# なぜ「認知的不協和の解消」が起こるのか ## 認知的不協和の解消とは > 認知的不協和とは、人が自分の中で矛盾する「新しい事実」を突きつけられた時に感じる不快感のことを表す社会心理学用語です。この不快感を解消するために、人間がとる選択は、 > ・ 自身の態度や行動を変更する ・「新しい事実」を否定する というもの 行動と「新しい事実」のどちらか一方を否定することで、矛盾を解消しようとするのです。 例えば、肺がんになるリスクをにおびえながらも、たばこをすのをやめられない人がいるとします。そんなときに認知的不協和の解消は起こります。 この不快感を解消するためには、 ・タバコをやめる ・「肺がんになりやすい」という新しい事実を否定する のどちらかの態度の変更が必要になります。 ここで、どちらの選択肢を取るかといいますと、ニコチンの依存性も相まってタバコをやめる、という行為は難しいため、「肺がんになりやすい」という事実を否定するようになります。 その事実を否定するために、「たばこをすっていても、長寿の人もいるしそんな心配は杞憂だ」という新しい認知を加えて、不快感を解消します。 これが「認知的不協和の解消」です。 簡単にいうと、都合のいいように解釈して、不快感をなくすってことです この現象をのロジックを考えてみると、 「行動と認識の相違」→「不快感」→「正当化」→「精神的健康」 見たな感じになるかと思います これと、よく似た事例を考えたときに、「二重人格」の事例を思い浮かびました。 > 二重人格とは、正式には「解離性同一性障害」と呼ばれる病気です。心に強いストレスを受けたときに、自分の心を守るための防衛機制として、自分の中に自分ではないもう一人の人格を作り上げるのです。 > [引用元](https://www.hospita.jp/disease/1696/) > このロジックも 「心のストレス(不快感)」→「もう一人の人格を作る」→「精神的安定」です。 人は遺伝子的に身体的健康を求める」という考えを紹介したのですが、今回の場合にもそれが当てはまるのではないかと考えました。 つまり「精神的な健康」→「身体的な健康」につながっていくと考えたのです。 「二重人格の形成」は「身体的な健康」をめざして引き起こされるのではないでしょうか。 「認知的不協和の解消」の話に戻りますが、「二重人格」のロジックとの類似性を考えると、「認知的不協和の解消」も「身体的な健康」のために引き起こされるのではないかという結論に至りました。 つまり認知的不協和の解消が起こることによって、(程度はとても微小だとおもいますが)身体的に健康になっているということです。