# 競プロポーカーchannel GTOトレモ会 2月
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## 20250219
### 今日の盤面

- プリフロップ
- BTN: Raise2.5
- BB: Call
- フロップ
- BB: Check
- BTN: Check
- ターン
- BB: Check
- BTN: Check
- リバー
- BB: Check
- BTN: Check <- X
GTO的には、ターンでBBのチェックを受けたBTNは73%ベットすべき(チェックした場合、-0.7EV)
### 解釈
今回のようにフロップ以降チェックチェックで回ってきている盤面においては、双方のエクイティチャートが拮抗していることが多い。
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|リバーでBBがアクションする直前のエクイティチャート|
エクイティチャートが拮抗しているとき、状況を「01ゲーム」に近似できる。
01ゲームとは、双方がハンドの代わりに[0, 1]の実数を持った状態で1ストリート行うトイゲームのことであり、ショーダウン時にはより大きい実数を持っていたほうが勝ちとなる。
これはリバーにおいてエクイティチャートが完全に拮抗している状態をモデル化したものと考えることができて、今回の盤面には01ゲームの均衡戦略が参考になる。
01ゲームの均衡戦略(の一部)は、定性的には以下のようなものである。
- OOP
- 最上位ハンド群ではチェック、弱ベット、中ベット、強ベットの混合
- 上位ハンド群では弱ベット、中ベット
- 中位ハンド群ではチェック
- 下位ハンド群ではチェック、弱ベット、中ベット、強ベットの混合
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|01ゲームに近いKQ64ゲームでの均衡戦略(https://www.youtube.com/watch?v=4lFCeY2xolA)|
OOPのチェックを受けたとき、
- IP
- 上位ハンド群ではベット
- 中位ハンド群ではチェック
- 下位ハンド群ではベット
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|https://www.youtube.com/watch?v=IjVTi0TknBA|
今回のケースでは自分(BTN)が持っているのはT♦9♥であり、これは自分のレンジの中では下位のハンドといえるため、BBからのチェックを受けた状況においてはベットすべきと考えることができる。
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|実際のBTNの均衡戦略。T♦9♥のEQは9%程度しかなく、ブラフレンジに入っている。|
こういった状況では、誤ってチェックしたハンドが弱いほどEVロスも大きくなる傾向にある(ショーダウンバリューがないため)
### 補足
#### BBの均衡戦略と、BBのベットに対するBTNの均衡戦略
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|リバー開始時のBBの均衡戦略|
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|BBがチェックではなくベット(36%, 73%, 155%, All)してきた場合のBTNの均衡戦略|
#### 実戦における均衡戦略との乖離について
実戦では相手(人間)が均衡戦略を正確にプレイすることは難しく、最上位ハンドでチェックしなかったり弱いハンドでベットできなかったりするため、相手のレンジは均衡戦略よりも弱くなりやすい傾向にある。
相手のレンジが下側に移動するとこちら側がバリューベットを撃てるハンドが増え、それに伴ってブラフレンジも大きくすることができる。
## 20250220
### 今日の盤面

- プリフロップ
- SB: raise3
- BB: call
- フロップ
- SB: check
- BB: check
- ターン
- SB: bet4.5(75%)
- BB: call <- O
GTO的にはほぼcall
### 解釈
今回の盤面ではオープンエンドのストレートドロー(6789)を持っているが、アウツ8枚なのでリバーで引ける確率は約16%しかなく、単純にストレートを完成させる確率としてはコールに必要な30%には足りていない。
また、ストレートが完成してもリバーが♥だった場合は相手のフラッシュが怖い。
しかし今回はサイドのJがオーバーカードなので、
- リバーでJが落ちたらトップペアになる
- 8が落ちてもセカンドペアになる
- SBのベットレンジにも54sや53sなどの下ストレートドローがあり、そういったハンドにはJのハイカードでも現状勝っている
- (♥以外の)10が落ちた場合にJと繋がって789TJのナッツストレートになるので大きく稼げる可能性(インプライドオッズ)
- 実際、K8oやQ8oよりもJ8oのほうがEVが高くなっている
などの条件を考慮するとコールできるという結論になった。
このスポットでのBBの均衡戦略を見ると、オーバーカードを持っていない84sはフォールドorブラフになっていることがわかる。
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|ターンが落ちた直後のSBの均衡戦略|
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|SBのベットを受けたあとのBBの均衡戦略|
## 20250222
### 今日の盤面1

- プリフロップ
- BTN: Raise2.5
- BB: Call
- フロップ
- BB: Check
- BTN: Check
- ターン
- BB: Check
- BTN: Check
- リバー
- BB: Bet2(36%)
- BTN: Call <- X
GTO: fold(callした場合、-0.15EV)
コールを選択した理由:AQoはハイカードとしてはほぼ最強なので、相手のブラフレンジのほとんどに勝っていると思ったから。
### 解釈
そもそも、相手のブラフレンジに勝っているからコールできるという考えは間違い。
ブラフキャッチの頻度が適切になるように自分のレンジを分割してアクションするのが均衡戦略なので、AQo以外のハンドで充分ブラフキャッチできているならAQoではコールできない。
BBの均衡戦略でBet2のレンジを見ると、トップヒットのTxやトリップスの9xがバリューレンジとして入っていることがわかる。一方で、ブラフレンジの大部分は(スペードのない)K5s~K2sやO5s~Q2s, AJo, J8sなどで構成されているらしい。
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|リバーでのBBの均衡戦略|
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|リバーでのBBの均衡戦略からBet2だけを抜き出したもの|
これに対して、BTN側のコールレンジは大部分がワンペア以上のハンドになっていて、ハイカードではほとんどAJoしかコールできない。
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|BBからのベットを受けたBTNの均衡戦略|
AKoやAQoではコールできなくてAJoではできる理由としては、相手のBet2バリューレンジのメジャーなハンドであるJTをブロックしていることが考えられる。自分のハンドが相手のバリューレンジの一部をブロックしているときには、そうでないときと比較して相手からのベットがブラフである確率が大きくなっているといえる。
また、相手のブラフレンジにAK, AQ, AJはほとんど入っていないのでそれらに勝てることはほとんど意味がなく、ブロッカーとしての性能でAJoが選ばれたと解釈した。
### 今日の盤面2

