# 銭湯と交互浴の魅力について このブログ記事は[みす51代 Advent Calendar 2017](https://adventar.org/calendars/2304)の25日目の記事ということになります。アドカレ最終日分らしいですよ、この記事。 どうもこんにちは。51代のthingo(しんご)と申します。 こういったブログ記事を書くのは初めてで、アドカレの趣旨をあまり理解していないです。どうか、よろしくお願いいたします。 唐突ですが、皆さん銭湯に行ったことはあるでしょうか。銭湯、良いですよ。私はお金に余裕がある時だったら、ほぼ週1以上は銭湯という程度で行きます。 今回の記事では、そんな私が不肖ながら**銭湯**とその特別な(~~特別でもなんでもない~~)入浴法である**交互浴**について語り、 それとついでに**東京都内の個人的にオススメの銭湯**を紹介させていただきたいと思います。 ## 銭湯はね、最高なんですよ ![](https://i.imgur.com/qBMFxUz.png) 最初に断っておきますが、銭湯について語ろうものなら「銭湯行くなら家のお風呂でいいじゃん」とか「え?家の風呂ぶっ壊れたの?」とか言ってくる人が時々いますが、 銭湯と家のお風呂は**全然違います。** ### **全然違います。** まず、なんといっても銭湯には浴槽が複数あり、さまざまな湯(銭湯にもよるが白湯、熱湯、薬湯、水風呂などなど)が楽しめます。 銭湯は家のお風呂と違って、お湯の回転率が良いので水温が保たれ、いつでも湯舟はポカポカです。源泉かけ流しの銭湯だと常に新しいお湯が湯舟に入ってくるのでなお良いですね。 また、銭湯の浴場内の広々とした空間、和やかな雰囲気はなんとも言えない良さがあります。そういった浴場で一人でゆったりボケーっとするもよし、友人と話に花を咲かせるもよし、、、~~たまーにうるさいおっさんがいますがそこはご愛嬌ということで~~ あとですね、銭湯に行けば健康になります。(※個人の感想です。) 具体的にいうと身体的および精神的疲れが取れ、身も心も軽くなる、寝付きが非常に良くなり快適な睡眠ができる、お肌がツルツルになる、といったような効果が現れ、QOLが爆・上がります。(※個人の感想) さて、そんな銭湯の効果を最大限(?)に得られる入浴法が交互浴です! ## 交互浴とは 交互浴とは読んで字の通り、交互に入浴する方法で、交代浴、温冷浴とも呼ばれています。 で、どういった方法かと言うと「**熱いお風呂と水風呂を交互に浸かる**」、これだけです。熱いお風呂ではなく普通のお風呂やサウナなどでもいいです。 一見バカみたいに思える入浴法ですが、これを行うことによってすごく身体が整います!(※個人) ![](https://i.imgur.com/jqYYyVB.png) 交互浴の効果について詳しい話は私もあまり知らないのですが、交互浴を行うと交感神経と副交感神経を刺激することによって身体活動を調整する自律神経を整えたり、 血管が収縮することによって血行が良くなり冷え症が改善されたりする、ということらしいです。(※Google調べですが、正しい科学的根拠があるかはわかりません) でも、交互浴の話を聞いたところで水風呂は苦手だという人はいると思います。そんな人にも行いやすい**交互浴のコツ**を教えますと、 **・始めは顔に汗がじんわりと出るまでお風呂に浸かる ・その後、水風呂に数秒でもいいので(~~肩まで~~)浸かる ・再び、お風呂に身体が十分に温まるまで浸かる ・このお風呂と水風呂の入浴を2,3セットやり、お風呂で温まってから出る** といった感じで行えば、水風呂も比較的入りやすいんじゃないかなと思います。とにかく水風呂に入る前に身体を十分温めておく、ということが重要ですね。 もちろん、高血圧の方や心臓が弱い方などには交互浴は身体の負担が大きいのでやらないようにしましょう。 交互浴に慣れてきたら、私もよくやっていますが、いきなり水風呂に入るとか、水風呂に5分以上入るとか、交互浴を10セット以上やるとか、最後は水風呂で〆るとか~~やってみるといいんじゃないでしょうか。~~ (**※交互浴は数多くのセットをこなしたり、長時間水風呂に入ればより大きな効果が得られるというわけではありません。個人的に気持ちいいからやってるだけです。交互浴3セット、水風呂は数十秒程度で十分効果が得られると思います。ですが水風呂〆はオススメです。**) そんな交互浴を行った後は非常に身体が軽くなり、しばらく暑さや寒さを感じなくなります。(※個) それと、非常に眠くなり、朝だろうが昼だろうが不眠だろうがぐっすり寝れます。(※) 体調が良くない方や日々ストレスを感じている方、寝付けない方などは是非、交互浴を試してみて下さい! さて、交互浴について言いたいことは大体言ったので、次は東京都内の私がオススメする銭湯を紹介したいと思います。 ## 東京都内の銭湯について 東京都内の銭湯は東京の一般公衆浴場という扱いを受けており、オプションを抜けば入浴料は一律460円です。また、東京都内の銭湯では都内共通入浴回数券10回分が4300円で販売されており、お得です。ただしこの回数券は有効期限がいつ買ったかに依らず6月30日までとなっているので注意が必要です。 また、シャンプー、ボディソープやタオル販売、貸し出しの有無はそれぞれの銭湯によって違うので、銭湯に行くときはあらかじめ調べてから行くことをオススメします。 ## 万年湯(新宿区) ![](https://i.imgur.com/IIrmtvo.jpg) ![](https://i.imgur.com/a27oEEr.jpg) まず最初に紹介するのは、JR新大久保駅から徒歩3分で行ける**万年湯**です。 いかにも昔ながらの銭湯という感じで~~某大学西某キャンパスに近いこともあって~~個人的に大好きな銭湯です! 2016年8月リニューアルオープンしたとのことで、全体的に綺麗な銭湯であります。 ここの特徴はなんといっても使われている全ての水が軟水であるところです。ですので、身体を洗う時や湯舟に浸かる時などは全身が軟水に包まれ、お肌ツルツル(~~下手したらヌルヌル~~)になります。特に軟水の水風呂はすごく気持ちよくて、万年入れます!ここの軟水は本当に具合が良いので、是非体験してみてはいかがでしょうか。 フェイスタオルは一枚まで無料貸し出しとなっているので、手ぶらで気楽に行けるところもここの強みです。 > **万年湯** > 住所:東京都新宿区大久保1-15−1 > サイト:http://spa-tokyo.net/z-t-okubo-m/index.html ## 斉藤湯(荒川区) ![](https://i.imgur.com/X5QNhrz.jpg) ![](https://i.imgur.com/L25xTZ1.jpg) 次に紹介するのは、JR日暮里駅から徒歩5分で行ける**斉藤湯**です。 2015年4月にリニューアルオープンしたどこかモダンな銭湯です。ここにはなんと露天風呂があり、しかもシルキーバスです。 ここは老若男女誰もが入りやすい銭湯だなと思います。というのもここは隅々まで万人に配慮された銭湯だからです。 例えば、ここの水風呂は他の銭湯と比べてわざとぬるめに設定されており、水風呂が苦手な方も入りやすくなっています。また、銭湯にしては珍しく炭酸泉があるのですが、炭酸濃度がかなり濃く、お年寄りにかなり喜ばれているなと感じます。さらに熱湯は割と温度高めなので、私自身が交互浴や外気を浴びることで身体を冷ます外気浴が捗ります。その他いろいろありますが、挙げきれません。 ずっとピカピカで清潔な斉藤湯はいつ来ても居心地が良いです。 > **斉藤湯** > 住所:東京都荒川区東日暮里6-59-2 > サイト:http://saito-yu.com/ ## ひだまりの泉 萩の湯(台東区) ![](https://i.imgur.com/onRewbv.jpg) ![](https://i.imgur.com/i2EOZR7.jpg) 最後に紹介するのは、JR鶯谷駅から徒歩7分で行ける**ひだまりの泉 萩の湯**です。 2017年5月にリニューアルした、銭湯どころかスーパー銭湯レベルの規模を誇る非常に大きな銭湯です。 ていうか、もはや銭湯じゃなくてスーパー銭湯かもしれない、スーパー銭湯ではないのか、スーパー銭湯だろう、スーパー銭湯なのだ、と思考を巡らすぐらいにはスーパー銭湯なんですよ。(※銭湯とスーパー銭湯にはちゃんとした区別があります) ここはなんといっても、浴場が非常に広いことが特徴です。男湯と女湯が別の階に分かれているため、普通の銭湯にはない広々とした空間を確保しているのです。 ここには数多くの湯があり、全て挙げていくと、白湯、ジェット風呂、電気風呂、炭酸泉、半露天風呂、光マイクロバブル湯、高温風呂(薬湯)、水風呂があります。さらに、格安料金でサウナが入れます。これだけあって普通の銭湯料金460円で入れるのは凄まじいです。 都内の銭湯に究極のコスパを求めるならば、ここがトップクラスではないでしょうか。 > **ひだまりの泉 萩の湯** > 住所:東京都台東区根岸2-13-13 > サイト:http://haginoyu.jp/ ## 終わりに ![](https://i.imgur.com/l3rYfvi.png) はい、ということでいろいろ銭湯を紹介しましたが、~~疲れて~~紹介しきれてないオススメの銭湯はまだまだあります。 この記事を読んでちょっとでも銭湯に興味を持ってくれた方が出たなら、私は嬉しいです。 銭湯に行きたいと思った方、銭湯に是非行きましょう。別に銭湯に興味がない方、一回騙されたと思って銭湯に行きましょう。 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。