--- tags: 論文メモ --- # T-Visor: A Hypervisor for Mixed Criticality Embedded Real-time System with Hardware Virtualization Support ## 背景 ### 問題意識 - 組み込みMCSでVMMの需要があるが,VMMはMCSに対応したスケジューリングをしない - 既存のVMMではスケジューリングはおろか,その他の資源の分離もMCSに対応したものではない - type-2 hypervisorだとGPOS上でVMMをやるのでTCBがかなり大きくなる ### 問題への貢献 - ARM上で動くtype-1 hypervisor T-visor - scheduling theoryの発展に対応するために柔軟なスケジューリングフレームワークを設計 - ユーザ定義のスケジューラを容易に書ける - 実装が小さい i.e. TCBが小さい - Xenよりperf良し ## 具体的な手法など - T-visor上のLinuxとXen上のLinuxだとlmbench3,mysql,memcached,curl,hackbench,untarについて同等以上のperf - memcachedが結構速くなってる? - memory access indirectionぽい - lmbench - page faultはxenのがおおい - seL4への言及でL4ベースだとipcで遅くなるとあったがfastpathでどのくらいリーズナブルになるんだろうか