# Teratermを用いたtsubameのログイン方法(Windows11) ## Teratermのインストール - TeratermはV4とV5が存在するが、どちらを用いても良い。(V5の方が新しい) - インストールは[窓の杜](https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/utf8teraterm/)からできます。 ## SSHキーの作成とupload - 僕はed25519形式の鍵を作成しました。(一番推奨されている形式?) - 今後のためにもed25519で作ることに慣れたほうがいいかも - 鍵の長さもrsa形式よりも短いので扱いやすい - 多分rsa形式でも良い? ### WindowsでSSHキーの作成方法 ed25519形式の鍵を作る場合はターミナルで ``` ssh-keygen -t ed25519 ``` を実行するだけ。その後エンターを何回かおして(パスフレーズの設定はしなくても良い) ```= Generating public/private ed25519 key pair. Enter file in which to save the key (C:\Users\yuuma/.ssh/id_ed25519): ここでエンターを押す Enter passphrase (empty for no passphrase): ここでエンターを押す Enter same passphrase again: ここでエンターを押す Your identification has been saved in C:\Users\yuuma/.ssh/id_ed25519 Your public key has been saved in C:\Users\yuuma/.ssh/id_ed25519.pub The key fingerprint is: SHA256:b07jTN81fgsLHOjykPfPOZfj/xQOLnOhLWph8Z+Bc84 yuuma@yuuma_note The key's randomart image is: +--[ED25519 256]--+ | | | | | | | .. | | S.o..o . | | o+.+=o+ .| | +.oBB*=oo+| | =OooBE=*o| | .o+.o==+O| +----[SHA256]-----+ ``` が出たら作成成功 ### SSHキーの確認と公開鍵、秘密鍵について - キーの生成時にエンターだけを押しているなら ``` C:\Users\yuuma/.ssh/id_ed25519 C:\Users\yuuma/.ssh/id_ed25519.pub ``` というファイルが作成される。 - つまり、`Users\yuuma\.ssh`のファイル内に`id_ed25519`と`id_ed25519.pub`が作成されているはず。 - __id_ed25519.pub__ が公開鍵である。公開鍵(鍵穴がついたドアと例えられる)はだれに見られても問題ないもので、これをtsubame側にアップロードする。 - __id_ed25519__ が秘密鍵である。これは合鍵のようなもので、他人に知られてはいけないファイル。 ### 公開鍵のtsubameへのアップロード方法 - 東工大ポータルのTSUBAME ポータルにアクセスする。 ![chrome_MY55kldyYM](https://hackmd.io/_uploads/HJaXubuL6.png) - SSH公開鍵登録の中に、SSH公開鍵ファイルをアップロードする場所がるので、ファイルを選択してアップロードする。 - id_ed25519.pubというものを選択する。(.sshファイルがない場合は、隠しフォルダを表示する設定が必要(エクスプローラーからできる)) - __この際に.pubで終わるファイルを選択していることを必ず確認すること__ ![chrome_pD1OTDrt0a](https://hackmd.io/_uploads/r18Cdb_8T.png) - 左上の利用者権限にあるアカウントが学籍番号となっていることを確認。アカウントが表示されない場合は初期設定が必要? ![chrome_0TkQF3r2Tm](https://hackmd.io/_uploads/B1-OKWOLT.png) ## tsubameへのログイン - teratermを開き、ホスト(T):に`22B01234@login.t3.gsic.titech.ac.jp`を打って、他はいじらずにOKをおす。22B01234は自分の学籍番号に置き換えること。 - 最初のログインでは、セキュリティ警告がでてくるので、サーバ側のホスト鍵指紋でSHA256を選択し、「このホストをknown hostsリストに追加する」を選択する ![ttermpro_nTzBvHZUuc](https://hackmd.io/_uploads/HJwdjSFUa.png) - SSH認証の画面が開き、ユーザー名に自分の学籍番号が入っているはず。 - パスフレーズは空のままで良い。 - 認証方式の欄で、RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使うを選択し、秘密鍵のファイルパスを指定。右にある「...」を押してファイルを選択できる。 - OKを押したらログインできる ![ttermpro_kj0C1XCamV](https://hackmd.io/_uploads/rkTcjHKLp.png) - ログイン画面が表示される ![ttermpro_QGiXskpoCy](https://hackmd.io/_uploads/rk0YiZdUa.png) - これはログインノードと呼ばれる場所であり、使用できるメモリが4GBまでという制限があるため、高負荷なプログラムは実行できない。 - コンパイルしてプログラムを実行できるが、10分以上動き続けているプログラムは自動的に停止される。 - 参考:[2. 利用開始にあたって](https://helpdesk.t3.gsic.titech.ac.jp/manuals/handbook.ja/start/) ## tsubameにファイルを送ったり、ダウンロードする方法 [Teratermでコマンドを使わず簡単にファイル転送する方法](https://glodia.jp/blog/9669/)を参照。 - tsubameにアップロードするのは画面にドラッグアンドドロップするだけでOK。 - tsubameからのダウンロードは少しめんどくさい(パスの指定が毎回必要) ## gnuplotをtsubameで使う方法 [Teraterm(SSH)からGnuplot表示](https://qiita.com/hawk777/items/27ea0cddf4b41a4fc43e)を参考 - Teratermだけで完結させる方法 - Teratermの設定→端末で、自動切換え(VT - TEK)にチェックを入れる - Gnuplotを起動した直後に`gnuplot > set terminal vttek`を入力する。 - X Serverにフォワーディングする方法もある - そもそもtsubameではgnuplotを使わずに、Windowsマシンにtsubameの結果をダウンロードして可視化