--- tags : SATORI --- # スタートアップガイド :::info 内容 - SATORI スタートアップガイドの読み込み - 調べたこと ::: ## SATORI スタートアップガイドの読み込み スタートアップガイド_ver3.1.pdfを読みながらメモしていく! #### 1. 初期設定 --- 1. ログイン 2. SATORI計測タグを設置 3. メール設定(DKIM・SPF) ・メール配信で迷惑メール判断を軽減するための設定 ・サポートセンターへの連絡必要 4. プッシュ通知サイトの登録 ・プッシュ通知(Webプッシュ):オプトイン獲得により、ブラウザに直接メッセージを届けることができる ・サポートセンターへの連絡必要(プッシュ通知を行うサイトのドメイン登録を行う) 5. メール送信元アドレスの登録・認証 ・登録後、Amazonより「Amazon SES Address Verification Request」というメールが届く #### 2. 利用にあたっての重要事項 --- 1. カスタマーとブラウザ情報の紐づけ ・カスタマー登録前の「匿名時」のアクションを[最新アクション一覧]から確認できる ※[カスタマー管理]>[カスタマー詳細]>[最新アクション一覧] 2. 禁止事項 ・ユーザーアカウントの共有禁止 ・通常登録は5ユーザーアカウントまで登録可能。それ以上はオプション ※Professional Plan:20アカウント ・未承諾広告は禁止(メール配信は許可がとれている顧客に) ※[特定電子メールの送信の適正化等に関する法律](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%AE%9A%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E9%80%81%E4%BF%A1%E3%81%AE%E9%81%A9%E6%AD%A3%E5%8C%96%E7%AD%89%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B) 3. サポートへの事前連絡 ・メールを一度に5万通以上送信する場合 ->サーバ負荷を緩和させる対応を行う ・カスタマー登録/削除/CSVダウンロード、カスタマータグ操作を1度に1万件以上する場合 ->約1週間前に事前にサポート宛てに連絡する 4. 料金 ・Plan: Essential Plan、Professional Plan  ・Essentiaol Plan:初期30万(月額:148,000)初期50万(月額:248,000)  ・Professional Plan:初期50万(月額:248,000) ・課金制度:  ・**データベース課金**(ウェブのみ数/メアドあり数/プッシュ通知購読者数)   ウェブのみ数=180日間のユニークブラウザ数   メアドあり数/プッシュ通知購読者数=月間の最大値  ・**コミュニケーション課金**(コンテンツ配信数/メール配信数/プッシュ通知配信数)   コンテンツ配信=ポップアップ/エンベッドの表示回数 5. 請求書 ・[企業・組織管理]>[請求書]から確認できる 6. [利用規約](https://satori.marketing/terms_of_use/)と[プライバシーポリシー](https://satorihelp.zendesk.com/hc/ja/articles/900000039983) ・初回更新は1年間、その後は6ヶ月毎の自動更新 ・解約の申告は、契約更新日の30日前までに申告 #### 3. 基本的な機能説明と設定方法 --- 1. カスタマーデータについて ・登録/削除  - CSVファイルによる一括実行  - 文字コード:Shift-JIS or UTF-8  - [カスタマーデータ]>[一括登録] or [一括削除]  - 既存データの上書き可能  - 既存データの上書きで、メール配信停止実施  - 完了メール通知(送信元:noreply@system.satr.jp)   ・検索/検索条件の保存  - 検索:[カスタマーデータ]>[カスタマー管理]の虫眼鏡アイコンから検索  - 検索条件:[カスタマーデータ]>[カスタマー管理]>[検索条件]から条件確認 2. アクセス企業データについて ・Webサイトを訪問した企業名を確認できる ・企業名(SATORIに登録済みの顧客)またはSATORI ID ・SATORI ID:ブラウザを識別するために付与する固有ID ・SATORIに顧客データが登録し、適切な処理を実施することで、SATORI IDとデータが連携され、個別トラッキングが可能になる ・[カスタマーデータ]>[アクセス企業] 3. カスタマー属性管理について ・属性:タグ, カスタマーカスタム項目,セグメント ・利用シーンがそれぞれ異なる ![](https://i.imgur.com/UsDkJAx.png) ※セグメントの一括登録:オプションにより可能 - タグ ・カスタマーに対して付与 ・セミナー参加リストのラベル付け、特定フォームからの登録者へのラベル付け ・[設定]>[タグ]からタグ作成、管理が可能 - カスタマーカスタム項目 ・利用企業様ごとに独自に設定可能なカスタマー属性項目 ・上限数:100項目 ・文字制限:64文字 ・データタイプ(文字列/複数行テキスト/整数/実数/日付/メールアドレス/選択肢) - セグメント ・Web上での特定の行動や条件を満たすカスタマーをグループ化して、計測可能にする設定 ・セグメント毎に、ポップアップ・エンベッド・プッシュ通知を行うことができる ・シナリオを設定できる ・条件テンプレート(URLフィルタ,パラメータフィルタ)を用いて条件設定可能  - URLフィルタ:特定のURLへアクセスしたカスタマーをグルーピング  - パラメータフィルタ:HTMLの値等を元にしてグルーピング 4. 