっとしたイメージ 体を壊していても自覚がなく悪化させてしまいがち |
勝負にこだわり、勝つためにコツコツ努力をする 土壇場の勝負どころには弱い ルーチンが得意 勝つよりも負けないことが大事 失敗やエラーをなくす慎重さがあるが一方でイノベーションを起こすのは苦手 功利主義 チームのトップになるよりもナンバー2のポジションを好む 努力では手に入らないものに感謝の気持ちを大切にする 勝負がどっちに転ぶかわからない時は勝負をしない戦略を取る |
ケンコバ |
9種 |
集注 |
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骨盤が閉じている ふくらはぎより太ももが長い お尻が後ろに突き出ている 顔のパーツが真ん中に寄っている 実際よりも小柄に見えたり、着痩せして見える 「小さく見える」「縮んでみえる」 |
損得よりも納得することを大切にする 自分の世界に没頭(集注)することで自由になることを求めている 拘りが強すぎて完成させるのが苦手 共同作業が苦手 直感で物事を判断する 理由が後付けになるので、 論理が飛躍していると他人からは感じられてしまう 執着心が強い 他者との関係性ではなく、自分の中に生じる感覚を求めている、 そこには社会的な善悪や価値観は関係ない 現場に行かないと頭が働かない 成果を上げるには運に左右される 贈り物は小さくなりがち |
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10種 |
博愛 |
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おおらかなイメージを与えるような骨格的特徴 顔の特徴は目が大きくて顔や口も大きい 全体的に大作りで、母性・父性が強くて仏様のような顔 太っている訳では無いがふくよか |
博愛、誰でも平等に愛する ダメ男製造気になりやすい 周りの世話をしているうちに婚期を逃してしまいやすい 他人の世話をすればするほど元気になる 世話をしていた相手が自立しだすと萎える 自分以外の人を頼っていると気づいた時に疎外感と暗い怒りに包まれる 視野が広い(物事の) 仕事が雑気味、細かいことや丹念なことはあまり期待できない プレゼントで喜ばせるのは難しく「猫が人に心を許す」みたいな瞬間の感覚を求めている 世話をする相手を子供のように扱い、「対等の相手」がいないので孤独感を常に抱えている |
母 |
TEXT 1
感受性の速度
「その人が一番快適に感じる速度感」みたいなもの
早い順
- 9,10(開閉)
- 7,8(ねじれ)
- 5,6(前後)
- 3,4(左右)
- 1,2(上下)
ねじれは一般的にかなり早い
開閉は速さの質が違い、突発的な速さ。ぱっとみ止まってるように見えるが、気づいたらゴールにいるような感じ
TEXT 2 9種体癖
- 人間の原型に近い
- どんなタイプの人であっても実は、9種的な要素を必ずどこかに持っている
特徴まとめ
- 骨盤が閉じている
- ふくらはぎより太ももが長い
- お尻が後ろに突き出ている
- 顔のパーツが真ん中に寄っている
- 実際よりも小柄に見えたり、着痩せして見える
- 「小さく見える」「縮んでみえる」
身体的特徴をひとつにまとめるキーワードが「縮む」
心理学的特徴
「納得」を非常に大切にする
- 気づかないうちに、損得計算よりも自分が納得することを、優先させている
- 物事にこだわり、一つのことに高い集注力を発揮する
- 例えば外食一つとっても、ひとつのところに通いはじめると、ずっと同じお店で、同じメニューを注文する。
- 見た目は小さくて無口で、ナヨッとしていて、そんなに自己主張もしないので、控えめな印象を与えることもあるのですが、付き合い始めると、非常に頑固で、自分がこだわったポイントは譲らないということが明らかになってくる。へそを曲げさせると、こんな頑固な人はいない、というぐらい意地を張り始める
- いつも「完全」を求めるあまり「技量」が伴わない場合はなかなか完成しない。完成させるのが苦手
- 完成しても細部に過剰に拘って全体としてはバランスが悪いものになったりする
9種的「自由」とは
- 9種は結局のところ「自由」を求めている
- 「自由」とは一人ぼっちということ
- 他人の存在が自由を制限する存在だと本能的に直感的に感じている
- 誰とも関わらず誰にも縛られないような状況が求める自由
- 「この世にたった一人生き残ったときに感じられる自由」
- なにかに没頭することでその間は自由になれるからそれが9種の「集注」につながる
- 5種が求める自由とは違い、5種の自由は他社の存在を含んだ自分の縄張り内の自由
- 現実を遠ざけ、空想の世界で遊ぶので現実の時間の流れやスケジュールが疎かになる
直感と論理
- 物事を頭で考えて判断しておらず、直感的な「勘」ですべてを選んでいる
- 勘で判断しているから自分がなぜそうしているかを端的に説明できない
- その説明は他の人からすると驚く程遠いところから説明をし始め、論理が飛躍していく
- 勘で物事を判断し、後から辻褄の合う理由を後付けする
- 上下1,2種は論理から結論を導く。そのため上下の人たちは論理に大きな破綻がない
- 一方で9種は先に結論があるのでどうしてもその途中の論理には飛躍が出てしまう
- 直観、つまり本質的なこと、あるいは物事の根本的原因やその解決策をふっと思いついてしまう。そうすると周囲は正に、凍りついてしまう。物事の本質をひとつきで刺し貫いてしまう鋭さが、9種にはある
偏執的な情愛
- 非常に動物的である、「人間味」とか「人情」みたいな感性からは遠い
- 9種が求めているのは人間的な関係性ではなく、あくまで自分の中に生じる感覚
- ヒリヒリとした、追い詰められた、切羽詰まった……そういう感覚の中で生きることで、9種体癖は「私は生きているんだ!」という実感を得ることができる。
「どんな時に、<生きている!>という実感を覚えるか」
- 5種は物事が次々と合理的に前に進んでいる中心にいる時、晴れ舞台に立っているような時
- 6種は自分が激情の物語の中で生きていると感じる時
- 7,8種は人と競ったり争ったりする時
- これらと比べると9種は他社との関係性ではなく、自分の中の充実感を求める体癖
- 9種が求める感覚には社会的な善悪や価値観とは関係がない
運に左右される人生
- 行動面では、「現場に行かないと頭が働かない」のも大きな特徴
- 上下は事前にレジュメなどはびっしり作って計画性がある
- 現場の空気に売れないと心に火がつかないし行動ができない、だから共同作業が苦手
- 自分が納得することが大事なので足並みを合わせて行動するというのが苦手なため
- 社会的に活躍したり成果を上げる人は基本的に「運」に恵まれた人
- たまたま集注の矛先が成果がでるような分野であっただけ
9種体癖の贈り物は小さい物になりがち
- 相手を大切に思えば思うほどちょっとした細工物など、「小さいもの」を好む傾向がある
- そこに何か例えば作り手のこだわりや思いが込められている
- 7,8種はその気持の強さがそのままプレゼントの大きさに表れる
- ストレートに「大好き」という感情を9種は隠す、秘めることを好む
- 表面的な感情表現ほど愛情が目減りしていくように感じる
- 隠されたもの、秘められたものこそ本質であるという確信がある
- そのため9種は恋愛があまり成就しにくい
- ちょっと問題のある人をあえて選んでしまう
- 好きだという気持ちを秘めたまま何年も何十年も立ってしまう
- 「その人と一緒に幸せになる」というお題目が、9種にとっては空々しいものに響いてくる
TEXT 3 3種体癖
診断のコツ
- 一点突破の診断より、消去法のほうが正確性が増す
- 派手なファッションを好む人がいた場合の消去法
- 派手なファッションを好む人は上下(1,2)は除外
- 3種が原色を好むと言われているのでキープ
- 4,8種が一般的に地味だと言われるので除外
- 5種はかっこいい人が多いが、派手という感じではないので除外
- 6種はおしゃれなのが派手さにつながるかもしれないのでキープ
- 7種は周囲と張り合うために派手なファッションをしている可能性があるのでキープ
- 9,10(開閉)はファッションから判断は難しいかもしれないのでキープ
- 奇数系は除外判断で簡単に診断できるが、偶数系は中間色的なので難しい
3種の特徴
「子供っぽさ」と「賢さ」の同居
- 左右型(消化器系,3,4種)は子供っぽさを残したタイプの人
- 左右どちらかに体重が乗っているので、どちらかの肩が上がる
- 無意識的に「かわいさ」が残る
- 正座を崩した横すわりが得意
- 消化器でものを考えるのでお腹の調子でその人の性格を左右する
- 満腹のときと空腹のときで別人になってしまう
- 落ち込んでたかと思うと好きなものを食べて元気になる
- いつも若々しくて花がある
- 「え?そうなの?忘れちゃった」で許されるようなキャラ
- 話をしていても同じ深度のとこでぐるぐる回ってる
- 何度会っても話してもお互いの関係性が深まっていくような感じがしない
- 一度好意を抱いてしまうとだからこそもう一度会いたくなってしまう
- いつまでも若くて、いつまでも朗らか、いつまでも成熟を拒む、いつまでもヒロイン的で、いつまでも感情的で、いつまでも無責任、いつまでも笑顔。ある時は怒り散らし、次の日にはそれをすべて忘れ、次の日には絶望し、次の日にはそれをすべて忘れ、次の日には人生を深く考え、次の日にはすべて忘れる。
- 言葉にすると「花」そのもの
胃袋が精神
- 感情的だが、機嫌のいい時は頭の回転がよく賢く能力も高い。そういう能力が発揮できるかも「腹具合」次第
- 「腹具合」によって仕事や対人関係の全てに影響が出る
- 3種の気分が変わる速度は非常に早く、周囲は何もすることはできない、「待つ」のみ
- 逆に言えばどんなに機嫌が悪くてもしばらく放っておけば良い
3主体癖の「食」
- デスクの引き出しに必ずアメやクッキーが備えてある
- 3種は「満腹で食べたくない!」というのがなく、「膨満感」を覚えてない
- パンパンになるほど食べ続けてようやく満足できる
