# 森林利用情報学(石川)テスト勉強 ## 第一回 木材収穫 [siryou](https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/pluginfile.php/348514/mod_resource/content/1/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%83%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A6%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%91%E5%9B%9E%EF%BC%88%E2%BD%8A%E6%9D%90%E5%8F%8E%E7%A9%AB%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81%EF%BC%89.pdf) * 日本の木材収穫は**急斜地**で**重量物**を扱う所 * 水運(筏)・・・**丹波地方**は昔からスギ、松、桧の天然木を生産しており、筏流しの始まり。 * 水運(鉄砲堰)・・・ダム的なやつ * 重力利用(修羅)・・・筏並べて滑り台みたくするやつ(昭和35年ごろまで主流だった) * 重力利用(木馬(きんま))・・・架線取材が一般的でない頃の収財方法のひとつ。木ウマを通す道。かなり危険。 * 畜力・・・ウマやゾウなどに木を運ばせる。 * 動力利用(森林鉄道)・・・現在は赤沢森林で観光用のみ残る。 * 動力利用(架線集材)・・・空中に架設したワイヤーロープに木材を吊り上げて運ぶ方法。皆伐作業が減少するとともに減少する。 ## 第二回 伐木作業で使用される機会と道具 [siryou](https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/pluginfile.php/359675/mod_resource/content/1/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%83%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A6%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%92%E5%9B%9E%EF%BC%88%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%EF%BC%8C%E9%AB%98%E6%80%A7%E8%83%BD%E6%9E%97%E6%A5%AD%E6%A9%9F%E6%A2%B0%EF%BC%89.pdf) ### **チェーンソー**(ソー「刃」+チェーン) * 特徴:2サイクルガソリンエンジン、自動遠心クラッチ、ダイヤフラム式キャプレター * 導入のきっかけ:**洞爺丸台風**による大量の倒木を処理する必要 * 各部分の名称 ![](https://i.imgur.com/e8Eus9E.png) * チェーンソーによる労災(**白蝋病、レイノー症候群**) * ★対策として、手持ちのハンドルにゴムを使用するなど機械の改良を義務化するとともに、チェーンソーを用いる作業は1日あたり2時間以内。連続使用は10分以内に制限(**労働安全衛生規則**) ### ★素材(丸太)の規格(日本林業規格 JAS) #### 素材の種類 * 小の素材:丸太の径が**14cm未満**の素材 * 中の素材:丸太の径が**14cm以上30cm未満** * 大の素材:丸太の径が**30cm以上**の素材 * 丸太の径は**最小径**とし(末口側ということ)、**小の素材1cm,中、大の素材2cm**とし、**丸太の長さは20cm**とし、単位寸法に満たない端数は切り捨てる。 #### 素材の体積(長さが6m未満のもの) $最小径^2\times 長さ・・・末口自乗法(短いほうの径を基準にしている)$ ## 第三回 伐木造材作業の技術 [siryou](https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/pluginfile.php/359710/mod_resource/content/1/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%83%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A6%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%93%E5%9B%9E%EF%BC%88%E4%BC%90%E2%BD%8A%E9%80%A0%E6%9D%90%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E3%81%AE%E6%8A%80%E8%A1%93%EF%BC%89.pdf) ### 伐木作業の特徴 #### 定義 :樹木という重量物を、直立状態から地表面に寝た状態にする (注意点) + 伐倒する樹木を気付付けないように伐倒(木材の価値を維持する) + 他の樹木に引っかからないように伐倒する(**かかり木**)(残存木の価値を維持する、作業員の安全確保) + 作業員の方向に倒れないように伐倒する(作業員の安全確保) #### ★伐木方向(暗記) * 斜面下向きに伐倒するのは危険$(★\because 伐倒する樹木が地面にあたるエネルギーが大きくなり樹木を傷つける可能性があるため)$ * 斜面横方向か斜め下方向に伐倒するのが理想的 * ★![TOC](https://i.imgur.com/YgECqxN.png) #### ★伐木作業の手順(暗記) 1.伐倒木の根元周りの仮想植生を除去 2.伐倒方向を決定 3.伐倒方向側(切り倒したい方向)に**受け口**を作る 4.**追い口**を切る(追い口を切りながら待避場所を確認) 5.