この記事はeeic (東京大学工学部電気電子・電子情報工学科) Advent Calendar 2020,及びTSG Advent Calendar 2020の23日目の記事です.
予定では今夏参加させていただいていたYahoo Japan!のインターンでやらせて頂いていたFIDO2,WebAuthn等の話を書くつもりで前々から少しずつ準備していたのですが,想定外に大作となってしまいどう考えても間に合わなことが判明したため急遽お題を変更し,@n4o847, @smallkirby_ と今学期のeeicの後期実験の1つである「大規模ソフトウェアを手探る」にて取り組んだRubyの小話をすることにしました.遅刻大変申し訳ありません.
本記事における挙動や仕様はRuby 2.7.2 で確認しており,コードについても本バージョンのものを参照しています.https://github.com/ruby/ruby/tree/5445e0435260b449decf2ac16f9d09bae3cafe72
Ruby には String#succ(あるいはString#next)という,文字列の後継の文字列を返すメソッドがあります.
https://docs.ruby-lang.org/ja/latest/method/String/i/succ.html
例えば