- プリフロップ
- BTN: Raise2.5
- BB: Call
- フロップ
- BB: Check
- BTN: <-
オープンエンドのストレートドローとバックドアのフラッシュドローがあるのでベットできそうだが、ベットサイズをどうするか?という問題。
GTO的には、
|アクション|頻度|
|-|-|
|Check|2%|
|33%Bet|20.6%|
|50%Bet|12.2%|
|75%Bet|34.4%|
|125%Bet|30.8%|
### 解釈
今日の盤面1と同じく、「強力なドローがあるから大きくベットする」などといったハンド基準の考え方は適切ではない。
フロップの3枚によってベットサイズを決めて、自分のレンジのなかでバリュー/ブラフの頻度が適切になるようにベットするハンドを決めるのがよい。
均衡戦略では同じフロップでもポジションやハンドによって様々なベットサイズを使い分ける必要があるが、これは複雑すぎるので、フロップごとに1種類のベットサイズしか使わないという方法は人間に再現しやすい近似的な戦略という意味で優れている。
GTO Wizard的には、このフロップでは125%や75%ベットが多く、50%や33%など小さいベットサイズはあまり使われないことが分かる。
こういった場合に、たとえば「Q♠T♠3♥ではベットサイズをすべて100%に統一して、ハンドによってベットするかチェックするかだけを考える」のようにすることで比較的簡潔な近似戦略を作ることができる。
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|フロップでのエクイティーチャートと、BTNのレンジ全体でのベットサイズの比率|
ベットサイズは全通りのフロップに対して個別に覚える必要はなく、フロップの傾向が似ていればベットサイズの傾向も同じになることが多い。
BTNのレンジ全体で125%ベットの比率が20%前後のフロップを見ると、「2枚がハイカードで1枚がローカード」「ツートーン」などの共通する特徴があるように見える。
こういった特徴とベットサイズの対応関係を分類することで、ある程度適切にフロップのベットを行うことができるようになる。
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|BTNのレンジ全体で125%ベットの比率が20%前後のフロップ|
ちなみに、このフロップではBTN側の戦略は以下のような感じだった。
改めて見ると、OESDでも思ったよりベットしないんだなと思った(初心者並の感想)
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|この盤面でのBTNの均衡戦略|
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|この盤面でのBTNのハンドタイプ別の戦略|
## 20250224
### 今日の盤面1

- プリフロップ
- BTN: Raise2.5
- BB: Call
- フロップ
- BB: Check
- BTN: Bet4.1(75%)
- BB: Call
- ターン
- BB: Check
- BTN: Check
- リバー
- BB: Check
- BTN: Check <- X
チェックした理由:ターンでJが落ちた時点でTヒットはセカンドペアなので、バリューレンジから外れていると思ったから
GTO: Bet7(51%)
### 解釈
リバーにおけるBBの均衡戦略を見ると、Jがヒットしているほとんどすべてのハンドでレイズとなっている。
つまり、リバーでBBのチェックが入った時点でBBがJを持っている可能性はほぼなく、BTNは実質的にTをトップヒットのように扱ってベットをすることができると考えられる。
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|リバーにおけるBBの均衡戦略|
ちなみにターンとリバーのカードが逆だった場合、ターンのBTNによる125%CBでBB側のJxハンドはほとんど降りることになるが、ワンペア以上がヒットしているJT, J4, J2などはレンジに残る。
その後リバーでBBにJがヒットしてもドンクベットできないので、BTNはBBのJヒットを警戒してチェックが正解となる。
### 今日の盤面2

