--- lang: ja tags: ICL_B_2023, lecture --- # 2022年度 情報とデータの基礎 第1回 <br>オリエンテーション [ポータルへ戻る](https://hackmd.io/@nagae/ICL_B_2022) <div style="text-align: center"> このページへは以下のQRコードまたはURLからアクセスできます: ![](https://i.imgur.com/CKy6ny7.png) <code style="font-size:20pt">https://hackmd.io/@nagae/ICL_B_2022-Ch01</code> </div> :::warning 本講義は,機械系で学籍番号が奇数の学生を対象としています.偶数番号の学生は **情報基礎B(狩川大輔先生)** のクラスを受講してください. ::: # オンライン授業の受講方法 4月15日(金)の講義はオンラインで配信します.下記の手順に従って受講して下さい. 1. 東北大IDとパスワードを確認する.下記のような「東北大ID通知書」に載っているはずです.自分でパスワードを変更している人はこのステップは無視して下さい. ![](https://www.dc.tohoku.ac.jp/guide/local/auth/pics/letter.png =600x)l 2. https://bit.ly/3iVrV3a から Microsoft Teams の会議に入室して下さい.その際, **東北大学のMicrosoftアカウント** でのログインを求められます. ==東北大学IDが `aoba.taro.a0@dc.tohoku.ac.jp` なら,東北大学の Microsoftアカウントは,`aoba.taro.a0@mso.tohoku.ac.jp` となるので注意して下さい.== |ID|内容| |-----|-----| |東北大学ID | aoba.taro.a0@dc.tohoku.ac.jp | |東北大学のMicrosoftアカウント | aoba.taro.a0@mso.tohoku.ac.jp | |パスワード|東北大学IDのパスワードと同じ| 3. ログインできない場合,以下のいずれかが考えられます: a. 認証システムでパスワードを変更したばかり  → 反映されるまで10分〜数十分かかることがあります. b. パスワードが間違っている  → https://idp.auth.tohoku.ac.jp/reminder/ からパスワードを再設定して下さい. # 新入生の皆さんへ :::danger のっけから長文ですいません. ::: ==ご入学おめでとうございます!!== 2019年12月に新型コロナウィルス感染症(CoVid-19)が報告されてからの2年間,虚実の中で振り回され続けてきた,という方もいらっしゃると思います.そんな大変な中,本学を受験し,無事に入学されたことを心より歓迎します. 本来, 大学とは **「何が正しいと考えられるか」を科学的に吟味し,平和で豊かな社会の道標を指し示す**べき機関であり,諸君も今やその一員です. そのため,有象無象の情報に振り回されることなく,**データに基づいて科学的に物事を理解し,的確な判断を下せる「冷静な頭脳」と「思いやりのある温かな心」** を身につけていただきたい. 本講義「情報とデータの基礎」を,そのために活用していただければ本望です. <p style="text-align:center; font-weight:bold;">とはいえ。</p> 眉間に皺を寄せてPCのモニターとにらめっこばかりするのは**ツマラナイ**ですよね.みなさんには,**健全なる東北大生**として,夢と希望を持ち,(リアル/オンラインを問わず)友達をつくり,先輩・同輩・後輩と交流し,互いに切磋琢磨し,時にはサボったり遊んだり失敗しながら,==**楽しい大学生活**== を送っていただきたい. そのためにも,本講義では **対面受講** を中心に進めていきたいと思います.ぜひ,講義室に来て,同級生と顔を合わせ,(できれば)連絡先を交換したり,遊びに行く約束をしたりして下さい.そうやってできた顔馴染みと一緒なら,怒涛の**課題地獄・レポート地獄**だって生き抜いていける(はず)です. 残念ながら,**2022年3月16日に発生した地震**によって講義室に被害があり,復旧が4月中旬〜下旬と見込まれています.それに加え,**本学のCoVid-19対応ルール**のため,下記の制限に従わなければなりません. - 4/11〜22までの講義は **オンライン** だけとなっています.GW前には対面授業を実施して,受講生同士で連絡先交換したり遊ぶ約束したりして欲しかったのですが. - M104教室の収容人数は **70人** に限定されています.例年受講生は130人近くいるので,全員を一つの教室に収容できない,というルールです(それなら奇数・偶数でなく,70名1クラスにしてくれればいいのに). これらの「コロナ対応への対応策」として,本講義では,講義室のなるべく近くに空教室を手配し,講義室に入れない学生については,その空教室からオンラインで聴講する,という方針を予定しています. <p style="text-align:center; font-weight:bold;">さて。</p> 皆さんの中には,高齢の方や医療従事者などエッセンシャル・ワーカーの方々と生活の場を共にしていたり,体調不良だったり,検査陽性あるいは濃厚接触者と判定されたり,といった事情で来学できない学生も居るかと思います. そこで,本講義では,講義室でも皆さんの自宅でもできるだけ同じように作業が進められるよう,下記の方針を採用します: 1. 講義は,講義室から Microsoft Teams で**オンライン配信**するとともに,録画した映像を**オンデマンド**で見られるようにします(操作ミスとかで録画できなかったりしたらごめんなさい).あと,講義内容と直接関係のない「雑談タイム」は,配信も録画もしません. 2. 課題は, ウェブブラウザ上で動作する**Google アプリ**(Google Classroom, Google Docs, Google Colaboratory)だけで完結させられるものに限定します. 