- 人前ではそんな食べ方はしないかもしれないが、内面的な欲求にはいが拡張するぐら胃食べたいという思いがある
- 「美味しいものを食べたい」というよりは「たくさん食べたい」という欲求が強い
- 極端な食欲を見せるのは、何かをうっ散させたいときが多い
- すべてのストレスが「食べる」ということのきっかけになりうるのが3種
食欲が満たされた3種は「だらしなく」なる
- スカートをはいているのに、足をしっかり閉じられなくなる
- スーツを着ているけれど、シャツがズボンから出ていたり、ボタンが止まっていなかったりする
- 女性の場合、3種はだいたい美人さんで、かわいらしい。
- しかし結婚して、満たされて、安心感が出てくると、だらしなくなる。
- 3種のだらしなさは生活全般に出始めるとかなりひどくなる
- すべての体癖の中でも「汚部屋」になるのは3種と6種が非常に多い
- しかし、勘はいいのでどんなにだらしなくても表に出ることには部屋の汚さが想像できないぐらいエレガントに化けることができる
- 6種はそれができなくて大きく違う
- 6種は一度ゴミの山を築いてしまうとそれっきりで、探し物は決してでてきない
清濁、公私がわからない
- 子供っぽさと賢さが同居し、独特の気取った態度ととだらしなさが共存する
- 清濁、善悪、よい子悪い子、まじめ不真面目、主観客観といった境界線の間を、ほとんど無意識といっていいぐらい、平気で行き来する
- 「公私」の区別に頓着しないという形で表に出てしまう
- ツイッターなんかで過激なことを言って炎上してしまう人の中にも、けっこう3種っぽい人がいる
- 「あ、偉い人なの? でも関係ないし」「私、今眠いし、機嫌悪いの」という感じ
- 怒ると見境がなくなってしまう。喧嘩好きのねじれや前後かと思いきや3種が多い
一貫した信念がないことの強さ
- 「信念」や「理性」、あるいは「一貫した意志」みたいなことを、まったく頼みにしていない
- 「信念なんてものを持っていたら、状況が変わったときに対応できないじゃない?」「理性? 好きなものは好き、嫌いなものは嫌いで何か不足があるの?」という感じ
- 喜んでるかと思ったら怒り、怒ってるかと思ってたら笑い、笑ってるかと思ったら後悔し、後悔してるかと思ったら怒り出す。そうやって感情がころころ変わっている3種はベストコンディション
- 理性的な人、論理的な人であればあるほど、3種に負けてしまう
共感能力は高いけれど、ケアには向かない
- 3種の人の良さは、場を明るくすること。その人が入ってくるとその場の空気が和みます。
- 人の気持ちをつかむという意味での共感性がすごく高い
- この場合の「共感性」は、そのままでは「わかるわかる!」と言うだけで、「なんとかしてあげよう」という行動にはつながらない
- 感情の変化で能力が発揮できるかどうかが変わってしまうので持続的に責任を取ることはできない
変わり続けることの幸福
- 3種が「もっと責任感をもって行動して、みんなから尊敬されるような人になりたい」と頑張ろうとすると元気がなくなってしまい、独特の「花」がしおれてしまう。努力とか、きりきりと煮詰まっているような状態は、3種には合わない。
- 3種は潜在的に変わり続けることを求めている
- 三日間ぐらい機嫌がいいと「ああ、もう三日も機嫌がいい。嫌だなあ」と思ってしまい、ずっといい気分でいることよりも気分の浮き沈みがあることの方を求めてしまう
- 1次会ぐらいは大丈夫だけれど、2次会とかに行くともうダメ。背中が曲がってきて、ダラダラしてくる。緊張が持続しない
- 変わらない」ということこそが、3種にとって不幸
唐突に深刻な話をする
- 3種に惚れるのはだいたい上下が入った人。その次がねじれ。
- 上下は地味ですから、自分にない花を保つ3種に惹かれやすい
- 3種は論理的な思考が不得意だから、論理的な思考が得意な上下に惚れやすい
あるご夫婦がいました。3種の奥様と上下の旦那さん。上下の旦那さんのほうがだいぶ年上で、確か学者をやっておられたのね。いつも帰りが遅いわけ。その日も遅くに帰って来て寝ていると、夜中の3時ぐらいにふっと目が覚めた。すると、妻が枕元で正座しているんですね。
え? どうした? って言うと、「ちょっとお話があります」って言う。こんな夜中に何? と聞き直すと、そこに座って聞いてください、と言う。
「私、夜も寝られないくらい心配なんです」と深刻な顔で3種の奥さんが言う。旦那さんも心配になって、どうしたんだ、と聞き返す。すると「あなたと私は年齢差があります。あなたが死んだら私はどうしたらいいか心配です。ですから、明日、1億円の生命保険に入ってください」と言うの。
夜中の3時に起こされて1分後に保険に入れって言われてしまった。3種ってそういうとこがあるんです。
- 「だって、すぐ言わないと私忘れちゃうんだもん」という感じ
3種の決断力
- 即断即決。特に、小さいこと、細かいこと、身の回りのこと
- いざ人生の大きな決断をするときには、そういう3種独特の瞬時の決断力というのは発揮されない
- 重要な決断について頭の中で考えたり、飲み会で口に出したりはするけれど、実行するまでにはけっこう長引く
- 表面的には、からっとして、合理的な計算も速いのに、案外、大事なことを決断するのに、2年も3年もひきずったりする
- 3種は、あまり大きな責任を自分で取りたくない
- 誰か他に責任を取ることができる人がいるポジションで、その人に助言をするとか、スーパーバイザーとして意見する分には、力を発揮する
性差はないが、「モデルとしてのわかりやすさ」はある
- あくまで原則的にはですが、体癖論は男女の区別はありません
- それぞれのタイプを代表するような、具体的な「モデル」から入ったほうが学びやすい
- 上下1種、2種は、男性のモデルで考えるのが基本
- 左右3種、4種は女性のモデルがイメージしやすい
- 前後5種、6種では、5種は男性がイメージしやすい。6種は男女どちらでもいい。芸能人など男女ともに6種のモデルはたくさんいらっしゃると思います。
- ねじれ7種、8種も、男女どちらからでも入れますが、一般的には7種が男性、8種が女性でしょう
- 最後に開閉9種、10種については、9種は男女それぞれ、典型的なタイプがいますので、どちらでもよいですが、10種は女性のほうが、イメージしやすい。
性によって、性格の表われ方が変わる
- 「男女の区別はない」と述べましたが、男女で表われ方が大きく異なる体癖や、ある体癖は女性ばかりが目立つといったことはある
- 時代や社会情勢の影響を考えに入れる
- 例えばいまの日本では5種よりも6種の感覚世界が目立つように思うのですが、それは、社会全体がデスクワーク中心となり、猫背になって顎が出る、6種的身体の感受性が引き出される人が増えているのではないか、と考えることは可能かも知れません。
- 男女で体癖の出方が違う代表選手は、3種
- 女性の3種にはアイドルっぽい華、明るさがある。対して男性の3種はやや地味め
- 愛嬌の良さがある
- パッと感覚的に物事を捉える(あまり深く考え込まない)
- 軽やかで、明るくて、こだわりがない
- 気取って見せたい、ちょっとええかっこしいな所
- 住む世界は箱庭のようにこじんまりしている所
- 体型的にぽっちゃりしていることも多く、8種と混同しやすい
- 男性の3種と8種を見分けるには、何ともいえない「軽み(かろみ)」の有無
- おしゃべりで、ニコニコしていて、ちょっと功利的なところを見せるような、独特の「軽み」が3種にはある
- 8種はどちらかというと口下手で、「重み」のあるタイプが多い
- 10種の男女差も、3種と似ている
- 10種の女性は華やかさ、あるいは野性味のある動物的ともいえる匂いが前面に出ている場合が多い
- 10種の男性は一見、渋くも柔らかくも見える
- つきあってみてはじめて、スケールの大きさや面倒見の良さが知れて、「あ、この人は10種なのかもしれないな」と気づくことがある
- 9種は男女それぞれ、典型的な人がいる
- 「猫のような野性味のある人」というのが女性の9種
- 「職人っぽいこだわりのある人」というのが男性の9種
- 男性の場合、野性的な直観がある種の「職人性」のような特徴に転嫁して表れる
- 5種の男性といえば、上半身が逆三角形で肺活量があって、ぐっと胸を突き出した主体的で都会的な男性のイメージ
- 5種の女性は体型的には小柄で、見た目は5種らしくないのだけれど、テキパキしていていわゆる男勝りな人。目が鋭くて現実を見ている感じで、なおかつ金属的な声色
TEXT 4 5種体癖
外見的特徴
- 逆三角形のスポーツマン
- 呼吸器の強いタイプで前に体重が乗っている
- あんまりお辞儀をしない
- 頭を下げずに、むしろのけぞるようにして手を上げて挨拶をする人
- スポーツが得意な人が多い
- 個人競技で、記録を競うようなタイプのものは、かなり5種が強い傾向
心理的特徴
動き続ける
- じっとするのが苦手で動き続けることが大事
- 話の進まない会議など特に苦手
- 一方で上下の1,2種はどうということはない
- 「ながら」が得意
深刻さを嫌う
- 深刻さや暗さを嫌う。愚痴や自己卑下はしない。意味がないと思っているから
- どんな大変な状態でも後ろを振り返って深刻に悩んだりせず、とにかく前を向いて行動をし始める
血も涙もない合理性
- 目的論的に行動し、すぐにやってみようと決断できる
- 目的論的に集注するのは9種と似ているが「執着」があるかどうで根本的に違う
- 9種が目的論的に行動している時はその目的と少しズレた細部に執着してしまう
- 一方5種は執着がなく、目的の為ならすぐに切り捨てる
- 5種は仕事のスピードが早く他の体癖は「仕事ができない」ように見えやすい
- 上下1,2種はスピード感がなく臨機応変に対応したり融通が利かない
- 上下は売上とは関係のない報告書の書式などに拘る
- 「ミス」をした人が腹を切らされる日本の会社では5種よりもミスの少ない上下型の方が出世しやすい
「合理的」な営業戦略
A商店では1日100台のテレビが売れています。
B商店では1日40台のテレビが売れています。
C商店では1日10台のテレビが売れています。
次の日の150台はどこにいくつ卸す?
