# 2019年 中鉢PBL 3Q/4Q打ち合わせ - 場所:中鉢研究室 - 時間:19:00~20:30 ## 中鉢先生の想い ### 現在の問題点 - 上流工程の要求分析(要求工学) - [要求工学知識体系(REBOK)概説 - IPA](https://www.ipa.go.jp/files/000005375.pdf) - 要求工学(分析)によって、スクラムをもっと○○したい - ○○ => 改良 - どこに解決すべき課題があるか、問題はどこにあるのか - Scrumが得意なチームにとっては問題とは考えていないかもしれない - 今までウォーターフォールで開発していた方がアジャイルにシフトできない(まだ慣れていない)ときに、現状のScrumで難しいところがあるはず - 要求工学の観点で、プロダクトバックログリスト(PBL)に着目する - PBIは一般的には↓↓を含む一覧表である - ユーザーストーリー - 優先順位 - 見積もり - 何か実現したいことがあるときに、あるユーザーストーリー(エピック)を使うとすると.. => Network Structure - 時系列に沿った優先順位をもったリストになる - Scrumのプロダクトバックログリストは => List Structureとなる - このギャップを埋められるツールや方法論があると良い - ★実現方式については後ほど ### モデリングで解決できないか? - OOAD(object-oriented analysis and design)を適用することでギャップを埋められるのでは?(仮説) - これがなぜ実施されていないのか? - 分析/設計の段階でオブジェクト指向を取り入れるという分野については進んでいない。おそらくOOADが重いからであると考えられる(仮説) - OOADが重い、というのは過去の話である - ツールが出てきた - フルセットで実施する必要はない - LAPとScrumは似ている、Scrumは軽くXPなどと組み合わせられて成り立っている状況であるが - Scrumで抜けているのはアーキテクチャ - RUP(Rational Unified Process)ではビジネスアーキテクチャのデザインをオブジェクト指向で行う - 完成したモデルで認識合わせ/合意形成ができる - モデル化することで抜け漏れを特定できる |RUP|Scrum| |--|--| |ビジネスアーキテクチャ|Scrumガイドには存在しない| |PBIに至る前のGoal|エレベータピッチなどもあるが完全ではない| MDA(Model Driven Approach)という考え方もある - 児玉 公信 [株式会社情報システム総研](http://www.isken.co.jp/intro2.html) [UMLモデリングの本質 第2版](https://www.amazon.co.jp/dp/4822284646) - 嶋津先生のオブジェクト指向はハードウェア寄り - 中鉢先生のオブジェクト指向はソフトウェア寄り ### ツール - astah - Scrumの文脈に関係のあるUMLは次の通り - ユースケース図 - あるシステムが外界にどの様な相互作用を起こすかを示すもの - プロダクトバックログはユースケースに相当 - ユーザーはアクターに相当 - 外部システムもアクターに相当 - ユースケース図ではシステムの中と外をインタフェースで繋ぐ ![ユースケース図](https://i1.wp.com/it-koala.com/wp-content/uploads/2016/09/%E5%A4%A7%E6%9E%A0%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9.png?resize=636%2C512&ssl=1) - 研究例:中谷氏 [→検索結果](http://www.s-lagoon.co.jp/object/tina010112.PDF) - アクティビティ図 - アクターとシステムがどんなインタラクションを行うかを示したもの(流れ図の様なもの) - プロダクトバックログの外側の世界も表現できる ![アクティビティ図](https://astahblogjapan.files.wordpress.com/2015/09/e382a2e382afe38386e382a3e38393e38386e382a3e59bb3e9a18ce69d90.png) - アクティビティ図とユースケース図を使うとシステムの全体像が見えてくる - Scrumに取り入れることで発生するオーバーヘッドとメリットを比較したい - 開発進捗は落ちたかもしれないが、要求は適切に捉えられた。などの考察が出来ると良い - モデリング活用事例 例)コンサル[豆蔵](https://www.mamezou.com/feature) ### QA - 同様の研究事例はない? - 日本の学会では同様の研究内容はない - ウォーターフォールでは使われている? - 使われている。もっとも使われているUMLはクラス図だと思われる - Scrumでは誰がモデリングを行う? - POであると考えられる - 「ユーザーのドメインモデリング」をやりたい - PBLに導入(ユースケース図とアクティビティ図) - PBI作成とPBIリファインメントで活用した結果を報告したい - 新しいシステムを作る必要はない - 作る物は、よく知っているアプリが良いのでは(メッセンジャーなど) ### スケジュール - 10/ 9~ Sprint1 - 11/27~ Sprint7 まで - 11/27~ 考察 - 12/ 7(金) 論文申し込み締切り