課題は **Google Classroom** で公開します. 3. 講義室にいる学生からでも,教員&TAへの質問は,原則,**オンライン**とします.ただし,受講生同士の相談や,講義内容に直接関係しない雑談はその限りではありません.オンラインだけでも受講できますが,一番楽しいのは「相談」と「雑談」だということをお忘れなきよう. 4. 受講生からの質問や議論が活発にできるよう,質問は以下のいずれかで受け付けます: - Comment Screen: 匿名・公開.ニコ動風のコメントが講義動画上に流れます.リアクションや簡単な質問に使って下さい.荒れたと判断したら止めます. - Microsoft Teams: 非匿名.公開チャット機能を使って互いに相談し合ったり,非公開チャットで教員やTAに相談できます. - メール: 非匿名・非公開. 教員およびTA宛のメーリングリストに質問できます.即時性には欠けますが,じっくり相談に乗れます. <p style="text-align:center; font-weight:bold;">ということで。</p> 「情報とデータの基礎」を受講するためには,準備が必要です.第1回・第2回の講義で,しっかりと準備していきましょう. # 本講義の目的・進め方・評価基準の確認 ## 本講義の目的 (1) 情報化社会に生きる市民としての責任と倫理を自覚し, 適切に判断・行動ができる**ソーシャル・スキル**を獲得すること. (2) **計算機の能力を活用した問題解決手法やデータ科学**を学ぶ意義を理解し, 大規模データを利用した技術に関して人間中心の理解, 判断ができるようになり, さらにそれらに関して実社会における課題を見出せるようになること. ## 講義の進め方 [Google classroom](https://classroom.google.com) で講義資料・レポート課題の案内,レポート回収,質疑応答を行う. (Classroom への参加方法は後述します). ## 大まかな構成 今後の CoVid-19拡大状況によって変更になる可能性がある. 1. **オリエンテーション**(第1回が相当)1回 - 東北大情報システムの使い方(東北大ID,ISTU,学務情報システム,東北大メール) 2. **情報システムの基礎** (本講義)1回 - **ソーシャル・スキル**(社会的責任とセキュリティ)についても少し触れる - オンラインツールの使い方とテスト(Google ドキュメント,Colaboratory) 3. **ソーシャル・スキル** 2回 - 情報技術の利便性と危険性について事例調査・レポート作成 - Microsoft Teams ブレイクアウトルームを用いた相互発表 5. **サイエンス・スキルII(前半)**(データ科学の基礎) 2回 - Google Colaboratory を用いたグラフ描画 4. **サイエンス・スキルI**(計算機による問題解決の基礎 6回 - Python 言語を用いたプログラミング 5. **サイエンス・スキルII(後半)**(データ科学の基礎) 3回 - Python 言語を用いたデータ処理とグラフ作成 ## 評価基準 レポート100%(第3回以降,4〜5回のレポートを出す予定) # 「情報とデータの基礎」受講のためのセットアップ 本講義を受講するために,以下の7つの準備を行いましょう. 1. 有線/無線(Wi-Fi)で通信できる環境の整備 3. 東北大SRPへのアクセス 4. 学務情報システムへのアクセス 5. DCメールへのアクセス 6. ISTUへのアクセス 7. Google Classroomへのアクセス&課題提出 8. Microsoft Teams へのアクセス [シラバス](https://qsl.cds.tohoku.ac.jp/qsl/syllabus/display/cb54103)を読んでこのページに来ている人や,[東北大学オンライン授業ガイド](https://olg.cds.tohoku.ac.jp/forstudents)を既に読んでいる人は,このうちのいくつかは完了していると思います.準備はこの順番どおりに進めなくても構いません.念の為に,それぞれ,順に説明していきます. ### 1. 有線/無線(Wi-Fi)で通信できる環境の整備 オンライン講義は大容量の動画や音声が配信されるため,これをスマホの回線(4G/5G)のみで受講し続けることは**全くお勧めできません**. :::success 下記のサイト: https://olg.cds.tohoku.ac.jp/forstudents#h.6e2lmef8x8j5 を参考にして,次のことを行ってください: - [ ] 有線(光回線)や無線LAN(Wi-Fi)でインターネットに接続できる環境を用意する ::: もしこの時点でさっぱりわからない,という方はメールをください(→[質問のしかた](https://hackmd.io/@nagae/ICL_B_2022#%E8%B3%AA%E5%95%8F%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6)). ### 2. 東北大SRPへのアクセス [東北大SRP(*Secure Reverse Proxy*)](https://www.srp.tohoku.ac.jp)とは,各種重要なサービスへの「関所」に相当するもので,統合認証システム,学務情報システム,ISTUなどにアクセスするポータル(玄関)サイトとしても利用できます. :::success 下記の2つのサイト: https://www.dc.tohoku.ac.jp/guide/srp/srp.html https://olg.cds.tohoku.ac.jp/forstudents/srp を参考にして,次のことを行ってください: - [ ] SRPへログインする - [ ] イメージマトリクスを変更する ::: ### 3. 