# 10月6日 市川さんインタビュー ###### tags: `イベント` `10月` `インタビュー` ## 参加者 長野 ## 質問 Q. 手引き書は難しいと思ったが? A. これまで勉強していない人への配慮がない。「勉強できない環境にある」ということが理解できない。 Q. 法整備は一見整っているように見えるが実際には? A. 自分が合致しているから整っているように見えた。無戸籍者にとっては合致しないことが多い。親に戸籍があり、日本人だったという前提に基づいている。 ・親が分からない、いない ・いつ自分が生まれたのか分からない ・なかなか法律通りに進む人はいない Q. 公務員は無戸籍者のことを教わるのか? A. 簡単な人権研修のようなものはあるが、手引き書に従っているため、手引き書に合致しない人が来てしまうとどうしてよいか分からない。無戸籍者という存在は国からするといないという扱い。 Q. 市川さんのこれまでの人生について少し教えてください。 A. 自分にはいつもそばに親がいなかった。 母親が5才で死ぬ。父親はそのときいなかった。弟と妹は異父兄弟。親戚の家で育つ。 2回目の母親は小学校のとき。虐待がすごかった。父親はいなかった。 3回目の母親は小学校5年生のとき。ヒステリーがすごかった。父親はいなかった。 こういった人生は無戸籍者への支援につながっていると思う。自分自身、助けて欲しかったときに助けてもらえなかった。苦しんでいる人の痛みを和らげる=自分の心も癒やされる。 Q. 私たちがまず取るべき行動とは? A. 無戸籍者やその親を責めないこと。温かく見守ること。責めてしまうと、無戸籍者は誰も頼れなくなる。 Q. どんな人を支援してきた? A. 子供を小学校に行かせたいけどどうしたらいいか(就学前検診があるから) 教育委員会に頼めば義務教育を受けられる。高校と大学は学校の裁量による。 Q. 無戸籍者の「幸せ」とは? A. その人にとって幸せの「温度」は違う。安心して生活できることかもしれない。 Q. 「親ガチャ」という言葉をどう思う? A. 子供なら考えて当たり前だと思う。無戸籍者にも「当たり」だと思う人も「外れ」だと思う人もいると思う。 Q. 住民票、国籍、戸籍の違いは? A. 戸籍は、その人の生まれてから死ぬまでという人生を記したもの。家族単位でくくられた歴史。日本国が唯一日本人であると証明するもの。法務省。 国籍は、その人の属する国はどこか、つまり自由に生きられる場所を示すもの。婚姻状態にない男女から生まれた子供は母の国籍となる。 住民票は、その人がどこに住んでいるかを管理するもの。厚生労働省。出生証明書などがあれば仮住民票が作成され、自動的にマイナンバーが作成される。本住民票にするには戸籍を作らないといけない。 Q. 「自分のためにしている」というのはなぜか? A. 支援をすることに対して理由はない。自分の心の底から思うことを一生懸命しているだけ。 知っていることを知らないふりすることの恥ずかしさから逃げられない。知ったことへの責任感。行動できるのに自分が行動しなかったことで人の命が失われたら誰を責める? 絶対自分を責めてしまう。 大金をネコババできない気持ちに近いかな? ### メモ 自分という存在は本来いてよいはずがない 弁護士だとお金を取る、市川さんだとお金を取らない なぜ法テラスを紹介しない? 相手にプレッシャーをかけてはいけない 支援される側に利害関係の感情が生まれてはいけない 「あの人がいるから安心」と思われたい
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