# 建築学科って何?
　こんにちは、初めましての人は初めまして、53代ら浦ろろです。※53代ろろさんとは**違う人**です。
　今日は、12月14日ということで何の日か調べましたら、人類が初めて南極点に到達した日だそうですね。ということで建築の話でもしましょうか。（関係ないね、あるけど。）

## 建築学科へのネガキャン
　建築学科に対してのイメージは、徹夜、課題、3K、庭で何かをやってる人々、バズーカを持っている危険者等々、ネガティブなイメージがつきまといます。今回はそんなイメージを払拭、もとい**助長**していきたいと思います。

## バズーカについて
　

　バズーカといえばこれですね。ちなみにこれ生協に売ってるのと同じやつです。多分、おそらくみんなこれを持っていると思います。（たまに、違う人がいるヨ。）
　知っている人々は知っていますが、これ何と図面ケースです。中に図面が入っています。だいたいA2orB2orA1サイズ。

ここまではみんな知っている情報。でも、この図面ケース、曜日と持っているか否かでその人がおおむね何年生なのかが判別出来てしまうのです‼

### 月曜日
この曜日にバズーカを持っている人はほとんどの確率で1年生です！
彼らの持っているバズーカの中にはA1かA2のケント紙が入っています。一年生は有名建築家の図面をトレース(書き写し)させられます。この授業なかなか酷くてですね。**紙を買わされます**！**学費払っとるのに**…。さらに問題なのは、上に書いたとおりバズーカの中に**A1**が入っている点ですね。製図室、57号館1階にはA1サイズの製図版があるのでそこで課題をやる分にはいいんですが、まぁ終わりません。終わらないので家でやる訳なんですが、入学時に買わされる製図版のサイズが**A2**なので入りません。

ーそして、何故か図面を半分ずつ左右に90度回転した状態で書くはめになります。

**いや、A1で描くはめになるなら初めからA1を勧めてくれよ...**。

### 火曜日
　2年or3年生

### 水曜日
　何で持ってるの？

### 木曜日
　やんごとない事情？

### 金曜日
　前期も後期も人によって違いますが、おそらく3年生だと思います。模型持ってたらほぼ3年生。

## 徹夜

Q:徹夜はしますか？

A:しますよ。なんならオリエンテーションから徹夜します。

　**僕は1年生のオリエンテーションで八王子で徹夜させられました**。他の学部は軽井沢でテニスとかやったらしいナ…。　いいなぁ。
今年の一年生は多分徹夜させられなかったんだろうな…。良かった。

## 課題

Q:課題は多いですか？

A:多めです。コツコツやりましょう。

　1年、2年が体感一番しんどいです。3年は人によってはやりようによっては手を抜けます。でも結局最後に死ぬので、手抜きは計画的に…。

　あと、トレースは作業量的に一日かけても終わらないこともあります。てか、一日でやったら多分心が死ぬよ。

## 3K

Q:3Kですか

A:そーですよ。

## 庭で何かやってる人々

みんなに建築学科についての印象を聞いてみると、庭で何かしている人たちというのが出てきました。

Q:庭で何をしてるんですか？

A:何もしてないよ…。　嘘です。模型の写真撮ってます。 そっとしておきましょう。

　あと、たまに模型を壊したり、壊さなかったり…。
段ボールやスチレンボードの破片でゴミ箱がいっぱいだったら大体建築のせいです。

余談ですが、1年生の時にA1の模型を作ってくる課題があって皆、A1の模型を作って来たんですが、持ってくるまではいいにしても、もう用済みの模型を**誰も持って帰りたくない**ので、制作時間がすさまじくかかっているはずのそれらを容赦無く**中庭で破砕**し、ごみ箱に詰め込んでいく様子はさながら**世紀末**だったのを覚えています。