- プリフロップ
- BTN: Raise2.5
- BB: Call
- フロップ
- BB: Check
- BTN: Bet1.8(33%)
- ターン
- BB: Check
- BTN: Check
- BB: Call
- リバー
- BB: Check
- BTN: Bet5.5(60%) <- X
ベットした理由:85sはBTNのレンジの中で下位に位置するハンドなので、ブラフレンジに入っていると思ったから
GTO: Check
### 解釈
リバーでのBTNの均衡戦略を見ると85sにベットがあるように見えるが、その内訳はすべて8♠5♠となっている。
つまり、8♠5♠はブラフレンジに入っているが8♥5♥は入っていないということになる。
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|リバーにおけるBTNの均衡戦略|
~~フロップでボードに♠が2枚落ちているためリバーにおけるBBのレンジには♠♠の弱いハンドが多く含まれるが、それらのほとんどはBBのブラフレンジに入っているため、BBがリバーでチェックした時点でレンジから外れてしまっていて、BBの弱いレンジには8♠や5♠を含むハンドよりも8♥や5♥を含むハンドのほうが多くなっている。
ここで、BTNが8♥5♥を持っているとき、これらのカードは本来ブラフターゲットとなるべきBBの弱いハンドを8♠5♠よりも多くブロックしてしまっている(リバースブロッカー)ためブラフには向かないと解釈した。~~
そうでもない?
確かに♠の弱いスーテッドハンドはほとんどブラフに回されているが、そもそも♥の弱いハンドは最初からレンジに残っていないため結果的にレンジにある♠と♥のブラフターゲットの数はそれほど違わないかもしれない。
???
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|リバーにおけるBBの均衡戦略、レンジにある弱いスーテッドハンドはほとんどすべて♠♠であり、それらはほぼブラフレンジに入っている|
## 20250225
今日は、お互いがアクションするたびに残っているレンジを予想して塗りつぶすゲームをした。
### 今日の盤面

- プリフロップ
- BTN: Raise2.5
- BB: Call
- フロップ
- BB: Check
- BTN: Bet4.1(75%)
- BB: Call
- ターン
- BB: Bet2.75(20%) <- !
- BTN: Call
- リバー
- BB: Bet29(151%)
- BTN: Call
### レンジ予想(最終)
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|アクションごとに緑 -> 青 -> 黄の順に残っている(と思う)レンジを塗り重ねたもの|
### 解釈
#### フロップ
ベットサイズをいきなり間違える。
「J以下ハイ」のボードなのでルールベース的に75%ベットをしたが、フロップストレートのある形なのでベットサイズを下げるべきだった。
これは知っていたはずなので単純にミス。
GTO的には33%or50%でもう少し広くベットするのが正解とのことで納得。
75%ベットレンジに絞ったとき、ブラフの範囲を結構塗り間違えている。Jx, Tx系を塗るのは悪くないが、J6, J5, T6, T5などは普通にヒットしておりショーダウンバリューがあるので塗っているのはおかしい。均衡戦略では代わりにQ2sやK3sなどがブラフレンジに入っているようだった。
#### ターン
ターンでBBがドンクベットをしてきた。
ここで、ドンクベットはかなり強い主張に見えたのでほとんどストレート完成ラインとそれに付随して数個のブラフハンド程度(最終的に黄で塗られている部分)しかないのでは?と思ったが、実際にはこのスポットではBBはすべてのハンドで20%ドンクベット可能となっていた。
あとから考えると20%ベットなのでそれほど強いアクションではないなと思いなおしたが、結局ドンクベット自体が正当化されている理由については未解釈。
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|ターンでのBBの均衡戦略|
### リバー
BBからの151%CBを受けるが、ストレートが完成しているので普通にコール。
ターンの時点で相手のレンジを狭く見積もりすぎていたので、すべて黄で塗りつぶすことになった。
実際のGTO的には7x系のストレート完成ハンドは大体89%ベットで、97sのナッツストレートといくつかのブラフハンドが151%ベットとなっていた。
この差を見分けるのはかなり難しいが、実戦ではそれほど重要ではないかもしれないと思った。
## 20250303
### 今日の盤面

