これからの
怖い地図データの話をしよう
Code for Japan Summit 2019
Badオープンデータ供養寺
古川泰人
OSGeoJP/MIERUNE/etc
(協力 喜多耕一さん/北海道庁)
2018はこんな話。2019は…
地籍XML！
a.k.a 登記所備付地図
こんなデータ
※地番参考図…公開・共有できると組織内外で結構使いみちがある
http://www2.city.takarazuka.hyogo.jp/chibanzu/nanbu/pdf/b244.pdf
喜多さんからの問題提起
（コメント９０件以上て…）
https://www.facebook.com/groups/1270223339681777/permalink/2378454362191997/
あきらかになったこと１
- 変換できるツールがとても少ない
- 変換できても任意座標で謎の場所に落ちる
- 宇宙の果て地番は紙地図を見て手修正
- 文字化けが酷い（登記外字は平本さんﾖﾛ）
あきらかになったこと2
- 変換されても空間データ構造的に色々アレ
- 修正作業担当者が苦しんで泣き寝入り
- 紙図面でええやんというあきらめ
- 毎年変換や図化にけっこうなお金が出ている
毎年変換や図化にすごいお金が出ている（ようだ）
コスト
業界関係者談
「ん〜とりま変換調査は50万〜だね」(n=3)
邪推：50万 X 500市町村 ＝ 2億5千万円て
対策
任意座標は手で平行移動…?
高精度情報が必要なら地積調査票から読み取る…?
てか、デジタルはどこに？
教訓
土地データ怖い
"地籍調査は、昭和26年から行われており、その開始から半世紀以上が過ぎています。 しかしながら、平成30年度末時点において約半分の地域で調査が残っています。"結論
XML(GIS)データあるから大丈夫でしょー
大丈夫じゃないです…
これからの 怖い地図データの話をしよう Code for Japan Summit 2019 Badオープンデータ供養寺 古川泰人 OSGeoJP/MIERUNE/etc (協力 喜多耕一さん/北海道庁)
{"metaMigratedAt":"2023-06-15T00:24:03.198Z","metaMigratedFrom":"YAML","title":"Code for Japan summit 2019 BadData","breaks":true,"slideOptions":"{\"transition\":\"slide\"}","contributors":"[{\"id\":\"d61e1226-0844-4aac-9aac-87350a5a025b\",\"add\":3242,\"del\":495}]"}