- この問題に5種は「Aに150台全部」
- 全く迷わずに同じ答えに至ったら5種的な合理性を持っている人
- 要するに「販売力のある店に全力を集中せよ」という主旨
- 販売力のない店に商品を置く必要などないということでもある
- 5種の合理性はただの無味乾燥な『合理』ではなく、5種独特の感受性に基づいている
- 5種の「合理性」というのは必ずしも「万人が納得して受け入れられる理屈」ではない
- 自分なりの合理性でしかないはずなのに「この理論に従っている限り人類は公平だ」と感じて生きているのが、5種の感受性
5種の指向性の根本にあるのは「空間の支配」
- 勢いがあって、前向きな5種は、とにかく会社の外に出て、人と会う仕事に向いている
- 5種が大きな組織でうまく出世できない理由のひとつに、ねじれ型の7種との対立がある
- 5も7も勝ちたいという気持ちが強い体癖
- 社内で争うことになると劣勢になった時に諦めのいい5種といつまでも勝ち負けにこだわって諦めない7種では7種が勝つことが多い
- 5種も負けたまま引き下がるタイプではなく、巻き返そうとして会社内にグループを作ったり見切りをつけて外に飛び出して別の会社を作ったりする
- 上手く行かない組織で5日出世しようと粘るよりは新しいことに飛び出していこうとする
- 5種の指向性の根本にあるのは「空間の支配」
- どれだけ広いフィールドを自分が支配するか
- そのために組織を作ってリーダーになることを好む
- このあたりは一匹狼的な9種とは大きく異なる
- 個人としてみるとすごく明るくて快活なスポーツマンタイプに見えるが、組織人としては非常にドライで無駄を切るような管理的な側面を持っている
根っこにあるのは自己保存欲求
- 競争心が強くて勝ち負けに拘るタイプであるという点では5種と7種は共通しているがこだわり方が異なる
- 7種は個人競技であれば「相手」がいる競技を好む
- 5種は目の前に具体的な「相手」がいない方が力を発揮できる
- 記録を0.1秒でも伸ばすというようなところにモチベーションを感じる
- 7種は対人的な競争心を燃え上がらえることによってエネルギーを出す
- 5種は他社と直接的に競い合うというメンタリティをあまり持ち合わせていない
- クールでドライに「勝てばいい」「結果が出ればいい」というのが5種の価値観。ウェットなライバル心は勝つためには不要なものぐらいに思っている
- 劣勢になったときの諦めや逃げるのが早い。すぐに冷めてしまう。非常に淡白
- この根本にあるのは自己保存欲求
- 逃げ足の早さは「臆病」と違い、損得計算ができており、意地や人間関係に惑わされずに「犬死になる」と合理的判断をする
家族を大切にする
- 自分の家族は溺愛する。自分の身内=自分そのものという感覚で捉えている
- 子供が自立し始めた途端に結構冷淡になる
- 自立し始めると5種の合理性が前面に出てくる。内心は愛情エネルギーはとてもある
- 5種が家族を溺愛するのは自分の保護下・支配下にある間だけ
他人を尊敬できない
- 8,9種あたりは「自分以外の誰かを尊敬する」ことを好む
- 5種は自分以外の他人を尊敬することが前面には出ない
- いろんなことを器用にこなすが、見切りをつけることも迅速なので一つのことを長々と追求して飽きないということがほとんどない
- 一人の師匠について何十年も修業をするということがどうしても不合理と感じてしまう
- そのために誰かを尊敬するという関係性に入っていけない
- 人を十分に尊重するし敬意を表すことはできる。いやむしろそういう敬意の表現は洗練されていて、周りにも勇気を与えることが多いはず
- 心の底から人を尊敬するというのは、時間的に長期にわたる関係性を作らなければできないことだし、損得勘定を抜きにした、ある種の「執着」と「非合理性」がなければ、そういう関係性を維持できないため
- 最短距離で成果を上げたいという感受性の塊でもある5種にとって、それは極めて「非能率的」で、「損」で、耐えきれない時間
- そのためねじれの7,8種、9種のような執着心の強い体癖に比べて、5種は尊敬という気持ちを持ち続けることが難しい
浪費癖
- 損得勘定が得意なので稼ぎがいい人が多いが、お金を貯めるのではなく浪費してしまう場合が多い
- 他人から見るといまひとつ価値の分からない現代美術とか、オブジェを買って玄関や応接間に飾ったりする
- 5種の多くが「実用価値」や「美的価値」よりも「市場価値」を重視する傾向を持っているから
- 市場価値の高い美術品を玄関に飾るのも、その所有者が自分であることを誇りたいから
- 5種の浪費はほとんどが形のあるもの。(自分のステータスや社会的を位置付けを表すため以外の)消えるものにお金を使うのは無駄と感じる
- 車は高級外車を乗るのに、家で子供が電気を消し忘れるとすごく怒ったりする。「消えるもの」にお金を使うのは嫌い
- 同じような傾向でいうと、「十徳ナイフ」みたいな、ひとつの道具にたくさんの機能がついているようなものも、5種は好みます
対人関係
- 後ろを振り返らず、前だけを見ている5種は、付き合い方を間違えなければ、こちらをいつも元気付けてくれるかけがえのない友人になってくれる
- 相談相手としても、物事のポジティブな側面に光をあてることができる5種は、思いのほか、頼りになることがあります
- ただ、関係性にメリットを感じなくなると、ある日突然、スパッと断ち切る冷徹さも持ち合わせている。ちょっとかっこいいけど、ちょっと怖い。
TEXT 5 7種体癖
- 現実世界における論理というのは、決してひとつではありません。
- 上下型の人は原理原則を大切にする
- 左右型の人は近距離的な感覚、つまり変化し続ける感覚を重視します
- 前後5種の論理は対象にどう最短で挑めるかに集注します
- 6種の論理は決して合理的ではなくそこにいつの間にかドラマ性(ロマン)が加味される
- ねじれ7種は客観的に話しているときでも常にライバルの存在を想定している
- 8種の論理は批判や攻撃から自分や仲間を守りきることに特化している
- 9種は自分の中にある論理を決して人には話さない
- 10種の論理は八方美人的で意外に破綻しやすい
身体的な特徴
- どんな些細な運動にも「ねじれ」が生じる
- 歩いているときも、後ろから見るとお尻を左右に振っているように見える
- 寝るときも、手や足をぐいっとねじった状態で寝る
- 「暴走族文化」「ヤンキー文化」というもののなかに、確実にねじれ性がある
- 声が大きく、目鼻立ちがくっきり
- 7種は上半身をねじる、8種は下半身をねじる
- 7種は四角いねじれ、8種は丸いねじれ=角が取れている
- 特に男性の場合、体型的には8種と3種が見分けにくい
- 3種の方が「軽み」があり、より柔らかくフワッとしている
- 大きくて太い声、ダミ声
- 目鼻だちがくっきりしていて、目力が強い
- 女性だと美人も多いが、スタイルでいうと胴体は太い
- 太っているということではなく、胴体がしっかりしていて、力強いということ
- タイプとしては、「守ってあげたいかよわい女性」ではなく、どっちかというと男の人が頼りたくなるような美女
心理的特徴
- ねじるという動作は、「自分を大きく見せたい」という欲求に結びついています
- 話すときには、やたらと修飾語が多くなる
- 「疲れた〜」というのではなく「もう、めちゃくちゃ疲れた!」となる
- 表現が大袈裟になる
- 「張り合う」という言葉が最もねじれの特徴を表している
- 「ねじる」という動作は逃走することに結びついているので、他の体癖の人でも競い合っているときはねじれモードが入ることがある
- 一方で7種は常にねじっている
- 何かの拍子にすぐ戦闘モードになる
- カラオケを歌っていても、遊んでいても、食事をしていても、音楽を聴いていても、いつも誰かと競い合い、戦っている雰囲気が出てくる
- 7種にとって戦いというのが日常
- 他の人ならどうでもいいような些細なことでも後に引けなくなる、どう考えても敗色濃厚だったり戦うことにメリットがなくてもねじれて後が引けなくなってしまう
- さっさと「はい」といえば解決する、物事が進むとわかっていても、不意に気に食わなくなって「ノー」と言ってしまう
- こういう素直になれない感じも7種の特徴
- 単に競争や闘争であれば5種も得意だが5種は合理性や損得勘定がある
- 5種は敗色濃厚なのにいつまでも戦ったりしない
- 得なときだけ顔を出して負けそうならとっとと離脱する
