1日目午後1@研修1部屋 === 日時:2017/09/23 12:00 - 16:00 Code for Japan Summit 2017 共有ノート # ブリゲード相談会 三本 裕子 / 市川 博之 / 福島 健一郎 12:00 - 12:45 Please take note here! # 地域のBorderlessなコミュニティづくりから、強く楽しいまちづくりを考えよう 吉田 大介 / 三田村 宗樹 / 明石 民雄 / 佐藤 拓也 13:00 - 15:45 ![](https://i.imgur.com/6wF2qLv.jpg) ![](https://i.imgur.com/19MOZuX.jpg) ![](https://i.imgur.com/w4LJGw0.jpg) ![](https://i.imgur.com/Yp9ic93.jpg) ![](https://i.imgur.com/ODUwkip.jpg) ・地域に戻った時に自分たちが何ができるかを皆で考えよう! - 災害におけるレジリエンス 「地域の人たちの繋がりをどう作れるか」x「IT活用で災害時にどう役立てるか」 <script async class="speakerdeck-embed" data-id="804df138d81940edbaab84b861b1cb11" data-ratio="1.77777777777778" src="//speakerdeck.com/assets/embed.js"></script> ○インプットトーク (防災・減災 x IT) (防災・減災 x 子ども) (防災・減災 x コミュニティ) **-吉田 大介さん** **「スマート端末アプリの活用を通じた地域防災」** "防災"をキーワードに地域コミュニティ、大学、行政でボーダレスに取り組む → コミュニティ防災教育 *アクティブラーニング災害訓練 従来の防災訓練はシナリオ通りに実施するだけの受動的な訓練になりがち → 子ども達が主体的に取り組むための仕掛けを訓練に組み込む → 地域コミュニティと連携して、様々な課題解決をゲームのように進める 訓練対象は子どもたち 大人たちは、子どもたちの見守りや施設の説明などのサポート役 → 防災リーダーや防災士取得者など、日頃の取り組みの成果を活用する場に 地域特性による災害リスクを考慮した訓練シナリオ → 訓練シナリオは、大学が提示するだけではなく、地域・行政と共に考える 実際のアクティブラーニングに取り組んだ大阪市平野区の動画(https://www.youtube.com/watch?v=JO3rg-6zVvY) * タブレットで安全な避難経路などを事前に確認して避難する * 現場で土嚢作り * マンホールを使ってのトイレ作りや、かまどベンチの組み立て体験 * 救援物資のチェック * AEDを使った救助訓練 * 老人ホームでの負傷者の救護訓練 * (前日までに練習はしているけど、遭遇することはサプライズ) 「防災まち歩き」は行政x大学x学校で事前に打ち合わせをして災害リスクを点検 → その時にモバイルGISを使って点検する 拡張現実(AR)アプリの開発(https://www.youtube.com/watch?v=8AHcJXs5R0Q) * 2次元の紙地図やデジタルマップでは、子ども達や土地に不慣れな人には、地理空間的な理解が難しい * 防災訓練のネガティブなイメージを楽しいモノに変える * 防災訓練のマンネリ化対策 → ARで仮想災害を体験させる ・災害想定エリアに入るコトで警告(音・画面色・メッセージ)を表示 ・タイマーにより火災や水害などを発生させる ・オープンソース(MITライセンス)で公開している.地域に合わせてカスタマイズして使って欲しい(https://bitbucket.org/nro2dai/cerd-ar/) 背景地図にOSMを活用することで、地域で必要な情報の追加(マッピング)の重要性も絡める → マッピングパーティ(Code for等の日頃の取り組み)の成果の活用になる アプリで表示するポイントデータは、地域の防災マップや自治体で公開しているオープンデータを活用 ARアプリの活用事例の動画(https://www.youtube.com/watch?v=Fz0js3CdoMs&t=15s) 平成28年12月6日(火)に、堺市御池台地域を対象とした災害訓練において、御池台小学校の5年生(合計約90名)向け体験学習支援ツールとしてARアプリを活用 → 今年は昨年に訓練を体験した児童(6年生)が、同様の訓練を5年生に対し実施する予定 → 子どもが関わることで、普段は地域に関わりが薄い若いお父さん・お母さんに情報が伝わる  ★まちに詳しい高齢者とICTに強い若い世代を繋いで、地域の問題・生活情報を共有し、 地域の防災力向上を目指す → ITと子どもがその触媒になる <iframe