## Mapillary Meetup 2019 Nara 2019/3/30 **基調講演** **「Mpillaryを用いたオープンなストリート画像共有の大いなる可能性と課題」** **西村雄一郎(奈良女子大学人文科学系准教授)** [Mapillary](https://www.mapillary.com/)は、オープンなストリート画像の作成・共有プロジェクトで、そのユーザイベントであるMapillaryミートアップ初の西日本開催となります。Mapillaryはユーザによって世界中のストリート画像が撮影・共有されており、それらの画像から、多種多様な地理的情報をAI・深層学習を用いた画像認識によって抽出・データ化するなど、ナヴィゲーション・自動運転用を含むグローバルな地図作成において多大な影響を与えつつあります。一方、Mapillaryはそのような最先端の地図作成技術に関わる側面だけでなく、多様な側面を持っています。道路を実際に通らないとみることができないようなさまざまな地域の風景、自分だけのお気に入りの場所や身近なフットパス、古い街道など、さまざまな場所の魅力を個人が世界中の人々に紹介できる強力なツールとしての顔も持っています。特に関西には「街道をゆく」で司馬遼太郎さんが紹介したような有名な古い道が沢山あります。関西で本イベントが開催にあたって、このようなMapillaryの多様な可能性、また今後の課題についても考えてみたいと思います。 *** **Mapillary Meetup 2019 Nara** 開催日:2019年 3月30日(土) ◆会場: 奈良女子大学ラウンジ ◆主催/共催: ・奈良女子大学文学部人文社会学科地域環境学コース ・Mapillary Contributors in Japan ◆後援:OSGeo財団日本支部 ◆参加費:無料  イベント参加登録、詳細は[こちら](https://atnd.org/events/104192)です。