- 対して7種は利害や損得を棚上げにしたもの
社会からのはみ出し方に気質が出る
- 7種にとって張り合うことが生きる実感である
- 社会のルール、秩序に対して抗いたいという欲求を持っており、7種は戦いを通じてその欲求を発散させる
- その時に特定のターゲットがある
- 決められたこと、抗いたい人物に戦いを挑むことで「自分は自由だ!」「生きているぞ!」という実感を覚える
- 社会の秩序との戦い方は体癖の違いで全く違う現れ方をする
- 6種の場合は正面から戦う形は取らない
- たとえ直接対決になったとしても自分の浪漫的なストーリーがくっついてくる
- 遅刻したりルールからはみ出たりすることが伴う
- 7種は心底相手が憎いから争うわけではない
- 7種はしばしばさっきまで戦っていた相手を愛します
- 不良主人公漫画なんかでよくあるバチバチにやりあった相手と親友になったりするようなこと
- 7種以外にはあまりピンとこない
- 合理的に考えれば闘わなくてもいい場面でも、「お前とは戦わないわけにはいかないんだ」と意地を張って戦い、戦い終わると相手と仲良くなる
「伝えたい気持ち」の強さは10種中No.1?
- 7種のコミュニケーションは絶えず他体癖から見ると誇張がある
- 声も大きいし、自己主張も強い
- 現実をありのままで伝えるだけでは足りないという、ある種の欠落感があるから誇張してしまう
- 俳句の対極にあるような長く、重厚な表現を好む
- 自分の中にある強烈な実感を相手に届けたいという思いが、7種の過剰な表現につながっている
崩れる神輿からも逃げない男気
- 7種が熱くなって人と張り合っている時と9種の集注の世界は似ているが違いはある
- そこに観客を求めるかどうか
- 観客というのは周囲で見ている人や勝ち負けを評価する人のこと
- 7種が意固地になるのは観客がいるからでいなければ7種は頑張れない
- 一方で9種は職人タイプなので誰もファンがいなくても小説を書き続けるみたいなことができる
- 大きなお神輿を何十人かで担いでいてバランスを崩したとき、どのタイプから逃げ出すか」
- 一番早く逃げるのは5種
- 崩れる前からやばいと感じた瞬間にはもう逃げてそこにいない
- 平場ではすごく頼りになるが、負け戦になった時に最後まで踏ん張るということはしない
- 次に逃げ出すのは3種
- 少し日和見なところがあるので、誰かが逃げるとつられて逃げ出す
- 本来は周りで黄色い声援を送っているのが3種
- 一方で逃げ遅れるのが上下の1,2種
- 踏ん張る気はないが、頭の中にある観念が勝ってしまって現実感が追いついてこずに逃げ遅れる
- 踏ん張るのは7,8,9種
- 9種はぎりぎりまで踏ん張っても最後の最後で「もうダメだ」という瞬間に神業のように逃げる
- 7.8種は神輿が潰れて下敷きになるまで頑張る
- 7種はどんな急場においても観客から自分がどう見えているかということが行動規範になる
- たとえ自分が死んでしまっても仲間を裏切るようなカッコ悪い真似だけはできないと考える
- これが7種のロマンであり、行動規範の一つ
7種に「疲れたら休んでね」は逆効果になることも
- 強い信念を持つ7種も、突然ぽきっと心が折れてしまうことがある
- それは、他者から自尊心・プライドを潰されてしまったとき
- 他人から馬鹿にされたり否定されたりといった場面だけではなく、他人から優しくされたり配慮されることも、7種の自尊心やプライドを潰してしまうことがある
- 7種に仕事を休んでゆっくり休みなさいという言葉は、「俺はもう必要ないんだ」と解釈されてしまうことがある
- 7種の闘争心というのは、そうした微妙な劣等感によってなえてしまう傾向があるのは確か
- 大きな身体をしている割には「一言」で心が折れてしまう人がいる
- たいへんな状況に陥ったときに、輪をかけるようにもっと大変な十字架を自分に課す、といったことをやるとかえって元気になったりする
- 追い詰められてからの逆転、というストーリーは、ねじれ7種にエネルギーを供給してくれる
- たとえば会社が左前になったときに大きな借金をして新規事業をやりだす、というのは7種的経営者
合理性の本質は5種にある
- 5種と7種はよくリーダーを務めるタイプだが、リーダーシップは全く違う
- 5種は合理で7種は闘争
- 7種のリーダーは同僚であっても上司であっても一度はケンカして文句を言い合って初めて仲良くなる
- というのが無意識的に前提になっている
- 一方5種は絶対に長々と言い争いなんかしない
- 早めに敵味方を区別してしまう
- 7種は「一度はぶつかり合って腹を合わせてみないと、一緒に仕事をすることなんてできない」と思っている
- 仲間に情けをかける、親分肌
- 7種にとっていちばんさびしい場面は、かつて世話をした仲間や弟子、子分が離れていくとき
- かつて世話をしてやった弟子に裏切られる、という場面は、さびしいことですが、7種にはけっこうよく起きる
ねじれの恋愛
- 好きになればなるほど、好きな相手にわざと嫌なことを言ったりする
- 相手に意地悪をしてしまうのがねじれ独特の世界
- 関係性が悪化してくると、もっと決定的に悪化させるようなことを言ったり、取り返しのつかないことをする
- 恋愛では、他の体癖も、同じように、好きな相手にネガティブな言動を取ることはあります
- 6種は問題行動をしでかして、相手の気持ちを確かめるようなことをよくやります
- 7種とはニュアンスが違う
- 6種が恋愛で相手を振り回しているときには自分に酔っている分、余裕がある
- 7種は自分が一番追いつめられているのに、そういうことをする
- 精神も肉体もボロボロになっているときに、「私、ぜんぜんかまってほしくなんかありません」みたいなことを、相手にわざわざアピールしたりする
- 7種は「私にはこの人しかいない! 絶対別れたくない!」と切羽詰まっているのに、自分から別れ話を切り出したりする
- 6種だったら、もう少し思わせぶりなことを言って相手を振り回しているところです。最終的には相手が許してくれるギリギリのところを狙って、翻弄し翻弄される
「張り合う」という感覚
- 7種の熱気というのは、自分の目標とか、幸せとか夢を対象としているわけでもないんですね。常に張り合っている相手がいる。張り合う相手や、それを見ている観客がいなくなると、熱も失ってしまう。
TEXT 6 8種体癖
身体的な特徴
- 鈍さと我慢強さ
- 「おしっこを人よりも我慢できる」、夜中におしっこのために起きたことなんてない人
- 丸いねじれ
- 泌尿器や肝臓の働きが鈍いので体内に水が溜まりやすくなる。すると結果的には体の丸みを感じさせることになる
- 3種は消化器の働きが活発で、丸々と、ツヤがある感じ
- 8種は、少し血色が良くないというか、あえて言うと「ぶよっ」としたイメージ
- 何か憂いを秘めているようにも、ひたむきな一途な影のようにも見える
- 3種と8種の丸みを区別するのはハイレベル
- 体の鈍さ
- 体を壊していても本人の自覚がなく、知らないうちに病気を悪化させてしまう
心理的特徴
日本人的な「コツコツ努力」の象徴
- 身体がいちいち過敏に反応しない8種は、他の人よりも我慢強く継続的に努力を重ねることができる
- 「時間を味方につけて成果を出す」というのは、8種で社会的に成功していく人の、非常によくあるパターン
本番に弱いからこそ努力する
- 8種体癖は勝負にはこだわり、勝つためにコツコツ努力するタイプ
- その一方で「本当の土壇場や勝負所では弱い」という自覚というか、傾向を持っている
- 鈍感であるがゆえに、本番あるいは土壇場の勝負どころに必要になる直感的、あるいは瞬間的な判断が一歩遅れを取ってしまう
- 常に直観的に動く9種やひらめきのある3種、スピード感抜群で即応する5種にはどうしても土壇場のところで勝てない
- だからこそ日頃から地道に努力を積み重ねてしっかりと準備する
- 本番で準備してきたものが通用しない状況が来た時に怯んでしまい、自分の直観に身を委ねにくい
7種と8種の大きな違い
- 同じねじれの中でも7種と8種は対象的なぐらい異なる部分を持っている
- 7種は逆境になればなるほど燃えたり、自分を追い込むことで強さを出したりする
- 8種はある程度まで不利な状況であれば7種と同じように頑張ることができるが、80%で負けると知らされると多くの8種は撤退する
- 勝つよりも負けないことが大事