- プリフロップ
- BTN: Raise2.5
- BB: Call
- フロップ
- BB: Check
- BTN: Bet1.8(33%)
- BB: Call
- ターン
- BB: Check
- BTN: Bet6.8(75%)
- BB: Call
- リバー
- BB: Check
- BTN: Bet19(84%)
- BB: Call
### 解釈
#### フロップ
フロップでKハイボードが落ちたのでルールベース的に33%ベットをしたが、均衡戦略的にはこのボードでは33%ベットの頻度はレンジ全体で24%しかなく、比較的大きいベットサイズを使うようだった。
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|フロップがK♠9♥8♦の場合のBTNの均衡戦略|
フロップでBTNがセオリー通りに全レンジで33%ベットができるようなフロップは、たとえばK♠8♥3♦が挙げられる。この場合には33%ベットの頻度はレンジ全体で79.2%となる。
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|フロップがK♠8♥3♦の場合のBTNの均衡戦略|
ボードがウェットな場合にはBB側にドローハンドが多く含まれるため、33%ベットで下ろせるハンドがかなり少なくなる。逆にボードが非常にドライな場合ではBB側のレンジに勝つ見込みがほとんどないハンドが増えるため、形式的な33%ベットで多くのハンドをフォールドさせることができる。
ただし、上記は均衡戦略を考える場合の話で、実戦ではウェットなボードであっても全レンジ33%ベットを行うことに大きな問題はない。
そもそもウェットボードでもほとんどのハンドに33%ベットの頻度が(非常に薄いものの)あることからEV的にはほとんど損失はないし、実戦では相手が均衡戦略を正確にプレイしてくることはほぼないためより有利になる場合がある。
BBが人間プレイヤーである場合の具体的なミスの傾向としては、BTN側のベットに対してのブラフレイズ過少がある。
均衡戦略ではBTNの33%ベットを受けたBBは99,88,K9,K8,98などでバリューレイズをするが、これに対応していくつかのドローハンド(ガットショットやバックドアを含む)でもブラフレイズを行う。そうすることでBTN側は弱いハンドをフォールドさせられ、エクイティを奪われることになる。
しかし人間のプレイヤーはこれらのブラフすべきハンドをコールに留めたり、場合によってはフォールドしたりするため、BTN側はすべてのKハイボードでレンジ33%ベットをしても均衡戦略を相手にするより多くのハンドでエクイティを実現できる傾向にある。
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|フロップがK♠9♥8♦の場合の、BTNの33%ベットに対するBBの均衡戦略|
今回もレンジを相互のレンジを予想しながらプレイしたが、実際にA7sやJ7s,T7sなどで相手がレイズしてくる可能性は想定できていなかった。フォールドレンジは均衡戦略のほうが広いが、BTN側の戦略を全レンジ33%ベットと想定してBBのコールレンジを作ったことによるズレだと解釈した。
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|フロップにBBがコールした時点でのお互いの予想レンジ|
#### ターン
ボードにTが落ちたことでストレート完成ボードとなり、今まで強かったはずの2ペアやセットはすべてストレートに捲られた。フロップでナッツだったKKはBTNのレンジにしかなかったが、ナッツストレートがどちらのレンジにもあり得るようになった(BTNがあまり大きくポラライズできなくなった)
75%ベットで、相手がセカンドヒットまではコールすると想定して、トップヒットミドルキッカー以上をバリューレンジとした。ブラフレンジにはガットショットを含むストレートドローを選択したつもりだったが、Qx,Jx系を見落としているのはミスといえる(このミスがあとで響く)
T9,T8などのツーペア系もバリューのはずだが見落としている(バリューに入れられていない)
実戦でこれらのハンドを持っていたときツーペアに気づかないということはあり得ないが、レンジを考えているときはよく見落とす。
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|ターンでBBがコールした時点での予想レンジ|
#### リバー
リバーでTが落ちて、
- ナッツはTのクアッズになった
- ストレートがフルハウスに捲られた
- 9もしくは8を含むツーペアのうちTを含まないものが無意味になり、実質的に1ヒットになった
ターンまではベットサイズを1つに決めていたが、リバーでは(場合によっては)2つに分けてもいいらしいので、75%ベットレンジと125%ベットレンジの2つを想定してみた。
ここでは上ストレート以上のハンドを125%に、トップヒット強キッカー以上を75%レンジに組み入れた。
しかし、ここでブラフに回すべきハンドが足りなくなってしまった。さっきQx,Jxをベットレンジに入れられていなかったことが主な原因と思われる。
均衡戦略では一見不可解なハンドがベットされることがあるが、それは後にブラフレンジが足りなくならないようにするためという意味合いもあるかもしれない。
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|リバーでのBTNのベットレンジ。ブラフレンジは塗っていないが青の部分を適当に使うしかない|
## 20250305
### 今日の盤面

- プリフロップ
- BTN: Raise2.5
- BB: Call
- フロップ
- BB: Check
- BTN: Bet1.8(33%)
- BB: Call
- ターン
- BB: Check
- BTN: Bet6.8(75%)
- BB: Fold
### 解釈
#### フロップ
フロップで992rが落ちて、これはミドルペアボードなので「[BTNは、トリップス以上のハンドを全て33%potのCBを打ち、それ以外のハンドの70%で33%potのCBを打ち、30%でCheckすることで、疑似GTO戦略を採る。](https://hmpokergto.hateblo.jp/entry/2018/10/10/234537)」
とりあえずスリーカード以上を塗って、それ以外のハンドを強そうな順に7割くらい塗ってみたところJ7sは塗られたので33%ベットを行った。
それに対してBBがコールしてきたので、相互のレンジ想定は以下のようになった。
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|BBがコールした時点でのお互いのレンジの想定|
ちなみに、BTNの均衡戦略を見ると全部のハンドで一定の頻度で33%ベットを行っていた。
つまり、上記ブログにある「それ以外のハンドの70%で33%potのCBを打ち、30%でCheckする」とは全部のハンドで確率的にベットをするという意味だったらしい。
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|BTNの均衡戦略|
BBのコールレンジは予想とそれほど大きな乖離はないように見える。
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|BBの均衡戦略|
Ax系の弱キッカーが思ったよりコールされている気がしたので、ボードが997の場合も調べてみた。
まずAx系はバックドアフラッシュドローハンドとして採用されていて、フラッシュの見込みがないスートではキッカーがヒットしたときにボードワンペアに勝てるかという観点で決まっているように見える。
GTOはバックドアフラッシュドローを予想よりも高く評価していることが多いということに気づき始めてきた。
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|-|-|
|9♥9♦2♠でのA3s|9♥9♦7♠でのA3s|
KT,QT,JTなどがスーテッドとオフスートで差があるのも同様の理由で、これらのハンドもスーテッドでは♣だけフォールドがあることからフラッシュを見込んでいることが分かる。
今回のようなボードだと相手のスリーカードに勝てるかどうかが重要になってくるので、通常よりもフラッシュドローが重視される傾向にあるかもしれないと思った。
BBのレイズレンジについては9x系がバリューになっていて、フラッシュやストレートのドローがあるハンドがブラフに回っているっぽい。
頻度になっているハンドがかなり多いので相手のレンジを絞り込むのにはあまり役に立たないが、自分がペアボードでBB側になったときに直感より多くのハンドでブラフレイズしなくてはいけないというのは覚えておいた方がいいかもしれない。ツートーンならフラッシュドローでブラフできるけどレインボーだと普段まったくブラフしていない気がしてきた。
#### ターン
ターンで2が落ちて、ボードは9♥9♦2♠2♥になった。
フルハウスになっているハンドがかなり増えて、フラッシュはそれほど強い役ではなくなった。
ツーペアではキッカーが無意味になり、Aを持っているかどうかが重要となる。
今回はBTNもBBもフルハウスを持っている可能性があるためベット額を小さめの75%に決めて、フルハウス以上のハンドをバリューレンジ、実質ハイカードのうちQ以下をブラフレンジとしてみた。
フロップでレンジを絞ってしまっていたので均衡戦略とはやや乖離があるが、塗った範囲は悪くなさそうな感じがする。
ポケットペアでは88以下がほぼベットになっているがTT以上がチェックなのは解釈が難しい。
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|リバーでのBTNの予想レンジと実際の均衡戦略|
#### リバー
ゲームではBBがターンで降りたのでリバーはなかったが、仮にBBがターンでコールしていてリバーでA♠が落ちたとした場合、BBとBTNの均衡戦略は以下のようになった。
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|リバーでのBBとBTNの均衡戦略|
まず、BBはこの時点でフルハウスではなくAもポケットペアも持っていない場合にはほとんどすべてドンクベットしなくてはいけないが、そのサイズは11%と非常に小さい。
この11%ベットをするかどうかでEV差が2くらいあるようなので結構重要らしい。
BBがチェックしたとき、BTNは9x系のフルハウスを持っている場合オールインとなる。
実際に自分がフルハウスを持っているときにオールインするのは簡単だと思われるが、持っていないときにもブラフでオールインしなくてはいけないのが難しい。
ブラフレンジはエクイティが0のハンドのうちKやQを含むものとなっていて、これはBB側の均衡戦略と対応していることがわかる。
BBはリバーでゴミハンドを持っている場合ほぼ確実にブラフしているはずなので、リバーでチェックしてきた時点でそれらのハンドは持っていないことになる。するとブラフターゲットはミドル以下のポケットペアや2のフルハウスとなり、それらのカードをブロックしていないKやQがブラフレンジとして選ばれていると解釈できる。
とはいえ、実際のプレイヤーがGTOと同じようにブラフしてくるかどうかは分からないと思った。むしろリバーでもまだ7♥6♥とかがレンジに入っていて、それでブラフするからKやQではチェックする人とかいそうな気がする。あとドンクベット絶対しない人とか。
実戦では相手の実際のフォールドレンジをブロックしていないハンドでブラフすべきということになると思うが、やはり難しい。
## 20250306
### 今日の盤面

