# JMP ###### tags: `quality-management` ## JMPとは 統計分析用のソフトウェア。SASやSPSSを用いたことがある人は、あれらのGUI版と考えて良い。John's Macintosh Softwareとして名付けられた。歴史は[SAS社の紹介](https://www.jmp.com/en_ch/about/30-years-of-jmp/jmp-through-the-years.html)に譲る。私自身は、Version 3.1を使用していた時期がある。 ## インストール 湘南藤沢ITCと信濃町ITCは、オンライン申請の後にインストール用のファイルをダウンロードさせてくれる。 ![](https://hackmd.io/_uploads/rkuHpMQO9.png) ![](https://hackmd.io/_uploads/Bk3BpGmd5.png) ![](https://hackmd.io/_uploads/B19XAzQOq.png) ![](https://hackmd.io/_uploads/S12I0fmuc.png) ### バージョンの確認 ![](https://hackmd.io/_uploads/BkNPAGXOc.png) ### 使い方ヒント ![](https://hackmd.io/_uploads/S1Kv0MmOc.png) ### 初心者用チュートリアル ![](https://hackmd.io/_uploads/HymuRfQuq.png) ![](https://hackmd.io/_uploads/ry6w0zQ_9.png) ## JMPスターター メニュー替わりのパネル。もしかしてMac版のみ? ### ファイル ![](https://hackmd.io/_uploads/SJuO0f7dq.png) ### 読み込み ![](https://hackmd.io/_uploads/S1pdAfmu9.png) ### 基本統計 ![](https://hackmd.io/_uploads/BJ-tAGQOq.png) ### モデルのあてはめ ![](https://hackmd.io/_uploads/rJrYRM7Oc.png) ### 予測モデル ![](https://hackmd.io/_uploads/SyKYCMXu5.png) ### 発展的なモデル ![](https://hackmd.io/_uploads/ByJcRGQ_q.png) ### スクリーニング ![](https://hackmd.io/_uploads/SyJ9AGXu9.png) ### 多変量 ![](https://hackmd.io/_uploads/HJxcCzmO5.png) ### クラスター分析 ![](https://hackmd.io/_uploads/Hyk5AzXd5.png) ### 信頼性 ![](https://hackmd.io/_uploads/Hyge9CM7O9.png) ### グラフ ![](https://hackmd.io/_uploads/Skx9AMXd5.png) ### 曲面 ![](https://hackmd.io/_uploads/H1y5RM7uc.png) ### 測定 ![](https://hackmd.io/_uploads/BJecCz7dq.png) ### 管理 ![](https://hackmd.io/_uploads/H1g90z7Oc.png) ### 消費者調査 ![](https://hackmd.io/_uploads/SJeyq0MQdq.png) ### 実験計画(DOE) ![](https://hackmd.io/_uploads/S1xeqAfXu9.png) ### テーブル ![](https://hackmd.io/_uploads/S1xg5AMQOc.png) ### SAS ![](https://hackmd.io/_uploads/Syg9AMXO9.png) ### JMP Pro 残念ながらJMP Proでないとできないことがある。湘南藤沢ITCに問い合わせたら、義塾全体での契約の変更を検討してくださっているとのこと。気長に待とうかと。 ![](https://hackmd.io/_uploads/Syly5AGQO5.png) ## オンラインリソース [マニュアル](https://www.jmp.com/ja_jp/support/jmp-documentation.html)がとても親切で、大抵の必要なことは書いてある。 [JMPを始めましょう](https://www.jmp.com/ja_jp/events/getting-started-with-jmp/overview.html)、[JMPラーニングライブラリ](https://www.jmp.com/ja_jp/learning-library.html)、[製造業における問題解決のための統計的思考](https://www.jmp.com/ja_jp/online-statistics-course.html)、[JMPマニュアル/トレーニングテキスト](https://www.jmp.com/ja_jp/training/training-manuals.html)、[JMP関連書籍](https://www.jmp.com/ja_jp/academic/books-for-jmp-users.html)などがある。 ## JMPの特徴 データの準備 データの確認 データの要約 データの変換 データの分析 分析の報告の準備 これらに必要な機能を全て、一つのソフトウェアで提供する。操作は全てGUIからの選択やドラックアンドドロップ。プログラムを書いて動かすこともできるけど、それを覚えるよりは、何をしたい時にどこを使うかの対応と、それを使って何をしているかの理解の方が大事。 JMPを使ってもらうのは、初心者が長い道のりの序盤から中盤を駆け抜ける速さにある。とにかく分析できることが最大のメリット。 ### JMPでできること 統計分析、多変量解析、データマイニング、器械学習。 ### JMPが得意なこと * 分析のフローに基づいて設計されているので、出力を上から検討していけばいい。 * 分析中のデータの更新。外れ値を見つけた途端に解析から除外できる。 ### 頑張ってJMPでやった方がいいこと * 長くなった分析プロセスの途中からブランチが加わる際の、データの修正や変換や加工。 ### JMPではやらなくてもいいこと * データの管理。Excelでもいいと思う。 ### 例えば回帰分析 この科目では、回帰分析を活用してもらうことを通して、分析することを体験的に学習してもらう。実はJMPを使えるようになることはゴールではなく、一つのマイルストーン。皆さんのこれからの長いキャリアを通じて、最終的には、使える道具で同じことができるようになると良い。 では、JMPによる回帰分析の速さをお見せする。 目的を定める。 何をしたいかは、データを入手する前に決めておくと良い。 最初はデータを見てから考えても良い。 データを入手する。 データの出自を確認する。 誰、またはどのような組織が、どのように調査・収集して作成したデータか。 データが標本として採られた母集団を確認する。 分析の結果が母集団に対する推測になるため。 データを読み込む。 データを確認する。 データの概念図を描く。 目的の特性要因図を描く。 ### 例えば特性要因図 JMPに[特性要因図を作成する機能](https://www.jmp.com/support/help/ja/16.2/#page/jmp/example-of-a-causeandeffect-diagram.shtml#)があり、描けるそうですが、他のソフトウェアの方が早く完成しそうです。 ![](https://hackmd.io/_uploads/HJp-D7Qu9.png) 特性要因図を表すデータの準備が必要です。 ![](https://hackmd.io/_uploads/SJZQDX7_9.png)