# 失敗の本質 日本軍の組織論的研究(ガダルカナルまで) > [time=Sun, Jun 25, 2022 10:00 AM] [ToC] ###### tags: `読書会` ## 序章 ### 狙い - なぜ日本軍は負けたのか? - という問いの本は数多く存在し、研究されてきた。 - その中で語られている原因により、そもそも勝てない戦いであったため負けるのは必然であるというような論調はしない - なぜ日本軍は負けたのかという問いにこだわり、「戦い方」「負け方」に焦点を置く - つまり狙いは・・・ - これまでの戦史研究の成果を参照しつつ、それを現代の文脈に活かすことにある - さらに - 大東亜戦争における諸作戦の失敗を、組織としての日本軍の失敗と捉え直し、これを現代の組織にとっての教訓、あるいは反面教師として活用すること ### アプローチと構成 - 「戦い方」「負け方」をを問題とする - 全部ではなく、いくつかの作戦を振り返る - ノモンハン - コミュニケーションロス - ミッドウェー・ガダルカナル - 海戦・陸戦のターニングポイント - インパール・レイテ・沖縄 - 主要失敗例 - 上記6つのテーマを分担して書いてる - ガダルカナルマジでわかりにくい。。。 - 6人は戦史研究者ではないため、組織論的に考えた時にそれに昇華させ、誇張する危険性があるが、それを許容して分析を進めた - 好印象 - 始めから勝てない相手との戦争なのだからここの作戦でも負けるのは明らかでそこにさまざまな失敗が露呈したのも当然であるという主張を明確にさけた - いいね! - 2章では共通する失敗事例をまとめ上げる - 3章では日本の現代社会に見てきた失敗例が継承されているのではないか?について見ていく ## 1章 ### ノモンハン事件 - ノモンハン事件は本来砂漠地帯における国境線の争いに過ぎなかったが、日本軍にとっては初めての近代戦となった。 - (ソ連・外モンゴルと争う) - そして大敗北を決した - 失敗の原因 - 現場師団・関東軍・大本営の3つの意思疎通が不明瞭だった - 相手を見くびっていた(楽観守備) - 現場に任せるべきという意識があった(現場主義) - 事件の発端 - 関東軍(現場)の大将が積極的で、中央の応答を待たずして容認されたと解釈して攻撃を開始 - 現場と関東軍の齟齬 - 現場では要綱に基づきソ連・外モンゴル軍を殲滅するように命令したものの、関東軍からは「落ち着け」(事件を拡大するな) - しかし、命令した以上完遂する必要がある - 結果として現場判断を認める - 関東軍と大本営の齟齬 - 関東軍は好戦的 - 大本営はやめてほしい旨を示唆する電報を送付 - →現場のことは現場に任せるという関東軍のプライドを尊重 - 関東軍は命令でないので大本営は許容と判断 - 心理・立場の違い - 敵を見ていきりたつ第一線の師団長の心理と大局的にこれを拡大させないとしようとする関東軍の思想 - 満州全般を見ながらノモンハンの戦闘を処理する立場と東京で世界を見ながら満州の一局面を処理する立場 - 近代戦 - 近代化したソ連の砲撃に対応することができなかった - 火力戦闘能力の違い ### ミッドウェー海戦 - 一瞬の作戦 - 損害 - アメリカ - 航空母艦:1隻 - 日本 - 航空母艦:4隻 - 新聞は日本の大成功を謳っていたが、実際は日本側の大損害の結果 - 失敗の原因 - 作戦の意図が正確に伝わっていなかったこと - 本来は全体の中でアメリカを誘出させ、一気に叩く最初のステップに過ぎなかった。 - だが、全体像が共有されてなかったため、目の前の敵を叩くのに精一杯。 - アメリカ側の暗号解読の技術力を見誤ったこと - 先制攻撃の重要性 - リアルタイムの情報の正確度が低かったこと - 空母の防御力 - 結局 - 日本の母艦は全機撃沈させられ、アメリカは1隻にとどまった。 ### ガダルカナル作戦 - 一木支隊急行 - ガダルカナル?どこやねん? - まあそんな重要なとこじゃないし、アメリカも当面仕掛けてこないだろ。。。 - 仕掛けてきたーー - 大本営は一木支隊に急行を命じる - 一木支隊(2,000)VSアメリカ(13,000) - アメリカの陸海空の連携・最新兵器によってボロボロ - 一木さん自決 - 第一回総攻撃 - 同じような理由で失敗 - 開戦後常勝だったのに。。。 - 以下敗北の原因 - 敵を侮っていた。 - 自分の技術力を過信 - 地の利が相手にあったこと - 奇襲が悉くバレていたこと。 - 第二回総攻撃 - やばい、本気になる日本軍 - 増強と更迭 - しかし、50%以上の損失、攻撃失敗。 - 撤退 - もう無理じゃね?中央も、現場も - 病気も蔓延 - 結果 - 日本 - 32,000中、戦死:12、500、戦傷死:1,900、戦病死:4、200、行方不明2、500 - アメリカ - 60、000中、戦死者:1、000 - 敗北の原因 - アメリカと終戦のイメージが異なったこと - 日本は中国側を確固たるものにすることに集中 - ガダルカナル?どこ? - アメリカ・オーストラリアはガダルカナルを抑えることで日本本土に攻撃が可能と考えていた。 - 陸海空の連携 - 現場と中央の温度差 [ToC]
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