# ネットワーク実習231101

複数のRaspberry Piを使用して、SSH経由でのネットワークコマンドを学んでいきましょう。

### 概要

**目標：** SSHを使用してRaspberry Piにリモート接続し、基本的なネットワークコマンドを使用してネットワーク構成とトラブルシューティングの基礎を理解する。

**必要な機材：**
- 複数のRaspberry Pi 3
- 各Raspberry Pi用のSDカード（OSインストール済み）
- Wifiルーター
- 各自のPC
- USB WiFi

1. **導入**
- Raspberry Piのセットアップとネットワークへの接続

1. **基本的なネットワークコマンド**

- `ifconfig` / `ip addr`：インターフェース設定の表示と解析
- `ping`：ネットワーク接続テスト
- `traceroute`：パケットのルート追跡
- `netstat`：ネットワーク接続、ルーティングテーブル、インターフェース統計情報の表示

1. **ネットワークのトラブルシューティングで使うコマンド**

- `nmap`：ネットワークスキャン
- `tcpdump`：パケットキャプチャと分析
- `dig`/`nslookup`：DNSクエリの実行とトラブルシューティング

### 実践演習

1. 今回やることは詳細にメモ、スクリーンショットを取っておくこと。

1. まずは、前回同様Raspberry Piを起動して、ssh loginできることを確認する

※少なくとも1台は起動時にWifiがOnになっていなかったので、その解決策をみんなで考えよう。（monitor, keyboard, mouse繋ぐ必要あり）

1. 各種コマンドの確認

| コマンド | 入ってる？ | memo |
| --- | --- | --- |
|`ifconfig`||
|`ip addr`||
| `ping`||
| `traceroute`||
| `netstat`||
| `nmap`||
| `tcpdump`||
| `dig`||
| `nslookup`||

上にLinuxで使用するネットワーク系の代表的コマンドを列挙しておきました。
**ただし**、今回使用するRaspberry Piに標準で入っているかどうかは**わかりません**。
そこで、実際に動くかどうか皆さんの手で確かめて下さい。

1. 各種コマンドの使い方を調べよう
ping, ifconfigについては授業で少し触れましたが、他のコマンドについても、ネット検索を活用して調べて、実際に実行してみてください。
また、RaspberryPiの中にも`man`コマンドがあります。
[参考リンク](https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1702/16/news016.html)　情報源としては最も正確なものです。