実名顧客へのコミュニケーション - メールテンプレート機能 ・メールタイプ:HTML,テキスト,マルチパート(HTML確認可能環境に対してはHTML形式で、不可環境はテキストで送信) ・テンプレートグループ:カスタマー返信用、シナリオ通知用、フォーム自動返信用、フォーム通知用 ・トラッキングリンクの挿入 ・特殊変数:送信元,件名,本文に任意の文字列を挿入するように促す ・ファイルダウンロードリンクの挿入 ・配信拒否 ・テスト送信 - メール送信 ・[メール]>[新規メール送信]から送信内容を設定可能 ・送信予約オプションで送信予約が可能 ・低速配信とは? - シナリオ ・設定した条件をトリガーにしてステップメールを送信、社内通知、タグ追加アクションを行う機能 ・[グローバル]>[シナリオ]の新規登録画面からシナリオ作成可能 ・シナリオをONにすると、再度OFFにした場合も設定内容を変更できない。変更時は「複製」を行い変更前のシナリオはOFFにする ・新機能からシナリオ分岐機能、レポート機能などが追加されている ・過去のシナリオ機能=シナリオ ・シナリオ作成する際は、キャンペーン設定が必要 - トリガー:シナリオの自動処理を開始するための条件 ・ノード(トリガーに対するアクション):リアクション/条件/タイミング    ![](https://i.imgur.com/W0pGroV.png) 5. 匿名顧客へのコミュニケーション - ポップアップ ・[アクション]>[ポップアップ]からポップアップ作成・レポート閲覧が可能 ・「ポップアップ設置コード」を表示させたいページに設置することで、ポップアップの表示が可能 ・ポップアップの表示回数・クリック数・目標到達数を計測可能 ・種類:HTMLパーツ・フォーム ・ターゲット:全閲覧者・特定セグメント ・ABテスト ・ターゲット別のコンテンツだ仕分け ・条件による表示設定:ページ滞在時間・スクロール量による表示設定 ・[アクション]>[ポップアップ]から作成・管理可能 - エンベッド ・コンテンツをページ内の任意箇所に埋め込むこと ・エンベッド用コードを表示させたいページに設置する ・種類:HTMLパーツ・フォーム ・ターゲット:全閲覧者・特定セグメント ・ABテスト ・ターゲット別のコンテンツだ仕分け ・[アクション]>[エンベッド]から作成・管理可能 - フォーム機能 ・カスタマー情報を登録するためのフォームを設定 ・フォームとカスタマー情報を連携 ・自動返信メール、フォーム送信通知メールの設定 ・[コンテンツ]>[フォーム]から作成・管理可能 - HTMLパーツ ・ウェブページの要素を作成する機能 ・ウェブページへの埋め込みやポップアップ表示が可能 ・[コンテンツ]>[HTMLパーツ]から作成・管理可能 6. 目標設定と達成状況計測について - 目標管理機能 ・コンバージョン計測に用いることができる機能 ・任意の「セグメント」「タグ」「カスタマ―検索条件」を目標として設定することが可能(これらが作成されている必要がある) ・作成した目標は、ポップアップやエンベッドの設定画面で目標として登録可能(HTMLパーツのみ) ・[グローバル]>[目標管理]から目標の登録・管理が可能 - キャンペーン ・目標ゴールに対して、達成度合いを目標転換率として確認可能 ・費用対効果の計測も可能(予算入力により) ・KPIとの照合、施策間での効果比較が可能 ・[グローバル]>[キャンペーン]からキャンペーンリストの確認・登録が可能 7. ウェブページ機能について ・ウェブページの作成・編集が可能 ・お問い合わせページ、ランディングページの作成が可能 ・[コンテンツ]>[ウェブページ]から設定可能 8. JavaScript連携について ・任意のJavaScriptタグを選択したセグメントに配信可能 ・GDN,YDN,その他DSP等、広告配信サービスのリターゲティングタグを設定することで、特定のセグメントに対してのみ有効な広告配信 ・Facebook広告の場合には、Facebook側のカスタムオーディエンス側で対応が必要 ・[設定]>[JavaScript連携]から設定可能 ・JavaScriptタグには、[Facebookピクセルコード](https://service.plan-b.co.jp/blog/ad/6752/)などを張り付ける 9. その他 データ反映時刻 ・日次レポート:翌朝10時までに反映 ・時間別レポート:アクセス企業レポートは毎時45分、アクションレポートは毎時15分 ・スコアアップデート→5分間隔 ・メール配信ステータス→1時間に1度 ・カスタマー詳細のセグメント→1時間に1度 ## 調べたこと #### 1. DKIM・SPF --- :::info 送信ドメイン認証技術 - SPF:送信元のIPアドレスを利用 - DKIM:送信元の電子署名を利用 ::: **[DKIM](https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/dkim.html)** - Domainkeys Identified Mailの略 - 電子メールにおける送信ドメイン認証技術 - 送信者のなりすましやメールの改ざんを検知する - 方法:する際に、送信元が電子署名を行い、受信者がそれを検出する **[SPF](https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/spf.html)** - Sender Policy Frameworkの略 - 電子メールの送信元ドメインが査証されていないか検査する - ドメインをSPFに対応するために、ドメインのゾーンデータにSPFレコードを追加 - SPFコード:そのドメイン名を送信元としてメール送信してもいいサーバのIPアドレスを記述 #### 2. エンベッド --- - コンテンツを任意の箇所に埋め込むこと - (Noteの「embed social」機能(リンク埋め込み機能)と似てる?) - https://satorihelp.zendesk.com/hc/ja/articles/226405007 #### 3. カスタムオーディエンス --- - Facebookの広告のターゲット設定オプションの一つ - 広告主が独自に保有している顧客データとFacebookのアカウント情報を照合することで、ユーザーを絞り込んでターゲティングを行う機能 - https://ferret-plus.com/words/1085