- プリフロップ
- BTN: Raise2.5
- BB: Call
- フロップ
- BB: Check
- BTN: Check
- ターン
- BB: Check
- BTN: Check
- リバー
- BB: Check
- BTN: Check <- X
GTO: 73%Bet
### 解釈
#### プリフロップ
ボードにJ♠T♠6♥が落ちて、ハンドはA♠8♦。
Jハイ以下のフロップでは平均的に75%ベットを中頻度で打つのがいいとのことで、コネクタボード(サイズ↓)と2ブロードウェイ2トーン(サイズ↑)という要素を加味してベットサイズは75%を想定した。
バリューレンジをJヒット(キッカー7)以上として、ブラフレンジはストレートドローと弱い♠♠を使うことにした。
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|フロップでのBTNのチェックレンジ(予想)と均衡戦略|
実際の均衡戦略と比較してみると結構違っていた。
バリューレンジについては、J7以上という部分は悪くなかったが均衡戦略では6♠x♠のヒットドロー系が入っていた。J7sと7♠6♠はどちらもエクイティが70%らしい。この辺の感覚はまだ難しいと思った。
均衡戦略でもストレートドローはブラフとして採用されていたが、フラッシュドローの部分は主にA♠を含むハンドが使われていた。54sなども入っていたが、こちらはむしろ♠♠以外のスートが使われているようだった。
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|-|-|
|A7s|54s|
確かにフラッシュを見込むなら54sよりもナッツフラッシュを狙ったほうが圧倒的にいいのでよく考えたらその通りすぎた。
A♠4♥などもブラフに入っているが、ブラフハンドを♠♠ばかりにしてしまうとターンで♠が落ちたときに全部フラッシュになってしまいブラフレンジがなくなってしまうのでバックドアをあえて入れておく……らしい。
この辺の割合とかもいずれはちゃんと調べたほうがいいかもしれない。
#### ターン
ターンでKが落ちて、ボードはJ♠T♠6♥K♦となった。
トップペアがKに代わり、AQを持っていればストレート完成となった。
BBはチェックしたので、そのチェックレンジを考えた。
K6以上はベットできそうで、ブラフレンジは弱い♠♠を採用している(文字が緑の部分)が、後から見返すと全然ブラフの数が足りていない(これ塗るの途中でやめてないか?)
実際の均衡戦略では、A♠x♠系やQx系のドローハンドもブラフに入っていた。
BBのチェックを受けたBTNも、同じくKx系以上がバリューレンジに入ると予想した。こちらはブラフレンジとしてきちんとQx系を選択できている。実際にはBTNで使わなかったA♠x♠系なども入っているようだった。
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|ターンでのBBチェック->BTNチェックの予想レンジ|
#### リバー
リバーでJ♣が落ちて、ボードはJ♠T♠6♥K♦J♣となった。
Jx系はトリップスになり、Kxを再び捲った。フラッシュはフルハウスに捲られた。
ここで、お互いのレンジで新たにベットできる部分は少ないと考えて、お互いのレンジに残っているJx系の部分を新たなバリューレンジとした。リバーなので、ブラフレンジにはハンドを弱い順に数個選択した。
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|リバーでのBBチェック->BTNチェックの予想レンジ|
A8は塗られなかったのでチェックしたところ、不正解となった。
実際の均衡戦略は以下のようになっていた。
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|BTNの均衡戦略とA8oの内訳|
予想レンジでは各ハンドを0か1かで塗り分けているが、実際にはターンまでで頻度だったハンドがあるのでベットレンジがかなり残っており、その分ブラフレンジも広くなっているようだった。
そのなかでA8oはスート依存になっていて、A♠8はすべてブラフとなっていた。
前提としてこのボードではA2からA9がすべて引き分けになっているので、A8でA2をフォールドさせることには意味がある。その上で、これまでのストリートでBB側のA♠x♠はほとんどブラフとして使われてしまっているためレンジにほとんど残っていない。
するとAのなかでA♠だけが相手のフォールドレンジをブロックしていないことになり、これがブラフに適していると解釈した。
ブロッカーの話なのでミスの度合いとしてはそれほど大きくないかなと思いつつもこのあたりの感覚もつかめるようになりたいと思った。
## 20250310
今回からプレイ中に考えたこととGTO解析を見て考えたことを分けて書いてみる。
### 今日の盤面