## 建築学科生の喜ぶ呪文について

ル・コルジュビエ・ミース・ファンデル・ローエ・フランク・ロイド・ライト

どこかで役に立つかもね。

やっぱりこのままでは役に立たなそうなので解説します！！

あ、薄々感づいてると思うけど上の怪文書、人の名前ね。

### 第一の呪文「ル・コルジュビエ」

　**近代建築の五原則**なるものを言い出したヤツです。ちなみに内容は「ピロティ」「自由な平面」「自由な立面」「独立骨組みによる水平連続窓」「屋上庭園」といったよく分かる単語と、分からない単語が並んでいます。

安心してください、**理解しなくていいです。**


この写真の建物の解説なので…。解説したら、それが原則になったという…。
さすが巨匠、汚い。

　てか、「自由な平面」「自由な立面」「独立骨組みによる水平連続窓」の三つはまぁいいとして「ピロティ」と「屋上庭園」は東京じゃ無理だろ（　＾ω＾）・・・。

　　このお方、上の建物(サヴォア邸っていうんですが）のような豆腐みたいな建築を建て続けてたんですが、晩年になって突然、下のような**豆腐のかけらも無い教会**を建てて世間を混乱の極みに陥れたとか、いないとか。
※ちなみに本人はガウディ(万年工事中のサグラダ・ファミリアの設計者)のせいですって言い訳をしてました。


### 第二の呪文「ミース・ファン・デル・ローエ」

　Fate Grand Order のダヴィンチちゃんの台詞

「**神は細部に宿る。たとえ認識されなくてもね。細かな作業こそ、成功の近道さ**」の

「**神は細部に宿る**」

を言い出した人です。カッコいいですね。

他にも「**Less is more.**(少ないことは豊かなことだ。)」などといった名言を残している人です。

　こんなことを言う人だから建築もさぞカッコいいんだろうな、と思ったら
**ちゃんと建築もカッコいい**わけです。


**カッコよすぎて施主(設計を頼んだ人)に訴えられました。**


この建物、「ファンズワース邸」って言うんですが…。
**この”ファンズワース”さん、女性だったんです…。**

「住めないよね、こんなところに。全面丸見えだもん…。」

### 第三の呪文「フランク・ロイド・ライト」

　はい、三人目の人です。

面白いエピソード？　知りません。強いて言うなら、F.O.ゲーリーという今も生きている有名建築家が、若い時に弟子入りしようとしたものの、「**働かせる上に金を払わせる**。」という態度に腹が立ったので弟子入りしなかったというエピソードくらいでしょうか。

そう考えると昔は今のブラックよりもブラックだったのかもしれん。法律ありがとう。

　あと、この人不倫しました。

まぁそんなことはさておき、この人は何を作ったのかですね。

こちらです！


　滝の上に家を作りました。

**川床ですよ、川床。**
京都の川の上で上手い飯が食えるってい奴の超進化版です。

気になったので、実際行った人の話を聞いたんですが、川の音がうるさすぎて会話どころではないらしいです。ダメじゃん。

で、話はこの建築「落水荘」の話に戻るんですが、

何と！、**「上でご飯が食べられます！」**

はい、完全に川床です。ありがとうございました。

あと、余談ですがこの方以前の帝国ホテルの設計もされていました。意外と日本と関係ある人です。

## 終わりに

ここまで読んでいただいた皆様ありがとうございました。
もっとLive2Dとか他の、需要のありそうな話を書きたかったのですが、いざ書くとなるとある程度面白くできそうなものが建築しかなかったのでこうなってしまいました。(**業腹ですが、予告通りです。**)　拙い文章でしたが、建築のことについて興味を持っていただければ幸いです。↼（誰だよお前）

皆いいマイホームを建ててね。(~~良ければ将来仕事ください~~)

以上53代ら浦ろろからでした~。

明日の記事は、「美少女に敬意を払おう研究会」のうでメガネさんです！　お楽しみに！
（個人的にあの太ももが頭から離れません。）