- ねじれの7も8も闘争的であるが、8種はちょっと逃げ腰気味の闘争心
- 7は「何が何でも勝ちたい」8は「とにかく負けたくない」
- 7か勝ちが見えてもコテンパンにやっつけるまで攻撃する、8は必ず相手に逃げ道を残す。
- 野球でいうと8種は完全試合を望まない。勝てるのであれば相手に1,2点であれば上げてもいいと考える
- コテンパンにやっつけた相手が自分を憎んで復讐を企てるというのを8種が最も恐れている
イノベーションを起こすのは苦手
- 8種は試合をする前から「自分のチームの力だとせいぜいベスト8止まりだな」ということを計算して見切りをつけてしまう傾向がある
- こういう冷静さは取りこぼしやエラーをなくすという意味ではいいが、起こせたはずの「番狂わせの芽」を摘んでしまう
- ビジネスの場面でも8種がチームのトップになると大崩れは絶対ないけどイノベーションを起こせなくなってしまう傾向が出てくる
五分五分の時は意見を言わない
- 「功利主義」
- 自分、あるいは自分が所属する集団の利益を最大化することを良しとする
- 5種も非常に功利主義
- 実際に功利主義一辺倒な人などいないし、一切持ってない人もいない
- 体癖論を学ぶと功利性という言葉の捉え方が体癖によって大きく異なることが分かってくる
- つまり「どうすれば自分が得するか」という感覚そのものが人によって大きく異なるということ
- 例えば会議で議論が白熱して五分五分の展開になってきた時
- 一般的には多くの人が「どうすれば自分の意見が議論を制するか」ということにエネルギーを注ぎます
- 特に5種は相手の論旨が終わらないうちに相手の言葉に被り気味に自分の論旨を展開することもある
- 一方で8種の多くは自分からは動かない。五分五分で均衡を保っている間はひたすら沈黙したりどっちつかずの意見でお茶を濁す
- 議論が傾いた時におもむろに口を開いて「私もそちらのほうがいいと思っていました」と言う
- 8種にとって自分の意見を通して相手を説得することではなく、負けないことが大事
- チームのナンバー1にならなくても常にナンバー2のポジションを維持することを大切にする
努力では手に入らないものへの感謝の気持ち
- 8種は他の体癖の中でも特に「感謝」と「敬意」の気持ちを大切にしている
- 努力をするからこそ努力ではどうにもならないことで世界には溢れていることを知っている
- 努力ではどうにもならない「運」「才能」「生まれ持った環境」の大きさを実感している
- どんだけ努力しても土壇場の勝負に弱い事を知っているから勝負に対して計算高くなる、敗色濃厚な勝負には挑まなくなる
- 本番に弱いことを自覚している8種は次第に他人の力を借りて自分は生きていると思い至るようになる
- 個人の努力でできることはたかが知れている、人は一人では生きていけない、自分が今まで生きてこれたのも他人の力あってこそだと考える
- こうして8種は他者への経緯や感謝の念を強く自分の中で蓄えていくようになる
8種が勝負に出るとき
- 8種は勝つか負けるか、どっちに転ぶかわからないような場からは遠ざかるという戦略を取る
- だからこそ普段から時間とエネルギーを準備や努力に注いで「何があっても大丈夫」という自信を備える
- 他のタイプではとても乗り越えられないようなチャレンジに挑んでいく
- 8種がいかに時間をかけて努力をしてきたかは周囲からは明確に見えてこない
- 8種の人が勝負に出ているのを見ると周りからは「普段はおとなしいあの人が、どうして今日は勇敢に矢面に立っているのだろう?」と驚くことになる
TEXT 7 6種体癖
身体的特徴
- 5種は呼吸器が強く、6種は呼吸器が弱い
- どちらも八頭身ですらっとしているが、5種は逆三角形で快活明るいタイプ
- 6種は少し猫背で顎が尖っていてどこか陰のあるタイプ
- 5種は昔の主人公、6種は現代の主人公
- 6種はかかと重心
- 足がすらっと長く伸びて、骨盤が薄くてお尻がぺったんこという
- ローライズのジーンズ(股上の浅い)を格好良く履きこなせる
- 「柳腰」と言うのは、まさに6種の女性のイメージ
心理的特徴
- 現実よりも夢の世界に空想を遊ばせる夢想家タイプ
- 夢想家といっても、壮大な夢を描く人から、内に籠るような人まで、いろんなパターンがある
- 人間関係のちょっとした機微のような繊細なテーマを深く、広く掘り下げていくのが得意
- 他の体癖からすると、魅力的に感じることもあれば、あまりにも小さな世界で夢想を繰り広げているように感じられるかも
- 妄想はこの極私的でディープな夢想世界から、一気に広大なスケールへと昇華されていくことがある
音の方向感覚が欠落する
- 「音の方向感覚」が欠けている、聴覚検査で違いが出るような話ではない
- 「音の方向感覚」というのは、「周囲の音にどう関心を向けるか」という、感受性のレベルの問題
- 6種はしばしば、「夢想家」であり、「わがまま」だと言われるのは音の方向感覚の欠如からくるもの
- 6種の異性はスリムで美男美女が多く、よくもてる
- つきあってみると相手の話を全然聞かなかったり、話の内容がちょっとトンチンカンだったり、あるいは「自分の話ばかりするなあ」という印象をもたれることがある
呼吸が浅いからルーチンが苦手
- たとえば毎朝6時に起きて10時に寝るという生活を何年も続ける、ということができる人は、まず6種ではない
- 同じ行動を、規則正しく繰り返す、ということができない
- 特に午前中は弱く、時間にルーズで遅刻魔
- いつも少し貧血気味で特に起きて2時間ぐらいは頭にあまり血流が行かずぼんやりしてしまう
- 逆に夕方以降が元気になる
- 集団の中から外れてしまいやすい
6種はロマンチスト
- あらゆる体癖の中でもっともロマンチスト
- 実際にさまざまな騒動を引き起こしたり、巻き込まれたりすることも多いのが6種
- 画一的(個性や特徴がないさま)な現実を生きることは楽ではないと感じている
- ある種の「息苦しさ」をずっと感じながら生きている6種にとって、空想を遊ばせ、ロマンの世界に生きることは、息苦しさからの開放
- 小説を書くこと、音楽を奏でること。そうした芸術的創発によって、6種は現実からの開放感を覚える
小所帯のカリスマ
- 6種にも、5種的な、現実世界のきらびやかな世界、権力の世界に憧れる気持ちがないわけじゃない
- むしろそういうものへの憧れは人一倍あるが、自分の呼吸器の弱さが壁になって、どうしても無意識のうちに、気後れしてしまう
- 夢想家で、ものすごいカリスマ性を持った孤高の6種の人はたくさんいても、出世して何百人という部下を持って活躍する6種というのは、そう多くはない
- 現実世界で責任ある立場に立たされ、プレッシャーの中で責任を果たすということは、6種にとっては非常に重圧
- 6種がまとめられる組織はせいぜい10人程度
- かなり社交性のある6種でも、まとめられるのは30人が上限
- 6種のカリスマ性は、対外的、つまりスター性であって、実質組織においてはあくまで「小世帯の首領」
- それくらいの規模が、6種にとってはちょうどいい
- いくら思想や言葉がすごくても、自身が行動しても、6種の非現実的で夢想的な行動は、しばしば成果に結びつかず、破綻します
- 「か細くて地味で暗い」という条件にあてはまるのは、だいたい2種か4種
- 「暗い」というと6種もあてはまりそうなんですが、6種の暗さというのは、「色気」を伴う
- 「色気」といえば、6種か10種
- 9種もある種のセクシーさがあるんですが、それは猟奇的な感じのセクシーさ
- 4種は抽象的な歌詞、何が言いたいかがぼんやりとしていて、そこが美しいアート性
- 6種は少し幻想的だけどカリスマ性のある主張がある。夢見がちかもしれないけれど、メッセージは明確で、理想主義的
6種の人生は異性に支配される
- 男女ともに、すべての体癖の中で性的魅力がもっとも前に出るのが6種
- 10種の女性も魅力的ですが、どちらかというと母性的で、包容力のある暖かいイメージ
- 女性の場合モデルのようにやせていて、スラッとして、それでいて陰があり、匂い立つような色気をただよわせる。そういう「女」らしさを持っている
- 男性も「においたつような色気」という意味では同じで男の色気」ではなく、女性的な、夢の世界に心を遊ばせているような魅力を持っている
- 6種の男女の性的な魅力は、言動がもたらす要素も少なくない
- たとえば「異性にしか本音を言わない」というのも、6種の男女に共通する特徴