- プリフロップ
- BTN: Raise2.5
- BB: Call
- フロップ
- BB: Check
- BTN: Bet4.1(75%)
- BB: Call
- ターン
- BB: Check
- BTN: Check
- リバー
- BB: Check
- BTN: Check
### 考えたこと
#### フロップ
ボードはT♠4♥2♠で、ハンドはT◆8♠。
とりあえず感覚的にはトップヒット以上を持っていればミドルヒット(+ボトムヒット)をターゲットとしてベット出来そうな感じがする。
J以下ハイのボードでコネクタなどもないので、ベットサイズは75%を想定した。
一旦ボタンのベットレンジはトップヒット以上として、ブラフレンジはストレートドローとなる65sと53sのほかに、フラッシュドローとなるA♠x♠(+ツーオーバーの♠♠)を採用した。また、♠が落ちたときにブラフレンジがなくなることを危惧してバックドアとなるオフスートのA♠xも入れておいた。
BBはミドルヒットまではとりあえずコールできると予想した。2はコールしづらいが、キッカーがオーバーカードであればツーペアに期待してコールとしてみた。
今回はベットサイズが75%で必要勝率が約30%ということで、K以上もしくはツーオーバーの♠♠もコールすることにした。
表には塗っていないが44,22のポケットペアやT4,T2,42の2ペアはレイズの頻度がありそうで、ブラフレイズするならBTNと同じく65s,53sやA♠x♠かなという予想を立てた。
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|BBチェック->BTN75%ベット->BBコールの予想レンジ|
#### ターン
A♥が落ちて、ボードはT♠4♥2♠A♥となった。
53sは唯一のストレートとなり、♥♥もフラッシュドローとなった。
BTNはTを持っているがAが落ちたことでトップヒットではなくなり、CBしづらくなった。
AAやTTはBTN側のレンジにしかないが53sはどちらにもあるのでややポラライズしづらく、75%ベットが妥当と予想した。
BTNはA♠x系をブラフレンジに入れていたので、これらのうちキッカーがある程度強いものをバリューレンジに昇格とした。逆にTx系はCBせずコールに留めることにした。
ここでミスに気付く。
フロップのブラフレンジを決めるときにフラッシュのことしか考えていなかったのでA♠x系を全部拾ったが、Aがヒットしたことでレンジがほとんど強くなってしまいブラフレンジがなくなってしまった。
♠♠のなかでもAx,Kx,Qx系でブラフハンドを散らせばよかったのではと後悔。
とりあえずK♠Q♠,K♠J♠,Q♠J♠,65sをブラフレンジとしたが少なすぎる。
仕方ないのでバリューレンジを削り、T8は入ってないのでチェック。
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|BBチェック->BTNチェックの予想レンジ|
#### リバー
K♥が落ちて、ボードはT♠4♥2♠A♥K♥となった。
♥はフラッシュになり、ストレートは捲られた。
BBはチェックしたが、フラッシュを持っている場合に必ずドンクベットをするというわけではないはずなのでレンジを絞るのは難しいか。
BTNはKKや♥♥などが新たにベットできそうだが、本当にブラフレンジがない。フロップでの失敗の影響がすごい。
実戦ではブラフレンジがなくてもベットはできるが……。
とりあえずT8はチェックして終了。
### 解釈
#### フロップ
フロップでのBTNの均衡戦略は以下のようになっていた。
Tx系は一応すべてベット可能ではあるが、頻度が低いものが結構目立つようだった。

