> 法政大学理工学部 Advent Calendar 2023 16日目の記事です
> 身内用に書いたので不特定多数が見れるSNSでの共有はお控えください
## はじめに
お久しぶりです、kanadeです。現役生に混じってアドカレ参加していますが社会人は辛いですね。最近の楽しみは木曜日に配信される日プ3を見ることぐらいなものです。この記事を書いている今日デビューメンバーが決まるのでみんな見てください。TBSで14時から、見逃し配信はLeminoで!
さて、今年もアドカレで面白い記事を皆さんが書いていますが、僕は中でも就活の記事に注目し、苦戦している後輩に何かアドバイスしたいと考えていました。
思えば自分は就活エントリ的なものも書いたこと無く、これから就活の道を通る人たちに少しでも参考になれればと思い、当時の考えを思い出しつつ学生視点と社員的視点の両方から有益?な情報を届けようというのがこの記事の趣旨です。
## 今やっていること
某メガベンでデータとML基盤の開発および運用をやっています。職種で言うとデータエンジニア、MLOpsエンジニアと呼ばれるものです。AIモデルやアルゴリズム自体の開発は今はやっていませんが、それ以外のことは基本全部やります。パブリッククラウド(AWSやGCP)のインフラ構築・データパイプラインの設計から、機械学習モデルの出力を可視化するダッシュボードを作ったりとインフラからフロントエンドまでフルスタックにやってます。同時に抱えるプロジェクトも複数あり、ドメインも多様でそのような意味では飽きは今のところ全く来てないです。
## マイ就活スケジュール
M1の4月からインターン探しを始め、インターン情報合同紹介イベントに積極的に参加して企業情報を集めました。一番早い締め切りは4月末のものがあり、締め切りの早いものから順にエントリーしていきました。
6月ぐらいからぼちぼち合否が発表され、お祈りメールに涙を流すことも幾度となくありましたが、合格をもらった会社には百万回のお辞儀をして感謝し、日程を調整してできるだけ参加するようにしました。
夏の7月中旬から9月末までは1から3週間のインターンを繰り返していました。
(~~正直この頃はインターンを大幅に優先していたので研究はあまりやってなかった)~~
M1の11月頃からインターン経由の本選考が徐々に始まり、同時期にインターン参加していなかった会社のエントリーも始めました。
全ての選考が終わったのは翌年2月頃で、3月上旬に進路を決定しました。
## みていた業界
色々な業界を受けてみてマッチする会社を選ぼうという考えでした。
Web業界、メーカー、通信、ITコンサル等を主軸に、選考の最も早いWeb業界のスケジュールに合わせて動いていました。
SIerは直感で違うなと思ってたのでやめました。
~~(ESで自分の人柄をアピールする動画を提出する項目が出てきた瞬間ブラウザバックした)~~
業界や職種で働き方や給料のベースがある程度決まるため視野は広く持ってとりあえず特攻してみるのがいいと思います。
ちなみに僕は某シンクタンク系ファームのGDで全く議論についていけずあっけにとられている間に終了してしまったという悲しいエピソードを持っており、この業界の向いてなさを痛感しました。
# 当時意識していたこと
- 就活の軸を定める
- 自分の発揮能力を伝わるように示す
- 譲れないポイントを探す
この3つです。就活の軸は3本ぐらいあるといいです。選考中は同時に受けている会社を必ずと言っていいほど聞かれますが、ここがブレずにいたので面接官に納得感を与えられました。1 AIへの投資 2 多様な事業展開 3 若手がエネルギッシュに活躍 この3点にモリモリ肉をつけて話したら業界が違くても突っ込まれることはなかったです。
発揮能力に関しては、研究やインターンの経験を御社のどのような事業でどんな役割で生かせると思うかというマッチングポイントを語りました。
譲れない点、これはノックアウトファクターであり、どんなに素晴らしい会社であってもある一点が条件を満たしてない場合には選考を辞退するといったものでした。
住環境の生殺与奪の権を他人に握らせるのが嫌だったので、転勤がある会社・職種は結果的に全辞退しました。
## 今振り返ってみた時の「ああしてればよかった」
もっと業界を広くみておけばよかったなと思います。例えば外資テック企業の技術営業ポジションやIT業界以外のIT部署(例:製薬会社のIT技術職)など
ただ、後者に限っては自分周辺の意見として技術職への理解がある会社とない会社の差が激しいため、見極める目を養う必要がありそうです。
# アドバイス的なもの
## 強みを活かす道を探す
真面目に研究をやってきたけれども、あんまり評価されないと感じたことはありませんか?僕はあります。例えば、ソフトウェアエンジニアのサーバーサイドのポジションにapplyした時には開発経験にフォーカスされ、面談後の感触が良くないことがありました。
周りのサーバーサイド志望の学生はバリバリRubyやPHP、Goでの開発経験があり、認証基盤やgRPC等のプロトコルへの理解も深い、そんな候補者の中でAI/MLの知識や趣味の個人開発経験で戦うのは使う武器を間違えていたと気づきました。
弊研で学んだAI/MLの知見はポジションを見極めてしっかり語れば評価されるので、AI/MLやデータに関するポジションがある会社・部署にエントリーするのはおすすめです。
特にAI/MLブームの昨今ではデータサイエンス職が人気ですが、分析する・学習するデータを作るデータ/ML系のエンジニアはブルーオーシャンであり、自分の場合は市場価値も考えてこのポジションを選択しました。ただ、これらの分野でも開発経験0では厳しく見られるため開発で語れる成果物・経験は一定必要です。