- 「秘密の共有」を生まれつき使いこなす
- 同性には全然本音を言えないのに、その日出会った異性には、いきなり本音をもらしたりする
- こういう傾向を持つ6種にとって、異性関係というのは、人生を左右する大きなポイントになる
- 夢を現実と信じ込むことができる6種は、人を騙しやすいし、騙されやすい面を持っている
- 出会った瞬間に恋に落ちるとか「ゆきずりの恋」といったものは、6種のためにあるような言葉
- 6種の異性関係の真骨頂は「裏切り」
- 裏切られることも多いし、裏切ることも多い
- それは「相手が本当に自分のことを愛しているか」を試したくなってしまうから
- 「裏切られたくない」という気持ちは人並みに強い
- 6種の恋愛はしばしば、たいへんな修羅場になる。でもその修羅場の中で相手が自分を捨てるのか、あるいは許すのかをじーっと、冷静に観察している
- 魅力は、実は「弱さ」をうまく表出することによって支えられている
- 恋愛以外でも、小さなグループのなかでのリーダーシップを獲得するときにも、6種の影の大きな武器となる資質です。「弱さ」を表出することによって、「強さ」を獲得する
無秩序と秩序のはざま
- もうひとつの特徴は、「片付けができない」
- 全体癖のなかでも圧倒的に、整理能力が欠如している
- 片付けが苦手ということでいうと3種も同じぐらい苦手
- 3種は勘がいいので、ぐちゃぐちゃに見えても物が出てくる
- 6種は自分の物だろうが、人から借りたものだろうが、混沌の中に消えてしまったら二度と出てこない
- 6種は、人から借りたものを返さない
- すべてが混沌のなかに消えてしまうから、部屋にあるものはもともと誰の物だったのか、自分の物だったのか、その区別すら消え去っている
- ここに社会という時間空間がきっちりしたものの中で生きて行かねばならない6種の副作用といいますか、自己の保ちかた、平衡の取り方が表れている
- 6種ほど振れ幅のあるタイプは他に見出せないように思われる
- 創作活動に入ったときの一途さ、高貴さ、美しい文体、美意識。あるいはロマンに満ちた勇気あふれる人物
- 一方で、遅刻して、人の話もろくに聞かず、ボーッと三白眼で午前中を無為に過ごし、夜遅く帰宅すると、際限なく汚くなっていく部屋で寝ている姿
- この矛盾が同居しているのが6種
- スポーツ選手では、サッカー選手に6種が多い
- 攻守交代があいまいで、イレギュラーな動きが得点チャンスになりやすいスポーツだから
- アートなら、フラメンコも6種っぽい
- 6種の音楽、文化、文芸に共通するのは「秩序感」が少ない
TEXT 8 4種体癖
身体的特徴
- 女性だと「やまとなでしこ」のイメージ
- 痩せていて背中が鉄板みたいにまっすぐで姿勢がいい
- 丸みを帯びた3種や筋肉質な5種や7,8種などとは対称的な体型
- 比較的痩せ型な6種と混同しやすいが区別の方法は、初期の段階では背中を見る
- 6種は胸を抱えるような感じで肩口が前に入って、いわゆる「猫背」になりやすい
- 4種の背中はすっとまっすぐに伸びている
- 内股が痩せていて足が全体的に細く、怒り肩(なで肩の逆)の人が多い
- 声にあまりハリが無い
- 和風で地味、まじめそうで落ち着きがある、「陰気さ」がある
- 2種と4種の識別は難しい
- 2種と4種の差は4種には「子供っぽさ」がある
- 3種ほどわかりやすくはないが、ちょっとした笑顔や仕草に一瞬、屈託のない純真さや、未熟とまでは言わないまでも、ある天然な可愛らしさが出る
心理的特徴
感情表現の希薄さと他者への共感
- 感情表現が強くない
- 仮に4種の人が思いっきり笑うと、周囲から見ると「泣いているような顔」や「苦しそうな顔」に見える
- これは、強い感情表現をすることが、4種にとっては過剰で、しんどいことだから
- 4種は3種と同じ消化器系ですが、表裏の関係なので、ちょうど真逆のイメージで捉えてもらうと、初期の間はわかりやすい
- 4種の感情というのは、3種とはまったく逆に、いつもどっちつかずで、定まらない
- 相手の感情に瞬間的に同調してしまう
- 相手の感情がそのまま入ってきて、自分の感情がわからなくなる
- もらい泣きが4種らしい感情の動き
- 4種はこの感情の同調を自覚していない
心が定まるのに時間がかかる
- あまり自己主張することはない
- 意思決定に長大な時間が必要
- 数ヶ月も前の出来事の感想ができたりする
無意識のうちに場を支配する
- 幸せそうな笑顔の奥で、自分でも気づかないうちに恨みを溜めてしまっていることがある
- 感情が定まらないので気づかないうちに、自分の中にある妬み、怒り、恨みといった負の感情を溜め込んでいることがある
- いつも他人に流されているばかりに見える4種が、実は家族や集団を支配しコントロールしていた、と言うことも少なくない
- コントロールといっても、4種は別にあれこれ指示や命令をすることはなく、謙虚に過ごしているように見えるが、長い目でみるとその人の思い通りに周りが動いて、意外に隠然とした権力を握っていたりする
- 本人も周囲もほとんど気づかない
- 全く自己主張しないのに、集団を支配する不思議な力がある
- いろいろ女性遍歴をした男性が最後にはまるのが4種の女性という説がある
- いつも曖昧な表情を見せる4種を見て、「この人の心からの笑顔を見てみたい」とか思ってしまうと、危ない。なぜなら、4種の「本当の気持ち」というのは、本人にもわかっていないから
4種と9種に共通する執着心
- 執着があるけど自覚がない
- 9種が疲れると4種になる
- 9種ほどはっきり好き嫌いを表現しないけれど、4種も好き嫌いや執着の強さでは引けを取らない頑固なところがある
- 一見、人の意見に流されてばかりで怒っていないように見えて、4種の心の奥底にはかたいこだわり、執着がある。
4種は不潔が苦手
- 最も嫌うのは「不潔感」
- 「汚いけど美味しいお店」は好まない。本能で「不潔」を嫌う
- 贅を尽くしたおもてなし、みたいなことも好まない
- たとえば、貧乏な男と結婚して小さなアパートで二人で内職しながら地道にマンションを買う頭金を貯金する、みたいなことが似合う
- 家は決して不潔にはしない
- 自分の社会的地位にはあまり頓着しない
- 6種の人が貧乏になっていくと、どんどん暗くダークな雰囲気が出てしまう
- 4種は貧乏になっても、日々を楽しむことができる
- 別に生活レベルをあげなくても、明るく生きることができる
4種の「期待」と「執着」
- 4種が成熟していくためには、「執着しない」ということが鍵
- 自分の欲に無自覚になることによって、執着してしまう
- 執念深いと自覚している人は「これほど執念深いと、相手が嫌な思いをするかな?」と気にして多少なりとも行動にはブレーキが掛かる
- 自分が何に執着しているかを自覚できていないため執着心にブレーキがかからなくなってしまうことがある
- 本人はそれなりに納得して日々を過ごしていると思っていても、無意識の奥底には日々の不満や納得のいっていないことが、長年溜まり続け、ある瞬間にどっと吹き出す、ということが4種にはよく起きる
- 何ヶ月も、何年も経ってから、「実はあの時、私は本当はこうしたかったんだけど、我慢していたんです」ということを言い始める
- こうした4種独特の長いタイムスパンをもった恨み、執着というのは、人生を大きく蝕む可能性があるが、それを取り除くのは難しい。本人は自覚していないから
- 圧縮力が弱いので鬱散し難い
- 一見、怒らないし、温厚そうに見えるんだけど、だからこそ逆に、自分が怒っていることを自覚しにくいし、怒りを昇華し難い
- 7種はねじれだから怒りやすい、でも7種の多くは自分が起こりやすいことを自覚している
TEXT 9 10種体癖
身体的特徴
- 骨盤が開いている
- おおらかなイメージを与えるような骨格的特徴→「開きが入っている」という
- 顔の特徴は目が大きくて顔や口も大きい
- 全体的に大作りで、母性・父性が強くて頼りになりそうなタイプ
心理的特徴
- 博愛
- 女性の10種は非常に女性的でセクシーなんですが、豊かで、成熟した女神のような美しさ、という印象を与える
- 3種と6種と10種に魅力的な女性が多い
- 6種はスレンダーで、ちょっと猫背
- 10種は太っているわけではないが6種と比べると、ふくよか
- 3種はもう少し子供っぽい、アイドル性のある印象
- 6種は夢見がちでロマンチック