学務情報システムへのアクセス [学務情報システム](https://www.srp.tohoku.ac.jp/sa/top.do)には,シラバス検索,履修登録,成績照会など,教務関係のサービスが集約されています. :::success 下記の2つのサイト: https://olg.cds.tohoku.ac.jp/forstudents/gakumusystem https://www.dc.tohoku.ac.jp/guide/ea/ea.html を参考にして,次のことを行ってください: - [ ] 学務情報システムにログインする ::: ### 4. 東北大メール(DCメール)へのアクセス [東北大学の全学メール(学生用メール)](https://mail.google.com/a/dc.tohoku.ac.jp)は **DCメール** (Digital Campus Mail)と呼ばれており, [Google Workspace for Education](https://edu.google.com/intl/ALL_jp/products/workspace-for-education/) を利用して運用されています. :::success 以下の3つのサイト: https://olg.cds.tohoku.ac.jp/forstudents/dcmail https://www.dc.tohoku.ac.jp/guide/dcmail/newdcmail.html https://www.bureau.tohoku.ac.jp/i-synergy/tumail/index.html ※3つめは学内LANもしくはSRP経由でのみアクセス可 を参考にして,次のことを行ってください: - [ ] DCメールにログインする - [ ] DCメールから自分のスマホ/携帯/PCなどにメールを送ってみる - [ ] スマホなどから自分の**全学メールアドレス**,**学籍番号アドレス**および(設定していれば)**全学メール別名アドレス**にメールを送ってみる - [ ] DCメールの受信トレイから,全学アドレス,学籍番号アドレスおよび別名アドレスに送ったメールが,それぞれ,どのように見えるかを確認する. - [ ] 必要に応じて,DCメールを自分のスマホに転送するよう設定する ::: - 全学メールアドレス,別名アドレス,および学籍番号アドレスの違いは[→こちら](https://www.dc.tohoku.ac.jp/guide/dcmail/newdcmail.html#section2) :::warning 以前は学籍番号アドレスには `tohoku.ac.jp` 以外のドメイン(キャリアメールなど)からのメールが届かない仕様になっていましたが,ポリシーが変更になり,学籍番号メールも外部との通信に利用できるようになっています (2021.4.17追記). ::: ### 5. ISTUへのアクセス [ISTU (*Internet School of Tohoku University*; 東北大学インターネットスクール)](https://istu4g.dc.tohoku.ac.jp/)は,講義資料の閲覧やレポート課題の送受信が可能なサービスです. :::success 以下の2つのサイト: https://www.dc.tohoku.ac.jp/guide/istu/istu4g.html https://help.istu4g.dc.tohoku.ac.jp/ を参考にして,次のことを行ってください: - [ ] ISTUにログインする - [ ] マイページ画面から科目「情報とデータの基礎」を開き「お知らせ」から Google classroom のクラスコードを入手する. ::: ### 6. Google Classroomへのアクセス&課題提出 [Google Classroom](https://classroom.google.com)は,Google が開発した授業マネジメントシステムで,東北大メール(DCメール)と同様,Google のサイトから全学メールアドレスを使ってログインすることで利用できる. :::success 以下の2つの資料: https://olg.cds.tohoku.ac.jp/forstudents#h.pmrlvfnzuek1 https://drive.google.com/file/d/1mmPErrGJ-2CkT7WZOhOK83IJ3SQd0Yql/view を参考にして,次のことを行ってください: - [ ] Google Classroom にログインする - [ ] ISTUで入手したクラスコードを使ってクラス **[CB54103] 情報とデータの基礎** に参加する - [ ] 課題「情報基礎B 2022セットアップ確認」を完了する. 次の 「Teams へのアクセス」を完了させてから課題を完了させて下さい. ::: ### 7. Microsoft Teams へのアクセス 2022年度は,講義を[Microsoft Teams](https://https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software)を用いて配信する予定です(Google Meet や Zoom は講義中のチャットが保存されないので). :::success 以下の資料: https://drive.google.com/file/d/1BJF8qFNM0RUYq9t7rEn8c9aPfWlCXW9-/view を参考にして,次のことを行なって下さい: - [ ] Microsoft Teams にサインインする.特別な事情がなければ,PC/Macにアプリをダウンロードすることをオススメします. - [ ] 登録が間に合っていれば「R4情報とデータの基礎(長江/機械・奇数)」というチームに参加しているはずです.もし,5月になってもチームに参加できていない場合は,その旨を以下にメールして下さい: ```icl_b-nagae◎grp.東北.ac.jp``` (◎を@に,東北を tohoku に置き換えること) - [ ] 「自己紹介・雑談チャンネル」に発言してみる(「こんにちは」だけでもいいですし,出身・趣味など自己紹介してもいいです). ::: 以上で受講のためのセットアップは完了です.