src="//www.slideshare.net/slideshow/embed_code/key/2zfbYC1nemZrcK" width="595" height="485" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" style="border:1px solid #CCC; border-width:1px; margin-bottom:5px; max-width: 100%;" allowfullscreen> </iframe> <div style="margin-bottom:5px"> <strong> <a href="//www.slideshare.net/secret/2zfbYC1nemZrcK" title="CfJsummit2017_YOSHIDA" target="_blank">CfJsummit2017_YOSHIDA</a> </strong> from <strong><a href="https://www.slideshare.net/nro2dai" target="_blank">Daisuke Yoshida</a></strong> </div> **-明石 民雄さん** **「ひよどり台 防災ジュニアチームの取り組み」** 神戸市における自主防災組織 *防災福祉コミュニティ(191地区 - その中に防災ジュニアチームが13チーム) ひよどり台 - 神戸市北区の南端 → ベッドタウンの為、平時の昼間などは大人が不在 防災ジュニアチームが誕生した背景 →阪神大震災後、神戸市による防災福祉コミュニティが再強化  →ひよどり台防災福祉コミュニティ発足   →大人が少ないので、子どもの力を借りよう!と言うコトでジュニアチームが発足 防災ジュニアチームの活動 ・平時:ゴミ出しのお手伝いや郵便物の停滞、電灯の確認など ・災害時:自分の命は自分で守り、共に地域防災の担い手になって貰いたい ・中学1〜3年 - 全員 (164名 ※H29年度) ・小学4〜6年 - 希望者 (24名 ※H29年度) 防災ジュニアチームの研修内容 ・4月は活動計画書作成などの準備月に充てて、5月から翌年3月まで毎月1回 ・身近な防災について考える、初期消火、救急活動について、福祉介助体験 ・少年消防クラブ交流会に参加したりなども特別研修として実施 研修・活動後は写真を添付した報告書を速やかに作り、活動を見える化してアピール ★地域防災力の向上は住民同士のコミュニティ強化にある! **-佐藤 拓也さん** **「楽しいことから地域コミュニティを再構成する「いこまの輪プロジェクト」」** コンセプト:地元の楽しい繋がりで毎日をHappyに! 日常生活で慣れ親しんでいるものは、非日常では使えない Code for Ikomaをはじめたきっかけ・・・ 震災の時、何かできることはないか → Hack for Japan → Open Goverment/Open Data → Code for Japan オープンデータを活かすのは先ずは地域 → Code for Ikoma 分野が異なるコミュニティの人たちに声掛けして「いこまの輪プロジェクト」発足 第一回イベントを2017/11/23に実施 「いつか来る大震災。生駒のみんなができること」 ★イベントを何回か開催することえ、今あるコミュニテイの縦断的な集まりにしていきたい **-佐藤 拓也さん** 「TKM47 減災全国ネットワーク」 発災時、支援に必要な現場情報は誰が発信するのか? → 地域住民が必要な情報を素早く発信できる仕組みが大事 ★「自治体の指示待ち型」から「市民参画ネットワーク型」へ ——————————— ○ミニワークショップ インプットトークを踏まえて、 (防災・減災 x IT) (防災・減災 x 子ども) (防災・減災 x コミュニティ) に関して"楽しく"こんな事ができたらいいなぁを同じテーブルの人たちで挙げていこう ↓ 違うテーブルの人たちと書き出したアイデアの意見交換をしてみよう ↓ それらを踏まえてアイデアスケッチを書いてみよう ↓ 皆のアイデアを見て「面白い」「可能性がある」と感じるモノに★を付けていこう *★の多かったアイデア発表 「簡単に作れる災害地図のマニュアルを作って、色んな人が作れるように」 「水や電気を極力使わない防災カフェを設けて、防災について楽しく語れる場つくり」 「子ども・高齢者目線のマップ作り」 **-三田村 宗樹さん 総評** ・「繋がりを作る」:コミュニティがしっかりしてないと何かあった時に機能できない ・「子ども・高齢者の重要性」:勤務中などに震災は発生した時に役立つのは中・高校生  →楽しみながらできるような防災訓練を考える事で反抗期の子どもたちにも興味を持って貰える仕組みづくり ・「地域のリスクヘッジ」:高齢者目線はフォローされているが、子ども目線が見落とされがち。子どもたちと一緒に街を歩いて再度リスクのピックを ・「自治体が持っている情報の活用を」:誰もが容易に使えるように準備しておく これをキッカケに是非帰って小さな事からでも取り組んでみて下さい! ——————————— **このノートは誰でも編集可能です!ぜひ議事録取りに協力願います。**