- 10種はもっと地に足のついた現実的なタイプが多い
- 小さい植物や生き物が愛おしいとか動物の赤ちゃんがかわいいとか救ってあげたいと言う感性
- そのレンジが非常に広い
6種は「裏切りの性」、10種は「老いた性」
- 10種の特質を一言でいえば「来る者拒まず、去るもの追わず」
- 家族を作ったら家族みんな(ペットも含む)を一緒のレベルで愛する
- 典型的な10種の人は家にいるゴキブリまで愛おしいと言うほど
- 女性の場合はどんな相手にも均等に愛情を注ごうとするから「ダメ男製造機」になりやすい
- 世話をしてあげたいという構えがあるので相手がダメであるほどリアルに燃えてしまうからかもしれない
- 9種にもそういう傾向はあるがどちらかというと、ここぞという時に動く
- 10種の時間空間のレンジはずっと広い
- 助けを求める人の世話をほうぼうでしているうちに、特定の相手との婚期を逃してしまいやすい
- あの人はこういうところが素敵だけど、この人はここが素敵、というふうに、どんな相手でもいいところを見つけて結局みんな自分の「子供」にしてしまう
- ちょっと八方美人的なところがある
- 6種と10種の性的な側面の比較
- 6種は自分が一番愛情を確認したい相手を裏切って、それでもその愛が失われないか確認しようとする
- 10種はあまり人を試すようなことをあからさまにはしない
- 美男・美女だけど、キャピキャピしたり、特定の相手を意図的に、ことさらに振り回すようなことはしない
- 八方美人で誰にでもいい顔をする10種に、結果的に振り回されてしまう異性がいることはある
ゆだねられた10種は強い
- 付き合った異性の10種を喜ばせるには子供のように振る舞っていればいい
- 世話をすればするほどどんどん元気になってくる
- ただ、10種には「自分の時間」の概念がないので自分の時間はなくなる
- 恋愛では付き合っているというよりは育てるような感覚を持っている
- 9種とは真逆で9種は根本的なところで「しょせん人間は1人で孤独」と考えている
- 逆に相手が自立すればするほど萎えてきてしまう
- 例えば「あなた、悪いんだけどこれだけやっておいてくれる? 他のことはしなくていいからね」というような、線引きをしっかりした頼み方をしても、絶対に思ったようには動いてくれない
- 「合理的な役割分担」みたいな発送はなく、全面的に委ねてしまったほうがやる気が湧いてくる
- 視野の広さという点で9種と10種は対称的
- 9種はものすごく狭いところに集中しがち
- 10種は360度が視野に入ってしまう。だからすべての面倒を見ようとする
- 疲れ果てた時に頼りになる
誰にも理解されない10種の執着(10種の欠点)
- 仕事が雑(9種の人から見て)
- 細かいことや丹念なことはあまり期待できない
- やって欲しいと指示すればやってくれるがあまり丁寧とは言えない
- プレゼントで喜ばせるのは難しい
- 物ではなく感謝の気持ちが欲しいから
- この感謝の気持ちを伝えるには本当に微妙に雰囲気に滲み出すぐらいでなければ意味がない
- お互いの馴染みや素直さやそこはかとない無防備さに現れるもの
- 「猫が人に心を許す」瞬間にこそ本当の感謝が現れている
- 猫は人にコビを売ったりしない。でも甘えたり、餌をねだったり、パソコンの画面をわざと遮ったりして邪魔したりする。そうやって猫は「心を開く」という表現をしている
- そういう行為の中に飼い主は歓び感じ、この感覚を他人に対して求めている
- 10種が何より恐れているのは自分以外の人を頼っていると気づいた時
- その瞬間にものすごい疎外感を覚えてしまう
- 黙って他に頼る人を見つけたりするとものすごく暗い怒りに包まれる
- 具体例:10種の人が世話を焼いた男性が別の人と結婚したとする
- その事自体はあまり気にしない
- 結婚後も奥さんに言えないような相談を自分にしてくれると、10種は喜んで親身になって相談を受ける
- 10種には相手を独占したいとか縛りたいという気持ちはない
- 奥さんに言えない相談を自分以外の別の人にしてしまうとすごくショックを受ける。下手したら絶交する
- この行為を10種は裏切りを受け止める
究極の孤独
- ある意味で究極の孤独を抱えている
- 「対等の相手」がいないから
- 友達も多いし異性との付き合いもできるが周囲の人間が皆自分が世話しなければいけない子供であると感じているから
- 他人の世話をすることの孤独を受け入れ、諦めて淡々と日々を過ごしていく
- 本人は寂しさ空虚感を誰にも言えずに持ち続けているからこそ人に尽くす
TEXT 10 2種体癖
身体的特徴
- 頭(脳)の思考が内側で鬱滞するタイプ
- 痩せていて、首が細い(力がない)、首がひょろっとして緩んでいる
- 2種なのに太っている人、あるいは首がズドンと太いという人はいない
- 同じように痩せている人が多い4種とは肩の左右の突っ張り
- 4種は怒り肩(突っ張っている)
- 2種はどちらかというとなで肩
- 首が細いので声は小さく囁くような声
- 7種,8種のような大きな太い声を出すことはできない
- 2種の歌手は美しい上質な小さな声で、囁きかけるようなスタイル、実際には結構声を出していてもそういう印象を与える声
- 1種と2種はどちらも地味だが、木に例えるなら1種は「幹」で2種は「枝」
- いつも血流不足で貧血気味
- 電車の中で居眠りしている人の中で添乗を向いて口を開けて寝ている人が2種
- 他のタイプと比べると頭皮が柔らかく緩んでいる
- 疲労が溜まってくると頭蓋骨に張り付いたみたいになってくる
- 頭痛がズキンと痛むのは1種、表面がピリピリ痛むのは2種
心理的特徴
- 大きな特徴は過敏さ
- 悩むと眠れなくなる
- 同じ上下型でも1種は気が長くて、どちらかというとよく眠れる方
- テンションが上がれば徹夜にも強い
- 頭が過敏な状態にあるのが特徴
- 他の体癖に比べて冷静にものを考えられる
- 上下型の1種と2種は現実から距離を取って感情的にならず物事を客観的に見ようとする傾向を持っている
- 追い詰められた状況になると物事の優先順位が付けられなくなる
- 物事をあまりにも客観的に見ようとする
- だからこそあらゆることが「正しい」と思えてしまう
- 「客観的に見る」というのは「価値判断の元になる価値観も疑う」ということ
- 冷静に客観的に、ということを突き詰めることが判断力の喪失に繋がってしまうことを体現している
- 急場で「一瞬にして判断ができる」 ということは褒められる能力ではなく、ある種の傾向に過ぎない
- 「一瞬にして判断ができる」ということは、ある価値観を盲信しているからに過ぎない
- 2種が急場で判断力がなくなるのは常に客観的でありたいという志向ゆえ
- 1種はできるだけ強固な価値観を信奉したがる
- 2種は真逆で確たる理念を持つことを嫌う
- 共通点もあり、1種も2種も鉄火場では頭で考えて判断しようとする
- 何かを考える時に特定の理念に依拠せずにゼロベースで思考する
- 危機対応やピンチのときの思考や行動に体癖ごとの大きな違いが出る
- ねじれの7種8種にとっての判断基準は「勝ち負け」
- 5種にとっては「損得」
- 急場においては9種の「依拠する判断基準」というのを明確に持っていないという点でとちょっと似ている
- 9種は動物的な直観で判断して行動する、だから緊急時には強いと言われる
身体的な成熟が遅い
- 性的な成熟が遅く、40歳ぐらいと言われている
- (ここでは概ね24~25歳ぐらいになれば「性的に大人」として認識されるのが社会常識とする)
- 性的な情緒が醸し出されて、交流を味わえるようになる
- 他の体癖の人には想像つかないぐらい奥手
- (ここは上手くまとめられないの一旦省略)
「義務を遂行する」という恋愛
- 性的に成熟が遅く、また主観的な判断基準を持たない2種は「自己表現に乏しい恋愛」をする
- たとえばドライブに行った時に彼女が寝始めたとする
- 7種や5種であれば無理やり起こしてでも自分が準備したデートコースの素晴らしさを伝えようとする
- 2種は絶対に起こさない、「こちらの都合で起こす、ということはいけないことだ」と発想する
- たとえ時間になって最後まで眠り続けて彼女の家の前までついても起きるまで待つ
- 2種にとって、デートは「自己表現」の場ではないから
- 2種にとって義務を遂行することが崇高な行為
- 相手から利用されることの何が悪いのか、根っこのところでは理解ができていない