スートの内訳を見るとスーテッドではT♥x♥が、オフスートではキッカーが♠のものが高いベット頻度をもっていた。
これは、Tはトップヒットではあるものの弱いためターン以降で捲られる可能性が高く、そのリスクをカバーするためにドローがついているハンドが選ばれているのでは?と解釈した。
ミドルヒット以下についても、T◆5♣のEQが71.4%なのに対してA♠4♠は77.5%、5♠4♠でも73.5%あるので「トップヒットだからコール」「ミドルヒットだからチェック」というのは一概には言えなそうに見える。
ブラフレンジについては色々な要因がありそうで解釈が難しい。
とりあえずプレイ中に予想したA♠x(の一部)をブラフレンジに入れるのは正しそうに見えるが、それ以外でもほとんどのハンドでベットの頻度があるため、何らかのドローがあるハンドであれば確率的にベットしているという解釈が近い気がする。どのようなハンドが高確率でベットしているかということも一概には言えず、たとえばK6sでは♠♠が一番高頻度でベットするがK5sでは◆◆や♣♣が人気になっていたりと、単純にアウツの枚数で決まっているわけではないようだった。
とにかくリバー以降で何が落ちてもいいようにいろんなハンドをブラフレンジに入れているのかもしれない。
Kハイボードのときに見たレンジベットの戦略とやや似ているが、全部のベットサイズがあるという点で異なる。
これを実戦で再現するのは難しそうだが、逆に言うとほぼ頻度なので何をしても大きな間違いではないと考えて自分の解釈できる範囲で暫定のレンジを作ってしまっていいかもしれないと思った。
以下は新しく作ってみたレンジ。

- バリュー
- オーバーペア
- セット
- Tヒット
- 4ヒット、2ヒットのうち♠♠のもの
- ブラフ
- A♠x♠、K♠x♠、Q♠x♠、J♠x♠の一部
- フラッシュドロー
- A♥x♥、K♥x♥、Q♥x♥、J♥x♥の一部
- バックドアフラッシュドロー
- A♠xoの一部
- バックドアフラッシュドロー
- 65s、53s
- ストレートドロー
- KQ,KJ,QJなど
- ツーオーバー
今まではトップヒットが出たらベット、それ以外はチェックのようになっていたので、かなりいろいろベットしていいということが分かった。
BBのコールレンジは概ね予想通りだった。ストレートのヒットドロー周りをもう少し厚くコールできそうなのと、予想の時点で55以上のポケットペアを塗り忘れていることに気づいた。

#### ターン
ターンのBTNの均衡戦略は以下のようになっていた。

Aがヒットした部分がベットレンジになっているのは最初の予想通りで、プレイ中に気付いたことと同じくフロップでブラフを広く取っていたおかげでヒットしなかった部分が新たなブラフレンジになっていることがわかる。
全体としてはかなり解釈しやすい気がする。
#### リバー
ターンでボタンがチェックしたとき、リバーでBBはAx以上でベット可能になるようだった。
フラッシュもベットできるが、実はA♥K♥などが落ちているのでレンジのなかでフラッシュのコンボ数はかなり少なくなっている。
ベットレンジが広いのでブラフレンジもかなり広く、♠♠がかなりの割合でブラフレンジに回されているのがわかる。
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|リバーでのBBの均衡戦略|
BTNの戦略は特に意外性がなく、トップヒット以上なら撃てるという感じだった。サイズはかなり大きくて、ポットオーバーがメインになっていた。
今回のケースはJハイ以下のボードでトップヒットしているパターンだったが、解釈が難しい部分もあった。同じパターンの盤面をもう一回やれば少し法則性が見えるかもしれないと思った。
## 20250312
今回は、あえて前回と近い盤面(自分がトップヒットを持っている状態)を選んでみた。
### 今日の盤面

