1/18 ゼミ
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#1 現時点での系演習発表内容(10分?)
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研究背景
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私は高専で情報工学の全般を学びましたが、**日本社会ではまだ有効に活用されていない場面や個別的な実証事件止まりな状況が乱立している**と思っていました。
そこで、本研究室で、
1. その原因を明らかにし
2. 社会全体でICT利活用を進めていくためにどうすればよいか
を考えようとしました **(最初の大雑把な疑問)** 。
調査で取り扱ったキーワード
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現状の調査で取り扱ったテーマのキーワードは以下です。
* スマートシティ/スーパーシティ
* データ連携基盤(都市OS)
* オープンデータ
ヒアリングなどを通した調査を行いました。
1. 自治体ヒアリング(11/? 犬山市、12/? 日進市)
2. 現場見学(スマートスピーカー x 高齢者)
3. 名古屋市北区放送局(podcast)配信スキルの製作(下図->未貼付)
5. (非公式)兵庫・加古川市 FIWARE導入経緯のヒアリング(Code for Harimaのつながりで)
また、都市OSの1つであるFIWAREを立ち上げ、振る舞いを確認しました(下図->未貼付)。
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明らかになったこと
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調査の上で見えてきたことを4つにまとめました。【】内に大前が思ったことを書いています。
1. スマートシティの定義がなく、人によって主張がばらばら
* 自治体や国が描くビジョンにも差がある
【とはいえスマートシティのゴール ==$\neq$== データ連携基盤やアプリの開発であることは明白】
2. 課題をICTで解決しようとする意志があっても、以下のような理由があり前に進まない
1. (自治体職員は)目の前の業務で手がいっぱいで先のことを考える余裕がない(コロナ禍でとくに)。行政も「提供者」でなく「利用者」になりたい= win-winになりたい
【負担を最小限にはできてもゼロにはできない】
3. 今の体制を変えることへの抵抗する人々が存在(未来のことはわからない)
4. オープンデータや都市OSの必要性が分からない人々が多数存在
5. ITリテラシーの世代間ギャップが存在
6. お金がない
3. 純粋に「課題」のみを出発点として事は進まない
* 政府の補助金(大改革で海外にアピールしたい)、サポートしてくれる(儲けたい)企業・団体の存在などが存在して初めてプロジェクトになる【一学生、一職員がどうにかしたい!と思って進めるのは困難か😢】
4. (技術)データ表現形式やモデルの横展開や浸透ができていない
* 共通語彙基盤(IMF)はあるが...浸透している?十分なのか?(未調査)
* 例えばFIWAREにしてもcsvをNGSIに変換する作業が大変(加古川市でも問題になっている)【OSというのは誤解を生む】
以上の4つです。
まとめ
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ということで、**最初の大雑把な疑問** はそのままでは解決できない気がしてきています。今後の大前の研究の方向性としてできそうなことは、
* 全体を視野に入れつつ、フィールドでのヒアリングで明らかになった課題に対する個別具体的な取り組みに回帰する
* 行政の方々などのITリテラシーの向上を目指す(加古川市庁舎では15/1400くらいしかFIWAREをわかっていなさそうということでした)
* ITリテラシーだけじゃない何か
* ホワイトカラー
* (昔は)言われたことだけでなく、自ら考えることが必要、行政がすべきことと職員がすべきことの乖離
* 個々のスキルレベルによって大きく異なる。意識を変えていく。一般の職員さんにITが重要おもってもらえるような取り組み
* 縦割り、派閥、自分の仕事だけでいいのか?ほかのグループとの連携が不十分では...
* あまり悲観的にならずに進めていく
* 行政職員でもめっちゃ長い人はいる
* ジョブローテーションが多いほど、自分たちのスタイルを崩されるとダメージがある。だからこそ縦割りになってしまうのではないか
* その一方で、活躍できる人はフィールドを変えても仕事が舞い込んでくる
*
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(オフレコ)ヒトとヒトとの間で生じる問題がややこしい。
#2 今日の相談
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発表は発表として、今後の方向性として上記2つしか思いつかなかったが、他にありそうか?
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