文責:21高宮明里 ## はじめに 今更ですが、自分の時は先代のプランナーの方の記事がとても学ばせてもらったことを思い出したので、覚えている限り書いておきます。 プランナー何から始めたらいいの?って人や、行き詰まってどうすればいいかわからない!って人はよかったらぜひ。 こちら[TIAFプランナー'20](https://essdrama.kibe.la/notes/4688)もおすすめです! 以下の私の記事は、かなり先代の方の受け売りのことも多いのでぜひ見てみてください。 なるべく初見の人が見てもわかるように善処しますが、物語や舞台構造に関して大体知っている人を前提として書いてしまっている部分が多いです…。 もし興味がある方がいたらTIAF 2021 "The Hunchback of Notre Dame"の公演映像は[過去公演動画](https://essdrama.kibe.la/notes/)にあります。 配信映像もありますが、照明をみたいなら定点映像の方がいいかもです。途中切れていますが、、 (ただ、動画だと微妙な明るさの照明は拾われない、だからフェードが実際より急に見えるっていうのを頭に入れて、動画で見るフェードはあんまり参考にしないほうがいいと思います。) 吊り図やキューシートは[歴代公演資料集](https://essdrama.kibe.la/notes/folder/メインセクション/ライト/歴代公演資料集?group_id=1&order_by=title)にあります。 ## だいたいの方針・動き方 * [Googleドキュメント](https://docs.google.com/document/d/1YirialXL4GR321IhE4JPEFc54Ncq6N95u_otItUM7XY/edit)を立ててみんなで思いついたことを書いていくというふうにした。人やいつのアイデアかで色分けしていました。かなり雑なのでおそらく初見の人には見にくいです…。詳しいプランとか意図みたいなという方は下の方に書いたのでそっちをお勧めします * 反省(プランナーを終えて) * 期限を設ける、プラン会議をするといったことをしなかったので、小屋入り直前まで誰も取り組まないというよろしくない状況だった。 * 締め切りやこの時間にする!というのを決めるのは大事だと学んだ。 * リハはかなり行ったと思う * 特に照明のことをしてたわけではないけど、英弱の私はリハに行って人と話したりシーンをみたりすることで脚本理解になんとかついていっていた気がする * 時間帯や空模様に関してキャストが想像しているものを聞いて、それを活かしたプランを組んだのは私なりのこだわり。 * 脚本や演出に結構口出ししてた * 今思うと図々しいかもしれないが、通しの度にディレクとサブディレクに色々疑問や意見をぶつけていた。 * 今振り返るとプランナーが演出の視点に立とうとする、演出考える!って気持ちがあるのは良い効果あった気がする。私はTIAFの前のTDGのディレクをさせてもらってその視点の癖がついた気がするので、もし機会があれば一度ディレク的な役割をしてみるといいかも。 * ともかくそのディレク陣との話し合い・説明の中で演出の意図をわかっていったし、サブディレクが音響プランナーだったこともあって自然と音照の連携が保たれてた。 * 舞台ともわりと意思疎通頑張っていた、と思う * 先代のプランナーの方に気をつけてねと念押しされていたこともあって、setチャンネルはかなりちゃんと見ていた * セットの人はライトが何を共有して欲しいと思っているのかわからないと思うので、こちらが主導して認識合わせていく必要があると感じた * 舞台図とかスケッチとか諸々をプランナーに見えるところに置いておいてもらうことと、メンションされなくてもそれらを丁寧に見て追いていかれないようにすることが大事 * 実際に叩き場に行って実物を見るのもすごく大事 * 最初はslack上でしか見てなかったので、床面の色が写真と実際ではかなり違い焦った * 実際に叩き場に行くようになってからは、実物を見ながら話し合えてかなり良かった! * ex.ステンドグラスの吊りものをこういう風に当てたいからこういう加工をしてほしいなど、誤解なくスムーズに話せた。 ## 時系列 ### 9月〜駒小RT(10月末)前 * 駒小RTはとにかくいろんな手法を試す機会にしようと思っていたので、照明に関する勉強をしてた * 先代チーフおすすめのこの辺の記事を読んで、地明かりの作り方とか照射角度の種類・効果について学んでた * [伊藤馨の舞台照明](https://note.com/xink21/m/m3aeab71679af) * [照明機材の盛り合わせ](https://lightingkizai.blog.fc2.com/) * [くらげ模様](https://kuragemoyou.com/?p=19572) * コマらんの仕込みにおいて、他劇総務部の大先輩の方々の知恵がとても頼れると学んだ。 * 小さな幕にピンポイントで当てる照明を考えていたが実現方法がわからず、吊り込み時に聞いてみたところ、何の灯体をどこにつればいいか的確に教えてくれた。 * 先人の知恵を頼るのは本当大事!! ### 駒小RT(10月末)のプラン * 前述の通り、駒小RTは本番の照明を目指すと言うよりとにかく少しでも考えられるいろんな手法を試す機会にしようと思ってました * その時のプランは記録にないのですが、全OBOG&現役にもらったリフレクがまとめてあるのはこちら→[駒小RTを追えての反省](https://hackmd.io/@vT-i-ZgzSGew8duxmjianw/rkgrVmaLK) * 特に先代のプランナーから頂いたリフレクにはとてもためになることが多く書いてあったので、一部抜粋しそれを受けての反省・気づきを載せておきます(以下) * 地明かりのこだわり不足 * 今回は灯体が足りなくてClとFrを生1種類にしたが、やっぱり地明かりはしっかりA系B系分けた方がいい。 * 全体的にくらい。 * 場稽古と並行してあかり作りをしていたので、作っていたときは水銀灯やギャラ灯がついてたこともありちゃんと明るくても、いざ通しでそれらがなくなると暗かった。 * 通し前に通しと同じ照明環境で試す必要がありそう。 * 飽きない照明づくりとは何かをわかっていなかった。 * 地明かりが続くようなシーンでも、感情の高まりとかに合わせて、20~60くらいのフェードでゆっっっくり色を足したり変化を加えたりする方法があると学んだ。 * 場転のフェード急すぎた。 * 普通の場転なら短くても6s〜くらいはとって良いみたい。 * 「ひとつひとつの場転の仕方とかフェードの秒数にも意図を持って欲しい。舞台の構造とか演出の問題もあるから、どうやったら綺麗に次のシーンに向かえるのか、しっかり舞台に口出していこう。」という言葉は、とりあえずフェードは一律の秒数で設定していた私にとても刺さった。 * パフォに向けて、照明が雰囲気を作るべし。 * 歌が始まってから照明がパッと変わっていたが、特に歌とかパフォの場合は照明が率先して場をつくっていっていいようだ。 * 例えば、ジプシーが入ってきたら変化が始まって、歌い始める頃には照明が雰囲気を作り出している、みたいな。 * ただでさえ急に歌始まったり次のシーンに移ったりすることが多いから、うまく前後を繋ぐことも拘ってみようとのこと。 * 派手すぎない照明をと思うあまり、色照明についての考えが雑だった。 * 全体的にもっと色を使う。 * いくつかのシーンを、地明かりだけでもったいなかったと指摘された。 * 「(高いレベルで)床は見えなくても役者に色が当たってるだけで十分効果ある」というのはいい学びだった。 * 色に関してももっと拘わる!(特にLED) * 仕込みLEDもアリかもと提案してもらった。 * 視線誘導の意識あんまりなかった。 * 色の話でもあるが、サスはほとんどシンプルな生だった。 * 色topつけてる時は、その色と相性のいい目立つ色を使えると観客の目線を持ってこれる(ここら辺ネットに色々載ってるそう)と言うのは、全く考えられていなくて目から鱗だった。 * おお!となる照明は同じパターンを使い過ぎるのよくない * 光玉の転がしや幕に当てる照明など、複数回使うと見ててまたかってなる人もいるみたい * ローホリ結構長い時間つけてたシーンあったけど、ローホリずっとついてると効果薄れるよう。盛り上がるところでパッと使うのが良さそう。 * SSの使いすぎも効果を薄めてしまうかもと指摘された。 ### 駒小RT(10月末)~本番小屋入り前(12月初頭) * 11月 * 燃え尽き症候群のようにやる気を失ってしまった怠惰期。 * 代わりにではないが、当パン担当だったので当パン作りを頑張った。 * そのときに改めてディレクに劇のテーマ周りを聞いたり、ADする中でキャストにどういう世界が見えてるのか聞けたりしたので結果良かった! * プラン考えるのを後回しにしてやったことはまあ良かったけど、ギリギリすぎたのは反省。 * 12月 * リハ内外でのADに熱が入ってしまったので、小屋入り2週間前くらいまではあんまりプランを考えてはなかったかな… * でも各シーンをちゃんとみれたのは良かった! * 小屋入り2週間前の通しを経て、プラン考えようモードに入る↓ * たしかこの辺でオペ決定。 * オペをする体力があるかという懸念と、ゲネやステ中もオペにとらわれずにステを見てアップデートしていきたいという思いから、プランナーとオペ分けることにしました。 * 叩きばにいって、吊りもののステンドグラスをみてみた * 照明をこう当てたいみたいなことを話して、ステンドグラスの後ろにベニヤをつけてもらったり、キラキラするニスを塗ってもらったりした * セットとの連携が一番感じられた瞬間 * ステンドグラスのゴボとガラスゴボ&ガラスゴボホルダーを購入。 * ステンドグラスのように床に様々な色の模様を出したかった。 * コマランではパッチワークしたカラフルなゼラを作ったのだが、あまりうまくいかず購入を決定。 * 正直思っていたよりも色が出ない、模様もぼやけているというのはあったが、既存のものでは出せない揺らぎ模様を出せたのでまあよし。 * 購入したものの情報とか使用例みたい方は[こちら](https://essdrama.kibe.la/notes/6248#sfガラスゴボ)のS=Fガラスゴボの項目をみてください。 ### 本番小屋入り中(2021/12/6~12/12) * 仕込み * 確か土に前入り、日・月に舞台仕込み、火に照明仕込みだったはず。 * 灯体も結線口も大量に使っていてギリギリだったというのもあるが、吊り図を書くのが遅かったせいで、前入りのときに結線口割り当てのミスが発覚し照明員にとても迷惑をかけた。 * 余裕を持ってプランを組み、吊り図を書きましょう * 小さな幕にピンポイントで当てる照明をいくつか考えていたが、月曜につられた幕が事前に聞いていた位置と違って、結局火曜の吊り込みめっちゃおした。 * 舞台の吊りものが前情報と位置ずれるのはどうしようもないものらしいので、まあしょうがない。 * あかり作り&オペ練習 * あかり作り頑張った。 * 一番最初のシーンの明かり・演出を考えきれず放置していたのだが、実際に舞台を見るとすんなり決まった。良かった。 * オペを簡単にするためにリンクやディレイを多用して頑張った。 * 水曜日のミニ通しには当然間に合わず。 * このステしかみれない同期もいたようで、この時点ではかなり中途半端なものにしかできず残念。絶対無理なのはわかってますが、生でいいものみせたかったなあ * 木曜日のゲネ、あかり作りは間に合うもオペに引き継げず。 * ゲネはプランナーがオペして、それをオペ員に横でみてもらうことにしました。 * 金、土、日、ステ * 本番で初オペを任せることに悩んだが、オペ員にやる気があったのでお任せした。 * プランナーとオペが別で、かつ引継ぎもそんなに時間取れない時は、大変ではありますが、①予めキューをわかりやすいタイミング、なるべく多すぎない数にしておいて、通し番号をふり、②印刷した紙台本にキュー番号と細かいタイミングをかく、③本番それをみながらオペしてもらう、が割とうまくいきました。ご参考までに。 ## 本番のプラン どう考えてそのプランに至ったのか、覚えているところだけでも書きます。ここ特に物語知らないと読みにくいと思いますが… #### 使い方こだわったやつ * 鐘の音に合わせて、舞台の幕(鐘を象徴)を照らす * 色:黄緑、緑系で5つほどParを使った。 * 色は、鐘で言えば黄色だが荘厳な感じも欲しいなーと悩んでいたところ、ライト員の同期が提案してくれて、コマらんで試したら良かったので採用。 * プチこだわり:カジモドが鐘1つ1つに名前をつけており、名前を呼びながら1つずつ鳴らすというシーンがあったので、灯体の名前もカジモドが呼ぶ名前にして合わせて光らせた * 鐘の音の鳴り方のようにフェード設定するのはかなり難しかった。卓で操作した方が簡単そう。 * ステンドグラスの吊りものを、赤と青のS=Fを使って、シーンの雰囲気を象徴するように照らした * 客入れはどちらも合わせて白っぽく * 劇始まる前は赤と青どちらにもよらないニュートラルな感じがよかった * ノートルダムの神聖さ、エズの心の美しさが見えるシーンでは清らかな青 * フロローのhell fireは強烈な赤 * イナプレの後、エズ、フィーバス、ジプシーたちが捕まったシーンの後は、次のシーンとの間にステンドグラスが赤紫に不穏に光る演出を入れた * ここの繋ぎ、1レベから人がはけてまた1レベに入ってくる感じでどうしようと思っていた時に思いついた * ディレクに確認をとった記憶もないし、動画だと微妙にも見えるけど、当時はそこそこ気に入ってた気がする * 魔法の光玉 * ジプシーがいざという時逃げる時に使う目眩しの光玉。 * Dots Parを3つ、灯体自体は見えないように覆いをつけてもらって、舞台上においた。 * 使われる時は、一気に周りを暗くして、Dots Parで壁を照らしたらそれっぽくはなった。 * 使う人物に合わせて色を変えたの楽しかった! #### 劇の流れに沿って * 客入れ * 全くアイデアが浮かばずゲネまでは客電のみだった。 * ライト員のアイデアをもとに、吊りもののステンドグラスを照らす+ゆらいだ模様が出るステンドグラスのS=Fにした * 色はニュートラルな感じが欲しかったので、白いステンドグラス+紫のtopにした。 * 舞台で印象的なものを照らすなり、何かしら素敵な客入れ照明があった方がいい! * 開始 * 舞台に人は出ないけどコーラスから始まるという始まりでずっと迷ってた。 * 舞台を眺めていたら、この人がここに立っててコーラスに合わせてバックでそのシルエット浮かび上がったらかっこよくない!?という我ながらいい案が降ってきた。 * 通しだけじゃなくて舞台や場稽古を見て初めて思うこともあるもんだと実感 * 語り部 * 現代の人が過去の物語を回想的に語るという構成だったので、現代の語りパートの色が欲しいなと思った。 * 明るい語り口ではなかったので、どこか神秘的な感じの薄紫にした。 * Out there * 朝、最初は落ち込んでいるが、だんだん希望に満ちていく * →ベースは水色top(暖かすぎず冷たすぎない)+サビに向けてフェードで白っぽい朝日の光を斜め前から足す * 自己満足かもですが、この朝日、ちょうどサビの"(living) in the sun"でカジモドとガーゴイルズが手をかざして空を見渡すとこでぱあっと顔や手を照らしてて、すごく綺麗だった * タイミングうまくいったの1位 * トプシータービー ジプシーのダンス * 一番ひどいものを作ってしまったなと後悔しているところ * 1レベの地明かり+オレンジのtop+青緑の模様つきS=F * まず、キャストがいるところしか照らしていないというのが未熟だった。「明るいシーンなのに2レベ暗くて冷めちゃった」ってアンケートに書いてくれている方がいて、終わってから確かに…って思ったので、今後ぜひ参考にして欲しいです! * 舞台がオレンジみがあったので、オレンジtopつけてもあんまり目立ってない… * S=Fの模様も色も範囲も今見ると微妙。 * 歌&ダンスはしっかり凝ったほうがいいです…。 * エズお披露目ダンス タンバリンの歌 * 最初は、エズにサス+ピンクのParを両斜め上からV字みたいに。周りは暗くしてちょっとピンクtop * ダンスの一番情熱的になるところは、地明かりほぼないくらいビビッドピンク一色 * 3人の心の声が挟まるところは、3人にサスで周り色消してる * けど今思うと、色消さなくてもよかったかも… * サビの歌のところはピンク紫かな * king of fools * 確か日本語タイトルが「すべてが逆さま」で、あべこべな面白おかしいイメージ * 色悩んだけど、うす紫top+薄い黄色の三角模様のS=F * この三角模様のS=Fがかなり祭りの雰囲気にあってた気がする * カジモドいじめ * 最初にカジモドがものを投げつけられるところでカットインのローホリ赤。徐々に強める。 * この時、三角模様のS=Fはつけたままにした * 周りがやってることはひどいんだけど、祭りという非日常的な空気感で娯楽という建前でノリを止められなくてエスカレートしていってしまう怖さみたいなのも表せたらいいなと。個人的お気に入りです。 * エズのStop!で赤・三角模様のS=F消える(祭り終わり) * エズ聖堂へ God help the outcasts * エズが綺麗って見惚れる聖堂に入ったときの雰囲気を作りたかった。 * ステンドグラス青とガラスゴボS=F * 清らかな場所のイメージで基本ステンドグラス青つけてたけど、フロローとエズの会話のところは少し抑え目に * 歌の始まりステンドグラス青+ガラスゴボS=F * 歌は急に思われないように照明が先がけて雰囲気を作りにいこうっていう駒ランリフレクとても勉強になりました * 途中のアンサンブルは、エズの心に見えている、聞こえている人なのかなあという解釈で、顔はわざわざとらなくていいかと、青水色っぽいPar * サビはサス!ステンドグラス青とガラスゴボS=Fもmaxで超盛り上げ * エズとカジモドが聖域で絆を深めるシーン * 2人で夕方のパリの街を見渡す * てすりに2人が近づく時に、オレンジの夕日が斜め前からじんわり顔を照らすようにした * 結線口も灯体もギリギリだったため、かなり遠い吊り位置から500FQの光量でしか照らせず、動画だとほぼわからないな… * 余裕があったらもう少し懲りたかったとこだけど、案としてはお気に入り * カジモドがエズに想いを寄せるところ Heaven's light * 夜、星空。カジモド曰く月は満月ではなく三日月〜半月らしい。 * 青topと聖域の地明かり。気持ちが盛り上がるにつれてじわ〜っと星の明かり(実際は灯体たりなくて朝日を代用)斜め前から照る。 * 舞台の構造も、シーンの感情的にも似ていたので、がっつりロミジュリのバルコニーシーンを参考にした。それでもやっぱりお気に入り。 * Hell fire * フロローの脳内で踊る女2人 * 斜め上からクロス気味にビビットなピンク灯体を2つ。ここの2人は脳内だから顔は照らさなくていいやと考えてこれのみ。 * ステンドグラスは赤。 * 曲サビにかけてローホリの赤をフェードで。 * シスター入ってくる * いったん赤弱める * フロローの気持ち大盛り上がり * ローホリの赤をフェードで * ステンドグラスの赤もフェードで最後は確か光量maxの100 * 上のステンドグラスに合わせてフロローの周りにガラスゴボS=Fのゆらぎ模様+ステンドグラスあたりから射すバックサス * めっちゃ気合い入れました(トプシータービーももっと頑張ればよかったなあ) * 市民の苦しみ * 市民が家を燃やされる時、家があるであろうはけ口のあたりを赤でうっすら照らすの、ライト員が考えてくれてすごい評判も良かった! * フィーバス寝返る * 夜の青top * プロップセクションが作ってくれた実際に光ってる松明がとてもいい、すごい * フィーバス寝返る瞬間に赤ローホリ * Coart of miracles * 最初は夜の青top * ジプシーたちが布を下ろして姿を見せる瞬間、緑のローホリ+紫のtop * この補色の組み合わせ、めちゃお気に入り。不気味・怪しげな感じ。 * ジプシーたちがここを去ると決めたら、不気味・怪しげの象徴だった緑は消す。 * In a place of miracles * 最初は水色 * 当初思っていたこの曲のイメージカラー。まっさらに明るい未来じゃないし不安な要素はたくさんあるけれど、それでも希望を持ちたい、という感じ。 * フィーバスとエズが心を通じ合わせる1サビあたりで、2人を金色(桃色にも見える)の光で包む。 * カジモドの孤独パートは、逆に冷たいLEDホワイトのサス。 * みんな入ってくるところ、ラスサビに向けて明るく、暖かく。 * イメージは金色の光。夜明けという感じ。 * エズとグデュール * 地明かりのみで演技を魅せたいシーンだった * エズとフロロー * フロローがエズをおそう所にかけてフェードで赤ローホリ * Someday * これも水色のイメージ。理由はIn a place of miraclesと同じで、夢のようなどこかでいつかっていう希望の持ち方が、水色。 * "Wish upon the moon"のところにかけて、フェードで白い月光を斜め前から足した * Made of stones * ガーゴイルズがカジモドから離れる、歌の最後の節に合わせて、ガーゴイルを暗く、カジモドにサス残し * 革命 * 色使いにはそんなにこだわりはなく、火刑のところから赤top * カジモドが聖域から石を投げるところは、強そうに見えるかなとバック。 * 人数が多いし、いろんなことが起こるので、視線誘導は意識した。 * フィーバスによる革命の呼びかけ、革命の中フィーバスが切られるところなど。 * エズ死 * エズが死んだのち、エズのイメージカラー、エメラルドグリーンをうっすら重ねる * 昨年のロミジュリで人が死んだときに色が当たっていたのを参考にした * エズを失い、フロローを消して、カジモドが孤独になったところとその後 * 歌の最後、エズの亡骸を前にするカジモドのサスのみにした * 孤独感を出したかった。 * 人々が入ってくるにつれて地明かりをじんわり足していく * 聖域(ここでは天国の象徴)でカジモド父母が歌うところは天国っぽいサス&バック * 人々が前を向いてSomedayって歌い出すところの照明、一番好きをあげた時に絶対に入るくらい好き。 * 地明かりやっぱりいいなって思ったし、何より前を向いて歌う人が斜めに照らされてるのめっちゃいい、、、Frの凄さを思い知った。 ### プランナーを経験しての気づきや反省 * 暗転に関して * どうしても劇が切れてしまうのであって1.2個が妥当のよう * 演出の都合上の暗転(入りはけを隠すための、など)は避けた方がいい * 暗転でぶつ切りしなきゃいけないなら演出があまりうまくない、らしい(誰に言われたか忘れた) * フェードに関してはだいたいの場合好みだと思う。照明の人でも人によっていうこと違うなと思った。からまあ最後は、周りに聞いてみつつ自分の感覚でいいんじゃないかなあ * 派手派手ばっかりはよくない、が、派手さが必要なことも * 派手派手(模様、派手色、ss、バック、ろーほり、さす、ぱっと変わるあかりなど)は、ここぞというところでが良さそう。 * 「客は照明を見に来ているのではない」 * 客が見にくい、ストーリーを追いにくい照明はかえって邪魔になっちゃうので注意。 * ただ、歌やダンスがあるパフォ多めの劇は、照明が率先して雰囲気を作って、音やダンスに負けないくらいしっかり盛り上げてあげるのも超だいじ! * 照明、人を照らすだけじゃない * 間に舞台のみ照らす間をつくるってのも味があって良さそう * 特に明るい盛り上がるシーンは人がいないところも照らしたほうが雰囲気出る * 人の顔はもちろんだか、全体をみるべし * 地味に変化させるって大事 * 長く続くシーンは飽きさせないように、ゆっっくり何かしらで変化を加えられるとよい * ☆アクトスペースには注意☆ * 反省点なのですが、ディレクからは使わないって聞いてて今までも使われてなかったところが、実際に舞台が立つとアクトスペースになってたということがありました。今回は本当に灯体も結線口もギリギリで、そこを照らせる明かりが用意できず、そこはなるべく使わずに…🙏ってキャストにお願いしてしまうことに。 * 地明かりで照らせない部分は基本ない方がいい、のですが、灯体数ギリギリかもって時は前もってしっかりディレク&キャストに確認したほうがいいですね(実際に舞台立つと変わることも大いにあるんだけどね) ## おわりに(ほぼ余談) * 結局、体力・精神力が大事 * 最後どこまでこだわれるかって結局これに尽きると思った * まず駒ランみたいに「まあ試しにこれでいっか」っていうのが出来ずシュート・グッジョブまあ時間かかる。かつ、それは他のセクションもそうで当然舞台仕込みも時間かかるしで、そもそも照明の仕込みが終わって明かり作り!ってなるまでにかなり時間がかかる。力が減る。で、ここから時間との勝負の明かり作りで、小屋入り中なのに人と話す時間もとれなくて精神的にも辛くなってくる。 * このようにかなりキツイので、アドバイスできることあるとすれば、**小屋入り前の準備しっかりしておく**ですね。 * 吊り図綺麗にミスなく書いて仕込みスムーズにするとか、プランをしっかり考えておくとか。 * 私は今回本当にギリギリをせめて、まあ間に合ったけど、もっと時間あったらな…と思うこともあるので、反面教師にしてください。多分、準備をしている分だけ、多少はゆとりもっていけるはず。 * 人に頼る * 私は圧倒的にスタッフ歴が短い代だったのもあり、先代のプランナーの方を始め、OBOGの方々、総務部の先輩方など、いろんな人のアドバイスにとても助けられました * あと小屋入り中も、基本すぐ疲れて死んでいるので、ぱっとよく動いてくれたり何かすることある?って聞いてくれたりするライト員の同期にものすごくお世話になりました * よく考えたら1年も経験してないのにプランナーするってびっくりなことだし、自分でできることは責任持ってやった上で、遠慮せずいろんな人に頼りにいくのが良いのではないかなと思います!