追い口を切り進むと、徐々に樹木が倒れ始めるので、待避する  ![](https://i.imgur.com/ZoiPhoc.png) ### 労働災害の発生状況 * 死傷災害は近年減少傾向で推移、死亡災害は横ばいの傾向 * 他の産業に比べて、林業の災害発生率はずば抜けて高い * **年齢別では高齢者の割合が高い** * **差業種別では、伐木作業中の割合が高い** ## 第四回 集材作業の方法について [siryou](https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/pluginfile.php/365786/mod_resource/content/1/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%83%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A6%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%94%E5%9B%9E%EF%BC%88%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E7%B3%BB%E3%81%A8%E6%9E%B6%E7%B7%9A%E7%B3%BB%EF%BC%89.pdf) #### 集材作業時の木材の状態 * ★**全木**(立っている状態そのままの木)→枝払い→**全幹**(幹だけの状態)→(造材(玉切り))→**丸太・素材・短幹** #### 集材作業とは 伐採、枝払い、造材、集材などのこと #### 集材作業とは(車両系の場合) * 木寄せ:立木の位置から集材道路あるいは集材架線まで集めること * 集材:集材道路や集材架線を用いて山土場までの運搬 * 運材:山土場から原木市場や加工工場までの運搬 #### 車両の足まわり |ホイールタイプ|クローラタイプ| |:-|:-| |高速|低速| |接地圧力大、不整地に弱い|接地圧力小、不整地に強い(●)| |牽引能力が小さい|牽引能力が大きい(●)| |重心が高い|重心が低い| ||旋回時に路面を傷つける| ||構造が複雑、費用が高い| (●):林業に向いている #### 緩傾斜地での車両系搬出作業システム 作業手順 * 高密作業路網作設 * チェーンソーで定性間伐 * プロセッサで木寄せ、造材 * フォワーダで集材 #### 急斜面での架線系搬出作業システム 作業手順 * 作業路作設 * チェーンソーで列状間伐 * スイングヤーダで木寄せ * プロセッサで造材 * フォワーダで集材 ## 第五回 車両系集材作業で使用される機械 [siryou](https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/pluginfile.php/365787/mod_resource/content/1/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%83%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A6%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%95%E5%9B%9E%EF%BC%88%E9%AB%98%E6%80%A7%E8%83%BD%E6%9E%97%E6%A5%AD%E6%A9%9F%E6%A2%B0%EF%BC%89.pdf) ### 高性能林業機械 |名前|機能|特性| |:-|:-|:-| |フェラーバンチャ|伐倒・集積|立木を伐倒(フェリング)し、切った木を掴んで集積(バンチング)する自走式機械| |ハーベスタ|伐倒・枝払い・玉切り・集積|左の作業を一貫して行う自走式機械。**北欧を中心に導入**されている。| |プロセッサ|枝払い・玉切り|全木集材されてきた材の枝払い、測尺、玉切りを連続して行う自走式機械。日本で最も普及している。| |スキッダ|集材|丸太の一端を釣りあげて集材する自走式機械。伐開された林地内で使用される。| |フォワーダ|集材|玉切りした短幹材をグラップルクレーンで荷台に積んで運ぶ集材専用自走式機械。作業路上を走行する。| |タワーヤーダ|集材|架線集材できる人口支柱を装備した移動可能な集材機。急傾斜地に向いている。| |スウィングヤーダ|集材|主索を用いない簡易索張方式に対応。旋回可能なブームを装備する集材機。アームをタワーとして使用する。| * 最低でも2台は合わせないと林業できない ## 第六回 車両系集材作業の技術 [siryou](https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/pluginfile.php/365789/mod_resource/content/1/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%83%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A6%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%96%E5%9B%9E%EF%BC%88%E2%BE%9E%E4%B8%A1%E7%B3%BB%E9%9B%86%E6%9D%90%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E3%81%AE%E6%8A%80%E8%A1%93%EF%BC%89.pdf) * ハーベスタタイプ:北欧を中心に導入されている。 * タワーヤーダタイプ:路網整備の遅れややわーヤーダの設置に時間がかかることなどの理由で普及は進んでいない。(**日本だと狭い急斜面**なので路網整備がしにくい) * スイングヤーダ:タワーヤーダタイプとハーベスタタイプのハイブリッド型の作業方式。日本で最も多く取り入れられている。 ### 高性能林業機械の組み合わせ * フェラーバンチャ+スキッダ+プロセッサ * ハーベスタ+プロセッサ * チェーンソー+タワーヤーダ+プロセッサ * チェーンソー+スウィングヤーダ+プロセッサ * チェーンソー+スウィングヤーダ+プロセッサ ### 高性能林業機械の問題点 * **小規模分散型**(日本)の所有形態で事業量をまとめることが困難で、経費の低減が難しい →対策:林地の集団化、高性能林業機械のリース制度、低規格の作業路作設、オペレータ養成研修 ### 第七回 架線系集材作業で使用される機械 [siryou](https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/pluginfile.php/365790/mod_resource/content/1/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%83%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A6%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%97%E5%9B%9E%EF%BC%88%E6%9E%B6%E7%B7%9A%E7%B3%BB%E9%9B%86%E6%9D%90%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E3%81%A7%E4%BD%BF%E2%BD%A4%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%A9%9F%E6%A2%B0%EF%BC%89.pdf) ### ワイヤーロープの構造 * **素線**をより合わせて**ストランド**をつくり,ストランドをよりあわせて**ワイヤーロープ**をつくる * 特徴 普通より:ほどけにくいため、巻き取り、緩める部分に使用 ラングより:表面積が大きいため、滑車をかける部分に使用 ![](https://i.imgur.com/8qNydRn.png) * ワイヤーロープの呼び方:$\{ストランド数\}\times \{素線数\}$ * 集材機:ワイヤーロープを巻き取るものを**ドラム**(胴)という ![](https://i.imgur.com/PU3gVx4.png) ## 第八回 架線系集材作業の技術 [siryou](https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/pluginfile.php/365792/mod_resource/content/1/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%83%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A6%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%98%E5%9B%9E%EF%BC%88%E6%9E%B6%E7%B7%9A%E7%B3%BB%E9%9B%86%E6%9D%90%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E3%81%AE%E6%8A%80%E8%A1%93%EF%BC%89.pdf) ### 安全率 * $\{安全率\}=\frac{\{ワイヤーロープ破断張力\}}{\{最大張力\}}$ * 安全率は**1.0以上**でなければならないが、衝撃(胴荷重)も含めて各部位ごとに以下のように定められる * ★ロープの安全率 |同上規則による用途名称|実際の名称|安全率| |:-|:-|:-| |主索|主索,軌索,支索|2.7以上(★)| |えい索|えい索,エンドレス索,引戻索,ひきよせ索|4.0以上| |巻上索|巻上索|6.0以上| |控索|控索|4.0以上| * 主索検定 主索の長さ,種類,直径に関わらず,往復に要する時間t(sec)より中央垂下量f(m)を算出する下式が導かれる $$f=g\frac{t^2}{32}=0.306t^2$$ * **中央垂下比**:fをAB間の距離で割った値。**0.025~0.04**の値になるように設計する。 ### 架線系集材の方式 |方式名|特徴|長所|短所| |:-|:-|:-|:-| |タイラー式||**索張りが簡単**,**運転が容易**|**緩傾斜地では集材不可**,荷上げ索の摩耗が激しい| |フォーリングブロック式||索張りが簡単,緩傾斜地でも集材可能|運転が難しい,荷上げ索の摩耗が激しい| |エンドレスタイラー式||緩傾斜でも集材可能|索張りが複雑,荷揚げの摩耗が激しい| |ダブルエンドレス式||緩傾斜でも集材可能|索張りが複雑| ## 第九回 作業システムと作業生産性 [siryou](https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/pluginfile.php/365794/mod_resource/content/1/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%83%BB%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A6%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%99%E5%9B%9E%EF%BC%88%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%81%A8%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E7%94%9F%E7%94%A3%E6%80%A7%EF%BC%89.pdf) ### ★労働生産性の計算 $$全体の生産性=\frac{工程数(この場合は4)}{\frac{1}{伐木の生産性}+\frac{1}{造材の生産性}+\frac{1}{木寄せの生産性}+\frac{1}{運搬の生産性}}$$ ## イワフジGPi-40TCハーベスタIWAFUJI Harvester [douga](https://www.youtube.com/watch?v=cgtXDnAu-34) ### スペック * はい積や積込、土場整地といったグラップル作業を得意とする大きなトング * 最大開き幅:**1090mm** * 油圧ホースを気にすることがなく取り扱いに優れる**全旋回機能** * 旋回角度:**360度全旋回** * 強力モータと保持力による**パワフル送材**。 * 送り力:**25.5kN** * 全周をカバーする5枚の枝払いカッタ * 枝払直径:**8.5~42cm** * 送材時に皮剥けを防止する**ガイドローラ付きトング** * ガイドローラ:大径溝付 * 玉切時の材割を低減し作業効率を向上される**高速チェンソー** * 最大切断直径:**60cm** * 高速コンピュータGP-7による精度の高い安定した測尺 * 測尺設定:**12種類**