- 「恋人としての義務を遂行する」ことが2種にとっての恋愛
- 自分がチヤホヤされたり、自己表現したりすることは求めていない
- 相手の要求に答え、義務を果たせば果たすだけ、2人の間は強く結ばれる
別れた時にホッとする
- 相手に義務を果たし続けても別れてしまった時、恨みを抱くのではなく、毎日の義務を果たす重責から降りることに安心する
- 「あれほど尽くしてあげたのに!」と恨みを抱くのであれば2種ではない
2種だけが本当の意味での「聞く力」を持っている
- 人の話を聞くことに長けている
- 6種、9種あたりはほとんど他人の話を聞かない
- 9種は本能的に相手の真意を察知したりする能力を発揮することはあるが、相手の言葉を正確に聞いて記憶するということは苦手
- 6種などは話を聞き始めて数分もたたないうちに、自分の一大ドラマの方に片足以上をズボッと踏み込んでいて、ほとんど夢の世界
- とはいえ、他の体癖も2種に比べれば聞く力は50歩100歩
- 2種からすると2種以外の人類は人の話をほんんどきちんと聞くことができないと言える
老境に入った2種の饒舌
- どんな体癖でも老いると体力が衰え、自己抑制が利かなくなってくる
- 2種はすごく饒舌になって非常に鋭く批判的になる
- 神経過敏で小さいことに気づきやすいから「人の上げ足を取る」のが得意
- 基本的には実直で真面目でおとなしい印象が強いが、いざ言葉で戦わせてると非常に鋭い面を持っている
- 暴力反対タイプだからこそ肉体的なぶつかり合いのない論争の世界では非常に鋭い言葉で戦う人がよくいる
- おいていく時に他の体癖よりもさらに心を成熟させていく時にエネルギーを注いだほうがいい
- 放っておいても教養を身につけるし知識豊富になる
- 心を成熟させることをサボった2種は、口を開けば、身についた知識を他人を批判することや悪口ばかりに使ってしまうことになりがち
- 自分の中に確固たる理念や思想を持って生きる、ということには向いていない
- 周囲の人の話に、平等に耳を傾け、配慮することができるのが2種の強み
- 深く理解はしているが決めつけることなく、物事の機微をつかんでつかず離れず、その状況に即して臨機応変、相手に有益な助言や勇気づけをする
TEXT 11 1種体癖
身体的特徴
- 頭や脳や神経に性格の特徴が現れる
- 首が太くて上に伸びている
- 背は比較的高くて面長で骨太
- 1種はひょろっとしているわけではなく大木のようにガッチリしている人が多い
- その上で横に広がるのではなく垂直方向のまっすぐさのイメージ
- 後頭部がぺたんこで長い
- 9種の頭は鉢が貼っている(正面から見ると四角っぽい)
- 首と後頭部の付け根のへこんでいるところが、頭のてっぺんまでが極端に長い
- 上半身はしゃきっとしているが下半身はふにゃっと力が抜けている
- 歩くときも極端に言うと足がしゃきっと伸びずにくにゃっとしながら歩く
- 山高帽をかぶってステッキをつくようなファッションが似合う
- 一般的にスポーツが得意ではない
- フィジカルが弱いわけではなく、むしろ長寿
- 事故がなければ80歳ぐらいまで生きる人が多い
- 癌になったけど20年生きたような人も多い
- 頭脳さえ動いていれば生きていけるという感覚があるから
- 脳をよく使うのでよく寝てよく食べる
- アキレス腱が太い
- 女性の1種はダイエットをしてもふくらはぎから下は細くならない
- ふくらはぎから足首までが同じ太さでくびれがなく直線的
- 1,2種の鑑別が首の太さ
- どちらも首が長いが、1種は太くて気がぐっと充実している
- 2種は細くゆるんでいる
- 1と2種は同じ頭脳型だが、1種は論理的なのに対して、2種はイメージ豊富
- 首が太くて血液をいっぱい脳に送る1種は論理的になり、首が細くて脳貧血気味な2種は空想的になると考えられている
心理的特徴
聖人君子的な地味さ
- 明るくも暗くもない地味さ
- ぼーっとしていて派手なことを嫌う
- 肖像画などで描かれる聖人君子のイメージ
上下1種と前後5種の対比
- どんな体癖でも分け隔てなく付き合うことができる
- しかし5種との関係性は上手く行かないケースが少なくない
- 合理的でスピードを重んじる5種からすれば1,2種の知性は、行動が伴わない意味のないものに見えてしまう傾向がある
- 逆に1,2種からすれば何かと実績や行動を重んじる5種は苦手意識が出てしまいやすい
- 1,2種は報告書などはきちんと書く
- 実際の売り上げを見ると1種が10個売る間に5種は100個売ってしまったりする
- こういう生々しい現実を突きつけられるのは1,2種は苦手
- 頭で考えるよりも先にウッと腰が引けてしまう
- 1種は非常に理論を重んじる
- きちんと順序立てて話すこともできる
- 実はそれは生々しい現実から距離を取るための方策でもある
- 目立つことを恐れて自己アピールをしない地味さも突き詰めれば現実から距離を取るための方策でもある
- 例えば国から勲章を貰えるということになった時
- ねじれの7,8種は喜んで受け取る
- 上下の1,2種や9種は辞退してしまうかもしれない
- 9種にとっては勲章なんて初戦は他人からの評価であって、自分の充実感とは無関係だから関心がない
- 1種は勲章をもらうことで多くの人の注目を浴びて様々な人の視線にさらされることが恐ろしいし、距離を取っておきたいと思う
平等な愛情表現
- 見た目は大木のように大きいけど、自分の存在感を薄く小さくしたいと望んでいる
- その結果社会的な平等や公平ということを何よりも大切にするようになる
- 9種と真逆。9種は自分の好き嫌いで動く
- 1種は子供が何人いても平等に愛そうとする
- 平等=感情的にならないということでもある。できるだけ距離を取る
- 自分の子供相手であっても1種はいつも適度に距離を置こうとする
- 体も感情もできるだけ制御していたいから
- 1種の当たり前のようにかけてもらえる愛情よりも、たまに見せる愛情にとても温かく感じる
肉体から観念への志向
- 情動的な表現や肉体的なぶつかり合いから距離を取ろうと逃げようとする傾向がある
- 肉体的な働きに対する嫌悪感や警戒心が上下型の本質
- 「理知」のパフォーマンスを最大化したから
- 「冷静さを失ったら、私の一番大切にしている脳が適切に作動できなくなる」という潜在的な恐怖心を持っている
- 観念の世界に向かう
- 例えば、タピオカが流行った時
- 3種や7種や8種はブームに乗っかってタピオカ屋に行く
- ブームが終わるとその体癖の人はタピオカを飲んでいたことすら忘れる
- しかし1,2種の上下型はずっとタピオカを飲み続ける
- なぜなら観念というのは飽きたり忘れたりはなかなかしないもの
- 観念は必ず現実と乖離するため観念を突き通すのには体力が必要となる
- 現実と乖離しても生きていくだけの体力を上下型は持っている
- 理知的なタイプでありながら、身体は強い。運動神経はよくないかもしれないけれど、病気で倒れたりすることは非常に少ないのです。
観念とは何か
- 1種の最大の特徴は観念
- 現実に関わる時に必ず観念を経由する
- 観念=人を人たらしめているもの
- 目的がなくても体を思ったように動かくことができる
- たとえば、「今日朝ごはんを食べた人?」と何人かに声をかけた時、手を挙げる人がいる
- これは手を挙げるという動きに「朝ごはんを食べた」という意味が付与される
- 人間の行動には常に観念によって本来は結びつくはずもなかった様々な意味が付与される
- その観念はすべての人間を束縛するもではあるが、中でも1種は観念の世界に最も強く縛られている
観念と人間
- 一般的に幼い子供と一緒にいるのが少し苦手
- 子供は情緒、感情、身体に従って動き、それは観念によって割り切れない行動なので、1種にとっては恐ろしい存在と感じる
- 子供がある程度成長して観念を身につけるに従ってだんだんを可愛がるようになる
- 5種とは対称的で5種は5歳ぐらいまでの子供を溺愛する
- 10歳ぐらいになって子供が自立する(=観念を身につける)と、自分の所有物でなくなり距離を取るようになる
- 決して育児放棄という訳ではなく、かつてのような溺愛はしなくなる
- 恋愛でも同じ傾向で、1種は恋愛関係に陥ると距離を取りたくなる
- 自分自身が自分の感情の渦に飲み込まれてしまうのが怖いから
- 恋愛の最中でも理性的になろうとする
その他、動画から