- プリフロップ
- BTN: Raise2.5
- BB: Call
- フロップ
- BB: Check
- BTN: Bet4.1(75%)
- BB: Call
- ターン
- BB: Check
- BTN: Check
- リバー
- BB: Check
- BTN: Check
### 考えたこと
#### フロップ
ボードはJ♠4♥2◆で、ハンドはK♣J♣
BTNのベットサイズは75%の想定で
- バリュー
- ツーペア以上
- オーバーペア
- トップヒットでキッカーがミドル以上の部分
- 4xs,2xsのうちキッカーがオーバーカードかつバックドアフラッシュのある部分
- ボトムヒット以上のワンペアで、バックドアストレートドローのある部分
- ブラフ
- Axs,Kxs,Qxsの弱キッカーのうち、♣♣以外
- 4,2周りでストレートドローとなる部分(53s,65s)
- J周りでバックドアオープンエンドストレートドローとなる部分
- J周りでバックドアストレートドローかつバックドアフラッシュドローとなる部分
を塗った。
前回はバックドアフラッシュ枠としてAxoなどもブラフレンジに入れていたが、今回はボードがレインボーということで代わりにストレートドローを厚くブラフレンジに入れてみた。
BBのコールレンジは
- ワンペア以上
- オープンエンドストレートドロー
- バックドアストレートドロー+ツーオーバー(KQo)
とした。2xsのキッカーが弱い部分は本来なら降りてもいいかなと思ったが、ボードの関係でバックドアストレートドローがつくので今回はコールとした。
ベットが75%想定なのでストレートドローでもガットショットだとコールしづらいと考えた。フラッシュドローもあればコールしやすいけど、ボードがレインボーなので厳しいか。
どちらかというと65sとか63sのようなガットショット+バックドアのハンドはブラフレイズのレンジに入れたい気がした。
というわけで予想レンジは以下。
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|BBチェック->BTN75%->BBコールの予想レンジ|
#### ターン
Q♥が落ちて、ボードはJ♠4♥2◆Q♥となった。
JはQに捲られてしまった(前回と同じパターン)
ツーペア以上になっているハンドとQがヒットしたハンドは引き続きベットできそう(75%くらい?)
ハンドとして持っているJKsなどはキッカーが強いのでベットの頻度がある気がしたが、撃つにしてもトリプルバレルは厳しいので一旦チェックしてリバーを見てから撃つことにしてもいいかなと思った。
Qが開いたことでAKやKT、T9などはストレートドローとなったので、65sや53sなどと合わせて適当な頻度でブラフレンジとして使うのがよさそう。
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|BBチェック->BTNチェックの予想レンジ|
#### リバー
リバーで4♣が落ちて、ボードはJ♠4♥2◆Q♥4♣となった。
BBはチェックしたので4のトリップスやQの強キッカー系は結構削れていると考えてよさそう。
Qを持ってるときにトリップス警戒してチェックとかあるのかな?BTN側のレンジに4が結構残ってそうなのであり得るかもしれない。
実際BB側は4持ってれば大ベット、Q持ってれば小ベットみたいにするのが良いかなと思った。
BTN側の戦略としては、BBのチェックでだいぶレンジがキャップされたと考えればJの強カードくらいまでは撃っても撃たなくても良さそうに感じる。
実際は4あるハンドだけ撃って、適当にエクイティが無いハンドから順番に拾ってブラフを打つって感じかな。
K♣J♣は結局チェックとしたけど多分ベットの頻度はあると思っている。
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|BBチェック->BTNチェックの予想レンジ|
### 解釈
#### フロップ
BTNの均衡戦略は以下のような感じだった。
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|フロップがJ♠4♥2◆のときのBTNの均衡戦略|
ボードが前回と似ているので均衡戦略はほぼ全レンジ頻度だろうなというのは予想していたが、前回より全体的にサイズが小さいのは気になった。
この違いはボードがツートーンかレインボーかの違いかと思ったが、ボードをT♠4♥2◆にすると深いベットが現れるようになった。
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|フロップがT♠4♥2◆のときのBTNの均衡戦略|
この違いがどういう理由で発生しているのかが分からなかった。
J以下ハイボードでの感覚がまだ掴みきれていない感じがある。
あとAxoが普通にレイズされているのは予想と違っていた。
もう一つ気付いたこととして、レイズするハンドは好きにできるとしてもレイズの割合は守らないといけないのでは?と思った。
前回のフロップ(T♠4♥2♠)はチェック率54.4%で、今回(J♠4♥2)は45.5%となっている。
つまりこんな感じのフロップのときはBTNは5割くらいCBしないとベット過少になるはずで、だとしたら今回(+前回)作ったレンジは若干チェックが多いか。
そういう意味ではAx系を追加で適当にベットするくらいでちょうどいいのかもしれない。
でもサイズが75%だと若干大きいから多少範囲は小さくていいという考え方もありそう。
BBのコールレンジは概ね予想通りだった。
#### ターン
ターンも大体は予想通りだったが、KJsは♥♥だけベットで♣♣はチェックとなっていた。
♥♥のベットはフラッシュドローのぶんだと思うので、KJ自体にベットがあると思ったのは間違いだった。
ただ、AJにはベット頻度があるので惜しくはある?
#### リバー
リバーのBBは、J9以上でベット可能となっているようだった。
BTNがJハイのときにレイズしてきて、Qが落ちた瞬間にやめているのでそのあたりがバリュー下限になるのは納得感がある。
BBがチェックしたときBTNはKJoまでベットできて、コールの頻度もある。
それ自体は予想通りだが思ったよりコール頻度は少なくて、AJについてはほぼレイズとなっていた。
総じて悪くはないかなと思った。
## 20250318
フロップでペアボードが出たとき、BTN側はレンジベットできるがBB側はどんなハンドで受ければいいのか迷ったので調べたい。
以下は、いろんなフロップでBTNが33%を撃ったときのBBの均衡戦略。
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|-|-|-|
|322r|822r|K22r|
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|-|-|-|
|388r|988r|K88r|
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|-|-|-|
|3AAr|8AAr|KAAr|
色々見た感じ
- ワンペア以上なら必ずコールorレイズ
- Ax系は必ずコールorレイズ
- Kx,Qxのうち、キッカーがある程度強ければコールできる
- その他、ドローが多いハンドはコールできる
- ストレートドロー or フラッシュドロー or ダブルバックドア
ツートーンでもあまりコールの分布自体は変わらないが、同じマスの中でフラッシュドローにかなり偏る感じがあった。
アクションの割合としてはだいたいどのボードでもフォールド4割、コールが4~5割、レイズが1~2割という感じだった。
ペアがブロードウェイだと若干コールによる傾向はあるかも。
BTNのベットサイズが75%になったらコール率が3~4割に減るが、基本的にはあまり変わらない感じだった。
### まとめ
ペアボードのBB側の戦略はボードにあまり依らないことと、コールできるハンドは直感とあまり乖離がないことがわかった。
もっというと、コールするか一瞬悩むようなハンドであれば間違えてコールしてもEVロスはかなり軽微なので実はあまり気にしなくていいのかもしれない。
とはいえ一度言語化しておくとある程度自身を持ってプレイできるのでいいと思った。