## (Web系を目指す人へ) 技術力 何がみられる?
ESと技術面接のフェーズで異なる戦略を建てるのが良いと思います。
ESでは、とにかく見つけてもらい、何か物を作りきれるという力をアピールすることが始まりです。
自分はESでは成果物、インターンの経験で、**周りに埋もれない** ことを意識していました。クオリティは高くなくとも、アイディアの独創性や遊び心を意識して印象に残るような個人開発をしました。技術ブログやプログラミング動画等の情報発信の継続も評価される傾向にあるようです。
技術面接でみられる技術力とは、実装力のことだけではありません。
必ずといっていいほど聞かれるのが技術選定の理由です。何かを作るときにある選択肢の中でなぜその技術を選んだのか、他の技術と比較した時のメリデメはどう立ったのかを語れるようになれば良いアピールにつながります。
また、技術の話を楽しそうにすることも有効です。
Web企業は基本的に自走できる人を求めており、技術に興味を持ち自分から吸収していく姿勢が見える候補者には○をつけたくなります。
新卒は即戦力よりも成長ポテンシャルを見る会社がほとんどなので、基本的に高い技術力が求められるといったことはありませんでしたが、自走力やサーベイ能力、論理的思考力はしっかりと見られていました。
## ハードルの低い企業から受ける
何事も練習したり場数を踏むことで慣れ、自身がついてうまくなっていくもので就活も例外ではありません。まずは比較的通りそうな企業に(そこまで就職を考えてなくても)エントリーして、ある程度選考を進めて手応えを掴んだ上でお目当ての会社にエントリーするのがオススメです。SPIやコーディングテストだけを受けてみるのもアイディアの一つです。
## 情報収集のすすめ
### 就活エントリを読む
特にWeb系エンジニアで就活し、勤めている人のいくらかはその顛末をブログに書いてくれています。彼ら彼女らの就活時のマインドであったり、受けた企業の選考内容や受けたフィードバック、感触や印象を知ることができるのでこれはおすすめです。
ですが最近Google検索でこのような記事を探しても人材系企業のコラムに埋もれて見つける難易度が上がってる気がします。
おすすめの検索方法は「就活 web系 ブログ」と検索して出てくるドメインをはてブやnoteなどに絞ることです。個人でドメインを取得しているタイプのブログはかなり信用できます。
おすすめ記事
[21卒 Web系ソフトウェアエンジニア職で新卒就活したので結果をまとめる](https://tarovel4842.hatenablog.com/entry/2021/12/04/093235)
[Web系企業エンジニア就活体験記](https://blog.p1ass.com/posts/job-hunting-2021/)
### 企業情報口コミサイトを活用する
実際入ってみないとわからない、ということも多いですが、口コミサイトには有益な情報が書かれていることがありますし年収もわかります。OpenWork、jobQあたりのサイトは就活期間中は課金して全てを見る価値は大いにあります。 ただし年収は単純な比較ではなく平均年齢を考慮するのを忘れずに。
また、就活に関する情報は外資就活やみん就の情報は人によっては参考になると思いますが、ライバルを蹴落とすための嘘が紛れ込んでるケースも否定はできないので取捨選択は大事です!
~~LINEのオープンチャットは面白いがそこまで役にたつ情報は得られなかった~~
## 就職した先を見据える
どんなに就活を頑張って素晴らしい企業に入っても一瞬でドン底まで落とされることもあります。それは部署ガチャです。周囲でも部署ガチャに敗れて精神崩壊した友達を複数人観測しています。こればっかりは運なこともありますが、入社前の選考時から人事はいくらか考えています。
大切なのは、**面接時から主張を強く持つ** ということだと思います。自分が希望するポジションに就くための正当性、能力、熱意を伝えて、「この部署に入れなかったら他の企業にするけどそれでもええか?」ぐらいの強い気持ちで出てみるのも一つの手です。
圧が強いというのはある意味自分を守ってくれる盾になるかもしれません。
ちなみにブラック部署に飛ばされた友人は、配属先で暴れまくった結果本部に栄転したというサクセスストーリーを聞かせてくれました。
## 先輩のリファラルをうまく使う
3月ごろの就活シーズンになるとOBの先輩たちがslackのrecruitチャンネルで会社紹介や選考、面談の案内をくれます。場合によってはESやWebテストが免除されたりと選考が有利になるケースがあるので積極的な利用を考えてみてください。
## 最後に
長々と書きましたが、一番伝えたいことは**情報収集**と**早く動く** この二つだけです。
皆さんが悔いなく就活を終えられることを祈っています。
ちなみに僕はそろそろ副業をやろうかなと思っています。まだ何をやるか全く決めていませんが、情報は随時募集しているのでslackで連絡ください!それでは