--- lang: ja tags: ICL_B_2023, lecture --- # 2023年度 情報とデータの基礎 第3回 <br>:情報技術の利便性と危険性(サイバーセキュリティと知的財産権等) [ポータルへ戻る](https://hackmd.io/@nagae/ICL_B_2023) <div style="text-align: center"> このページへは以下のQRコードまたはURLからアクセスできます: ![](https://i.imgur.com/sC6mauO.png =200x) <code style="font-size:20pt">https://hackmd.io/@nagae/ICL_B_2023-Ch03</code> </div> # 今回のやることリスト 1. ソーシャル・スキルの基本 2. 「ソーシャル・スキル(情報社会における責任)」に関する知識を高めよう 3. レポート課題「サイバー攻撃の脅威と対策」 # 1. ソーシャル・スキルの基本 ## インターネットでの 情報の発信/取得 には注意しよう - 個人情報や他者を貶める情報を発信しない(攻撃の対象にされたり,就職に不利になることがある) - 情報を適切に取捨選択する(信頼できる情報源か否かを判断できる能力を養おう) - 特に,最近では Big Tech (GAFAM: **G**oogle, **A**pple, **F**acebook, **A**mazon, **M**icrosoft)と呼ばれる企業群やメディアを中心とした検閲(censoring)が行われており([G](https://en.wikipedia.org/wiki/Censorship_by_Google)/[A](https://en.wikipedia.org/wiki/Censorship_by_Apple)/[F](https://en.wikipedia.org/wiki/Censorship_by_Facebook)),もはや「ググる」だけでは偏った情報しか得られない可能性がある. Big Techやメディアに影響されない検索エンジンとして <strike>[DuckDuckGo](https://duckduckgo.com/)や</strike> [Brave](https://brave.com/ja)が注目されている.活用してみてはどうだろうか. ## 社会の一員として**法律を遵守**しよう. 下記は **==厳禁==**: - 他人の著作物(文章,写真,図表)を無断でコピーする ChatGPTなどの生成系AIで作成された文章が「盗作」になっている可能性が指摘されている([ITmedia記事](https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2302/22/news073.html)|[Ascii記事](https://ascii.jp/elem/000/004/124/4124486/)) - 不法にコピーされた音楽・映画などをダウンロード・試聴する - 他人の名誉を毀損する情報を発信する - ログオフし忘れた他人のフォルダを覗く ## 情報セキュリテイを高めよう - 前回講義で説明した「パスワードについて」をもう一度読んでおこう. - **弱いパスワード**の使用,同一パスワードの**使い回し**は**絶対にしない**. - 個人情報 (住所,電話番号,クレジットカード番号など) は**無闇に入力しない** - カフェや駅などで提供されている「無料 Wi-Fi」(野良 Wi-Fi)の利用には十分に注意する - [総論の例](https://www.lrm.jp/security_magazine/danger_of_free-wi-fi/) - [Wi-Fiを利用してデータを盗む手口](https://blog.kaspersky.co.jp/kaspersky-secure-connection/12703/) - [フリーWi-Fi盗聴ちょろすぎて草(動画)](https://www.youtube.com/watch?v=FnhD7ljtPhY) - [公衆Wi-Fiで盗まれた情報(動画)](https://www.youtube.com/watch?v=sD2lXjUMukQ) - 個人所有のPCには,必ず**セキュリティソフト**を導入(前回講義で述べたように,東北大のサイトから高品質なセキュリティソフトを==無料でインストール可能==). # 2. 「ソーシャル・スキル(情報社会における責任)」に関する知識を高めよう 東北大学オンラインクラスガイド「情報とデータの基礎」資料サイトにある下記ページ内の資料を視聴し,**情報倫理と法**や**サイバーセキュリティ**に関する基本的知識を身に着けよう. - [ソーシャル・スキル(情報社会における責任)に関する資料](https://olg.cds.tohoku.ac.jp/jkisoforstudent/jkisodocuments#h.ho5dk134la71) - [サイバーセキュリティ基本教材・ビデオクリップ](https://olg.cds.tohoku.ac.jp/jkisoforstudent/video) # 3. レポート課題「サイバー攻撃の脅威と対策」 ## 課題の概要 サイバーセキュリティ基本教材を閲覧・視聴し,下記の2つの項目: 1. 最も怖いと思った/身近に感じたサイバー攻撃としてどのようなものがあるか 2. そうしたサイバー攻撃から自分を守るためにはどのようなことをすべきか(あるいはしているか) について, Google Classroom の**課題1** に添付した Google ドキュメントにA4用紙1枚以内で書け. 各項目ともに基本教材以外の事例や対策について記載してもよいが,その場合はサンプル文書内の ドキュメントの末尾に下記のような形式で参考文献を記し,適宜本文中で[1]や[2]などと引用すること. ```typescript [1] 情報処理推進機構:情報セキュリティ https://www.ipa.go.jp/security/ [2​​​​​] 総務省 情報セキュリティって何?http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/intro/security/index.html ``` ## 提出方法・提出期限 次の **2通りのいずれか** で提出して下さい.: 1. Google Classroom の**課題1**に添付した Google ドキュメントのファイル名を **学籍番号_氏名-課題1** とした上で,<span style="color:red; font-weight:bold">内容を編集・保存し,「提出」ボタンを押す</span> 2. WordsやPagesなどで作成したファイルを PDF にしたものを添付し「提出」する(参考:[Word→PD](https://support.microsoft.com/ja-jp/office/office-desktop-%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%81%A7-pdf-%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%81%AF-xps-%E3%81%AB%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%81%AF%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%81%99%E3%82%8B-d85416c5-7d77-4fd6-a216-6f4bf7c7c110) | [Pages→PDF](https://support.apple.com/ja-jp/HT202227)) <div><span style="font-weight:bold; color:red">締め切り:5月10日(水)23:59</span>←講義の2日前です.間違えないように.</div> ## 評価基準 ### 必須項目(守られていない場合は減点) - ファイル名,氏名,日付が適切に修正されていること. - 各項目について,150文字以上は書くこと (150文字未満だったり,どちらか一方の項目しか書かれていない場合は減点). ### 加点要素 - 教材内で紹介されていない事例や対策方法を記載している場合には加点(ただし,参考文献の記載および引用がある場合のみ).